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13 純情の王子様
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「...ダ、ダメですよ。
ダメですってば....清人様...」
声にも身体にも、力が入らないよ。
後退りたいのに、触れられた指から身体が離れない。
弱々しい声は、自分でもなんだか甘えてるみたいに聞こえるくらい情けないものだし。
清人様にも、そう聞こえるんだろうな。
ふわっと、近づいてくる顔が嬉しそうに笑ってる。
ち、違うんですよ、清人様。
本当に、本当に、やめて欲しいんですよ!
だって.....
清人様が、俺なんかとキスなんて。
可笑しいじゃないですか?
さっきのは、間違いの筈じゃないですか?
なのに。
俺で間違いないなんて...
誰でも魅了される、綺麗で美しい清人様が俺なんかとキスしたいなんて....
ダメですってば....清人様...」
声にも身体にも、力が入らないよ。
後退りたいのに、触れられた指から身体が離れない。
弱々しい声は、自分でもなんだか甘えてるみたいに聞こえるくらい情けないものだし。
清人様にも、そう聞こえるんだろうな。
ふわっと、近づいてくる顔が嬉しそうに笑ってる。
ち、違うんですよ、清人様。
本当に、本当に、やめて欲しいんですよ!
だって.....
清人様が、俺なんかとキスなんて。
可笑しいじゃないですか?
さっきのは、間違いの筈じゃないですか?
なのに。
俺で間違いないなんて...
誰でも魅了される、綺麗で美しい清人様が俺なんかとキスしたいなんて....
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