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ep.137-2 軌道戦記GUNDAMの顔面

　わははっ。

　サプライズパーティは大成功！

　みんな喜んでソイツを操縦しまくって、ゲームを楽しみまくったゾ。




　おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう～。



我が信仰は医療漫画を、ただ、娯楽としてではなく、医療技術本として作り上げたい。
実際の手術現場は生々しく、見るに耐えるものではないので、
それを漫画として、技術を見るに耐える状態を作り上げ続けたいのだ。
手術技術に神の力を。

アーメン・インシュアラー・般若


　なるほど～。

　医療漫画とか、医療ドラマとかって、ストーリーをメインに

　話を作って行くから、

　実際の医療技術とかって十分に載せられなかったりするんだよね～。

　娯楽以外の教養としての手術漫画とか、

　世界に広まると爆発的に医療技術が上がったりするかも～。

　でも、どうやって手術漫画を残すかが問題かな？

　坊さん、がんばってるな～。


　おっ、それより、今はパーティーだ。





「かんぱーーーい」「乾杯っ」「乾杯！」

「さあ、夜も盛り上がって参りました！　みなさん、ダンスタイムと行きましょう～♪」

「おおお」


　おおっ。貴族たち今日は楽しんでくれたみたい。

　よかった。よかった。


　夜には、社交ダンスをしてリリアさんと踊った。


「あの・・・・私が、伊佐木さんと踊ってもいいんでしょうか？　奥様がいるのに」

「いいんです。お世話になっているので。今日はダンスを一緒に楽しんでくださいっ」

「・・・はい」


　ズンチャッチャ♪

　借り受けた社交場の広大なフロアの中で、シャンデリアに囲まれ、僕は、リリアさんとダンスを踊った。



　ダンスのとき、踊りながら、リリアさんと話した。

「私、冒険者が怪我をしたときに、いつも思うんです。医療の技術とかが、もうちょっと広まってれば、もっと色々と怪我を簡単に治すひとが増えるのにって」

「そうですね～。医者は専門職として、医療を扱ってますけど、それ以上に広く医療が普及するなにかが必要なのかも知れません。例えば、技術本としての医療漫画とか」

「へえ。知識としては面白いと思いますね」

「脳の発達の本しか売れないのが一般だと思います。脳の発達の本は、脳の発達の本を読めば、自分の知恵が上がると思いますから。医療手術の本は、健康な人には教養にならないし、病気の人はそれどころではないですから。売れないかも知れません」

「ただ、売れると怪我や、病気が治る確率が増えるのでしょう。なんとかならないでしょうか？」

「投資としては面白いかも知れません」

「えっ？　でも、投資だとしたら、新しい本しか注目されなくなってしまいますよね？」

「組織的な株の状態にして、医療技術漫画社を何社か建てる感じで、常に投資市場が動く感じですね」

「現行の株式市場に導入するんですか？」

「王国はそれほどマーケットが広くないから、そうするのが妥当だと思いますね。ただ、もっとマーケットの広い国では、独自に医療技術漫画市場を作るのもいいですね」

「・・・伊佐木さんと踊りながら話すのって楽しいです」



　きれいな光を受けて、踊るリリアさんとのダンスは楽しく、リリアさんの手の甲に僕はキス。



　ちゅっ


「リリアさん。素敵なダンスをありがとう。今日のあなたはすごく輝いていますよっ」

「・・・ありがとうございます。伊佐木さん」



　リリアさんは真っ赤に頬を染めて照れ、リリアさんはすごくかわいかった。


　ああ。社交ダンスって最高に楽しいなぁ。



　こんなかわいい人と社交ダンスを踊れて、手の甲にキスなんかしちゃったりして、僕って、すごく異世界満喫してるよっ！



「・・・今日は楽しかったです。伊佐木さんありがとうございます」
「こちらこそ、楽しかったですよ。リリアさん」


　そこから、パーティが終って、リリアさんのことを考える。

　いつかの日に、リリアさんは僕と結婚を考えてるとも言ってくれた。

　それって、僕のことが好きっていうことだよね？



　リリアさんとも結婚しちゃう？


　僕は今日終えて、眠りについた。

　今日はいい日だったな。明日も楽しく元気に生きられそう。




　明日はどうしよっかなぁ。ひさしぶりに１億ギル使って、ぱーーーーーっと楽しいことやっちゃおうかな？

　僕は月に８０億ギルの収入がある大お金持ち。

　１億ギル使って楽しむのって、ありだよね？



　おっ！　思いついた。１億円つかったまぁーーーたくあたらしいお遊びっ♪　こりゃ、明日は楽しくなりそうだゾっ。

　いえーーーーい。明日はおもいきり楽しんじゃえっ！