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血染めの館
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早紀が千夏の手によって殺害されてから、三、四日が経った。正確な経過日数はわからないが、おそらくそれくらいだ。その間も千夏や達夫達は、ひっきりなしにここに来ては、血を奪っていった。
早紀の死体は、千夏から呼び出された神谷がどこかに持ち去っていった。
祖父母に続き、早紀までもが殺されてしまった。だが、もうすでにそれに対する特別な感情は生まれなかった。
ひたすら続く監禁と拘束、そして採血。かろうじて保っていた精神は、今では崩壊したように空虚になり、何も感じなくなった。魂が抜けてしまったかのようだった。
もうこのまま永遠に地下室から出られないのでは、とすら思う。しかし、それですら絶望や諦観の感慨すら生じない。今のこの状況で広希は、脱出することも、抵抗する気力も消失し、ただひたすら血を提供する畜産動物としての運命を受け入れていた。
広希は、血液飲料を提供する家畜の気持ちを知った。
怒声が響き渡っている。誰かが怒鳴りあっているのだ。
広希は、その声を契機に、おぼろげな意識から、わずかに覚醒した。
薄っすらとぼやける目で、確認する。
二人の男が、言い争っていた。そして、それが達夫と茂だとわかる。
少し間を置き、二人が言い争っている理由を悟った。
二人は、広希の血を巡って対立しているようだ。達夫が茂の胸倉を掴み、上方へ引っ張り上げている。達夫は茂より背が高い。そのため、茂は爪先立ちになっている。それでもなお、茂は怯まず、達夫に食って掛かっていた。
ここ最近、地下室へやって来る感染者達の様子が少し変化していた。前よりも余裕がないのだ。それは、広希の血の摂取量が減少しているためだ。長期間の監禁による疲労と連続する採血により、広希の肉体も限界に達している。これまで通りのペースで血を抜いていると、命に関わってしまう。だから、どうしても採血量に影響が出て、必然的に飲める広希の血が限られてくるのだ。
この達夫と茂の喧嘩も、それに端を発したものだろう。またそれは、『外の世界』においても、未だ口蹄疫による輸出入制限は解除されておらず、血液不足のままであることの表れでもあった。
まだ達夫と茂は言い争っている。そばに千夏と美術部員の何名かがいるが、誰も止めようとはしなかった。
茂は唾を飛ばしながら、激昂している。
「俺に血を飲ませないって言うんなら、ここのことを警察に伝えるぞ」
その言葉に、達夫は激怒したようだった。般若のように目を吊り上げ、茂の首に手を掛ける。
茂の顔が豹変した。苦しそうに顔を歪め、見る見る顔が紅潮していく。茂は無茶苦茶に暴れ、達夫の手から逃れようとするが、長身のバレー部と、勉強漬けの訛った肉体だ。趨勢は始めから決していた。
やがて茂の顔が膨れ上がり、舌が別の生き物のように突き出てきた。糸が切れたようにだらりと両手は垂れ下がり、動かなくなる。絶命したことが、はっきりと見て取れた。
その姿が、祖父母と、早紀の姿に重なった。だが、感覚が麻痺しており、感情が揺さぶられることはなかった。
その他の感染者達も別の意味で、茂の死に無頓着だった。美術部員の一人である加奈子は、ここの情報をリークするくらいなら死んでくれて良かったとも取れる言い分を放った。
千夏によれば、茂の死体は、神谷が片付けてくれるという。これまでも複数の死体を神谷は処理していた。まるで裏世界の掃除屋だ。
広希は、達夫達の手で運ばれていく茂の死体を見ながら、次は一体、誰が死ぬのだろうかと、ぼんやりと思った。
それからさらに時間が経った。
ある異変が起こった。
千夏が広希の血を採ろうとした時だった。インターホンが鳴り響いた。
この地下室には、時計はおろか、通信機器の類は一切設置されていない。インターホンも同様だったが、それでは外の来客の様子が分らないため、千夏は、ここにワイヤレスインターホンの子機を持ち込んでいた。ワイヤレスインターホンは配線が不要で、子機をスマートフォンのようにして持ち運べる。
それが今鳴っているのだ。つまり来客があったということだ。その事自体は、別に珍しいことではない。
千夏は、手元の子機を確認し、首を捻る。
「知らない人ね。ちょっと行って来るわ」
その場にいた達夫と明日香にそう告げ、千夏は部屋を出て行く。
千夏はしばらく経っても戻ってこなかった。達夫達が心配する言葉を発し始めた頃に、ようやく戻ってくる。
その顔は曇っていた。
達夫達も千夏の様子がおかしいことに気が付き、質問を行った。
千夏は答えた。
警察が尋ねてきたのだと。
理由は、クラスメイトである諸井早紀の件だった。早紀は、数日前から行方不明になっており、両親の手で捜索願いが出されたという。そして警察が電波業者に情報の開示請求をしたところ、早紀のスマートフォンが最後に電波を発信した場所が、ここだと判明したらしい。
千夏は不思議がっていた。一度もここから通信をさせておらず、電源も切っているのに、ここを嗅ぎ付けられたことについてだ。
だが、広希には見当が付いた。前に聞いたことがある。スマートフォンというものは、通信の有無に関わらず、定期的に基地局へ、位置情報を発信しているということを。
「とりあえず、追い返したけど、ここをまだ疑っていたわ。またくるって。下手をすると、家宅捜査の礼状が入る可能性があるかも」
千夏の発言に、達夫と明日香は青ざめる。
「どうするの?」
「とりあえず、広希君をここから運び出しましょ。鴨川市の方に別荘が一軒あるから、そこへ連れて行くわ。少なくともここにいたら、危険よ」
千夏は、こちらを見ながら続ける。
「神谷先生に連絡して移動させましょう。広希君にはしばらく眠ってて貰うわ。これから睡眠薬を取ってくる。すぐ動かせるように、上半身だけ拘束具を外していて頂戴」
そして、千夏は再び出て行く。
達夫はこちらに近付いてくる。そして、千夏の指示通りに、拘束具の一部を外し始める。
広希は霞みがかった頭のまま、されるがままだった。何も思い浮かばない。
目の前で拘束具を外している達夫を見て、何となく思う。
こいつは親友の木橋達夫だ。昔からの友達。腐れ縁とも言うべきか、よくクラスも一緒になる。広希のことも気遣ってくれる、優しい奴だ。
それだけだ。
いや違う。もっと特筆すべきエピソードがあったはず。
広希が、非感染者だと発覚してからも、味方となってくれると約束してくれたのだ。幼い頃、達夫と出会った公園で、こいつは誓ってくれた。守ってやると。
小さな思考の源流が、次第に大きくなっていく。上流から下流へと、川の流れが増すように。
そして、その川にヘドロのような黒いものが混ざり始める。
達夫は誓ってくれた。誓ってくれたのだ。しかし、今のこの現状は何だ? 守るどころか、率先して血を狙っているじゃないか。それよりも何より、こいつは祖父母を殺したのだ。親の代わりに育ててくれた愛する二人を。何の冗談だ?
ヘドロはやがて、マグマのように真っ赤に燃える怒りへと変化した。徐々に、意識が明朗になりつつあった。
こいつは元凶の一つだ。悪魔め。殺してやる。
達夫が弄っている拘束具が、上半身の部分だけ外れた。後は足だけ嵌っている形だ。
達夫は完全に油断していた。こちらが反撃してくるとは、露ほども考えていないようだ。なぜなら、その考えの裏には、反撃してきても、いくらでも対処できるという事実があるからだろう。
当然だ。万全の状態ですら、ねじ伏せられる相手だ。精神的にも、肉体的にも疲弊しきった、死人寸前の現状では、警戒しろという方が無理がある。
だが、誤算である。今生まれたこの怒りとそして――
広希は、無意識に、枕の下に手を伸ばした。硬質な物が手に触れる。早紀が遺してくれた、唯一のチャンスだ。
達夫はこちらを見ていなかった。警察のことが気になるのか、深刻な話を明日香と行っている。明日香も、こちらの動向には、頓着していない。
広希は、枕の下にある物を取り出した。それは黒い鞘に収まった、果物ナイフ。
広希は、鞘から本体を引き抜いた。地下室の明かりを受け、銀色に鈍く光る。
「あ……」
明日香が、ハッとしたように、こちらを指差した。
それと同時だった。
広希は、目の前の親友の首筋に、果物ナイフを突き入れた。
早紀の死体は、千夏から呼び出された神谷がどこかに持ち去っていった。
祖父母に続き、早紀までもが殺されてしまった。だが、もうすでにそれに対する特別な感情は生まれなかった。
ひたすら続く監禁と拘束、そして採血。かろうじて保っていた精神は、今では崩壊したように空虚になり、何も感じなくなった。魂が抜けてしまったかのようだった。
もうこのまま永遠に地下室から出られないのでは、とすら思う。しかし、それですら絶望や諦観の感慨すら生じない。今のこの状況で広希は、脱出することも、抵抗する気力も消失し、ただひたすら血を提供する畜産動物としての運命を受け入れていた。
広希は、血液飲料を提供する家畜の気持ちを知った。
怒声が響き渡っている。誰かが怒鳴りあっているのだ。
広希は、その声を契機に、おぼろげな意識から、わずかに覚醒した。
薄っすらとぼやける目で、確認する。
二人の男が、言い争っていた。そして、それが達夫と茂だとわかる。
少し間を置き、二人が言い争っている理由を悟った。
二人は、広希の血を巡って対立しているようだ。達夫が茂の胸倉を掴み、上方へ引っ張り上げている。達夫は茂より背が高い。そのため、茂は爪先立ちになっている。それでもなお、茂は怯まず、達夫に食って掛かっていた。
ここ最近、地下室へやって来る感染者達の様子が少し変化していた。前よりも余裕がないのだ。それは、広希の血の摂取量が減少しているためだ。長期間の監禁による疲労と連続する採血により、広希の肉体も限界に達している。これまで通りのペースで血を抜いていると、命に関わってしまう。だから、どうしても採血量に影響が出て、必然的に飲める広希の血が限られてくるのだ。
この達夫と茂の喧嘩も、それに端を発したものだろう。またそれは、『外の世界』においても、未だ口蹄疫による輸出入制限は解除されておらず、血液不足のままであることの表れでもあった。
まだ達夫と茂は言い争っている。そばに千夏と美術部員の何名かがいるが、誰も止めようとはしなかった。
茂は唾を飛ばしながら、激昂している。
「俺に血を飲ませないって言うんなら、ここのことを警察に伝えるぞ」
その言葉に、達夫は激怒したようだった。般若のように目を吊り上げ、茂の首に手を掛ける。
茂の顔が豹変した。苦しそうに顔を歪め、見る見る顔が紅潮していく。茂は無茶苦茶に暴れ、達夫の手から逃れようとするが、長身のバレー部と、勉強漬けの訛った肉体だ。趨勢は始めから決していた。
やがて茂の顔が膨れ上がり、舌が別の生き物のように突き出てきた。糸が切れたようにだらりと両手は垂れ下がり、動かなくなる。絶命したことが、はっきりと見て取れた。
その姿が、祖父母と、早紀の姿に重なった。だが、感覚が麻痺しており、感情が揺さぶられることはなかった。
その他の感染者達も別の意味で、茂の死に無頓着だった。美術部員の一人である加奈子は、ここの情報をリークするくらいなら死んでくれて良かったとも取れる言い分を放った。
千夏によれば、茂の死体は、神谷が片付けてくれるという。これまでも複数の死体を神谷は処理していた。まるで裏世界の掃除屋だ。
広希は、達夫達の手で運ばれていく茂の死体を見ながら、次は一体、誰が死ぬのだろうかと、ぼんやりと思った。
それからさらに時間が経った。
ある異変が起こった。
千夏が広希の血を採ろうとした時だった。インターホンが鳴り響いた。
この地下室には、時計はおろか、通信機器の類は一切設置されていない。インターホンも同様だったが、それでは外の来客の様子が分らないため、千夏は、ここにワイヤレスインターホンの子機を持ち込んでいた。ワイヤレスインターホンは配線が不要で、子機をスマートフォンのようにして持ち運べる。
それが今鳴っているのだ。つまり来客があったということだ。その事自体は、別に珍しいことではない。
千夏は、手元の子機を確認し、首を捻る。
「知らない人ね。ちょっと行って来るわ」
その場にいた達夫と明日香にそう告げ、千夏は部屋を出て行く。
千夏はしばらく経っても戻ってこなかった。達夫達が心配する言葉を発し始めた頃に、ようやく戻ってくる。
その顔は曇っていた。
達夫達も千夏の様子がおかしいことに気が付き、質問を行った。
千夏は答えた。
警察が尋ねてきたのだと。
理由は、クラスメイトである諸井早紀の件だった。早紀は、数日前から行方不明になっており、両親の手で捜索願いが出されたという。そして警察が電波業者に情報の開示請求をしたところ、早紀のスマートフォンが最後に電波を発信した場所が、ここだと判明したらしい。
千夏は不思議がっていた。一度もここから通信をさせておらず、電源も切っているのに、ここを嗅ぎ付けられたことについてだ。
だが、広希には見当が付いた。前に聞いたことがある。スマートフォンというものは、通信の有無に関わらず、定期的に基地局へ、位置情報を発信しているということを。
「とりあえず、追い返したけど、ここをまだ疑っていたわ。またくるって。下手をすると、家宅捜査の礼状が入る可能性があるかも」
千夏の発言に、達夫と明日香は青ざめる。
「どうするの?」
「とりあえず、広希君をここから運び出しましょ。鴨川市の方に別荘が一軒あるから、そこへ連れて行くわ。少なくともここにいたら、危険よ」
千夏は、こちらを見ながら続ける。
「神谷先生に連絡して移動させましょう。広希君にはしばらく眠ってて貰うわ。これから睡眠薬を取ってくる。すぐ動かせるように、上半身だけ拘束具を外していて頂戴」
そして、千夏は再び出て行く。
達夫はこちらに近付いてくる。そして、千夏の指示通りに、拘束具の一部を外し始める。
広希は霞みがかった頭のまま、されるがままだった。何も思い浮かばない。
目の前で拘束具を外している達夫を見て、何となく思う。
こいつは親友の木橋達夫だ。昔からの友達。腐れ縁とも言うべきか、よくクラスも一緒になる。広希のことも気遣ってくれる、優しい奴だ。
それだけだ。
いや違う。もっと特筆すべきエピソードがあったはず。
広希が、非感染者だと発覚してからも、味方となってくれると約束してくれたのだ。幼い頃、達夫と出会った公園で、こいつは誓ってくれた。守ってやると。
小さな思考の源流が、次第に大きくなっていく。上流から下流へと、川の流れが増すように。
そして、その川にヘドロのような黒いものが混ざり始める。
達夫は誓ってくれた。誓ってくれたのだ。しかし、今のこの現状は何だ? 守るどころか、率先して血を狙っているじゃないか。それよりも何より、こいつは祖父母を殺したのだ。親の代わりに育ててくれた愛する二人を。何の冗談だ?
ヘドロはやがて、マグマのように真っ赤に燃える怒りへと変化した。徐々に、意識が明朗になりつつあった。
こいつは元凶の一つだ。悪魔め。殺してやる。
達夫が弄っている拘束具が、上半身の部分だけ外れた。後は足だけ嵌っている形だ。
達夫は完全に油断していた。こちらが反撃してくるとは、露ほども考えていないようだ。なぜなら、その考えの裏には、反撃してきても、いくらでも対処できるという事実があるからだろう。
当然だ。万全の状態ですら、ねじ伏せられる相手だ。精神的にも、肉体的にも疲弊しきった、死人寸前の現状では、警戒しろという方が無理がある。
だが、誤算である。今生まれたこの怒りとそして――
広希は、無意識に、枕の下に手を伸ばした。硬質な物が手に触れる。早紀が遺してくれた、唯一のチャンスだ。
達夫はこちらを見ていなかった。警察のことが気になるのか、深刻な話を明日香と行っている。明日香も、こちらの動向には、頓着していない。
広希は、枕の下にある物を取り出した。それは黒い鞘に収まった、果物ナイフ。
広希は、鞘から本体を引き抜いた。地下室の明かりを受け、銀色に鈍く光る。
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