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第七話
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「お!ショウ君こっちこっち!」
香澄さんの方が先に来ていたようで、呼ばれた方に行くと、香澄さんの後ろから・・・身長140くらいの小柄なうさ耳の・・・前髪枠な子が
「お待たせしました。えっと、その子が?」
「おやおやおや~?私よりも早速妹の方に目が行くとは・・・姉コンじゃなく妹コンだったのかな?」
どうやら姉妹のようだ・・・
目元がバッチリ隠れるほどの前髪だが、横一線で切り揃えられており、髪型自体はショートボブだが、その頭頂部にはうさ耳が・・・これって昔流行ってた頭装備なのかな?
頭部のうさ耳を凝視していると・・・ピコっと動き・・・
「だめだよショウ君。初対面の可愛い女の子の耳をそんなに凝視しちゃ・・・」
どうやら種族的な耳だったようだ。みればほおの辺りがうっすらとピンク色に・・・
「ごめんなさい。あまりにも可愛くて見惚れちゃいました。ボクの名前はショウと言いま」
きちんと挨拶をすると
「わわわわたしのほうこそごめんなさい。香澄お姉ちゃんの妹で澄風って言います。よろしくお願いします」
香澄に澄風ね・・・
「じゃぁ・・・澄ちゃんって呼んで良いかな?」
「「!?」」
どうした?2人が一歩後ろに下がって・・・
「ショウ君・・・クマスター以上にナンパ師?」
「なんで?」
「だって初対面の女の子にそんな愛称つけて・・・」
「・・・嫌だった?」
澄風ちゃんに向かって聞くと
「///そんなことないです///そんなふうに呼ばれたの初めてで///嬉しかったです///」
受け入れてもらえた
「ちょ!そこ!良い雰囲気出してんじゃないわよ!なら私にも相性頂戴!」
「澄風ですみちゃん・・・香澄さんなら・・・カーチャン?」
「!!!!!な!」
「ダメだよ?年上の人をちゃん付けで呼んじゃ?」
すみちゃんに嗜められたので
「じゃぁ・・・改めてよろしくね。かーさん」
「・・・香澄さんでいいです・・・」
なんだったんだろうこの攻防・・・それよりも
「話を戻すと、すみちゃんは商人さんってことで良いのかな?」
「///うん///」
「妹はね、生産メインだからレベルがあまり上がってないけど、売買に関しては私も負けるんだ。だから、代わりにお願いしてるんだ」
生産職だからレベルが?でもなぁ・・・なら・・・
「香澄さん。ボクの荷物倉庫に預けてくるから、すみちゃんと一緒にレベル上げに行ってもいいかな?」
「え?でも・・・」
「心配なら香澄さんも一緒に行きませんか?というかお二人のレベル教えてもらえる?」
そして驚愕の事実が
「私はレベル45よ!すごいでしょ!」
え?マジで?
「わ・・わたしは生産職なのでまだ20・・・です」
・・・あれ?
「・・・と、とりあえず・・・着いてきてください」
そう言って美人姉妹2人を洞窟に連れ込ん・・・ゲフンゲフン
「なにこの洞窟?知らないわ・・・」
「お姉ちゃんが知らないんなら私も・・・」
一応ここはソロ推奨だから、まずはすみちゃんに・・・やり方を教えて・・・
「!!?!?!?!?レベルが30になりました!」
「ハァァァァァ!?ちょ!ショウ君!何したのよ!」
ふたりきょうがくのしせん・・・(変換ミスじゃないよ?)
「じゃぁ順番にやっていきましょうか」
こうして1周4回の広場を香澄さんとすみちゃんで順番に攻略していき、都合5周が経過した時には
「・・・私レベル45だったのに65になってるんだけど・・・」
「お姉ちゃん・・・生産職って上がりにくいんじゃ・・・私も65に」
2人とも同じレベルになってた
「じゃぁドロップも増えたけど、次行きませんか?流石にここではこれ以上上がりそうにないし・・・」
そういって子供たちのところへ行き・・・これはNPC相手なので同時進行で
「ちょ!85!?マスターのレベル79を超えちゃったじゃないの!」
え?クマさんのレベルって・・・ボクも超えてるじゃん・・・
「・・・生産職でレベル82って・・・サーバー最高値じゃなかった??」
・・・最高値更新ですか・・・
「おめでとう!じゃぁドロップ品売りに行きましょうか?」
そこで2人も大量のドロップ品をGetしており、商人のスキルで一般キャラが売る時の3割増でNPCに売ることができ
「ぁ手数料として売上の1割はすみちゃんにあげるから、よろしく。それと、何か生産するのに必要なアイテムが混ざってたら、それも自由にして良いから」
そう言ってすみちゃんに倉庫から出した大量のドロップ品を預けて
「もう少しレベル上げてくるからまた後で~」
「・・・ショウ君?君のレベルはいくつなのかな?」
「ボクですか?お二人よりもまだ低いですよ~?」
笑顔で・・・誤魔化せなかった
「・・・レベル80です」
「「・・・」」
無言が痛い
「ショウ君って・・・今日始めたんだよね?」
「お姉ちゃん・・・///ショウ君凄い///」
すみちゃんの視線が熱い
「あの洞窟の事って・・・」
「できれば内緒で・・・でないと・・・色々大変でしょ?」
狩る側も・・・売る側も・・・
香澄さんの方が先に来ていたようで、呼ばれた方に行くと、香澄さんの後ろから・・・身長140くらいの小柄なうさ耳の・・・前髪枠な子が
「お待たせしました。えっと、その子が?」
「おやおやおや~?私よりも早速妹の方に目が行くとは・・・姉コンじゃなく妹コンだったのかな?」
どうやら姉妹のようだ・・・
目元がバッチリ隠れるほどの前髪だが、横一線で切り揃えられており、髪型自体はショートボブだが、その頭頂部にはうさ耳が・・・これって昔流行ってた頭装備なのかな?
頭部のうさ耳を凝視していると・・・ピコっと動き・・・
「だめだよショウ君。初対面の可愛い女の子の耳をそんなに凝視しちゃ・・・」
どうやら種族的な耳だったようだ。みればほおの辺りがうっすらとピンク色に・・・
「ごめんなさい。あまりにも可愛くて見惚れちゃいました。ボクの名前はショウと言いま」
きちんと挨拶をすると
「わわわわたしのほうこそごめんなさい。香澄お姉ちゃんの妹で澄風って言います。よろしくお願いします」
香澄に澄風ね・・・
「じゃぁ・・・澄ちゃんって呼んで良いかな?」
「「!?」」
どうした?2人が一歩後ろに下がって・・・
「ショウ君・・・クマスター以上にナンパ師?」
「なんで?」
「だって初対面の女の子にそんな愛称つけて・・・」
「・・・嫌だった?」
澄風ちゃんに向かって聞くと
「///そんなことないです///そんなふうに呼ばれたの初めてで///嬉しかったです///」
受け入れてもらえた
「ちょ!そこ!良い雰囲気出してんじゃないわよ!なら私にも相性頂戴!」
「澄風ですみちゃん・・・香澄さんなら・・・カーチャン?」
「!!!!!な!」
「ダメだよ?年上の人をちゃん付けで呼んじゃ?」
すみちゃんに嗜められたので
「じゃぁ・・・改めてよろしくね。かーさん」
「・・・香澄さんでいいです・・・」
なんだったんだろうこの攻防・・・それよりも
「話を戻すと、すみちゃんは商人さんってことで良いのかな?」
「///うん///」
「妹はね、生産メインだからレベルがあまり上がってないけど、売買に関しては私も負けるんだ。だから、代わりにお願いしてるんだ」
生産職だからレベルが?でもなぁ・・・なら・・・
「香澄さん。ボクの荷物倉庫に預けてくるから、すみちゃんと一緒にレベル上げに行ってもいいかな?」
「え?でも・・・」
「心配なら香澄さんも一緒に行きませんか?というかお二人のレベル教えてもらえる?」
そして驚愕の事実が
「私はレベル45よ!すごいでしょ!」
え?マジで?
「わ・・わたしは生産職なのでまだ20・・・です」
・・・あれ?
「・・・と、とりあえず・・・着いてきてください」
そう言って美人姉妹2人を洞窟に連れ込ん・・・ゲフンゲフン
「なにこの洞窟?知らないわ・・・」
「お姉ちゃんが知らないんなら私も・・・」
一応ここはソロ推奨だから、まずはすみちゃんに・・・やり方を教えて・・・
「!!?!?!?!?レベルが30になりました!」
「ハァァァァァ!?ちょ!ショウ君!何したのよ!」
ふたりきょうがくのしせん・・・(変換ミスじゃないよ?)
「じゃぁ順番にやっていきましょうか」
こうして1周4回の広場を香澄さんとすみちゃんで順番に攻略していき、都合5周が経過した時には
「・・・私レベル45だったのに65になってるんだけど・・・」
「お姉ちゃん・・・生産職って上がりにくいんじゃ・・・私も65に」
2人とも同じレベルになってた
「じゃぁドロップも増えたけど、次行きませんか?流石にここではこれ以上上がりそうにないし・・・」
そういって子供たちのところへ行き・・・これはNPC相手なので同時進行で
「ちょ!85!?マスターのレベル79を超えちゃったじゃないの!」
え?クマさんのレベルって・・・ボクも超えてるじゃん・・・
「・・・生産職でレベル82って・・・サーバー最高値じゃなかった??」
・・・最高値更新ですか・・・
「おめでとう!じゃぁドロップ品売りに行きましょうか?」
そこで2人も大量のドロップ品をGetしており、商人のスキルで一般キャラが売る時の3割増でNPCに売ることができ
「ぁ手数料として売上の1割はすみちゃんにあげるから、よろしく。それと、何か生産するのに必要なアイテムが混ざってたら、それも自由にして良いから」
そう言ってすみちゃんに倉庫から出した大量のドロップ品を預けて
「もう少しレベル上げてくるからまた後で~」
「・・・ショウ君?君のレベルはいくつなのかな?」
「ボクですか?お二人よりもまだ低いですよ~?」
笑顔で・・・誤魔化せなかった
「・・・レベル80です」
「「・・・」」
無言が痛い
「ショウ君って・・・今日始めたんだよね?」
「お姉ちゃん・・・///ショウ君凄い///」
すみちゃんの視線が熱い
「あの洞窟の事って・・・」
「できれば内緒で・・・でないと・・・色々大変でしょ?」
狩る側も・・・売る側も・・・
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