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ショコラの接吻
05 ー 訪問
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寝る前に牡丹のことが頭をよぎったからだろうか。それとも、虫の知らせだったのか。誠の元に来たのは、スカーレットだけではなかった。
真っ白な世界で目を覚ました誠は、目の前の人物を見て何度か瞬きをしてしまった。ゆっくりと体を起こしてから尾をバサリと振って、姿を人型に変えた。
「牡丹さん、久し振り」
挨拶をすると、牡丹は誠に軽く手を上げながらニヤニヤと笑っていた。
「…何?」
「いや。どうだ、あの銀狼は」
相変わらず、自分とは違って色気や艶がある牡丹だが、聞きたいのはアレクセイとの生活のことらしい。
何が悲しくて自分の始祖と恋バナをしなければならないんだろう。そう思うが、この老獪な妖狐は誠が答えるまで離してくれないのは骨身に染みているので、当たり障りのない答えを返すことにした。
「別に。快適だけど」
「ほぉ…楽しくてたまらないって面してるけどな」
「嘘っ!?」
自分はそんなにニヤニヤしてるのだろうか。慌てて頬を両手で押さえると、牡丹は「嘘だ」と更に笑っていた。
「もう!」
「まあ、そんな怒るなよ。これでも気にしてんだぜ、お前のこと」
「それは…分かってるけど」
遠野に久し振りに現れた妖狐だから、気にかけてくれているのは分かる。分かるが、いちいち揶揄わないで欲しいものだ。
まだ誠がむくれていると、牡丹は尾の先で誠の顎をくすぐってきた。
「お前の龍玉の流れで、諏訪は気付いたらしい」
「え…マジで?諏訪さん、分かるんだ」
「ああ。伊達に龍神やってるわけじゃねぇからな。相模からお前の置かれていた状況も伝わってるしよ。今は何とか怒りを堪えてるみてぇだけど、今後いつ爆発するか…」
面倒臭い奴だ。と、牡丹はまだ誠の顎を擽りながら零していたが、誠は頭を抱えたくなった。
あの諏訪のことだ。神々が決めた世界間の約束を無視して、突撃してきそうな気がしてならない。そうなれば、アレクセイなぞ一捻りだろう。
けれど、いくら諏訪が相手だと言ってもやすやすと自分のツガイに危害は加えさせない。
そんな不穏な妖気が漏れたのが分かったのか、牡丹は誠の額を指で弾いた。
「お前、陽子達に狼のこと言ってねぇの、わざとだろ」
牡丹はニヤリと笑った。どうやら誠の考えていたことが分かったようだ。
「…そうです。だって、アレクセイが傷つくの、嫌じゃん」
「だと思ったぜ。こんな大事なこと、お前が真っ先に陽子に言わないわけ無ぇもんな。俺が知ったのは不可抗力っつーか、まぁ、一族の妖狐側の長だから分かるとしてもだ。相模達に言ったのは、外堀を埋めるため…か?」
「当たり」
「んで、俺は諏訪にこう言うだろうな。"誠はまだ陽子達に伝えてない。本人の口から伝えるべきことだから、お前が先に言うな。誠の顔を潰す気か"、と。違うか?」
誠は何も言えず、牡丹から目を逸らすことしかできなかった。全部手の内を読まれていたからだ。
騙そうと思っていたわけではないが、そうなるだろうなとは思っていた。これでも妖狐の端くれなのだ。ツガイのためなら、奸計をめぐらせることぐらいはするのだ。
それに、母である陽子にまだ伝えてないのは、自らの口できちんと伝えたかったからだ。何度か、洗浄して開いた牛乳パックに手紙を貼り付けて実家の資源ゴミ用の袋に送ったことがあるが、相模から聞くにはきちんと届いているらしい。その際の返事も代読してもらった。
こうして実家との連絡も相模を介して取れるのだが、事が事だ。牛乳パックに紛れ込んだ慶事というのも酷い話だ。牛乳パックではなく食品トレーでも同じことだが。
「はー…ま、良いや。お前はどうも、人間の考え方に染まり過ぎてるきらいがあったからな。妖怪らしくて俺は面白いけど」
「そりゃ、どうも」
「でもよぉ、そんだけ大事なんだな」
何が、と聞かなくても分かる。
大事だ。アレクセイが大事だ。誠の心の隙間を埋めてくれたのはアレクセイで、親愛や友愛以外の愛を教えてくれたのもアレクセイだ。
恋は盲目という言葉があるが、きっと今の誠の状態はそれに近い。欲張ってなんぼの妖怪だ。もう、アレクセイと生きていくと決めたのだ。
邪魔する者は、諏訪でも許さない。
「俺は牡丹さんと諏訪さんの子孫だからね。そのせいで、独占欲だけは一人前なんだよ」
ふん、と鼻息も荒く胸を張ると、牡丹はクスクスと笑った。
「ばーか。お前はまだケツに卵の殻をつけたヒヨコちゃんだよ。ツガイができたから、力は安定してきたみてぇだけどな。体を交えれば、お前らはもっと強くなるよ」
「なっ…!」
バレていた。誠は羞恥に頬を一瞬で染めていたが、相手はあの諏訪の相手を務める牡丹だし、そもそも妖狐は相手の精気を糧に生きる妖怪だ。その行為に羞恥心を抱くはずがない。
けれど、いくらアラサー男子だと言っても、そのことを親族、いや、親と同じくらい近い始祖に指摘されるのはかなり恥ずかしい。
反論しようと思っても、相手は牡丹だ。きっとニヤニヤと揶揄われるのがオチなので、誠は気持ちを切り替えて聞きたいことを聞くことにした。
「あー…あのさぁ、牡丹さんに聞きたいことがあんだけど」
「何だ?気持ち良い体位か。それとも精気の吸い取り方か?それなら自然とできてんだろ?」
「じゃ、なくて!」
牡丹の言った、後半のことは当たっている。アレクセイと夜の戯れをしている際に、確かにアレクセイの精気を貰っていた。しかも、勝手にだ。
ツガイができると自ずとそうなることは聞いていたが、誠にとっては衝撃の一言だった。
何度か同じようなことが起こったので正直にアレクセイに言うと、「俺がマコトの糧になれるんだろう?良いことじゃないか」と明後日の方向の回答を頂いたので、それ以来気にしないことにしている。
しかも誠が吸精した方が、翌朝の調子が良いらしい。きっと有り余っている精力があるからだろうと、誠は邪推している。犬や狼の交尾時間は長い。射精時間はおよそ三十分程あるからだ。
ただの抜き合いでなら誠よりも濃い精液を吐き出すだけだったが、これが体を交えた時の射精ならどうなるのだろう。
アレクセイの精液を直接飲み込んだ時は、酩酊してしまって、その後何度も強請って睦み合ったのは記憶に新しい。今後が楽しみでもあり、少しだけ恐怖でもある。
誠が頬を染めていると、牡丹は懐から煙管を取り出してクルクルと回し出した。
「あ?何が聞きてぇんだ」
「龍玉のことだよ。あれってツガイの証と、ツガイに諏訪さんの加護があることしか覚えてないんだけど…他に効力ってあんの?」
そう聞くと、牡丹は大きな溜息を吐いて、煙管の先で誠の頭を叩いた。
「お前、ちゃんと聞いてなかったんだな」
「だってさぁ。ツガイなんて見つかるわけ無ぇって思ってたから」
「まったく…。龍玉ってのは、ツガイの命そのものの替わりになるモンだよ。今は体を作り替えてる途中だろうよ。んで、龍玉は諏訪の加護があるから壊れることは無ぇが、体は大事にしろってあの狼に伝えとけ。あとは、諏訪とお前の神力が混ざるんだ。そっちの世界は魔法が使えるんだろ?魔法がスムーズに使えるようになったり、身体能力も上がるよ」
「マジで?良いことずくめじゃん。何その神アイテム」
誠がテンション高く喜んでいると、更に牡丹からの追撃を頭に喰らってしまった。
「だから、神のアイテムなんだって」
「あ…そうか」
「けど、心変わりをしたら神罰が下る。ま、あの狼なら大丈夫だろうよ。お前、以前よりも綺麗に妖気と神気が混ざってるよ。あの狼のおかげなんだな」
そして牡丹は誠の頭をぐちゃぐちゃと撫でると、「親族同士の顔合わせは、来年の神在月な。場所はうちの温泉宿を提供してやるよ」と言い残して勝手に消えてしまった。
まだ話したいことがあったのだが、牡丹はあれでいて忙しい。いくら力を受け継いでいると言っても、一族では末端に近い誠ばかりにかまっていられないことは理解している。
「…とりあえず、龍玉のこと聞けただけでも儲けものか。でも…親族の顔合わせって言ってたよな。マジか」
牡丹がああ言っているのなら、そうなのだろう。きっと彼の中では何から何まで決定しているはずだ。しかも「親族同士の」と言っていたので、アレクセイの両親と誠の両親、そして牡丹と諏訪が一同に会することになるようだ。
「起きたらアレクセイに報告だな」
誠はその場で横になると、寝直すことにした。
真っ白な世界で目を覚ました誠は、目の前の人物を見て何度か瞬きをしてしまった。ゆっくりと体を起こしてから尾をバサリと振って、姿を人型に変えた。
「牡丹さん、久し振り」
挨拶をすると、牡丹は誠に軽く手を上げながらニヤニヤと笑っていた。
「…何?」
「いや。どうだ、あの銀狼は」
相変わらず、自分とは違って色気や艶がある牡丹だが、聞きたいのはアレクセイとの生活のことらしい。
何が悲しくて自分の始祖と恋バナをしなければならないんだろう。そう思うが、この老獪な妖狐は誠が答えるまで離してくれないのは骨身に染みているので、当たり障りのない答えを返すことにした。
「別に。快適だけど」
「ほぉ…楽しくてたまらないって面してるけどな」
「嘘っ!?」
自分はそんなにニヤニヤしてるのだろうか。慌てて頬を両手で押さえると、牡丹は「嘘だ」と更に笑っていた。
「もう!」
「まあ、そんな怒るなよ。これでも気にしてんだぜ、お前のこと」
「それは…分かってるけど」
遠野に久し振りに現れた妖狐だから、気にかけてくれているのは分かる。分かるが、いちいち揶揄わないで欲しいものだ。
まだ誠がむくれていると、牡丹は尾の先で誠の顎をくすぐってきた。
「お前の龍玉の流れで、諏訪は気付いたらしい」
「え…マジで?諏訪さん、分かるんだ」
「ああ。伊達に龍神やってるわけじゃねぇからな。相模からお前の置かれていた状況も伝わってるしよ。今は何とか怒りを堪えてるみてぇだけど、今後いつ爆発するか…」
面倒臭い奴だ。と、牡丹はまだ誠の顎を擽りながら零していたが、誠は頭を抱えたくなった。
あの諏訪のことだ。神々が決めた世界間の約束を無視して、突撃してきそうな気がしてならない。そうなれば、アレクセイなぞ一捻りだろう。
けれど、いくら諏訪が相手だと言ってもやすやすと自分のツガイに危害は加えさせない。
そんな不穏な妖気が漏れたのが分かったのか、牡丹は誠の額を指で弾いた。
「お前、陽子達に狼のこと言ってねぇの、わざとだろ」
牡丹はニヤリと笑った。どうやら誠の考えていたことが分かったようだ。
「…そうです。だって、アレクセイが傷つくの、嫌じゃん」
「だと思ったぜ。こんな大事なこと、お前が真っ先に陽子に言わないわけ無ぇもんな。俺が知ったのは不可抗力っつーか、まぁ、一族の妖狐側の長だから分かるとしてもだ。相模達に言ったのは、外堀を埋めるため…か?」
「当たり」
「んで、俺は諏訪にこう言うだろうな。"誠はまだ陽子達に伝えてない。本人の口から伝えるべきことだから、お前が先に言うな。誠の顔を潰す気か"、と。違うか?」
誠は何も言えず、牡丹から目を逸らすことしかできなかった。全部手の内を読まれていたからだ。
騙そうと思っていたわけではないが、そうなるだろうなとは思っていた。これでも妖狐の端くれなのだ。ツガイのためなら、奸計をめぐらせることぐらいはするのだ。
それに、母である陽子にまだ伝えてないのは、自らの口できちんと伝えたかったからだ。何度か、洗浄して開いた牛乳パックに手紙を貼り付けて実家の資源ゴミ用の袋に送ったことがあるが、相模から聞くにはきちんと届いているらしい。その際の返事も代読してもらった。
こうして実家との連絡も相模を介して取れるのだが、事が事だ。牛乳パックに紛れ込んだ慶事というのも酷い話だ。牛乳パックではなく食品トレーでも同じことだが。
「はー…ま、良いや。お前はどうも、人間の考え方に染まり過ぎてるきらいがあったからな。妖怪らしくて俺は面白いけど」
「そりゃ、どうも」
「でもよぉ、そんだけ大事なんだな」
何が、と聞かなくても分かる。
大事だ。アレクセイが大事だ。誠の心の隙間を埋めてくれたのはアレクセイで、親愛や友愛以外の愛を教えてくれたのもアレクセイだ。
恋は盲目という言葉があるが、きっと今の誠の状態はそれに近い。欲張ってなんぼの妖怪だ。もう、アレクセイと生きていくと決めたのだ。
邪魔する者は、諏訪でも許さない。
「俺は牡丹さんと諏訪さんの子孫だからね。そのせいで、独占欲だけは一人前なんだよ」
ふん、と鼻息も荒く胸を張ると、牡丹はクスクスと笑った。
「ばーか。お前はまだケツに卵の殻をつけたヒヨコちゃんだよ。ツガイができたから、力は安定してきたみてぇだけどな。体を交えれば、お前らはもっと強くなるよ」
「なっ…!」
バレていた。誠は羞恥に頬を一瞬で染めていたが、相手はあの諏訪の相手を務める牡丹だし、そもそも妖狐は相手の精気を糧に生きる妖怪だ。その行為に羞恥心を抱くはずがない。
けれど、いくらアラサー男子だと言っても、そのことを親族、いや、親と同じくらい近い始祖に指摘されるのはかなり恥ずかしい。
反論しようと思っても、相手は牡丹だ。きっとニヤニヤと揶揄われるのがオチなので、誠は気持ちを切り替えて聞きたいことを聞くことにした。
「あー…あのさぁ、牡丹さんに聞きたいことがあんだけど」
「何だ?気持ち良い体位か。それとも精気の吸い取り方か?それなら自然とできてんだろ?」
「じゃ、なくて!」
牡丹の言った、後半のことは当たっている。アレクセイと夜の戯れをしている際に、確かにアレクセイの精気を貰っていた。しかも、勝手にだ。
ツガイができると自ずとそうなることは聞いていたが、誠にとっては衝撃の一言だった。
何度か同じようなことが起こったので正直にアレクセイに言うと、「俺がマコトの糧になれるんだろう?良いことじゃないか」と明後日の方向の回答を頂いたので、それ以来気にしないことにしている。
しかも誠が吸精した方が、翌朝の調子が良いらしい。きっと有り余っている精力があるからだろうと、誠は邪推している。犬や狼の交尾時間は長い。射精時間はおよそ三十分程あるからだ。
ただの抜き合いでなら誠よりも濃い精液を吐き出すだけだったが、これが体を交えた時の射精ならどうなるのだろう。
アレクセイの精液を直接飲み込んだ時は、酩酊してしまって、その後何度も強請って睦み合ったのは記憶に新しい。今後が楽しみでもあり、少しだけ恐怖でもある。
誠が頬を染めていると、牡丹は懐から煙管を取り出してクルクルと回し出した。
「あ?何が聞きてぇんだ」
「龍玉のことだよ。あれってツガイの証と、ツガイに諏訪さんの加護があることしか覚えてないんだけど…他に効力ってあんの?」
そう聞くと、牡丹は大きな溜息を吐いて、煙管の先で誠の頭を叩いた。
「お前、ちゃんと聞いてなかったんだな」
「だってさぁ。ツガイなんて見つかるわけ無ぇって思ってたから」
「まったく…。龍玉ってのは、ツガイの命そのものの替わりになるモンだよ。今は体を作り替えてる途中だろうよ。んで、龍玉は諏訪の加護があるから壊れることは無ぇが、体は大事にしろってあの狼に伝えとけ。あとは、諏訪とお前の神力が混ざるんだ。そっちの世界は魔法が使えるんだろ?魔法がスムーズに使えるようになったり、身体能力も上がるよ」
「マジで?良いことずくめじゃん。何その神アイテム」
誠がテンション高く喜んでいると、更に牡丹からの追撃を頭に喰らってしまった。
「だから、神のアイテムなんだって」
「あ…そうか」
「けど、心変わりをしたら神罰が下る。ま、あの狼なら大丈夫だろうよ。お前、以前よりも綺麗に妖気と神気が混ざってるよ。あの狼のおかげなんだな」
そして牡丹は誠の頭をぐちゃぐちゃと撫でると、「親族同士の顔合わせは、来年の神在月な。場所はうちの温泉宿を提供してやるよ」と言い残して勝手に消えてしまった。
まだ話したいことがあったのだが、牡丹はあれでいて忙しい。いくら力を受け継いでいると言っても、一族では末端に近い誠ばかりにかまっていられないことは理解している。
「…とりあえず、龍玉のこと聞けただけでも儲けものか。でも…親族の顔合わせって言ってたよな。マジか」
牡丹がああ言っているのなら、そうなのだろう。きっと彼の中では何から何まで決定しているはずだ。しかも「親族同士の」と言っていたので、アレクセイの両親と誠の両親、そして牡丹と諏訪が一同に会することになるようだ。
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