58 / 245
ep.39-2 ナタリーに冒険に連れて行かれる・1
しおりを挟む
ピロリ
オフロード型小型リヤカー × 1 「購入」
僕はナタリーさんに商品を買った彡
あっ、坊さんの立て看板がある。チラっと目に入った。
市場に善行のモラルがないのは、信仰として遺憾だ。
また、市場が善行に対し、なんらの注目も得ず、利益目的だけで動くのを信仰として防ぎたい。
そこで、善行市場目的紙幣を信仰として発行したい。
そこで、株、為替、先物に対し、我々が判断し、善行の価値があると判断したり、また、善行の価値がないと判断した場合は、売りを行いたい。
例えば、外食産業のレストランチェーンが、障がい者のトイレ掃除の仕事として大量雇用を行った場合、
株を購入した上で、ある一定の株価値まで購買を行い、そのレストランチェーンの株価を上げたい。
現在の市場は、材料として利益的な材料しかないため、そこに、善行を材料として入れる価値を作った上で、社会全体を善行で動く社会を作り上げたい。
その投資結果はまた、書籍として売り出した上で、善行の信仰として拡大を行いたい。
善行市場目的紙幣は、通常紙幣との兌換を行った状態で、市場公開する。信仰に力を。
アーメン・インシュアラー・善行市場目的紙幣
なるほどね~。あっ、この話って、どこか、前の掲示板で見た気がする。
お金儲けを常に投資でやってると、儲けでしか投資市場が動かなくなって、
ひどい悪いことをやっても平気な悪い世界になっちゃうって話だよね?
ひどいお金持ちが悪いヤツばっかりになるのって、考えてみればすごい怖いことだ。
やっぱり、大切なのは、すごいお金で、
たまには、おもいきり、いいことをしてる企業とかの株価をどーーーーんと上げちゃったり、
悪いことをやってる企業の株をどーーーーーーんと下げちゃったりするのって大切だよね~。
ただ、注意が必要だと思う。
前と同じ書き込みしちゃお。
カキカキ
↑↑↑
善行をやるなら、わかりやすく、投資家に善行でお金が入る形にしたほうがいいと思います。
善行で損ばかりする市場だと、投資家がひどい悪いヤツばかりになるので。
ただ、そういう善行でお金で儲かる仕組みを作ると、そこだけで利益を上げて、
大儲けを企む人も出てくるので、善行での株の上下にいろいろ工夫をしてください。
応援しています。がんばってください。
カキカキ
よし! こんなものでいいかなぁ。
やっぱり、善行でたまにはどーーーーーーんとお金が儲かる仕組みって大切だよね?
おっとっと。
よそごと。よそごと。
それよりは今は女冒険者のナタリーさんの対応だ~。さあ、売り込もう。
「はい。今回の商品は、紹介しますね」
「タイヤがどんな悪環境でも転がせるようになってる強力なゴムタイヤを使った、小型のリヤカーになります」
「リヤカーだけど、小型なため、フック式になっていて、引きずるように運ぶだけで、中型100キロまでの荷物が容易に運べるようになります」
「ダンジョンでも対応できて、タフな作りで、すぐに壊れるような代物じゃなく、長く使える商品になっています」
「どうです? この商品、買いませんか? お値段は10万ギルになります」
ナタリーさんはにんまり笑って言った。
「へえええ。小型のリヤカーかい。そいつは便利だ。買った」
「毎度お買い上げありがとうございまーーーす。ナタリーさーーん」
ナタリーさんは、小型リヤカーを10台も僕から買って、それから、周りの冒険者に呼びかけてた。
「はいよ!!! 今日はアタシは稼いだよっ!!! お前ら、5000ギル出すから、小型リヤカーで積めるだけ積んで、ギルドまで運びなっ!!!! 今日のアタシの大盤振る舞いだ!!!! みんな、協力しなっ!!!!」
へえええええ。
ナタリーさんって、けっこう、色々なところで冒険して、戦えない冒険者のためにお金を配ってたりするんだぁ。
なにか、掲示板って、上級冒険者だけど、たまに中級とかに行ったりするって言ってたけど、そういう話かな?
今日はナタリーさんの食べられない冒険者に対するサービスの日だったのかな?
怖い女の人だけど、けっこういい人なのかなぁ?
そこから、ナタリーさんはまたまたによりと笑って、そこから、僕の頬にキスをしてくれた。
ちゅっ
「こりゃ、商品のお礼だよ。いい商品また届けてくれたら、アタシの気分が乗ったら、エッチもしてあげるからねっ。うっふんっ」
ほんとに?
冒険から帰って来て、僕はほっとした。ダンジョンに行く冒険は大変だけど、確かに、ちょっとぐらいこういう冒険をしなきゃ、色々人のためになるものって得られないよね?
冒険者ギルドの店員のメルティちゃんにまた褒められた。
「店長! すごい高い商品また見つけたんですか? 店長って天才じゃないんでしょうか? すごく素敵です」
ルフラちゃんもうんうんうなずいてる。
「店長について行けば、なんでもできるって思って。私、店長って頼りになってすごいって思います。大好きです」
えへへ。すごい12歳の純真な女の子たちに褒められるってうれしいな。これも、異世界に来れたからだ。サイコーだよ。異世界。
オフロード型小型リヤカー × 1 「購入」
僕はナタリーさんに商品を買った彡
あっ、坊さんの立て看板がある。チラっと目に入った。
市場に善行のモラルがないのは、信仰として遺憾だ。
また、市場が善行に対し、なんらの注目も得ず、利益目的だけで動くのを信仰として防ぎたい。
そこで、善行市場目的紙幣を信仰として発行したい。
そこで、株、為替、先物に対し、我々が判断し、善行の価値があると判断したり、また、善行の価値がないと判断した場合は、売りを行いたい。
例えば、外食産業のレストランチェーンが、障がい者のトイレ掃除の仕事として大量雇用を行った場合、
株を購入した上で、ある一定の株価値まで購買を行い、そのレストランチェーンの株価を上げたい。
現在の市場は、材料として利益的な材料しかないため、そこに、善行を材料として入れる価値を作った上で、社会全体を善行で動く社会を作り上げたい。
その投資結果はまた、書籍として売り出した上で、善行の信仰として拡大を行いたい。
善行市場目的紙幣は、通常紙幣との兌換を行った状態で、市場公開する。信仰に力を。
アーメン・インシュアラー・善行市場目的紙幣
なるほどね~。あっ、この話って、どこか、前の掲示板で見た気がする。
お金儲けを常に投資でやってると、儲けでしか投資市場が動かなくなって、
ひどい悪いことをやっても平気な悪い世界になっちゃうって話だよね?
ひどいお金持ちが悪いヤツばっかりになるのって、考えてみればすごい怖いことだ。
やっぱり、大切なのは、すごいお金で、
たまには、おもいきり、いいことをしてる企業とかの株価をどーーーーんと上げちゃったり、
悪いことをやってる企業の株をどーーーーーーんと下げちゃったりするのって大切だよね~。
ただ、注意が必要だと思う。
前と同じ書き込みしちゃお。
カキカキ
↑↑↑
善行をやるなら、わかりやすく、投資家に善行でお金が入る形にしたほうがいいと思います。
善行で損ばかりする市場だと、投資家がひどい悪いヤツばかりになるので。
ただ、そういう善行でお金で儲かる仕組みを作ると、そこだけで利益を上げて、
大儲けを企む人も出てくるので、善行での株の上下にいろいろ工夫をしてください。
応援しています。がんばってください。
カキカキ
よし! こんなものでいいかなぁ。
やっぱり、善行でたまにはどーーーーーーんとお金が儲かる仕組みって大切だよね?
おっとっと。
よそごと。よそごと。
それよりは今は女冒険者のナタリーさんの対応だ~。さあ、売り込もう。
「はい。今回の商品は、紹介しますね」
「タイヤがどんな悪環境でも転がせるようになってる強力なゴムタイヤを使った、小型のリヤカーになります」
「リヤカーだけど、小型なため、フック式になっていて、引きずるように運ぶだけで、中型100キロまでの荷物が容易に運べるようになります」
「ダンジョンでも対応できて、タフな作りで、すぐに壊れるような代物じゃなく、長く使える商品になっています」
「どうです? この商品、買いませんか? お値段は10万ギルになります」
ナタリーさんはにんまり笑って言った。
「へえええ。小型のリヤカーかい。そいつは便利だ。買った」
「毎度お買い上げありがとうございまーーーす。ナタリーさーーん」
ナタリーさんは、小型リヤカーを10台も僕から買って、それから、周りの冒険者に呼びかけてた。
「はいよ!!! 今日はアタシは稼いだよっ!!! お前ら、5000ギル出すから、小型リヤカーで積めるだけ積んで、ギルドまで運びなっ!!!! 今日のアタシの大盤振る舞いだ!!!! みんな、協力しなっ!!!!」
へえええええ。
ナタリーさんって、けっこう、色々なところで冒険して、戦えない冒険者のためにお金を配ってたりするんだぁ。
なにか、掲示板って、上級冒険者だけど、たまに中級とかに行ったりするって言ってたけど、そういう話かな?
今日はナタリーさんの食べられない冒険者に対するサービスの日だったのかな?
怖い女の人だけど、けっこういい人なのかなぁ?
そこから、ナタリーさんはまたまたによりと笑って、そこから、僕の頬にキスをしてくれた。
ちゅっ
「こりゃ、商品のお礼だよ。いい商品また届けてくれたら、アタシの気分が乗ったら、エッチもしてあげるからねっ。うっふんっ」
ほんとに?
冒険から帰って来て、僕はほっとした。ダンジョンに行く冒険は大変だけど、確かに、ちょっとぐらいこういう冒険をしなきゃ、色々人のためになるものって得られないよね?
冒険者ギルドの店員のメルティちゃんにまた褒められた。
「店長! すごい高い商品また見つけたんですか? 店長って天才じゃないんでしょうか? すごく素敵です」
ルフラちゃんもうんうんうなずいてる。
「店長について行けば、なんでもできるって思って。私、店長って頼りになってすごいって思います。大好きです」
えへへ。すごい12歳の純真な女の子たちに褒められるってうれしいな。これも、異世界に来れたからだ。サイコーだよ。異世界。
0
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
一流冒険者トウマの道草旅譚
黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。
しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。
そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる