気づいたら異世界ライフ、始まっちゃってました!? 

飛鳥井 真理

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第一章 辺境の町

第237話 日々の成果

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 ◇ ◇ ◇



 北の森でのトレントとの防衛戦が一旦終わって、気がつけば私がこの世界に来てから一ヶ月半ほど経っていた。

 ボトルゴードの町は相変わらず平和で、今日も落ち着いた日常が始まっている。


 つい最近まで森の侵略騒ぎが起きていたにも関わらず、ここまで通常通りなのはやはり、この町の様々なギルドの働きによって直接的な被害が少なく済んだからだろうか。
 それとも年間を通しての、不定期に繰り返される迷いの魔樹を先方とした森の侵略が、わざわざ言うほどでもない辺境の常識となっているからだろうか。これから先も収束宣言は出せても終息宣言は出せない状態が続くんだもんね……。

 まあ、あれこれ細かいことを気にしてもしょうがない、今の平和を楽しむのが一番ってことかもしれないけど。



 しかしあれだけ毎日、北の森を駆けずり回って魔物や魔樹と格闘していたにも関わらず、期待したほどステータスが上がっていない。

 ラグナードは格上なので、私の『鑑定Lv1』では本人の協力があってもステータスを見れない。でも、彼ほどのレベルになると、中々上がりづらいんだってことは教えてもらった。

 なので今回も、私とリノの二人分のみ、改めてステータスを確認してみたんだけど……。



 種族 エルフ

 名前 ローザ

 年齢 16才

 武術スキル 『短剣術Lv1』←new!『棒術Lv1』←new!

       『投擲Lv1』←new!

 魔法スキル 『火魔法Lv2』『水魔法Lv1』

       『聖魔法Lv2』『支援魔法Lv1』

       『風魔法Lv2』←level up!

 身体スキル 『魔力感知Lv3』←level up! 『魔力操作Lv3』

       『魔力強化Lv3』『身体強化Lv1』

       『隠密Lv1』『俊足Lv1』『暗視Lv1』

       『精神耐性Lv1』『幸運Lv1』

       『味覚強化Lv1』『嗅覚強化Lv1』

       『視覚強化Lv1』『聴覚強化Lv1』←new!  

 技能スキル 『鑑定Lv1』『索敵Lv1』『採取Lv1』

       『マップ作成Lv1』『料理Lv1』


 一応、順調に増えている……よね?

 魔法が得意な種族なのに基本魔法の内、『身体強化』だけは中々レベルアップしないのは何でだろうとは思うけど。

 毎日頑張っているわりには伸びしろが少ないというか、劇的に強くなっていないし。
 でも、念願だった武術スキルも三つに増えたし、身体スキルもずっと欲しかったスキルの内の一つである『聴覚強化Lv1』が新たに取れているし……うん、よしとしよう。


 まあ、聴覚スキルについてはアレだよね、スライム製の絶対防御スーツという名の全身タイツを着た時に、耳まですっぽり覆い隠しちゃう仕様だったから、よく音を拾おうとして感覚を研ぎ澄ませていた結果、鍛えられたんだよね、きっと。
 ピチピチのタイツを着用するのは恥ずかしかったけど、こんな副産物があるなら着て良かったんだと思おう。

 そろそろ『忍び足』スキルも取れてるかと思ったんだけど、そっちはまだダメだったみたい。う~ん、これもまた引き続き頑張るとしますか。




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