141 / 183
第139話 ギルドマスター・アレン
しおりを挟む
エル達がギルドに入ると貴族の若い冒険者達がミラドを見て息を飲む。
『か、帰って来たのか?!』
『無事だったんだな・・・ふん。』
ミラドが無事だった事を喜ぶ者はいなかった。
すると受け付け嬢がニッコリ笑う。
『セルナ様!ミラド様を無事に救出されたのですね!!
依頼達成です!お疲れ様でした!!
少々事情をお聞きしたいので奥へ来てください。』
『その必要は無い!!!』
突然ギルドに入ってきた男が叫ぶ。
『俺が直々に迎えに来てやったんだ帰るぞ!』
ズカズカとミラドに近づき腕を掴んで連れて行こうとする。
しかしミラドはびくともしない。
『兄様、僕は依頼の報告をしなければならないのです。邪魔をしないでください。』
ゾイルの手を振り払い歩き出す。
『き、貴様ぁぁぁぁ!!俺の言う事が聞けないのかぁぁぁぁ!!』
ゾイルが拳を振り上げ殴り掛かる!
ミラドは焦る事なく振り返りその拳を掴んだ。
ミラドはエルが〈精霊神〉に進化して〈タオス・キタヤツ〉を倒した時、エルから経験値をプレゼントされていたのだ。
ミラドは【育成・大】の影響を受けたレベル325になっていた。
『兄様・・・これでも僕は怒っているんです。』
ミラドは拳を掴んだ手に力を入れて行く。
みしっ!ぺきっ!びきっ!
『ぐがっ!があぁぁぁ!!!離せぇぇぇ!!
お、俺にこんな事してただで済むと思っているのかぁぁぁぁ!!!』
ゾイルはもがくが全く動かない。
ミラドはゾイルの自分勝手な言動に段々怒りが込み上げてくる。
『これはお前のせいで死んだギルザの分だぁぁぁぁぁぁ!!!!』
べきっ!!ばきばきばきっ!!!
『ぎやぁぁぁぁぁぁ!!!!』
ゾイルの右拳を完全に潰した。
『はぁ、はぁ・・・今なら分かる!!ミリアの気持ちが!!』
ミラドが鬼の形相になる!!
『これはミリアを傷つけた分だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
フルスイングのアッパーカットが綺麗に顎を捉える!!
ごきゃぁぁぁぁぁ!!!
『こぶあぁぁぁぁぁぁ!!!!』
ずばぁぁん!!
ゾイルが天井に激突して落ちてくる。
『そしてこれは!!実の兄に蔑まれ、殺されかけた俺の・・・俺の怒りだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
ミラドの渾身の右ストレートが落ちてきたゾイルの顔面を歪める!
ごきぃぃぃぃん!!!!
『ごがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
どがしぁぁぁぁぁぁん!!!!
ギルドの椅子やテーブルを薙ぎ倒して転がって行く!
『あんたはこれで終わりだ!全て報告する!
身支度でもしておくんだな!!』
ミラドは踵を返して歩き出す。
『うふっ!ミラド様・・・カッコいいわ!』
ミリアが腕にしがみつく。
『なんだかんだ言ってたけど、吹っ切れたみたいね!お似合いのカップルじゃない!』
セルナが冷やかすとミラドが照れながら頭を掻く。
『僕もミリアを見ていたら我慢しているのが馬鹿らしくなって来たんです。
なんだかスッキリしました!』
ミラドの顔から付き物が落ちて清々しい表情へと変わっていた。
エルは微笑みながら声を掛ける。
『さあ!皆んな報告にいくよーー!』
報告内容から〈神様〉の事は伏せておく事にした。なぜかと言えば不確かな情報で混乱を避ける為だ。
ギルドマスターがため息をつく。
『俄には信じ難いダンジョンだな・・・。
それにそれ程の魔物をお前達が倒した?
証明は出来るのか?!』
エルから魔力が溢れる。
『へぇー、信じないんだ・・・命懸けで帰って来た私達を信じないんだ・・・。
セルナ!あれを見せてあげて!』
『了解!!』
セルナはアイテムボックスからミノタウロスの角をテーブルの上にぶち撒ける!!
ガラガラガラガラ!!!
『〈ミノタウロス〉35体分の角と〈ミノタウロスキング〉の角よ!!これでも信じないの?!』
セルナがドヤ顔で言い放つ。
ギルドマスターが口をあんぐりあげて目を泳がせる。
『こ、これは・・・ぜ、全部〈ミノタウロス〉の角・・・お、お前達は一体・・・』
エルがギルドマスターを睨む。
『どうなの?!私達の話を信じるの?信じないの?』
ギルドマスターは焦りながら
『わ、分かった!し、信じよう!
と、ところで・・・その・・・インゴットなんだが・・・ここにあるのか?』
(やっぱりそうなるよね・・・どうしようかな・・・)
『もちろんありますよ。ほら!』
エルはアイテムボックスから各種インゴットをテーブルの上に置いていく。
『金でしょ銀でしょ・・ミスリル、アダマンタイト、えっと・・・オリハルコン・・・ヒイロカネ・・まだまだあるの!』
エルが顔を上げるとギルドマスターはインゴットに釘付けになっていた。
『こ、これほどの物が部屋いっぱいにあるのか?!』
『そうなの!この部屋じゃあ入り切れないの!どうしようかなぁ・・・』
チラリとギルドマスターを見る。
ギルドマスターが期待の眼差しに変わる。
『あ、あの、そ、その・・・もし、手に余るようならギルドで少し引き取らせてもらえないか?』
エルがニヤリと悪い顔になる。
『そうだね・・・だけど・・1つ条件があるの!』
ギルドマスターが身を乗り出す。
『条件とは?』
『うん!ギルドの仕切りを取って入り口を1つにして欲しいの!!
冒険者に貧富の差なんて関係ないの!!冒険者は実力主義!!
こんな事をやっているのはここだけなの!
実力も無いのに地位だけでふんぞり返っている冒険者なんてなんの役にも立たないの!!
もし私がこの街にいる間に出来たなら格安で譲ってもいいんだけど・・・どうするの?』
ギルドマスターが葛藤し考え込む。
(そう言う事か・・・あれだけのインゴットが10本もあれば・・・凄まじい儲けになる。
冒険者は実力主義・・・貧富の差は関係ない・・か。
恐らくトラブルはあるだろうが・・・)
ギルドマスターは決意する。
『よし!その話乗った!!直ぐにでも始めよう!!
俺はギルドマスターのアランだ!よろしく頼む!!』
エルが笑顔を作る。
『さすがギルドマスターなの!じゃあ楽しみにしておくの!』
そしてエル達は部屋を出て行くのだった。
しかしエルの索敵に敵意のある反応が20程出ていたのであった。
『か、帰って来たのか?!』
『無事だったんだな・・・ふん。』
ミラドが無事だった事を喜ぶ者はいなかった。
すると受け付け嬢がニッコリ笑う。
『セルナ様!ミラド様を無事に救出されたのですね!!
依頼達成です!お疲れ様でした!!
少々事情をお聞きしたいので奥へ来てください。』
『その必要は無い!!!』
突然ギルドに入ってきた男が叫ぶ。
『俺が直々に迎えに来てやったんだ帰るぞ!』
ズカズカとミラドに近づき腕を掴んで連れて行こうとする。
しかしミラドはびくともしない。
『兄様、僕は依頼の報告をしなければならないのです。邪魔をしないでください。』
ゾイルの手を振り払い歩き出す。
『き、貴様ぁぁぁぁ!!俺の言う事が聞けないのかぁぁぁぁ!!』
ゾイルが拳を振り上げ殴り掛かる!
ミラドは焦る事なく振り返りその拳を掴んだ。
ミラドはエルが〈精霊神〉に進化して〈タオス・キタヤツ〉を倒した時、エルから経験値をプレゼントされていたのだ。
ミラドは【育成・大】の影響を受けたレベル325になっていた。
『兄様・・・これでも僕は怒っているんです。』
ミラドは拳を掴んだ手に力を入れて行く。
みしっ!ぺきっ!びきっ!
『ぐがっ!があぁぁぁ!!!離せぇぇぇ!!
お、俺にこんな事してただで済むと思っているのかぁぁぁぁ!!!』
ゾイルはもがくが全く動かない。
ミラドはゾイルの自分勝手な言動に段々怒りが込み上げてくる。
『これはお前のせいで死んだギルザの分だぁぁぁぁぁぁ!!!!』
べきっ!!ばきばきばきっ!!!
『ぎやぁぁぁぁぁぁ!!!!』
ゾイルの右拳を完全に潰した。
『はぁ、はぁ・・・今なら分かる!!ミリアの気持ちが!!』
ミラドが鬼の形相になる!!
『これはミリアを傷つけた分だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
フルスイングのアッパーカットが綺麗に顎を捉える!!
ごきゃぁぁぁぁぁ!!!
『こぶあぁぁぁぁぁぁ!!!!』
ずばぁぁん!!
ゾイルが天井に激突して落ちてくる。
『そしてこれは!!実の兄に蔑まれ、殺されかけた俺の・・・俺の怒りだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
ミラドの渾身の右ストレートが落ちてきたゾイルの顔面を歪める!
ごきぃぃぃぃん!!!!
『ごがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
どがしぁぁぁぁぁぁん!!!!
ギルドの椅子やテーブルを薙ぎ倒して転がって行く!
『あんたはこれで終わりだ!全て報告する!
身支度でもしておくんだな!!』
ミラドは踵を返して歩き出す。
『うふっ!ミラド様・・・カッコいいわ!』
ミリアが腕にしがみつく。
『なんだかんだ言ってたけど、吹っ切れたみたいね!お似合いのカップルじゃない!』
セルナが冷やかすとミラドが照れながら頭を掻く。
『僕もミリアを見ていたら我慢しているのが馬鹿らしくなって来たんです。
なんだかスッキリしました!』
ミラドの顔から付き物が落ちて清々しい表情へと変わっていた。
エルは微笑みながら声を掛ける。
『さあ!皆んな報告にいくよーー!』
報告内容から〈神様〉の事は伏せておく事にした。なぜかと言えば不確かな情報で混乱を避ける為だ。
ギルドマスターがため息をつく。
『俄には信じ難いダンジョンだな・・・。
それにそれ程の魔物をお前達が倒した?
証明は出来るのか?!』
エルから魔力が溢れる。
『へぇー、信じないんだ・・・命懸けで帰って来た私達を信じないんだ・・・。
セルナ!あれを見せてあげて!』
『了解!!』
セルナはアイテムボックスからミノタウロスの角をテーブルの上にぶち撒ける!!
ガラガラガラガラ!!!
『〈ミノタウロス〉35体分の角と〈ミノタウロスキング〉の角よ!!これでも信じないの?!』
セルナがドヤ顔で言い放つ。
ギルドマスターが口をあんぐりあげて目を泳がせる。
『こ、これは・・・ぜ、全部〈ミノタウロス〉の角・・・お、お前達は一体・・・』
エルがギルドマスターを睨む。
『どうなの?!私達の話を信じるの?信じないの?』
ギルドマスターは焦りながら
『わ、分かった!し、信じよう!
と、ところで・・・その・・・インゴットなんだが・・・ここにあるのか?』
(やっぱりそうなるよね・・・どうしようかな・・・)
『もちろんありますよ。ほら!』
エルはアイテムボックスから各種インゴットをテーブルの上に置いていく。
『金でしょ銀でしょ・・ミスリル、アダマンタイト、えっと・・・オリハルコン・・・ヒイロカネ・・まだまだあるの!』
エルが顔を上げるとギルドマスターはインゴットに釘付けになっていた。
『こ、これほどの物が部屋いっぱいにあるのか?!』
『そうなの!この部屋じゃあ入り切れないの!どうしようかなぁ・・・』
チラリとギルドマスターを見る。
ギルドマスターが期待の眼差しに変わる。
『あ、あの、そ、その・・・もし、手に余るようならギルドで少し引き取らせてもらえないか?』
エルがニヤリと悪い顔になる。
『そうだね・・・だけど・・1つ条件があるの!』
ギルドマスターが身を乗り出す。
『条件とは?』
『うん!ギルドの仕切りを取って入り口を1つにして欲しいの!!
冒険者に貧富の差なんて関係ないの!!冒険者は実力主義!!
こんな事をやっているのはここだけなの!
実力も無いのに地位だけでふんぞり返っている冒険者なんてなんの役にも立たないの!!
もし私がこの街にいる間に出来たなら格安で譲ってもいいんだけど・・・どうするの?』
ギルドマスターが葛藤し考え込む。
(そう言う事か・・・あれだけのインゴットが10本もあれば・・・凄まじい儲けになる。
冒険者は実力主義・・・貧富の差は関係ない・・か。
恐らくトラブルはあるだろうが・・・)
ギルドマスターは決意する。
『よし!その話乗った!!直ぐにでも始めよう!!
俺はギルドマスターのアランだ!よろしく頼む!!』
エルが笑顔を作る。
『さすがギルドマスターなの!じゃあ楽しみにしておくの!』
そしてエル達は部屋を出て行くのだった。
しかしエルの索敵に敵意のある反応が20程出ていたのであった。
1
あなたにおすすめの小説
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!
IXA
ファンタジー
30年ほど前、地球に突如として現れたダンジョン。
無限に湧く資源、そしてレベルアップの圧倒的な恩恵に目をつけた人類は、日々ダンジョンの研究へ傾倒していた。
一方特にそれは関係なく、生きる金に困った私、結城フォリアはバイトをするため、最低限の体力を手に入れようとダンジョンへ乗り込んだ。
甘い考えで潜ったダンジョン、しかし笑顔で寄ってきた者達による裏切り、体のいい使い捨てが私を待っていた。
しかし深い絶望の果てに、私は最強のユニークスキルである《スキル累乗》を獲得する--
これは金も境遇も、何もかもが最底辺だった少女が泥臭く苦しみながらダンジョンを探索し、知恵とスキルを駆使し、地べたを這いずり回って頂点へと登り、世界の真実を紐解く話
複数箇所での保存のため、カクヨム様とハーメルン様でも投稿しています
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる
国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。
持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。
これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる