異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。

kakuyuki

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彼の存在-2-

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【彼の存在】の続きです。
------------------
「・・なるほど、だからキッチンの材料が足りなかったですか」
「しまった、このことじゃないとすると・・わかった、皿を割って店の裏の土に隠したことがばれたですか!?」
「・・違いますよ、呼んだ理由は、私たち姉妹のことです。」
「・・ああ、お客さんが言っていたことですね。」
「・・そのことです・・」
なんで、彼はあのことを聞いて辞めようとしないだろうかと思っていると
「まあ、気にしていませんよ」
そう言った。
「嘘を言うな!!、そう言って裏切るつもりなんだろう!!」
妹は怒ってそう言った。
すると、彼はこう言った、
「・・確かに、あなた達の父親は罪を犯したかもしれない、だけど、あなた達は、まだ罪を犯していなければ、誰かを傷つけることしていない」
「黙れ!!、そんな綺麗事をお前が言うな!!」
「これは、綺麗事じゃない! 俺の思ったことだ!!」
「貴様に、何がわかる!!」
「わかる、人を殺すのにどれだけの【覚悟】がいるかぐらい!!」
「君、まさか・・」
「・・そうですよ。 俺は1回だけ人殺しをしました。 理由は言えませんが・・」
私たちは、驚いた。
「・・だから、わかります。  って、そんな悲しそうな顔をしないでくださいよ」
彼は、笑顔でそう言った。
「・・辛くないですか?」
「辛いですよ。 でも、そればかり考えていると、罪に押し潰れてしまいそうなんです」
そして、私たちを見てこう言った
「だから、泣かないでください」
彼は強かった。 心が強かった。
私たちは、彼の過去を隠すと決めた。
また、彼も私たち姉妹を受け入れてくれた。 
優しくて、強い少年だ。
だから、一生、離さないからね。







「さてと、俺は帰りますね!!」
「何を言っているんだ。 皿と材料のことは今から説教だぞ」
「・・さよなら!!」
「逃すか!!」
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