171 / 183
第168話 試練のダンジョン(ボス戦)1
しおりを挟む
『〈英雄ハヤト〉・・・あの神共は何を考えている?!
あんな危険な人間をのさばらしてどうしようと言うんだ!!!!
神の力を跳ね除けて突き進む人間など居てはいかんのだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
神が1番偉いんだ!!神の力にひれ伏すのが人間なんだ!!!
やってやるぞ・・・・神である俺が舐められたままで居られるか!!
俺のゴーレム達よ!奴等を粉砕しろぉぉぉぉぉ!!!!
これが俺の全部だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
〈ハインド王国〉side
ジンとセルナが切り札を切る!!
『『聖属性上位魔法【ホーリーブースト】!!』』
全てのステータスを5倍に引き上げる身体能力強化の魔法である。
ハヤトの【スキルリンク】と魔力共有によりジンとセルナにも魔法が使えるようになっているのだ。
『おお!!本当に使えるんだな!!!
ならば俺も魔力を借りるぞ!!
暗黒上位魔法【ダークブースト】!!!』
デンバーも身体強化で対抗する。
『ジン様!あいつの雰囲気が変わりました!
更に強化したみたいです!!』
ジンがゴーレムを見据えたまま口角を上げる。
『ふっ。分かっている。レベル20万2000・・・だが、俺達も皆のお陰でレベルが上がっているんだ!!師匠のお陰でステータスも上がっている!!
自信を持て!!
デンバー!!奴の足止めを頼む!!
一気にいくぞ!!!』
『はい!!!』
『任せろ!!!』
『行くぞ!暗黒魔法【ダークバインド】!!!』
デンバーの足元から影が高速で伸びてゴーレムの身体に纏わりつく!!
ゴーレムは激しくもがくがその場から動けない。
『ふん!ハヤト殿の魔力が使えるんだぞ!!
お前は死ぬまで離さん!!!』
『さすがだデンバー!!!行くぞセルナ!』
『はい!!!ジン様ぁぁ!!!』
(あぁ、ジン様に激しく呼び捨てにされて・・・)
セルナが光悦な表情でゴーレムを見据えて地面を蹴る!!
ジンが一足早く放つ!!
『【槍神技奥義 翁】!!!』
(あぁ、ジン様が横なら・・私は縦・・・)
『【槍神技奥義 雷】!!!』
ジンとセルナがゴーレムの背後に現れる。
すると黒いゴーレムが賽の目に裁断されて崩れ落ちる・・・。
『さすが・・・師匠の力は絶大だな。俺にも魔法が使えるとはな・・・』
ジンが呟く。
『いえ・・・ジン様なら・・・そのままでも同じ結果でした・・・。』
セルナが俯きながら呟く。
するとジンがセルナに歩み寄る。
『セルナ、その、3年前の・・俺への気持ちは変わってないか?』
いち早くデンバーが息を飲む。
(このタイミングかぁぁぁぁ!!ジン殿!
どれだけ不器用なんだ!?)
セルナは一瞬キョトンとするがすぐに嬉しさと期待を全面に出して答える!!
『はい!!私はジン様をずっとお慕い申し上げております!!』
ジンはいつもは見せない微笑みを見せる。
『ありがとうセルナ。俺はお前しかいないみたいだ。こんな不器用な俺だがついていて欲しい。結婚してくれないか?』
セルナは目に涙を溜めてジンの胸に飛び込む!
『もちろんです!!地獄の沙汰まで着いて行きます!!』
ここに〈槍神王〉カップルが誕生した。
これでハインド王国はのちに〈槍神王国〉と名を轟かせる事になるのだった・・・。
【神様の部屋】
『はっはっはっ!!ジンめ!3年も焦らしおって罪な奴よのう。
それにしても・・あのゴーレムを一瞬で倒すとはな・・・』
『ジン君かっこいい!!最高のタイミングじゃない!!
これでハインド王国も安泰よね!』
『このダンジョンの神の暴走がなければジンとセルナが一緒にならかなった可能性もあるんだよな。
そう考えると運命と言うものは実に感慨深くて面白いものだな・・・』
あんな危険な人間をのさばらしてどうしようと言うんだ!!!!
神の力を跳ね除けて突き進む人間など居てはいかんのだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
神が1番偉いんだ!!神の力にひれ伏すのが人間なんだ!!!
やってやるぞ・・・・神である俺が舐められたままで居られるか!!
俺のゴーレム達よ!奴等を粉砕しろぉぉぉぉぉ!!!!
これが俺の全部だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
〈ハインド王国〉side
ジンとセルナが切り札を切る!!
『『聖属性上位魔法【ホーリーブースト】!!』』
全てのステータスを5倍に引き上げる身体能力強化の魔法である。
ハヤトの【スキルリンク】と魔力共有によりジンとセルナにも魔法が使えるようになっているのだ。
『おお!!本当に使えるんだな!!!
ならば俺も魔力を借りるぞ!!
暗黒上位魔法【ダークブースト】!!!』
デンバーも身体強化で対抗する。
『ジン様!あいつの雰囲気が変わりました!
更に強化したみたいです!!』
ジンがゴーレムを見据えたまま口角を上げる。
『ふっ。分かっている。レベル20万2000・・・だが、俺達も皆のお陰でレベルが上がっているんだ!!師匠のお陰でステータスも上がっている!!
自信を持て!!
デンバー!!奴の足止めを頼む!!
一気にいくぞ!!!』
『はい!!!』
『任せろ!!!』
『行くぞ!暗黒魔法【ダークバインド】!!!』
デンバーの足元から影が高速で伸びてゴーレムの身体に纏わりつく!!
ゴーレムは激しくもがくがその場から動けない。
『ふん!ハヤト殿の魔力が使えるんだぞ!!
お前は死ぬまで離さん!!!』
『さすがだデンバー!!!行くぞセルナ!』
『はい!!!ジン様ぁぁ!!!』
(あぁ、ジン様に激しく呼び捨てにされて・・・)
セルナが光悦な表情でゴーレムを見据えて地面を蹴る!!
ジンが一足早く放つ!!
『【槍神技奥義 翁】!!!』
(あぁ、ジン様が横なら・・私は縦・・・)
『【槍神技奥義 雷】!!!』
ジンとセルナがゴーレムの背後に現れる。
すると黒いゴーレムが賽の目に裁断されて崩れ落ちる・・・。
『さすが・・・師匠の力は絶大だな。俺にも魔法が使えるとはな・・・』
ジンが呟く。
『いえ・・・ジン様なら・・・そのままでも同じ結果でした・・・。』
セルナが俯きながら呟く。
するとジンがセルナに歩み寄る。
『セルナ、その、3年前の・・俺への気持ちは変わってないか?』
いち早くデンバーが息を飲む。
(このタイミングかぁぁぁぁ!!ジン殿!
どれだけ不器用なんだ!?)
セルナは一瞬キョトンとするがすぐに嬉しさと期待を全面に出して答える!!
『はい!!私はジン様をずっとお慕い申し上げております!!』
ジンはいつもは見せない微笑みを見せる。
『ありがとうセルナ。俺はお前しかいないみたいだ。こんな不器用な俺だがついていて欲しい。結婚してくれないか?』
セルナは目に涙を溜めてジンの胸に飛び込む!
『もちろんです!!地獄の沙汰まで着いて行きます!!』
ここに〈槍神王〉カップルが誕生した。
これでハインド王国はのちに〈槍神王国〉と名を轟かせる事になるのだった・・・。
【神様の部屋】
『はっはっはっ!!ジンめ!3年も焦らしおって罪な奴よのう。
それにしても・・あのゴーレムを一瞬で倒すとはな・・・』
『ジン君かっこいい!!最高のタイミングじゃない!!
これでハインド王国も安泰よね!』
『このダンジョンの神の暴走がなければジンとセルナが一緒にならかなった可能性もあるんだよな。
そう考えると運命と言うものは実に感慨深くて面白いものだな・・・』
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
114
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる