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第170話 試練のダンジョン(ボス戦)3
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『アイツ・・見てるだけで不愉快になるわね・・・こっちを見ないで欲しいわ・・』
『そ、そうですね・・・早く倒しましょう。
だけど、さっきよりレベルが上がっているわ・・・レベル22万2000・・・厄介だわ・・』
エマとリンドがジルバ達の後ろから〈剛鬼武裏〉を見据える。
するとジルバはエマの視線を感じて声を上げる!
『お前達!アレは俺達で倒すぞ!!準備しろ!!【鎧武拳】解放!!!』
『『『おう!!【鎧武拳】解放!!』』』
ジルバ達の腕輪に嵌め込まれた魔石が輝き身体を包み込む!!
するとそこには黒い格闘家タイプのジルバと白い格闘家タイプの3人が現れる!!
『エマ様!アレは我等が倒します!!ですから援護と支援に専念してください!!』
『えぇ、お願いするわ!!その代わり全力で支援してあげるわ!!
だから早くアレをなんとかして!!!
リンド!!行くわよ!!!』
『はい!!師匠!!!』
エマとリンドはジルバ達に手をかざす!!
『『合成魔法【グランドブースト】!!』』
するとジルバ達の身体が黄金色に輝き出す!
【グランドブースト】は光属性魔法と聖属性魔法の合成魔法である!!
全てのステータスを10倍に引き上げ、重ね掛けする事により更にステータスが10倍になるのである!!
今、ジルバ達のステータスは元の100倍になっているのである!
本来エマの魔力を持ってしても4人分では2分が限界だがハヤトの魔力を使える今なら時間を気にせずに使えるのだ!!
『こ、これは凄いぞ!!力が溢れて来る!
身体が羽の様に軽い!!』
ジルバ達が動きを確認しながら感動している。
『さあ!!早くアレを倒して来て!!』
エマが〈剛鬼武裏〉を見据えて指を差す!!
『『『『了解!!!!』』』』
『お前達!!行くぞ!!』
『『『おう!!!』』』
ジルバ達が駆け出すと自分達でもびっくりする程一瞬で〈剛鬼武裏〉の懐へ入っていた!
『『『『【爆神拳】!!!』』』』
ジルバ達の左右上下の攻撃を〈剛鬼武裏〉はバックステップで辛うじて躱すが拳から放たれた闘気に吹き飛ばされる!!
そして膝を付きながらもなんとか着地する。
『ふん!自分の速さに驚いて攻撃が遅れたか・・・。だが次は捉えるぞ!!』
ジルバ達が構えて大地を蹴るが〈剛鬼武裏〉がうつ伏せに倒れていつものアレになる!!
ジルバ達は意表を突かれて攻撃が空振りする。
『うおっ!!!しまった!!忘れていた!コイツはこれが本来の姿だ!!』
その瞬間!エマとリンドの鳥肌が立ちまくる!!
『ジルバぁぁぁぁぁ!!!何やってるのぉぉぉぉぉぉ!!!早くソレを叩き潰して!!!!!!』
エマがジルバ達に檄を飛ばす!!!!
一瞬でジルバ達に緊張が走る!!
『ジルバ様!ヤバイです!!早くしないと!!!!』
ジルバが嫌な汗を垂らす。
『わ、分かっている!!だが標的が低いし速い!!これは骨が折れるぞ!!』
ジルバ達が攻撃を続けるが本来の姿になった〈剛鬼武裏〉は持ち前のスピードと機動力で水を得た魚の如く躱し続ける。
そして〈剛鬼武裏〉の動きが止まり長い触角エマとリンドの方に向いて動いていた。
エマがこめかみを引き攣らせる。
『アイツ・・・私達を見ているわよね・・・
あの触角・・・馬鹿にしているわね・・・』
『えぇ、あの触角の動き・・気持ち悪いわ・・・完全に馬鹿にしていますね・・・』
エマとリンドが開き直る!
2人が目で合図して頷く!!!
『『アレの分際でぇぇぇぇ!!!調子にのるなぁぁぁぁぁ!!!!!』
2人が同時に動きジルバ達に手をかざす!!
『【グランドブースト】!!!!!10000倍よぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!』
ジルバ達が動き出そうとした瞬間!身体から重力が消えた感覚に襲われて一瞬で〈剛鬼武裏〉を囲んで拳を打ち下ろす!!!
『うおぉぉぉぉ!!!!【魔砕連弾】!!』
ずどどどどどどどどどどどどど!!!!!
『はぁはぁはぁ、これでどうだぁぁぁぁ!!!!』
ジルバ達が覗き込むと〈剛鬼武裏〉は地面にめり込みバラバラになっていた、、、。
そして【索敵】から反応が消えて消滅する。
『はぁ、やっと終わったみたいね・・・。』
『一時はどうなるかと思いましたよ・・。』
エマとリンドが安堵のため息をついて【グランドブースト】を解除する。
『『『『ごあぁぁぁぁぁ!!!!いでででででで!!!!!』』』』
【グランドブースト】の10000倍の反動にジルバ達がのたうち回ってもがいてた・・・。
『あっ!忘れてた!!【パーフェクトヒール】!!』
エマが軽く笑いジルバ達を回復させる。
『はあ・・・助かったぁぁぁぁ・・・』
ジルバ達がその場にへたり込む。
エマはジルバ達の元に行くと笑顔になる。
『お疲れ様!!助かったわ!』
ジルバ達は立ち上がり背筋を伸ばす。
『少々手こずりました。情けない限りです。』
『倒せたならいいわ!!さあ!出口を探しましょう!』
『『『『はっ!!』』』』
(あぁ、このギャップが堪らん・・・。この笑顔の為に無理が出来るんだな・・・)
ジルバ達は密かに癒されていた。
『くっ!!あのスピードを凌駕するとは!!
地上で1番速い奴だと聞いたから参考にしたんだぞ!!
それにしても・・・奴等の魔力は無限なのか?!
あんな出鱈目な魔法・・・普通なら1分と持たない筈だ・・・それを余裕で10分近く・・・やっぱり化け物か・・・?!
『そ、そうですね・・・早く倒しましょう。
だけど、さっきよりレベルが上がっているわ・・・レベル22万2000・・・厄介だわ・・』
エマとリンドがジルバ達の後ろから〈剛鬼武裏〉を見据える。
するとジルバはエマの視線を感じて声を上げる!
『お前達!アレは俺達で倒すぞ!!準備しろ!!【鎧武拳】解放!!!』
『『『おう!!【鎧武拳】解放!!』』』
ジルバ達の腕輪に嵌め込まれた魔石が輝き身体を包み込む!!
するとそこには黒い格闘家タイプのジルバと白い格闘家タイプの3人が現れる!!
『エマ様!アレは我等が倒します!!ですから援護と支援に専念してください!!』
『えぇ、お願いするわ!!その代わり全力で支援してあげるわ!!
だから早くアレをなんとかして!!!
リンド!!行くわよ!!!』
『はい!!師匠!!!』
エマとリンドはジルバ達に手をかざす!!
『『合成魔法【グランドブースト】!!』』
するとジルバ達の身体が黄金色に輝き出す!
【グランドブースト】は光属性魔法と聖属性魔法の合成魔法である!!
全てのステータスを10倍に引き上げ、重ね掛けする事により更にステータスが10倍になるのである!!
今、ジルバ達のステータスは元の100倍になっているのである!
本来エマの魔力を持ってしても4人分では2分が限界だがハヤトの魔力を使える今なら時間を気にせずに使えるのだ!!
『こ、これは凄いぞ!!力が溢れて来る!
身体が羽の様に軽い!!』
ジルバ達が動きを確認しながら感動している。
『さあ!!早くアレを倒して来て!!』
エマが〈剛鬼武裏〉を見据えて指を差す!!
『『『『了解!!!!』』』』
『お前達!!行くぞ!!』
『『『おう!!!』』』
ジルバ達が駆け出すと自分達でもびっくりする程一瞬で〈剛鬼武裏〉の懐へ入っていた!
『『『『【爆神拳】!!!』』』』
ジルバ達の左右上下の攻撃を〈剛鬼武裏〉はバックステップで辛うじて躱すが拳から放たれた闘気に吹き飛ばされる!!
そして膝を付きながらもなんとか着地する。
『ふん!自分の速さに驚いて攻撃が遅れたか・・・。だが次は捉えるぞ!!』
ジルバ達が構えて大地を蹴るが〈剛鬼武裏〉がうつ伏せに倒れていつものアレになる!!
ジルバ達は意表を突かれて攻撃が空振りする。
『うおっ!!!しまった!!忘れていた!コイツはこれが本来の姿だ!!』
その瞬間!エマとリンドの鳥肌が立ちまくる!!
『ジルバぁぁぁぁぁ!!!何やってるのぉぉぉぉぉぉ!!!早くソレを叩き潰して!!!!!!』
エマがジルバ達に檄を飛ばす!!!!
一瞬でジルバ達に緊張が走る!!
『ジルバ様!ヤバイです!!早くしないと!!!!』
ジルバが嫌な汗を垂らす。
『わ、分かっている!!だが標的が低いし速い!!これは骨が折れるぞ!!』
ジルバ達が攻撃を続けるが本来の姿になった〈剛鬼武裏〉は持ち前のスピードと機動力で水を得た魚の如く躱し続ける。
そして〈剛鬼武裏〉の動きが止まり長い触角エマとリンドの方に向いて動いていた。
エマがこめかみを引き攣らせる。
『アイツ・・・私達を見ているわよね・・・
あの触角・・・馬鹿にしているわね・・・』
『えぇ、あの触角の動き・・気持ち悪いわ・・・完全に馬鹿にしていますね・・・』
エマとリンドが開き直る!
2人が目で合図して頷く!!!
『『アレの分際でぇぇぇぇ!!!調子にのるなぁぁぁぁぁ!!!!!』
2人が同時に動きジルバ達に手をかざす!!
『【グランドブースト】!!!!!10000倍よぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!』
ジルバ達が動き出そうとした瞬間!身体から重力が消えた感覚に襲われて一瞬で〈剛鬼武裏〉を囲んで拳を打ち下ろす!!!
『うおぉぉぉぉ!!!!【魔砕連弾】!!』
ずどどどどどどどどどどどどど!!!!!
『はぁはぁはぁ、これでどうだぁぁぁぁ!!!!』
ジルバ達が覗き込むと〈剛鬼武裏〉は地面にめり込みバラバラになっていた、、、。
そして【索敵】から反応が消えて消滅する。
『はぁ、やっと終わったみたいね・・・。』
『一時はどうなるかと思いましたよ・・。』
エマとリンドが安堵のため息をついて【グランドブースト】を解除する。
『『『『ごあぁぁぁぁぁ!!!!いでででででで!!!!!』』』』
【グランドブースト】の10000倍の反動にジルバ達がのたうち回ってもがいてた・・・。
『あっ!忘れてた!!【パーフェクトヒール】!!』
エマが軽く笑いジルバ達を回復させる。
『はあ・・・助かったぁぁぁぁ・・・』
ジルバ達がその場にへたり込む。
エマはジルバ達の元に行くと笑顔になる。
『お疲れ様!!助かったわ!』
ジルバ達は立ち上がり背筋を伸ばす。
『少々手こずりました。情けない限りです。』
『倒せたならいいわ!!さあ!出口を探しましょう!』
『『『『はっ!!』』』』
(あぁ、このギャップが堪らん・・・。この笑顔の為に無理が出来るんだな・・・)
ジルバ達は密かに癒されていた。
『くっ!!あのスピードを凌駕するとは!!
地上で1番速い奴だと聞いたから参考にしたんだぞ!!
それにしても・・・奴等の魔力は無限なのか?!
あんな出鱈目な魔法・・・普通なら1分と持たない筈だ・・・それを余裕で10分近く・・・やっぱり化け物か・・・?!
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