努力するのが嫌なので監禁エンドを選びましたが、そろそろ外の空気が吸いたいです【R18】

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5.晩餐会

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※R18
※大人のおもちゃ注意
※羞恥プレイ?
※涙舐めあり








「シェイラ、これを付けてね。」

 晩餐会の日、迎えに来た殿下に渡された物を見て首を傾げた。

「……?」

 「これは、貞操帯だよ。庭園に連れていった時に不安だったんだ。シェイラが拐われて犯されたらどうしようって。心配で……。無防備なシェイラを塔の外へは出せないよ。」

「え?でも……。」

 貞操帯と言うには、真ん中に凶悪な物が付いているような……。

「ああ、これは俺の張り形だよ。シェイラがまた誰かを誘惑したらこまるから、俺で埋めておかないとね。」

 いやいや、晩餐会でこんなものつけるのおかしい……。

「こ、こんなもの付けて……。」

 こんな大きな物を挿れたらほとんど動けないだろう。

「ほら、足を広げて。」

 殿下は私の困惑などにはお構い無しで、少し強引に私の足を開かせた。

「なに?もう期待してるの?」

 ひんやりとした視線に晒されて秘壺が潤む。その光景を見て殿下は片側だけ口角を上げた。

「ローションあるんだけど必要ないな。」

 私の蜜壺をぐちょぐちょと掻き回して濡れた指を殿下は私の目の前に翳して見せた。

「いや。」

「ちゃんと見て。期待して涎を垂らしてる。シェイラは本当にエッチな子だね。」

 恥ずかしくて顔を背けるとぐいっと前を向かされ、下唇を食むように口づけされる。

「ほら、こうするともっと濡れてくる。」

「……っん……はぁ……はぁ……リック……。」

 殿下は小声で囁きながら、胸の頂きを捏ねるから、自然と腰が揺れる。

 フッと息を洩らすと、殿下は焦らすように唇を離した。

「ほら、まだ気持ち良くなっちゃ駄目だよ。」

 殿下は私の花弁を指で広げて中を覗き込む。
 とろりと蜜が溢れる感触がした。

「挿れるよ。」

「ぁん……。」

 ぐいっと押し込まれた張り型でナカがいっぱいになる。
 そのまま硬い貞操帯を着けられかちゃりと鍵が閉められた。

 お腹がいっぱいで苦しい。そして何だか少し動いているような。

「この張り型はね、特殊な素材で出来ていて、温度の変化で少し動くんだ。」   

 こんな凄い素材をこんなものに使わないで欲しい。

「シェイラ、こんな蕩けた顔してたら何をしてるかバレちゃうよ。」

 耳元で殿下が囁く。
 きっと私の顔は火照って目も潤んでだらしない表情になってると思う。

 ナカが擦れないようにしずしずと歩くが時々殿下がさらりと腰を撫でるのでふらついてしまう。



 招待客の注目が集まる中、会場に入ると令嬢たちがはっと息を呑む気配がする。皆の視線が痛い。
 噛み跡だらけの肌と手首と足首の縄の痕を見られ、ひそひそと話し声が聞こえる。

 「シェイラの席が用意されていないね。仕方がない。俺の膝に座らせよう。」

「今日、シェイラ様もお越しになるとは聞いていませんでした。」

 令嬢の一人が声を荒げるが、殿下は気にする素振りを見せずに私を自分の膝へと座らせた。斜め前の席に座っていた令嬢が、私の肩を見てぎょっと目を剥いた。噛み跡が見えたのだろう。わたしも鏡を見たときに驚いた。キスマークなんて生易しいもんじゃない、明らかな歯形。

「ほら、シェイラ、海老だよ。お食べ。」

令嬢たちの視線が集まる中、殿下は私に手ずから食べさせようとするが、それどころじゃなくて、ふるふる首を振って断った。

「食べないの?体力がもたないよ。」

 殿下の手は他の人には見えないように私の臀部や背中を這い回る。
 私が顔を上げられずに震えていることなんてお構い無しだ。
 どうにか声を上げずに我慢しているのに殿下は小声で私を苛める。

「シェイラ、目の回りが赤くなってるよ。もうイキそう?」

 何も答えない私をよそに、殿下は素知らぬ顔で令嬢たちと会話をはじめた。

「今回は君たちとの交流のために設けられた席だ。何か私に聞きたいことなどはないか?」

 ほとんどの令嬢がこの異様な雰囲気に呑まれて俯いている中、一際豪華なドレスを着た令嬢が果敢にも殿下との会話を試みた。

「殿下は公務の無い日にはどのようにお過ごしになっているのですか?」

「殆ど全ての時間をシェイラと過ごしているね。何をしているのか興味があるのか?具体的に話しても良いが……。」

「い、いえ。」

「ファンハーレ嬢は、慈善活動に積極的だと聞いた。良いことだ。これからも積極的に励んで欲しい。他にも何か私に聞きたいことは無いだろうか?」

「殿下はどのような食べ物を好まれるのですか?」

 また、別の令嬢が口を開いた。

「私の好物は彼女の涙だね。」

 殿下はそう言うと、私の頬を伝っていた涙をペロリと舐めとった。

 私は胎内でゆっくりと形を変えるソレに翻弄され、みんなの会話が遠くに聞こえる。

 小刻みに震え、顔を真っ赤にして涙を流す私の姿は他の令嬢にはどう見えていたのだろう?

 次々に襲いくる絶頂の波に必死に耐えていると、不意に殿下が貞操帯の股間部分を私に押し付けるように膝を動かした。

 「っ!……っん……。」

「……シェイラ?」

 その瞬間、甘美な痺れがお腹の奥から広がり腰がピクピクと動くのを止められない。顔を伏せ、必死に声を圧し殺す。

 イッてしまった。
 バレたかも……。

 そんな私を殿下が素早く横抱きにした。

「すまない……。私のシェイラが具合が悪いようなんだ。先に失礼するよ。」

「「「で、殿下っ!!」」」

殿下はそのまま、呼び止める声に振り向くことなく晩餐会の会場を後にした。



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