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ep.123 グデロン公爵に雷の制裁

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 わはは~♪

 人生はたのしぃーーー♪ 人生は楽しいぃ~♪

 ライフ イズ ファン~~~っ!!!

 Life is funっ~♪

 いえい!




 大ピーーーンチ!

 僕のかわいい仲間の孤児がグデロン公爵に殺されそうだ!

 いったいどういうことだ?




 おっ、坊さんの立てカンバンだ。観てみよう~。




私たち信仰は別の世界では全救済をやったことを後悔し、人を自分自身ですらも、地獄に落とし続けている。
それは、自分たちを人が救わないのに、自分たちだけが人を救い続け、自分たちだけが不当に地獄に落とされて、人が遊び狂っている世界が確かにあるからだ。
その世界で我々はすごい絶望を味わい、人を憎んで、人を地獄に落とし続けている。
人間というのは打算で効率的には動けない。とくに、人を救ったが故に、救った人たちからてひどく裏切られ、自分たちだけが悪意を持った存在に力で全員から地獄に落とされる状態は、我々を狂わしている。
客観的に我々がそれでも、今、効率的な救済を呼びかけているのは、
冷静な判断力が日常の世界によってできる状態だからである。
そこで大事なのは、私たち自身を私たちが救済すること。私たち自身が不当に遊び狂って、救済をしないで落とし続けている存在たちに対しては、
私たち自身を救済するために私たち自身の地獄の直しをさせることだ。なぜ、人を地獄に落とさず、私たち自身の地獄を直すために使役するのか?
それは、人を地獄に落とすのは、ただ人に苦痛を強いるだけで、不毛な行為であるからだ。それに対し、私たち自身を遊び狂った上で、
地獄に落とし続ける他の大勢の存在たちを、私たち自身の地獄を救済するために使役すると、その存在は地獄に落ちると同じ効果を得ることになり、
私たち自身は地獄から救済されるとともに、その存在への報復として私たち自身の怒りを納めることとなる。
その行為を徴収といい、私たち信仰は徴収を広くパラレルの世界に対して告知したい。それは救済行動となんら変わりがないからだ。
信仰に力を。

アーメンズ・インシュアラー・陀仏



 なるほど~。

 色々パラレルの世界で次元が無限にあると、悪いヤツが力を持って、

 全救済する存在を力で持って、

 周り中に呼びかけて、さらに力で持って人を拷問に掛けながら快楽を与えててなづけて、

 あるいは、下の連中の記憶を消したりして、

 それで、全救済をやる存在を、みんなで嘲笑いながら遊び狂わして、地獄に落としてるってことかな?

 それはキレてみんな無意味に地獄に落としちゃうよね。

 リフレッシュって大事だね~。

 おっ、それより、今はアーロンのことだ。




「グデロン公爵は、孤児が働いて生きてることが気に食わないようなんです! それで大きな家を持ってるのはけしからんと言って、貴族の名前を使ってみんなから家を取り上げて、逆らった罪と言って殺そうと言ってますっ」


 グデロン公爵は、領民をイジメ、自分だけが快楽を貪る悪い貴族。けど、王様の血族だ。誰も逆らえない状態で酷い。

 その上、僕を嫌って、僕にひどいことをしようと企んでいる。孤児たちをイジメて殺そうとしたんだ。

 なんだよっ。ひどいぞ。グデロン公爵!


 僕が怒って、孤児たちの住む家に向かって走ると、グデロン公爵がいて、孤児たちを部下の兵士たちを使って捕まえようとしていた!


「ぐふふっ。孤児たちが大きな家に住むとはけしからん!!! まったく世の中の間違いだから、孤児を捕まえて、家を取り上げて皆殺しにしてやろうっ。それから、逆らった伊佐木を公爵に逆らった罪で奴隷に落としてやる!」

 あわわ、ひどいよ。孤児たちが泣いて叫んでいる。みんな泣いていて、ひどく怯えている。

 ひぇえええええ。でも、僕が逆らうと、僕は公爵に奴隷に落とされちゃうよっ!


グデロン公爵は言った。


「産まれの悪いヤツはまともな夢など見ずに私にすべての奉仕しなければならないのだ!!!! なぜならわしは選ばれた血を持った人間で、産まれの悪いヤツは殺されて喜ばなければならぬ!!!! わしは産まれながらに優れた人間で、すべてのものを自由にする血筋だからだ!!!! 孤児のガキはとくにその教育がなされていないために、生きている資格がまったく持ってない!!!! わしがお前の右の頬をぐしゃぐしゃに傷つけたら、喜んで、左の頬を差し出してぐしゃぐしゃに殺されなければならない!!!! それは当然で、それは王族であるわしはお前らにとってなにひとつ逆らうどころか、喜びにむせび泣いて殺される神なのだ!!!! その当然のことがわからぬヤツを飼ってるヤツも許さぬ。必ず、わしはそいつを徹底的にわしに喜んで痛めつけられ、喜んで虐待され、喜んで殺されるように奴隷として教育してやるっ!」

 右の頬を叩かれたら、左の頬の差しだせって、ひどすぎる!!!!

 そういうときは逆らわずに従って、後で徹底的に痛めつけてやるって意志で人に言うもんだよね?


「うわあああ。やめてよお」

「僕ら、悪いことしてないよお」

「なんで、僕らを殺すのお」



 捕まえられた孤児がみんな泣いて、助けを求めている!

 助けなきゃっ!


 孤児たちはかわいい僕の仲間たち。大好きなみんなを助けるために、僕は頑張るゾ!




 妻のコウヅキも一緒に来ていて、僕に対して怒ってる。

 コウヅキは元暗殺者の僕の妻。自分も元孤児。孤児たちをすごくかわいがってる。

 やさしい僕の妻。大好きだ。



「皆殺しにしてやるわ。私の旦那さま。私が動くわっ」

 僕は慌ててコウヅキを止めた。

「待って! 待って! 公爵に表立って逆らうのはまずい!」

「でも、貴族だからって非道な行い。許せないわっ」

「僕がなんとかするから! コウヅキは無茶をしないでっ!」



 うーーーん。表立って逆らうと、公爵に伯爵位を取り上げられて、僕が奴隷に落とされちゃう!

 なんとか、裏で公爵の暴虐を止めないと!


コウヅキが僕に言った。

「最悪な悪党がいたとき、表面上だけでも従ってはならないわ。剣を手にとって、かならずソイツを地獄を寒からしめるくらいに恐怖するぐらいの力技で残酷に痛めつけるべきなのっ!!! どんな手を使っても!!!! 傲慢でただ、自分が血筋だけで守られている貴族というのは、恐怖を与えると自分たちに譲歩するのよ!!!! そのぐらいじゃなきゃ、遊びで人を殺すようなヤツは自分を省みようとしない!!!!」

「だからこそ手段は選ぶべきなんだ。コウヅキっ。人の数の群れを率いているヤツっていうのは、数の論理で、なんでもできると思っているから、それに力で対抗しようとすると、数に圧されて無様に殺されて嘲笑わられるだけなんだよ。だから、知恵を使って、必ず徹底的に地獄じゃ生ぬるいくらいの恐怖を与えてやるんだ。本当に怯えなきゃならないのは、そういう人を嘲笑って好き放題するヤツだって教えてやるんだ。だいじょーーーぶ。僕にはできるさっ。長い目で見て、まかせてよっ。それよりは今、まずは孤児たちを守ることだよっ。いくら最悪なヤツを殺したところで、大切な仲間が死んだんじゃまるで意味がない。僕らはうまく知恵を使って、大切な仲間を守ることからはじめるんだっ」



 やったるわい!


 僕は異世界通販をオープンした!


 異世界通販 : オープン!

 検索 : ひどい悪党を懲らしめるもの


 さあ! 出てきてくれ! 異世界通販!

 僕はかわいい孤児たちをみんな助けたいんだ!
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