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* * * 仮ミッションルーム内部 * * *
仮のミッションルームに転送された悠夜。
新しい機体、魔皇帝のコクピットに転送されたが。
シートに座っている感じはするが、周囲は真っ暗で何も見えない。
「レイ。」
CPUのレイの名前を呼ぶ。
『はい、はぁ~い。』
名前を呼ばれて、悠夜の目の前に姿を現すレイ。
「真っ暗なんだけど?」
『進化させて、システムが全部入れ替わったせいで暗いのよ。』
「判った。 レイ。 システムの起動を頼む。」
『了解ぃ~。 生体回路の起動。』
レイの音声に従って、コクピット内が明るく照らされる。
『前面スクリーン投影を、全周囲投影に切り替え。』
更に、コクピット内のスクリーンが、前面投影から全周囲投影に切り替わる。
魔皇帝が起動すると、バイザー状の顔に光が灯り、まるで人の目の様な光点が二つ現れた。
「なんか、広く感じるな?」
全周囲モニターに切り替わり、今までの圧迫感が無くなり戸惑いを見せる悠夜。
『すぐに為れるよ。』
「悠夜くん。 どんな感じかな?」
前面の右側に、シズルの顔が表示された。
「前面モニターから、全周囲モニターに変わりました。」
「あ。 イザベラの機体と同じだ。」
香織の顔が左側に表示される。
「武装は、どうなっているんだ?」
ワクワクした表情で、悠夜に催促をするシズル。
「レイ。 魔皇帝の機体データと、武装データを表示して。
それを、香織さんと、シズルさんの機体にも流してくれないか。」
『はい、はぁ~い。』
一瞬で、魔皇帝の武装が表示される。
『データ送りまぁ~す。』
★魔皇帝:機体データ★
機動性:20
運動性:15
機体フレーム:18
装甲ランク:13
エネルギージェネレータ:20
武装
重力掌
高周波剣
ビームブレード
重力剣
マイクロミサイル(実弾)
肩部バルカン(実弾)
フォルテマスビーム砲
重力制御砲
超重力制御砲
換装システム:同型コアシステム搭載機との互換機能在り。
重力制御力場
*重力力場によって、海中でも水中抵抗の影響を受けることのない機体制御及び機体移動が可能。
『基本的には、竜騎兵と同じだけど。
外部武装を着けれるのが大きいわね。
機体フレームの強度も上がって、竜騎兵の時のように加減しなくても、常時フルスロットでの加速にも耐えれるよ。』
「それは有難いな。 この、超重力制御砲ってのは?」
『仕組み的には、重力制御砲と同じ扱いだけど。
通常の重力制御砲の2倍のエネルギーを消費する事で、与えれるダメージが3倍に。
ただし、1ミッションに1回だけの使用制限付き。
しかも、超重力制御砲を使用すると、その後に通常の重力制御砲も使用不可能になるわ。』
「ぶっ! 通所の重力制御砲ですら、エリアボスの3割以上を削ったんだぞ。
それの3倍って、ほとんどHPゲージを1本削るんじゃないのか!?」
『そうなるわね。 だから、その代償として。
1ミッションで1回だけの使用制限の上に、通常の重力制御砲の使用不可能になるんだよ。』
「代償付きの兵器って訳か。
それと、重力制御力場ってのは?」
『説明通り。 水中でも水の抵抗値を無くして、地上での動きと同じにする事が可能な機能よ。
ただし飽く迄も、水中での機体への水の抵抗を無くすだけで。
武装に関しての水中での仕様が、水中属性に適応される訳じゃないからね。』
「水中では、武装の威力が落ちるのか?」
『落ちる処か。 殆どの水中適応の無い武装は無力化されるよ。』
「水中では、通常の実剣以外の武装は無力化されるし。
実弾兵器の類も、魚雷とかの水中での推進装置が付いていない武装は、ほぼ0距離で当てないと無力化されてしまうはずだよ。
また、光学兵器に至っては、遠近問わずに全ての武装は使用不可能になる。」
レイの言葉に、シズルが被せて来る。
「アニメとかでは、ビームブレードとかは使用できてたけど?」
悠夜が、アニメとかで主人公の機体がビーム兵器で水中の敵を撃破するシーンを思い浮かべて言う。
仮のミッションルームに転送された悠夜。
新しい機体、魔皇帝のコクピットに転送されたが。
シートに座っている感じはするが、周囲は真っ暗で何も見えない。
「レイ。」
CPUのレイの名前を呼ぶ。
『はい、はぁ~い。』
名前を呼ばれて、悠夜の目の前に姿を現すレイ。
「真っ暗なんだけど?」
『進化させて、システムが全部入れ替わったせいで暗いのよ。』
「判った。 レイ。 システムの起動を頼む。」
『了解ぃ~。 生体回路の起動。』
レイの音声に従って、コクピット内が明るく照らされる。
『前面スクリーン投影を、全周囲投影に切り替え。』
更に、コクピット内のスクリーンが、前面投影から全周囲投影に切り替わる。
魔皇帝が起動すると、バイザー状の顔に光が灯り、まるで人の目の様な光点が二つ現れた。
「なんか、広く感じるな?」
全周囲モニターに切り替わり、今までの圧迫感が無くなり戸惑いを見せる悠夜。
『すぐに為れるよ。』
「悠夜くん。 どんな感じかな?」
前面の右側に、シズルの顔が表示された。
「前面モニターから、全周囲モニターに変わりました。」
「あ。 イザベラの機体と同じだ。」
香織の顔が左側に表示される。
「武装は、どうなっているんだ?」
ワクワクした表情で、悠夜に催促をするシズル。
「レイ。 魔皇帝の機体データと、武装データを表示して。
それを、香織さんと、シズルさんの機体にも流してくれないか。」
『はい、はぁ~い。』
一瞬で、魔皇帝の武装が表示される。
『データ送りまぁ~す。』
★魔皇帝:機体データ★
機動性:20
運動性:15
機体フレーム:18
装甲ランク:13
エネルギージェネレータ:20
武装
重力掌
高周波剣
ビームブレード
重力剣
マイクロミサイル(実弾)
肩部バルカン(実弾)
フォルテマスビーム砲
重力制御砲
超重力制御砲
換装システム:同型コアシステム搭載機との互換機能在り。
重力制御力場
*重力力場によって、海中でも水中抵抗の影響を受けることのない機体制御及び機体移動が可能。
『基本的には、竜騎兵と同じだけど。
外部武装を着けれるのが大きいわね。
機体フレームの強度も上がって、竜騎兵の時のように加減しなくても、常時フルスロットでの加速にも耐えれるよ。』
「それは有難いな。 この、超重力制御砲ってのは?」
『仕組み的には、重力制御砲と同じ扱いだけど。
通常の重力制御砲の2倍のエネルギーを消費する事で、与えれるダメージが3倍に。
ただし、1ミッションに1回だけの使用制限付き。
しかも、超重力制御砲を使用すると、その後に通常の重力制御砲も使用不可能になるわ。』
「ぶっ! 通所の重力制御砲ですら、エリアボスの3割以上を削ったんだぞ。
それの3倍って、ほとんどHPゲージを1本削るんじゃないのか!?」
『そうなるわね。 だから、その代償として。
1ミッションで1回だけの使用制限の上に、通常の重力制御砲の使用不可能になるんだよ。』
「代償付きの兵器って訳か。
それと、重力制御力場ってのは?」
『説明通り。 水中でも水の抵抗値を無くして、地上での動きと同じにする事が可能な機能よ。
ただし飽く迄も、水中での機体への水の抵抗を無くすだけで。
武装に関しての水中での仕様が、水中属性に適応される訳じゃないからね。』
「水中では、武装の威力が落ちるのか?」
『落ちる処か。 殆どの水中適応の無い武装は無力化されるよ。』
「水中では、通常の実剣以外の武装は無力化されるし。
実弾兵器の類も、魚雷とかの水中での推進装置が付いていない武装は、ほぼ0距離で当てないと無力化されてしまうはずだよ。
また、光学兵器に至っては、遠近問わずに全ての武装は使用不可能になる。」
レイの言葉に、シズルが被せて来る。
「アニメとかでは、ビームブレードとかは使用できてたけど?」
悠夜が、アニメとかで主人公の機体がビーム兵器で水中の敵を撃破するシーンを思い浮かべて言う。
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