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初めての謁見
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それは大きな壁だった。まだ遠くだし、比較するものがないのでわからないが、十メートル以上はあるのではないだろうか。それがずっと並んでいる。
そして近付くにつれて感じる磯の香り。
王都マクルストは海に面していて、交易と繁栄の国と呼ばれているらしい。
その名の通り交易が盛んで、陸路は平地が続いて多くの村や他国に繋がっていて多くの人が訪れ、海路でも他の大陸や島国との間を絶えず商船が行き来しているとのこと。
この世界のいろんな物品や情報が集まり、まさに情報収集をするにはうってつけの場所。
優弥はまずこの世界の情報、そして異界人の情報を手に入れようと考えていた。
もしこの世界に危機が訪れているなら、それが表面化していないだけで世界のどこかでは異変が起きているはずだ。その情報を手に入れる。
そして、優弥と同じようにこの世界にやって来た異界人の情報。何人いるのか、そもそも他にもいるのかどうかもわからないが、今までの異界人も複数人いたのだし、いる可能性は高い。いて欲しいという願望に近いのだが……。
それに、もしいるのなら優弥以上に困っているかもしれない。何しろ優弥は同化魔法のおかげでなんとかなっているが、言葉が全く通じないのだ。この世界で生きていくのが大変なことになっているだろう。ならば一刻も早く合流してあげなければ。案外、優弥のように魔法でなんとかなっているかもしれないが。
近くで見ると本当に大きな壁だった。大きめの石をレンガのように積み重ねて作っているようだ。
所々修繕を重ねているようで、石が綺麗だったり、歪に風化していたりと様々であるがそれがまたいい味わいを醸し出していたりもする。
一行の向かう先には大きな壁に差し込むかのように、大きな扉があった。あそこから中に入るようだ。
その扉が重そうに開き、中から荷馬車が何台か出てくる。
あれは商人達で、これから買い付けに向かうらしい。隊長が教えてくれた。
優弥達とすれ違い、馬車は軽やかに走り去っていた。
優弥達は開きっぱなしの扉に向かっていく。
門番であろう、重そうな鎧を全身着込んだ二人の兵士がかしこまって、
「お帰りなさいませ!」
と大きな声で出迎えてくれた。
しかし、声は三つ聞こえたように感じる。しかも上の方から。
優弥が上に目をやると、壁の上にもう一人兵士がいた。見張り役だろう。
優弥達は兵士達の野太い歓迎を受け、王都に足を踏み入れた。
王都は活気に溢れた街だった。
優弥達が入ってきたのは西門で、そこから王都の中心にある城へと続く大きな通りには生活用品や食品、雑貨などを取り扱っている店が軒を連ねているとのことで、朝から夕方までずっと賑やかな装いだと聞いた。
街は中性ヨーロッパ調の、ファンタジーではよく見かけそうな街並みだったが、想像以上に色鮮やかだった。
屋根の色やお店の看板、人々の服など様々に色付いている。
それが第一印象の中世ヨーロッパ調とは違う様相を感じさせ、そのちぐはぐさが改めて、異世界に来たんだな、と思わせた。
街の賑やかさとも合間って、優弥をワクワクさせた。
通りを悠然と進む優弥達に、街の人々が声を掛けてくる。
「お帰りなさいませ!」
「よくぞご無事で!」
隊長達がサーベルブラックジャガー退治に赴いたのはみんな知っているようで、労いの言葉を掛けてくれた。
隊長達は笑顔で手を振ったり、ありがとうと会釈したりして、城へと進んでいく。
城もまた大きくて雄大だった。
ヨーロッパ調の城なんてテーマパークで見たことがあるくらいだが、それとはとても比べられないほど大きくて立派だった。
城の周りも二メートルくらいの塀で囲っていて、そこを通りすぎる時も野太い歓迎を受けた。
城の入り口は北と南の二ヶ所あるそうだが、どちらにも向かわず、まずは城の南西にある兵舎へと向かい、腰を落ち着けるそうだ。
塀の中をしばらく進むと兵舎に辿り着いた。兵舎もまたりっぱな大きさだった。
馬車もそのまま兵舎に入れることができるようで、体育館くらいあるのではないかと思った。
馬車ごと入ると、ここでも多くの人が出迎えてくれた。しかし街の人々とは違い、みんな険しい表情で待ち構えてた。
「重傷者は二号車の入り口近くに固めてある!」
兵舎に入るや否や、隊長が大声を上げた。
「その他にも二号車の者の方が傷が深い! 一号者の者も傷は浅いが歩き続けてきて疲労困憊だ、手を貸してやってくれ!」
それはもはや怒号に近かったかも知れない。
それを聞いて、出迎えてくれた人たちが一斉に動き出す。
後ろの馬車から怪我人を担架に乗せて連れ出す者、前の馬車から怪我人に肩を貸して連れ出す者、馬と荷台を離して馬の世話をする者、馬車からどんどん荷物を降ろす者。
皆が忙しなく動いている。時に怒号が飛び交いながら、次々と馬車から怪我人やら荷物やらが運び出されていた。
一人の兵士が優弥と隊長の元にやって来て声を掛けてきた。
「隊長も無傷では済んでいないとお聞きしました。さあ、こちらへ」
と、怪我人が運ばれていった方へと促す。
平然としているから忘れていたが、確かに隊長はサーベルブラックジャガーにのし掛かられ、とても辛そうだった。無傷で済んでいるはずがない。
優弥が心配そうな顔で見ているのを気にしたのか、大丈夫ですと毅然とした表情で言った。
そして、声を掛けてきた兵士に向き直る。
「傷は深くないので問題ない。それよりも、至急お話ししたいことがあるので、身支度を整え次第、ご報告に向かうと王に伝令して欲しい」
兵士は心配そうな顔でわかりましたと一言だけ返事をした。
「それと」
そこで隊長はちらりと優弥を見た。
「重要なことなので人払いをお願いしたい、と」
どうやら、王との謁見には優弥も一緒に行かなければならないようだ。
そして近付くにつれて感じる磯の香り。
王都マクルストは海に面していて、交易と繁栄の国と呼ばれているらしい。
その名の通り交易が盛んで、陸路は平地が続いて多くの村や他国に繋がっていて多くの人が訪れ、海路でも他の大陸や島国との間を絶えず商船が行き来しているとのこと。
この世界のいろんな物品や情報が集まり、まさに情報収集をするにはうってつけの場所。
優弥はまずこの世界の情報、そして異界人の情報を手に入れようと考えていた。
もしこの世界に危機が訪れているなら、それが表面化していないだけで世界のどこかでは異変が起きているはずだ。その情報を手に入れる。
そして、優弥と同じようにこの世界にやって来た異界人の情報。何人いるのか、そもそも他にもいるのかどうかもわからないが、今までの異界人も複数人いたのだし、いる可能性は高い。いて欲しいという願望に近いのだが……。
それに、もしいるのなら優弥以上に困っているかもしれない。何しろ優弥は同化魔法のおかげでなんとかなっているが、言葉が全く通じないのだ。この世界で生きていくのが大変なことになっているだろう。ならば一刻も早く合流してあげなければ。案外、優弥のように魔法でなんとかなっているかもしれないが。
近くで見ると本当に大きな壁だった。大きめの石をレンガのように積み重ねて作っているようだ。
所々修繕を重ねているようで、石が綺麗だったり、歪に風化していたりと様々であるがそれがまたいい味わいを醸し出していたりもする。
一行の向かう先には大きな壁に差し込むかのように、大きな扉があった。あそこから中に入るようだ。
その扉が重そうに開き、中から荷馬車が何台か出てくる。
あれは商人達で、これから買い付けに向かうらしい。隊長が教えてくれた。
優弥達とすれ違い、馬車は軽やかに走り去っていた。
優弥達は開きっぱなしの扉に向かっていく。
門番であろう、重そうな鎧を全身着込んだ二人の兵士がかしこまって、
「お帰りなさいませ!」
と大きな声で出迎えてくれた。
しかし、声は三つ聞こえたように感じる。しかも上の方から。
優弥が上に目をやると、壁の上にもう一人兵士がいた。見張り役だろう。
優弥達は兵士達の野太い歓迎を受け、王都に足を踏み入れた。
王都は活気に溢れた街だった。
優弥達が入ってきたのは西門で、そこから王都の中心にある城へと続く大きな通りには生活用品や食品、雑貨などを取り扱っている店が軒を連ねているとのことで、朝から夕方までずっと賑やかな装いだと聞いた。
街は中性ヨーロッパ調の、ファンタジーではよく見かけそうな街並みだったが、想像以上に色鮮やかだった。
屋根の色やお店の看板、人々の服など様々に色付いている。
それが第一印象の中世ヨーロッパ調とは違う様相を感じさせ、そのちぐはぐさが改めて、異世界に来たんだな、と思わせた。
街の賑やかさとも合間って、優弥をワクワクさせた。
通りを悠然と進む優弥達に、街の人々が声を掛けてくる。
「お帰りなさいませ!」
「よくぞご無事で!」
隊長達がサーベルブラックジャガー退治に赴いたのはみんな知っているようで、労いの言葉を掛けてくれた。
隊長達は笑顔で手を振ったり、ありがとうと会釈したりして、城へと進んでいく。
城もまた大きくて雄大だった。
ヨーロッパ調の城なんてテーマパークで見たことがあるくらいだが、それとはとても比べられないほど大きくて立派だった。
城の周りも二メートルくらいの塀で囲っていて、そこを通りすぎる時も野太い歓迎を受けた。
城の入り口は北と南の二ヶ所あるそうだが、どちらにも向かわず、まずは城の南西にある兵舎へと向かい、腰を落ち着けるそうだ。
塀の中をしばらく進むと兵舎に辿り着いた。兵舎もまたりっぱな大きさだった。
馬車もそのまま兵舎に入れることができるようで、体育館くらいあるのではないかと思った。
馬車ごと入ると、ここでも多くの人が出迎えてくれた。しかし街の人々とは違い、みんな険しい表情で待ち構えてた。
「重傷者は二号車の入り口近くに固めてある!」
兵舎に入るや否や、隊長が大声を上げた。
「その他にも二号車の者の方が傷が深い! 一号者の者も傷は浅いが歩き続けてきて疲労困憊だ、手を貸してやってくれ!」
それはもはや怒号に近かったかも知れない。
それを聞いて、出迎えてくれた人たちが一斉に動き出す。
後ろの馬車から怪我人を担架に乗せて連れ出す者、前の馬車から怪我人に肩を貸して連れ出す者、馬と荷台を離して馬の世話をする者、馬車からどんどん荷物を降ろす者。
皆が忙しなく動いている。時に怒号が飛び交いながら、次々と馬車から怪我人やら荷物やらが運び出されていた。
一人の兵士が優弥と隊長の元にやって来て声を掛けてきた。
「隊長も無傷では済んでいないとお聞きしました。さあ、こちらへ」
と、怪我人が運ばれていった方へと促す。
平然としているから忘れていたが、確かに隊長はサーベルブラックジャガーにのし掛かられ、とても辛そうだった。無傷で済んでいるはずがない。
優弥が心配そうな顔で見ているのを気にしたのか、大丈夫ですと毅然とした表情で言った。
そして、声を掛けてきた兵士に向き直る。
「傷は深くないので問題ない。それよりも、至急お話ししたいことがあるので、身支度を整え次第、ご報告に向かうと王に伝令して欲しい」
兵士は心配そうな顔でわかりましたと一言だけ返事をした。
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