81 / 668
ダメだこりゃ
しおりを挟む
静かになったギルド・・・昨日訪れたギルマスの部屋に入ると、椅子に座り天に口を開けて気絶してるギルマスがいた。
「あれを耐えれないんですか・・・とりあえず口の中に・・・」
大きく開かれた口の中に缶ビールを入れておいた。
「目が覚めるまで座って待ってようかな・・・」
それでもなかなか目を覚さないので、朝食にすることにした。
「TKG食べ放題セット」
[クリエイトします。卵かけご飯食べ放題・納豆・サラダ・味噌汁・食後のコーヒー]
「我ながら何でもありだな・・・本当の使い方もいつかは知りたいけど・・・」
ギルマス起きないな・・・もう二杯目だぞ・・・今度は卵の黄身だけにして・・・ダメだ濃すぎる!もう一個卵白身ごとそのまま追加して・・・これなら!・・・今度も白身と黄身を分けて・・・ホカホカご飯に白身だけ投入してよーく混ぜると・・・ドロドロが切れてフッワフワになって・・・ここで黄身を投入!この食べ方が一番好きなんだよな・・・ついでに納豆も投入して・・・醤油をちょっとだけ・・・うめぇぇぇぇ!あれ?ギルマスが小刻みに動き出したぞ?まさか・・・キングボンビーに???
「なるわけないよね。おはようございます、ギルマス」
ギルマスは目を覚ますとアガアガと悶えながらこっちを睨みつけて口の中からビールを取り出すのであった
「貴様!なにさらすんじゃ!」
あら、ギルマスもチンピラですか?
先程ギルマスの口に入れたビールは缶のままでした。
「ギルマス、これはボクの能力の一つなんですが、ちょっと見てもらってもいいですか?」
ドローンさんカモン!スクリーン展開。受付の様子映して!
仕事が早くて正確ですね
「この二名が先程対応してくださった受付さんです。クズですね?採用基準とかないんですか?それとこちら(ドローンさんが映像を切り替えてくれた)が昨夜の映像です」
「・・・」
「ギルマスは僕らの『敵』でいいんですか?いいんですよね?」
ギルマス青褪めてるけど、どの映像に対して青褪めてるか判断がつかないんですけど・・・
「なんとか言ってください!モグモグ」
「・・・」
「・・・」
「ゴックン。ごちそうさまでした」
「サブマスです失礼します!ギルマスちょっとよろしいでしょうか?コンコン」
いや、色々順番おかしいでしょ!?
「ギルマス、其方の方は?」
「俺の客だ。それよりどうした?かなり慌ててたようだが」
「そうです!先程私直属の冒険者から緊急の連絡が来まして、昨夜とある倉庫の見回りに行ったところ、奇妙な建物が建っており、そこに保管してた金塊三百キロが紛失していたとの報告を受けました。同時にAランク冒険者一名が交戦の末相手に捕まり、現在行方不明とのことです」
「・・・」
「それはどういうことだ?サブマス?直属の冒険者とはどういう意味なのかね?君にはそんな権限を与えていないはずだが」
「・・・」
「金塊は百キロしか無かったですよ?」
∑(゚Д゚) ×2
「交戦?威圧したら逃げてっただけですが?」
∑(゚Д゚) ×2
「そのAランク?捕まえた奴ならそこの球の中にいますよ?開けましょうか?」
∑(゚Д゚) ×2
「あれを耐えれないんですか・・・とりあえず口の中に・・・」
大きく開かれた口の中に缶ビールを入れておいた。
「目が覚めるまで座って待ってようかな・・・」
それでもなかなか目を覚さないので、朝食にすることにした。
「TKG食べ放題セット」
[クリエイトします。卵かけご飯食べ放題・納豆・サラダ・味噌汁・食後のコーヒー]
「我ながら何でもありだな・・・本当の使い方もいつかは知りたいけど・・・」
ギルマス起きないな・・・もう二杯目だぞ・・・今度は卵の黄身だけにして・・・ダメだ濃すぎる!もう一個卵白身ごとそのまま追加して・・・これなら!・・・今度も白身と黄身を分けて・・・ホカホカご飯に白身だけ投入してよーく混ぜると・・・ドロドロが切れてフッワフワになって・・・ここで黄身を投入!この食べ方が一番好きなんだよな・・・ついでに納豆も投入して・・・醤油をちょっとだけ・・・うめぇぇぇぇ!あれ?ギルマスが小刻みに動き出したぞ?まさか・・・キングボンビーに???
「なるわけないよね。おはようございます、ギルマス」
ギルマスは目を覚ますとアガアガと悶えながらこっちを睨みつけて口の中からビールを取り出すのであった
「貴様!なにさらすんじゃ!」
あら、ギルマスもチンピラですか?
先程ギルマスの口に入れたビールは缶のままでした。
「ギルマス、これはボクの能力の一つなんですが、ちょっと見てもらってもいいですか?」
ドローンさんカモン!スクリーン展開。受付の様子映して!
仕事が早くて正確ですね
「この二名が先程対応してくださった受付さんです。クズですね?採用基準とかないんですか?それとこちら(ドローンさんが映像を切り替えてくれた)が昨夜の映像です」
「・・・」
「ギルマスは僕らの『敵』でいいんですか?いいんですよね?」
ギルマス青褪めてるけど、どの映像に対して青褪めてるか判断がつかないんですけど・・・
「なんとか言ってください!モグモグ」
「・・・」
「・・・」
「ゴックン。ごちそうさまでした」
「サブマスです失礼します!ギルマスちょっとよろしいでしょうか?コンコン」
いや、色々順番おかしいでしょ!?
「ギルマス、其方の方は?」
「俺の客だ。それよりどうした?かなり慌ててたようだが」
「そうです!先程私直属の冒険者から緊急の連絡が来まして、昨夜とある倉庫の見回りに行ったところ、奇妙な建物が建っており、そこに保管してた金塊三百キロが紛失していたとの報告を受けました。同時にAランク冒険者一名が交戦の末相手に捕まり、現在行方不明とのことです」
「・・・」
「それはどういうことだ?サブマス?直属の冒険者とはどういう意味なのかね?君にはそんな権限を与えていないはずだが」
「・・・」
「金塊は百キロしか無かったですよ?」
∑(゚Д゚) ×2
「交戦?威圧したら逃げてっただけですが?」
∑(゚Д゚) ×2
「そのAランク?捕まえた奴ならそこの球の中にいますよ?開けましょうか?」
∑(゚Д゚) ×2
135
あなたにおすすめの小説
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる