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14 反省の王子様
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俺だけベットに座ったまま、目の前の二人のやり取りにビクビク。
陽太様は、叱りながらも清人様に対しては放っては置けないと手助けするような優しさを感じるんだけど。
清人様は、本気で陽太様にイライラとお怒りなんだよね。
清人様が飛鳥様以外の御家族と話されている姿は、ほとんど御目にかかったことが無いんだけれど。
完璧に見えていた清人様が、子どもっぽく見える。
ん、確かに陽太様は清人様のお子様なんだけどね。
幼く見える、そんな子どもっぽさ。
「おー、清人のフェロモンから抜けた効果がもう出てるようだな」
陽太様はベットまで戻ってくると、優しい眼差しを俺に向けて。
そのまま流れるようにクルッと清人様に向き直り。
「清人、誰が立って良いと言ったんだ?
次は、α側からの話を聞く番だっつーの!
お前、いつからハルちゃんにこんなことしてたんだ?」
もう話しは終わっただろうと、立ち上がり靴を履き直そうとしていた清人様。
「はぁ~?」と信じられないものを見る目で陽太様を見下ろしたけれど。
陽太様には、やっぱり敵わないみたい。
また、正座に戻されていました....
陽太様は、叱りながらも清人様に対しては放っては置けないと手助けするような優しさを感じるんだけど。
清人様は、本気で陽太様にイライラとお怒りなんだよね。
清人様が飛鳥様以外の御家族と話されている姿は、ほとんど御目にかかったことが無いんだけれど。
完璧に見えていた清人様が、子どもっぽく見える。
ん、確かに陽太様は清人様のお子様なんだけどね。
幼く見える、そんな子どもっぽさ。
「おー、清人のフェロモンから抜けた効果がもう出てるようだな」
陽太様はベットまで戻ってくると、優しい眼差しを俺に向けて。
そのまま流れるようにクルッと清人様に向き直り。
「清人、誰が立って良いと言ったんだ?
次は、α側からの話を聞く番だっつーの!
お前、いつからハルちゃんにこんなことしてたんだ?」
もう話しは終わっただろうと、立ち上がり靴を履き直そうとしていた清人様。
「はぁ~?」と信じられないものを見る目で陽太様を見下ろしたけれど。
陽太様には、やっぱり敵わないみたい。
また、正座に戻されていました....
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