最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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何だその紙束はよぉ〜!
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「ハハッ弱いなお前!」
「うぐ...くそっ!」
「オラっ! お前のデッキを見せてみな!」
そう言われてカズ君のデッキを取り上げる男。
「なんだ? 速攻の癖に上級のカードが入ってねぇじゃないか! 上級カードで入ってるのは安くなった制限カードのこいつだけかよ! お前のデッキよえぇぇ!! 雑魚デッキじゃないか! いやデッキじゃねぇな! お前のは紙束だ!」
「雑魚で紙束だなんて...そんな...」
「雑魚を雑魚と呼んでなにが悪い?」
酷いことを言われまくるカズ君の前に私は出ました。
「少し言い過ぎでは?」
「なんだお前?」
「この子の彼女です」
「彼女? ハハッ! こりゃあ良い! 彼女に守って貰うのか? お前は! それにカードゲームに女連れかよ! ...羨ましくなんかないからな!」
そう言いながらも彼は私の身なりを見てこう言ってきます。
「へぇ...。結構可愛いじゃねぇか。おいお前、次の俺の相手だよな? もしも俺に負けたら今日一日俺の相手をしろよ」
「なっ!? 何を言って!」
カズ君も相手にそう叫ぶのですが...。
「良いですよ。その代わり私に負けたらカズ君に謝ってください」
「ハハッ! 良いぜ! 謝ってやるよ!」
男はそう笑って言いました。
「...言いましたね」
私は彼の言動をちゃんと録音しながら、次の対戦に気を向けるのでした。
「うぐ...くそっ!」
「オラっ! お前のデッキを見せてみな!」
そう言われてカズ君のデッキを取り上げる男。
「なんだ? 速攻の癖に上級のカードが入ってねぇじゃないか! 上級カードで入ってるのは安くなった制限カードのこいつだけかよ! お前のデッキよえぇぇ!! 雑魚デッキじゃないか! いやデッキじゃねぇな! お前のは紙束だ!」
「雑魚で紙束だなんて...そんな...」
「雑魚を雑魚と呼んでなにが悪い?」
酷いことを言われまくるカズ君の前に私は出ました。
「少し言い過ぎでは?」
「なんだお前?」
「この子の彼女です」
「彼女? ハハッ! こりゃあ良い! 彼女に守って貰うのか? お前は! それにカードゲームに女連れかよ! ...羨ましくなんかないからな!」
そう言いながらも彼は私の身なりを見てこう言ってきます。
「へぇ...。結構可愛いじゃねぇか。おいお前、次の俺の相手だよな? もしも俺に負けたら今日一日俺の相手をしろよ」
「なっ!? 何を言って!」
カズ君も相手にそう叫ぶのですが...。
「良いですよ。その代わり私に負けたらカズ君に謝ってください」
「ハハッ! 良いぜ! 謝ってやるよ!」
男はそう笑って言いました。
「...言いましたね」
私は彼の言動をちゃんと録音しながら、次の対戦に気を向けるのでした。
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