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第十一話 「狼人間:ルーガルー」
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ーーー日は落ち、夜が訪れる。
2日前の巡回から、トラハムと一緒だ。
夜襲が起きた時、いちいち呼びに行っている暇はないからだ。
当のトラハムは、軽装に身を包んでいた。
皮の胸当てに、小手。腰にはダガーが携えられている。
かつて集めた装備だという。
身を守る程度ならこれで十分、、、だと思いたいーーー
ーーーーーー
ーーー時刻は0時を過ぎていた。
みんなもこの10日間で、多少この生活に順応してきているらしい。
だが油断は禁物だ。
俺はこの10日間、索敵スキルを用いての魔力測定を試みている。なかなかに順調で、感覚がわかってきた。目に写るのは、もやもやとした虹色。薄いフィルターを通して見ている様な感じで、人や物が虹色に光っている。光っていると言っても、とても薄い色だ。だが周りとは一段階違うくらいではある。
サーモグラフィーの極薄版といったところか。
この10日間で、この一帯の魔力量はあらかた覚えた。
ーーーそんな中に若干強めな色が入ってきた。ーーー
「来ましたね、、、」
トラハムがそう呟いた。
「あぁ、、、」
俺もそう返す。
「行ってみよう。」
俺たちは敵の姿が見えるであろう正門まで、歩みを進めた。
正門の付近には黒い影が3頭。
雑木林が揺れて、さらに3頭顔を出す。
「、、、あれか、、、」
6頭のうち1頭が、こちらに歩んでくる。
月の光が照らした姿は、大きな黒い狼だった。
「いや、、、そんな、、、ま、まさか、、、」
その時トラハムが怯え出した。
ダラダラと冷や汗を流しながら、目の前の狼を睨んでいる。
「?、なんだ、どうした⁉︎」
そう質問すると、トラハムは目だけを向けて説明してきた。
「、、、あれは、狼なんかじゃありません。」
狼じゃない?しかし、目の前にいるのはどう見ても狼だ。
「やっぱり、魔物だったのか?、、、」
「魔物の方が良かったぐらいです、、、」
魔物の方が良かったくらい?なんだそりゃ、、、それじゃまるで、、、
トラハムは説明を続けた。
「黒い毛並み、赤い眼光、大鹿ほどの大きさ、、、」
確かに大きい。ポニーくらいのサイズはあるだろうか?
「、、、こいつらはルーガルー、狼人間です!」
「⁉︎狼人間って、、、じゃあこいつら元々、、、人間?、、、」
「、、、そういうことです。月の呪いによって狼に姿を変えられた人間です。人格も変貌してしまっている、、、」
想定外どころじゃない!
誰が予想できただろうか、狼人間の出没など。
、、、いや、考慮しなかっただけだ、、、
狼と聞いて一番最初に思いつくべきことだった。
たった数匹の狼にD級パーティが負けたという事実で、違和感を覚えるべきだった。
月一の夜襲も、満月の夜にしか変身出来ない奴らの特徴そのものだったのだ。
準備に追われて熟考しきれていなかった。
そもそもここは異世界だ。自分の物差しで測ってはいけないと、自分でもわかっていたはずなのに、、、
しかし、トラハムが見間違えたのは何故だろう?
俺は初めて見たからわからないけど、魔力量なら普通の獣と当然、違いがあってもおかしくないはずだ。
ガルァァァ‼︎‼︎
前に出た1頭が、飛びかかってきた。
こちらもすかさず前に出て、攻撃を受け止める。
ガキィィン、、、
「グッ、重っ、、、」
その体躯から、かなりの力が加わってきた。
「こんのッ、、、」
ブン、、、!
それでも返せないほどじゃない。思いっきり振り切り、相手を吹っ飛ばした。
確かに、これだけの力があって、おまけに数もいたんじゃ、パーティでも無理か、、、
だが、勝てないほどじゃない。一体ずつ的確に対処していけば、問題ない、、、と思う。
「そもそも狼と狼人間の違いってなんだ?元人間、以外ないのか?」
「、、、呪いは、魔力を必要としません。呪いは、対象の生命力や術者の魂などを代価に発動する物だと聞いたことがあります。」
ガルァァァ‼︎
もう一体も何とか凌ぐ。
ガキィィン、、、
「、、、だから、魔力測定しても相手が何者かわからなかった?」
「その通りです。」
なんてことだ。そんな情報どうやって知ればいいんだ。
だが、文句を言っても仕方がない。とにかくこいつらを掃討しなければ。
ブン、、、!
目の前の一体を吹っ飛ばすと同時に、距離を詰めて肩を突いた。
ギャウン!
悲鳴をあげ、一体が倒れた。
「こいつらは元に戻らないのか?」
「、、、わかりません。それ以上のことは、、、申し訳ありません。」
「クッ、、、謝らなくても良い、、、フンッ!」
戦闘と片手間で会話をこなしていく。
元に戻す方法はないか、、、とはいえ、やられるわけにもいかない。気の毒だが、切らせてもらう。
「セイッッ‼︎」
切先が一体に深く刺さった。
ギャウワン‼︎‼︎
鮮血を流しながら、地面に崩れていく。
元人間というだけで、これほどやりにくいとはーーー
ーーー5体ほど倒しただろうか?数が減らないのは、前回よりさらに仲間を増やしたということか、、、
そういえば、トラハムを退却させていなかった。
戦闘に集中していたせいで、忘れていた。
「おい!トラハムさん!そろそろ退却してくれ!ここからはさらに厳しくなると思うから!」
少し離れていてもらったトラハムに声をかけた。
彼は何かを考えていた。
「おーい!聞いてるのか!」
すると、彼は顔を上げて不安そうに言ってきた。
「レオンさん!何かおかしい!」
?
「おかしいって、何が!」
「ルーガルーは人格も変貌する!こんな集団行動、取れるはずがない!」
「つまり!どういうこと!」
「つまり!、、、」
そう言いかけた瞬間だった。
ルーガルーの猛攻が止み、不気味な静寂が訪れた。
そして気づいた時には、もうそこにいた。
村の中に、ポツンと、女が一人。
そこにいたのは、村長と居たもう一人の付き人。
話したことはないが、覚えている。
長めの髪に、ローブを着ていた。
会ったときの姿とは、また違っていた。
ーーー女は、微笑んでいたーーー
2日前の巡回から、トラハムと一緒だ。
夜襲が起きた時、いちいち呼びに行っている暇はないからだ。
当のトラハムは、軽装に身を包んでいた。
皮の胸当てに、小手。腰にはダガーが携えられている。
かつて集めた装備だという。
身を守る程度ならこれで十分、、、だと思いたいーーー
ーーーーーー
ーーー時刻は0時を過ぎていた。
みんなもこの10日間で、多少この生活に順応してきているらしい。
だが油断は禁物だ。
俺はこの10日間、索敵スキルを用いての魔力測定を試みている。なかなかに順調で、感覚がわかってきた。目に写るのは、もやもやとした虹色。薄いフィルターを通して見ている様な感じで、人や物が虹色に光っている。光っていると言っても、とても薄い色だ。だが周りとは一段階違うくらいではある。
サーモグラフィーの極薄版といったところか。
この10日間で、この一帯の魔力量はあらかた覚えた。
ーーーそんな中に若干強めな色が入ってきた。ーーー
「来ましたね、、、」
トラハムがそう呟いた。
「あぁ、、、」
俺もそう返す。
「行ってみよう。」
俺たちは敵の姿が見えるであろう正門まで、歩みを進めた。
正門の付近には黒い影が3頭。
雑木林が揺れて、さらに3頭顔を出す。
「、、、あれか、、、」
6頭のうち1頭が、こちらに歩んでくる。
月の光が照らした姿は、大きな黒い狼だった。
「いや、、、そんな、、、ま、まさか、、、」
その時トラハムが怯え出した。
ダラダラと冷や汗を流しながら、目の前の狼を睨んでいる。
「?、なんだ、どうした⁉︎」
そう質問すると、トラハムは目だけを向けて説明してきた。
「、、、あれは、狼なんかじゃありません。」
狼じゃない?しかし、目の前にいるのはどう見ても狼だ。
「やっぱり、魔物だったのか?、、、」
「魔物の方が良かったぐらいです、、、」
魔物の方が良かったくらい?なんだそりゃ、、、それじゃまるで、、、
トラハムは説明を続けた。
「黒い毛並み、赤い眼光、大鹿ほどの大きさ、、、」
確かに大きい。ポニーくらいのサイズはあるだろうか?
「、、、こいつらはルーガルー、狼人間です!」
「⁉︎狼人間って、、、じゃあこいつら元々、、、人間?、、、」
「、、、そういうことです。月の呪いによって狼に姿を変えられた人間です。人格も変貌してしまっている、、、」
想定外どころじゃない!
誰が予想できただろうか、狼人間の出没など。
、、、いや、考慮しなかっただけだ、、、
狼と聞いて一番最初に思いつくべきことだった。
たった数匹の狼にD級パーティが負けたという事実で、違和感を覚えるべきだった。
月一の夜襲も、満月の夜にしか変身出来ない奴らの特徴そのものだったのだ。
準備に追われて熟考しきれていなかった。
そもそもここは異世界だ。自分の物差しで測ってはいけないと、自分でもわかっていたはずなのに、、、
しかし、トラハムが見間違えたのは何故だろう?
俺は初めて見たからわからないけど、魔力量なら普通の獣と当然、違いがあってもおかしくないはずだ。
ガルァァァ‼︎‼︎
前に出た1頭が、飛びかかってきた。
こちらもすかさず前に出て、攻撃を受け止める。
ガキィィン、、、
「グッ、重っ、、、」
その体躯から、かなりの力が加わってきた。
「こんのッ、、、」
ブン、、、!
それでも返せないほどじゃない。思いっきり振り切り、相手を吹っ飛ばした。
確かに、これだけの力があって、おまけに数もいたんじゃ、パーティでも無理か、、、
だが、勝てないほどじゃない。一体ずつ的確に対処していけば、問題ない、、、と思う。
「そもそも狼と狼人間の違いってなんだ?元人間、以外ないのか?」
「、、、呪いは、魔力を必要としません。呪いは、対象の生命力や術者の魂などを代価に発動する物だと聞いたことがあります。」
ガルァァァ‼︎
もう一体も何とか凌ぐ。
ガキィィン、、、
「、、、だから、魔力測定しても相手が何者かわからなかった?」
「その通りです。」
なんてことだ。そんな情報どうやって知ればいいんだ。
だが、文句を言っても仕方がない。とにかくこいつらを掃討しなければ。
ブン、、、!
目の前の一体を吹っ飛ばすと同時に、距離を詰めて肩を突いた。
ギャウン!
悲鳴をあげ、一体が倒れた。
「こいつらは元に戻らないのか?」
「、、、わかりません。それ以上のことは、、、申し訳ありません。」
「クッ、、、謝らなくても良い、、、フンッ!」
戦闘と片手間で会話をこなしていく。
元に戻す方法はないか、、、とはいえ、やられるわけにもいかない。気の毒だが、切らせてもらう。
「セイッッ‼︎」
切先が一体に深く刺さった。
ギャウワン‼︎‼︎
鮮血を流しながら、地面に崩れていく。
元人間というだけで、これほどやりにくいとはーーー
ーーー5体ほど倒しただろうか?数が減らないのは、前回よりさらに仲間を増やしたということか、、、
そういえば、トラハムを退却させていなかった。
戦闘に集中していたせいで、忘れていた。
「おい!トラハムさん!そろそろ退却してくれ!ここからはさらに厳しくなると思うから!」
少し離れていてもらったトラハムに声をかけた。
彼は何かを考えていた。
「おーい!聞いてるのか!」
すると、彼は顔を上げて不安そうに言ってきた。
「レオンさん!何かおかしい!」
?
「おかしいって、何が!」
「ルーガルーは人格も変貌する!こんな集団行動、取れるはずがない!」
「つまり!どういうこと!」
「つまり!、、、」
そう言いかけた瞬間だった。
ルーガルーの猛攻が止み、不気味な静寂が訪れた。
そして気づいた時には、もうそこにいた。
村の中に、ポツンと、女が一人。
そこにいたのは、村長と居たもう一人の付き人。
話したことはないが、覚えている。
長めの髪に、ローブを着ていた。
会ったときの姿とは、また違っていた。
ーーー女は、微笑んでいたーーー
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