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第11話 何度も抱かれて、そして朝※
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吐き出された精液を飲み込むと彼の魔力がじんわりと身体の中に染み込んでいく。
「はあっーー……」
「マルガリータ……俺はまだ……」
「え?」
「まだ、したい。いいか?」
私の中ではまだするのか。もう頭が真っ白になるのはしばらくいいや。という気持ちともっとこの感覚を味わいたいという気持ちの2つが現れる。しかしエドワード様の真っすぐな瞳を眺めていると、彼の言う通りもっとしたいという気持ちの方が大きく強くなっていった。
「では、もっと……お願いします」
「ああ……」
先ほどと同じように、彼に組み敷かれる体勢でまた交わりが始まる。激しく中を突かれて奥までぐいぐいと押し込まれる時と、奥の行き止まりをグリグリと力を込めてなぞられる時が一番気持ちよさを感じる。
「マルガリータは、こうするのが良い、のか……?」
「あんっ……はあっあっ! そこっ、いいですっ……!」
駄目だ、癖になってしまいそうだ。快楽に身を任せたままいつの間にか私は眠ってしまっていたようで、目を覚ますと夜明けだった。
「はっ!」
早く屋敷へと戻らなければ。私はベッドから起き上がると左側にエドワード様が横になって眠っているのが見えたが急がなくてはならない。服を着て部屋から退出しようとするとエドワード様がモゾモゾと起き上がった。
「おはよう、マルガリータ」
「おはようございます。エドワード様。申し訳ありませんが仕事があるのでもう戻らないと行けません」
「そうか。ではまた今度」
私はエドワード様に一礼をして早足で部屋を後にした。屋敷の地下の工場に戻ると丁度ルネ達が来た所だった。
「あっ、おはようマルガリータ。あれからずっと野戦病院にいたの?」
「おはようルネ。そう、ずっといた」
「そっかぁ。無理しちゃだめだよ? 休める時には休んだ方がいいわよ。だって目にクマが出来てるじゃない」
「そうね……えっ、ほんと?」
「ほんとほんと」
だが、クマを治す時間もない。私はこのまま工場でルネ達と魔法薬を作る作業に取り掛かる。
「これで完成……」
下腹部にはまだ熱が残っている上に、股の部分もなんだかヒリヒリとしたやや弱めの痛みも残っている。
(エドワード様と、してしまった……)
そう振り返るだけで彼の瞳と紅潮した頬と例えるものが思いつかない笑みに引き締まった肉体……そして硬く熱くそそり立つモノが思い起こされていく。
(だ、だめだ! 集中出来ない!)
なんとか昨日の夜の記憶を思い出さないように脳内に抑え込んでいたが、どうしてもちらついてしまう。
「はあっーー……」
「マルガリータ……俺はまだ……」
「え?」
「まだ、したい。いいか?」
私の中ではまだするのか。もう頭が真っ白になるのはしばらくいいや。という気持ちともっとこの感覚を味わいたいという気持ちの2つが現れる。しかしエドワード様の真っすぐな瞳を眺めていると、彼の言う通りもっとしたいという気持ちの方が大きく強くなっていった。
「では、もっと……お願いします」
「ああ……」
先ほどと同じように、彼に組み敷かれる体勢でまた交わりが始まる。激しく中を突かれて奥までぐいぐいと押し込まれる時と、奥の行き止まりをグリグリと力を込めてなぞられる時が一番気持ちよさを感じる。
「マルガリータは、こうするのが良い、のか……?」
「あんっ……はあっあっ! そこっ、いいですっ……!」
駄目だ、癖になってしまいそうだ。快楽に身を任せたままいつの間にか私は眠ってしまっていたようで、目を覚ますと夜明けだった。
「はっ!」
早く屋敷へと戻らなければ。私はベッドから起き上がると左側にエドワード様が横になって眠っているのが見えたが急がなくてはならない。服を着て部屋から退出しようとするとエドワード様がモゾモゾと起き上がった。
「おはよう、マルガリータ」
「おはようございます。エドワード様。申し訳ありませんが仕事があるのでもう戻らないと行けません」
「そうか。ではまた今度」
私はエドワード様に一礼をして早足で部屋を後にした。屋敷の地下の工場に戻ると丁度ルネ達が来た所だった。
「あっ、おはようマルガリータ。あれからずっと野戦病院にいたの?」
「おはようルネ。そう、ずっといた」
「そっかぁ。無理しちゃだめだよ? 休める時には休んだ方がいいわよ。だって目にクマが出来てるじゃない」
「そうね……えっ、ほんと?」
「ほんとほんと」
だが、クマを治す時間もない。私はこのまま工場でルネ達と魔法薬を作る作業に取り掛かる。
「これで完成……」
下腹部にはまだ熱が残っている上に、股の部分もなんだかヒリヒリとしたやや弱めの痛みも残っている。
(エドワード様と、してしまった……)
そう振り返るだけで彼の瞳と紅潮した頬と例えるものが思いつかない笑みに引き締まった肉体……そして硬く熱くそそり立つモノが思い起こされていく。
(だ、だめだ! 集中出来ない!)
なんとか昨日の夜の記憶を思い出さないように脳内に抑え込んでいたが、どうしてもちらついてしまう。
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