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改めて
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私たちはまた、国王に呼び出された。
今回はランスも含めて、だ。
「舞踏会は」
国王陛下は、相変わらず私たちには気さくな様子だった。
「どうだった?」
「はい、楽しかったです」
私は答えた。
「私、普段舞踏会に行くことはないので。貴重な経験になりましたわ」
「ふむ。それは良かった――それでは、ランスは?」
「俺は」
ランスは数秒ほど考え、言葉を発する。
「お、面白かったです」
「懐かしさとか、そういうものは?」
「……」
彼は首を傾げる。
彼は、10年前のことをあまり覚えていないのだ。
「何分10年前のことですから、陛下」
お父様が助け舟を出した。
「まだ社交デビューする前のことです」
「それはそうか」
陛下は頷き、話を変えた。
「それはそうと、シャーロットとリアムの婚約破棄に関して、私から口添えをしようと思う」
「ありがとうございます」
お父様は深くお辞儀をする。
私とランスも、
「「ありがとうございます」」
と、頭を下げた。
「そこまでお礼を言ってもらう必要はないぞ。こんなのは、朝飯前だからな」
「ですが、陛下にお力添えいただけるのは本当に嬉しいです」
私は少し安心した。
陛下の言葉、すなわちこの国のトップの言葉は絶大だ。
向こうも陛下に言われてしまえば、婚約破棄せざるを得ないだろう。
「本当にありがとうございます」
「いや、良い。そこまでお礼を言われると、さすがの私でも居心地が悪くなる」
陛下は豪快に笑った。
「お前たちを呼び出したのは、もう1つ理由があってのことだ――ランス」
「は、はい」
ランスは陛下を見つめる。
「お前に話がある。2人きりでな」
「お、俺にですか?」
「ああ」
陛下は、私とお父様に目配せする。
「承知いたしました」
お父様は言った。
「それでは、私とシャーロットはここで」
「失礼いたします」
私はお父様とともに、ランスを置いて国王の執務室から去った。
今回はランスも含めて、だ。
「舞踏会は」
国王陛下は、相変わらず私たちには気さくな様子だった。
「どうだった?」
「はい、楽しかったです」
私は答えた。
「私、普段舞踏会に行くことはないので。貴重な経験になりましたわ」
「ふむ。それは良かった――それでは、ランスは?」
「俺は」
ランスは数秒ほど考え、言葉を発する。
「お、面白かったです」
「懐かしさとか、そういうものは?」
「……」
彼は首を傾げる。
彼は、10年前のことをあまり覚えていないのだ。
「何分10年前のことですから、陛下」
お父様が助け舟を出した。
「まだ社交デビューする前のことです」
「それはそうか」
陛下は頷き、話を変えた。
「それはそうと、シャーロットとリアムの婚約破棄に関して、私から口添えをしようと思う」
「ありがとうございます」
お父様は深くお辞儀をする。
私とランスも、
「「ありがとうございます」」
と、頭を下げた。
「そこまでお礼を言ってもらう必要はないぞ。こんなのは、朝飯前だからな」
「ですが、陛下にお力添えいただけるのは本当に嬉しいです」
私は少し安心した。
陛下の言葉、すなわちこの国のトップの言葉は絶大だ。
向こうも陛下に言われてしまえば、婚約破棄せざるを得ないだろう。
「本当にありがとうございます」
「いや、良い。そこまでお礼を言われると、さすがの私でも居心地が悪くなる」
陛下は豪快に笑った。
「お前たちを呼び出したのは、もう1つ理由があってのことだ――ランス」
「は、はい」
ランスは陛下を見つめる。
「お前に話がある。2人きりでな」
「お、俺にですか?」
「ああ」
陛下は、私とお父様に目配せする。
「承知いたしました」
お父様は言った。
「それでは、私とシャーロットはここで」
「失礼いたします」
私はお父様とともに、ランスを置いて国王の執務室から去った。
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