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O・HA・NA・SHI

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<香織>

 貧困区・・・このあたりですね?
 ドローンは・・・あら出てきたの?フムフム・・・案内してくれるのね、助かるわ

「この子達完全に自律してるじゃないの・・・これは面白そうね・・・」

 あそこの五人かな・・・

「ちょっとそこの五人!何もしないからちょっとおとなしくしてくれるかしら?」

 あら、突然声をかけたから警戒されちゃったわね

「貴女は何者ですか?」

「心配しないで、害をなす者ではないから・・・えっと、若様でしたか?」

「なっ、何故それを」

「先ほどからそこのスクリーン映像を見ていたのなら分かりませんか?王都、
その周辺と言ってましたよね?」

 そう言ったついでに、姿を消していたドローンの姿を現させる

「貴方達が見ていたように、貴方達も見られていたというわけ。それと、若様?達がショウ様と接触しようと考えてたのも、筒抜けです。その結果として、私がここに派遣されたのですから」

 ふむ、この者達だけならなんとかなりそうですわね

「今はこの状況なのでゆっくり話をすることができませんが、貴方達が納得してくださるのなら、我らが居城(予定地)にお招きするよう主人から言付かってますが、如何ですか?」

 五人・・・少々時間はかかりますが、比較的安全に運べますね

「私は貴女の案に従おうと思います。その前にまずわt「自己紹介はまたでいいです」s・・・」

「貴様!若様の言葉を遮るとは何たる無礼!」

「待て・・」

「黙りなさい!」

「ヒッ」

「その人がどのような立場なのかはわからないし知りません。仮に高い位の人だとしても、それはあなた方身内だけの話。私が敬う必要も言われもありませんわ。もし、敬えというのなら、今この王都にいる全ての者が敬う必要がありますよね?」

 極論だが正論だと思う・・・たぶん

「ま、とりあえずは落ち着ける場所を提供しましょう。着いてきてもらえるかしら?嫌なら別に構いませんが」

 移動の準備をしましょう・・・私の分と五人分・・・合計六機を無限収納から取り出し、操作系をリンクさせて私の機体を操作すると、見事に他の五機も変形していった

「こ、これは・・・?」

「私の愛機と今から貴方達が乗る機体よ?落ちることはないと思うけど、こうやって・・・」

 乗り方、脚の位置、ハンドル、余計な操作をしなければ落ちることもなく安全ということを伝えていき、全員がライドオンしたのを確認してから私も愛機に乗り込む

「さて行くわよ?最初はスピード出さないからまずは慣れてね?その後で希望者は操作系を渡すから、自分で操縦してみてね?」

 その後六機が数珠繋ぎのように連なって上昇していき、無人島めがけて飛んでいった・・・


 実はこの五人全員香織とほぼ同サイズである
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