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ミッションボス:12
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そう言って、ワイバーンがヘキサスに近づき、ヘキサスの肩の部分に足を引っかけると上空に舞い上がった。
「準備はOKだ。」
アイザックが伝える。
「こっちも、いつでもOKだ。」
サムソンが言う。
「あと20秒まって。
戦艦はヘキサスと同じくらいに足が遅いんだから。
アル !回頭180度! 回頭後に全速で離脱!」
『了解。』
アイラの声に、CPUのアルが答える。
「レイ。もう少し、敵対値増加を上げたら止めを刺す。」
『はーい。』
悠夜は、竜騎兵を操作して、アイゼン・エンジェルの翼を狙ってビームブレードを振り降ろす。
4枚の翼の内、1枚の翼の切り落としに成功する。
だが、この際に。弾幕の援護が無くなって居た為に、アイゼン・エンジェルの反撃速度が上がっていた。
そして、悠夜の気持ちも少しだけ抜けていたのだろう。
レイの、予測攻撃パターンが、悠夜の攻撃した時との誤差が生まれた。
アイゼン・エンジェルの剣が、竜騎兵の右足首に当たり部位破損させる。
「つっ!」
『気を抜いちゃ駄目!』
悠夜を見て、レイが声を大きくして言う。
「わりぃ。」
『まぁ、脚なんて飾りなんだけどね。
機体の制御自体は、背中の翼に見える重力制御で浮いているんだから。』
そのまま、一気に距離を取り、重力制御砲の発射体制に入る。
竜騎兵の、胸部装甲が左右に開き発射口が見える。
アイゼン・エンジェルも、竜騎兵に向かって距離を詰めようと、ビームライフルを撃ちながら接近してくる。
だが、竜騎兵は、胸部に光の束を収束させながらも回避運動で避ける。
発射口に光が収束する。
「重力制御砲! 発射っ!」
悠夜の声と共に、重力制御砲が発射される。
竜騎兵の胸部から発射された〝何か〟はアイゼン・エンジェルに当たったと思われると、アイゼン・エンジェルを中心に半径150メートルに黒い空間を形成する。
その黒い物体に吸い込まれ、アイゼン・エンジェルはベキャベキャと音を立てながら、爆発のエフェクトすら発せず圧壊して吸い込まれていった。
「準備はOKだ。」
アイザックが伝える。
「こっちも、いつでもOKだ。」
サムソンが言う。
「あと20秒まって。
戦艦はヘキサスと同じくらいに足が遅いんだから。
アル !回頭180度! 回頭後に全速で離脱!」
『了解。』
アイラの声に、CPUのアルが答える。
「レイ。もう少し、敵対値増加を上げたら止めを刺す。」
『はーい。』
悠夜は、竜騎兵を操作して、アイゼン・エンジェルの翼を狙ってビームブレードを振り降ろす。
4枚の翼の内、1枚の翼の切り落としに成功する。
だが、この際に。弾幕の援護が無くなって居た為に、アイゼン・エンジェルの反撃速度が上がっていた。
そして、悠夜の気持ちも少しだけ抜けていたのだろう。
レイの、予測攻撃パターンが、悠夜の攻撃した時との誤差が生まれた。
アイゼン・エンジェルの剣が、竜騎兵の右足首に当たり部位破損させる。
「つっ!」
『気を抜いちゃ駄目!』
悠夜を見て、レイが声を大きくして言う。
「わりぃ。」
『まぁ、脚なんて飾りなんだけどね。
機体の制御自体は、背中の翼に見える重力制御で浮いているんだから。』
そのまま、一気に距離を取り、重力制御砲の発射体制に入る。
竜騎兵の、胸部装甲が左右に開き発射口が見える。
アイゼン・エンジェルも、竜騎兵に向かって距離を詰めようと、ビームライフルを撃ちながら接近してくる。
だが、竜騎兵は、胸部に光の束を収束させながらも回避運動で避ける。
発射口に光が収束する。
「重力制御砲! 発射っ!」
悠夜の声と共に、重力制御砲が発射される。
竜騎兵の胸部から発射された〝何か〟はアイゼン・エンジェルに当たったと思われると、アイゼン・エンジェルを中心に半径150メートルに黒い空間を形成する。
その黒い物体に吸い込まれ、アイゼン・エンジェルはベキャベキャと音を立てながら、爆発のエフェクトすら発せず圧壊して吸い込まれていった。
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