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07.これはよくできた夢だと思う?
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「もしかしてサラには経験がある?」
一糸まとわぬ姿になったジョエルがうかがうように聞く。
サラは首を振った。
「でも作品で男性の裸体は見たことがあります……性愛をテーマにした作品も珍しくありませんし……」
「なるほどね。それでこんな状態の僕を見ても驚かないんだ」
ジョエルが自らの屹立をなでた。
腹にくっつきそうなそれを生で見るのはもちろん初めてだ。これでもじゅうぶん驚いているのだが、ジョエルにはそうは見えないらしい。
「君と婚約破棄してからたくさんお見合いをしたけれど、誰にもこんなふうに触れたいとは思わなかった。そのかわり夢の中では何度もサラに触れた」
ジョエルが顔を寄せて再び胸の頂を口に含む。
もともと刺激に弱い場所を何度も触れられて過敏になっているから、ほんの少し触れられただけで快楽が全身を走り抜ける。
「君を手放したんだから僕にはその資格はないとわかっていても、もし君がカルネンで誰かとこういうことをしていたらどうしようと気が気ではなかった。何度もカルネンに様子を見に行こうと思った」
でもできなかった、とジョエルが呟く。
熱い舌先が胸から腹へと滑り降りていく。
あっと思った時には膝を割られ、脚の付け根に顔をうずめられていた。
「待って、ジョエル殿下っ。そこは汚いですから……っ」
サラの猛抗議など届くわけもなく、舌先が敏感な陰核をこする。さっき指先で触れられて高ぶっていたところだっただけに、舌先の刺激はあっという間にサラから思考力を奪った。
体の奥で快楽が膨れ上がる。たまらなく気持ちいい。
舌先が陰核を離れ蜜壺を探る。ぴちゃぴちゃという粘着質な水音が聞こえる。自分でもぬるぬるになっている自覚はあったけれど、ジョエルはわざとやっている。
入口をくすぐられるたびにもどかしさが募る。体の奥が疼いてしかたがない。経験がなくてもこの体が何を求めているのかわかる。
このままでは達してしまうと思い、サラは自分の脚の間で揺れる金色の髪の毛をつかんで引っ張った。遠目にはやわらかそうだと思っていた彼の髪の毛は意外に硬く、汗で湿気ていた。
ジョエルが目を上げる。
ジョエルと目が合う。
青色の瞳はうるんで欲情にまみれていた。
「どうした? やめてほしい?」
その青い瞳が不安そうに揺れる。
「違うの……そうじゃなくて……。その」
そろそろあなたのものを。なんて、言えるわけもなく。
サラは両手を伸ばしてジョエルの頭をわしづかみにすると自分のほうに引っ張った。
ジョエルがよくわからないままに体勢を変える。最初と同じようにサラの体の脇に両手をついてサラを覗き込む。
ジョエルにその場を確認されたくないので頭をつかんで視線を自分に向けさせたまま、サラは体を浮かせてジョエルの屹立に自分の腰を押し付けた。
ジョエルが目を開く。
二度、三度、同じことをする。
ジョエルの顔が歪み、呻き声が漏れる。
ジョエルが体をわずかに動かして、熱くて硬い切っ先がサラのぬかるみをくすぐる。
陰核と肉壺の入り口を行ったり来たり。それだけで体の奥が疼いて愛液があふれてくる。でもこれでは足りない。
サラは自分から切っ先を捕らえにいった。
「サラ」
ジョエルが名を呼ぶ。
「痛くない?」
切っ先がゆっくりと隘路に沈み込む。
「少し痛い」
「君が気持ちよくないならやめてもいい」
「私はやめたくない」
ジョエルが呻いてサラの手を逃れ、頭をサラの首筋に埋める。
「サラのにおいだ。これは本物だよな? また夢か?」
「そんなに私の夢を見ていたの?」
「見たよ、何度も。何度も何度も、君を遠くに行かせるんじゃなかった。あの時ああすればよかった、こうすればよかった、そんなことばかり考えた」
ゆっくりと腰を進めながらジョエルが囁く。声が揺れている。
サラはジョエルの首筋に腕を回した。
ジョエルが腰を押し付ける。結合が深まる。一番奥をぎゅっと押された途端、痺れるような快楽が体を駆け抜けた。
ああ、これだ。ほしかったものはこれだ。
自分の中に埋まっているものの形を確かめたくて少しだけ腰を動かしたら、ジョエルが再びうめき声をもらした。どうしたのかと思ったら、「締め付けがきつい」という答え。
「ゆ……緩め方がわからないの」
言ったそばからギュッとおなかに力が入り、自分でもジョエルの屹立を締め上げたのがわかった。案の定、ジョエルがまたも呻いた。顔の横に置かれたジョエルの大きな手がシーツを握り締める。呼吸が荒い。
どうしよう。初めてで作法がわからない。自分は何か大きな間違いをおかしているのだろうか。かつて見た男女交合を描いた作品と同じ姿勢になっているとは思うものの、やっぱり絵で見ただけでは知っているうちに入らない。
その呼吸を整えるように、ジョエルが深呼吸を繰り返す。
その音を聞いているうちに、ジョエルの屹立を咥え込んでいる体の奥が強く疼き出した。
くさびを打ち込まれただけでは足りないと本能が訴える。まだこの先がある。
疼く体を持て余し、サラは少しだけ体の位置を変えてみた。切っ先が体の奥を突き、快楽が突き抜ける。ほしいのはこれだ。でもどうしよう、ジョエルはつらそう。自分のほしいものを一方的に求めることはジョエルに対してあまりにも失礼。そう思うのに、サラは腰が揺れてしまうのを止められなかった。だって、とてもとても気持ちいいから。
「すまないサラ」
突然、ジョエルがサラの背中に腕をまわした。背中が軽く反ると屹立の角度が変わり、ビリッと強い快楽の波が駆け抜ける。
「すまない、サラ。本当はもっと君を気持ちよくしてあげたかった」
ジョエルが腰を引く。差し込まれたものが引き出され、内側をひっかく。奥を押されるのとは違う刺激にサラは息を呑んだ。
ジョエルが屹立を押し込む。強く奥を押されて目の前で星が散る。
最初の何回かこそゆっくり出し入れしていたジョエルだが、やがてそのスピードが増していく。与えられる刺激があまりにもよすぎて、どんどん蜜があふれる。静かな室内に、卑猥な水音と荒い呼吸音、腰を打ち付けられた時の肉のぶつかり合う音だけが響く。
一番いい場所を責め立てられ、急速に体の奥で快楽が膨らんでいく。
サラ、サラとジョエルが名を呼ぶ。
サラはジョエルの首筋に回す腕に力をこめた。
ジョエルが、あのいつも微笑を浮かべてこちらを見つめていた王子様が、髪の毛を汗に濡らしてひたすらにサラを求め続けている。あの姿からは想像もできない。私こそ都合のいい夢を見ているのかもしれない。
「サラ……っ、もう……っ」
「ジョエルさま……っ!」
ジョエルの叫びとサラの絶頂はほぼ同時だった。
今まで感じたことのないほど強い衝撃に歯を食いしばり、ジョエルに強くしがみつく。
心臓があり得ないほど早鐘を打ち、体が燃えるように熱い。
それはジョエルも一緒のようで、汗びっしょりだ。
「愛しているよ、サラ」
しばらくしてジョエルがそう囁いて、額に口づけてきた。
「私もです」
ジョエルがサラを覗き込む。
「これはよくできた夢だと思う? 目が覚めたらいつも通りに君が消えているかな?」
「消えていないと思います」
サラが微笑むと、ジョエルも応えるように微笑んだ。
ようやく長い夜が開ける……と。
一糸まとわぬ姿になったジョエルがうかがうように聞く。
サラは首を振った。
「でも作品で男性の裸体は見たことがあります……性愛をテーマにした作品も珍しくありませんし……」
「なるほどね。それでこんな状態の僕を見ても驚かないんだ」
ジョエルが自らの屹立をなでた。
腹にくっつきそうなそれを生で見るのはもちろん初めてだ。これでもじゅうぶん驚いているのだが、ジョエルにはそうは見えないらしい。
「君と婚約破棄してからたくさんお見合いをしたけれど、誰にもこんなふうに触れたいとは思わなかった。そのかわり夢の中では何度もサラに触れた」
ジョエルが顔を寄せて再び胸の頂を口に含む。
もともと刺激に弱い場所を何度も触れられて過敏になっているから、ほんの少し触れられただけで快楽が全身を走り抜ける。
「君を手放したんだから僕にはその資格はないとわかっていても、もし君がカルネンで誰かとこういうことをしていたらどうしようと気が気ではなかった。何度もカルネンに様子を見に行こうと思った」
でもできなかった、とジョエルが呟く。
熱い舌先が胸から腹へと滑り降りていく。
あっと思った時には膝を割られ、脚の付け根に顔をうずめられていた。
「待って、ジョエル殿下っ。そこは汚いですから……っ」
サラの猛抗議など届くわけもなく、舌先が敏感な陰核をこする。さっき指先で触れられて高ぶっていたところだっただけに、舌先の刺激はあっという間にサラから思考力を奪った。
体の奥で快楽が膨れ上がる。たまらなく気持ちいい。
舌先が陰核を離れ蜜壺を探る。ぴちゃぴちゃという粘着質な水音が聞こえる。自分でもぬるぬるになっている自覚はあったけれど、ジョエルはわざとやっている。
入口をくすぐられるたびにもどかしさが募る。体の奥が疼いてしかたがない。経験がなくてもこの体が何を求めているのかわかる。
このままでは達してしまうと思い、サラは自分の脚の間で揺れる金色の髪の毛をつかんで引っ張った。遠目にはやわらかそうだと思っていた彼の髪の毛は意外に硬く、汗で湿気ていた。
ジョエルが目を上げる。
ジョエルと目が合う。
青色の瞳はうるんで欲情にまみれていた。
「どうした? やめてほしい?」
その青い瞳が不安そうに揺れる。
「違うの……そうじゃなくて……。その」
そろそろあなたのものを。なんて、言えるわけもなく。
サラは両手を伸ばしてジョエルの頭をわしづかみにすると自分のほうに引っ張った。
ジョエルがよくわからないままに体勢を変える。最初と同じようにサラの体の脇に両手をついてサラを覗き込む。
ジョエルにその場を確認されたくないので頭をつかんで視線を自分に向けさせたまま、サラは体を浮かせてジョエルの屹立に自分の腰を押し付けた。
ジョエルが目を開く。
二度、三度、同じことをする。
ジョエルの顔が歪み、呻き声が漏れる。
ジョエルが体をわずかに動かして、熱くて硬い切っ先がサラのぬかるみをくすぐる。
陰核と肉壺の入り口を行ったり来たり。それだけで体の奥が疼いて愛液があふれてくる。でもこれでは足りない。
サラは自分から切っ先を捕らえにいった。
「サラ」
ジョエルが名を呼ぶ。
「痛くない?」
切っ先がゆっくりと隘路に沈み込む。
「少し痛い」
「君が気持ちよくないならやめてもいい」
「私はやめたくない」
ジョエルが呻いてサラの手を逃れ、頭をサラの首筋に埋める。
「サラのにおいだ。これは本物だよな? また夢か?」
「そんなに私の夢を見ていたの?」
「見たよ、何度も。何度も何度も、君を遠くに行かせるんじゃなかった。あの時ああすればよかった、こうすればよかった、そんなことばかり考えた」
ゆっくりと腰を進めながらジョエルが囁く。声が揺れている。
サラはジョエルの首筋に腕を回した。
ジョエルが腰を押し付ける。結合が深まる。一番奥をぎゅっと押された途端、痺れるような快楽が体を駆け抜けた。
ああ、これだ。ほしかったものはこれだ。
自分の中に埋まっているものの形を確かめたくて少しだけ腰を動かしたら、ジョエルが再びうめき声をもらした。どうしたのかと思ったら、「締め付けがきつい」という答え。
「ゆ……緩め方がわからないの」
言ったそばからギュッとおなかに力が入り、自分でもジョエルの屹立を締め上げたのがわかった。案の定、ジョエルがまたも呻いた。顔の横に置かれたジョエルの大きな手がシーツを握り締める。呼吸が荒い。
どうしよう。初めてで作法がわからない。自分は何か大きな間違いをおかしているのだろうか。かつて見た男女交合を描いた作品と同じ姿勢になっているとは思うものの、やっぱり絵で見ただけでは知っているうちに入らない。
その呼吸を整えるように、ジョエルが深呼吸を繰り返す。
その音を聞いているうちに、ジョエルの屹立を咥え込んでいる体の奥が強く疼き出した。
くさびを打ち込まれただけでは足りないと本能が訴える。まだこの先がある。
疼く体を持て余し、サラは少しだけ体の位置を変えてみた。切っ先が体の奥を突き、快楽が突き抜ける。ほしいのはこれだ。でもどうしよう、ジョエルはつらそう。自分のほしいものを一方的に求めることはジョエルに対してあまりにも失礼。そう思うのに、サラは腰が揺れてしまうのを止められなかった。だって、とてもとても気持ちいいから。
「すまないサラ」
突然、ジョエルがサラの背中に腕をまわした。背中が軽く反ると屹立の角度が変わり、ビリッと強い快楽の波が駆け抜ける。
「すまない、サラ。本当はもっと君を気持ちよくしてあげたかった」
ジョエルが腰を引く。差し込まれたものが引き出され、内側をひっかく。奥を押されるのとは違う刺激にサラは息を呑んだ。
ジョエルが屹立を押し込む。強く奥を押されて目の前で星が散る。
最初の何回かこそゆっくり出し入れしていたジョエルだが、やがてそのスピードが増していく。与えられる刺激があまりにもよすぎて、どんどん蜜があふれる。静かな室内に、卑猥な水音と荒い呼吸音、腰を打ち付けられた時の肉のぶつかり合う音だけが響く。
一番いい場所を責め立てられ、急速に体の奥で快楽が膨らんでいく。
サラ、サラとジョエルが名を呼ぶ。
サラはジョエルの首筋に回す腕に力をこめた。
ジョエルが、あのいつも微笑を浮かべてこちらを見つめていた王子様が、髪の毛を汗に濡らしてひたすらにサラを求め続けている。あの姿からは想像もできない。私こそ都合のいい夢を見ているのかもしれない。
「サラ……っ、もう……っ」
「ジョエルさま……っ!」
ジョエルの叫びとサラの絶頂はほぼ同時だった。
今まで感じたことのないほど強い衝撃に歯を食いしばり、ジョエルに強くしがみつく。
心臓があり得ないほど早鐘を打ち、体が燃えるように熱い。
それはジョエルも一緒のようで、汗びっしょりだ。
「愛しているよ、サラ」
しばらくしてジョエルがそう囁いて、額に口づけてきた。
「私もです」
ジョエルがサラを覗き込む。
「これはよくできた夢だと思う? 目が覚めたらいつも通りに君が消えているかな?」
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