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第171話 試練のダンジョン(ボス戦)4
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『うわー!大きいドラゴンだね!!
僕達に攻撃してきたって事は・・神様が作った特別なドラゴンなんだね。
ドラゴンを倒すのは気が引けるけど仕方ないね・・・』
ロウが見上げて淋しそうな顔をする。
『あのドラゴン・・・レベル25万ですよ!
倒すのも骨が折れそうですね・・・』
アイラもドラゴンを見上げている。
ロウは覚悟を決めてアイラを見る。
『アイラ、行くよ!!【竜神装】!!!』
『はい!!師匠!【竜神装】!!!』
〈竜神王〉になった2人は【竜神装】も一新してドラゴンの頭を模した兜とロウは青、アイラは赤の光輝く洗練された鎧を装備して背中には大きなドラゴンの翼があった。
『おぉ!!!素晴らしいのぉぉ!!妾も翼が欲しいのぉ、、、』
カルノーが目を輝かせる!
『カルノーさんは飛べるじゃないですか!人間は何も無しじゃあ飛べないんですよ!
それより、あのドラゴンに挨拶してきますから何かあったら援護をお願いしますね!』
カルノーが残念な顔になる。
『あ、あう・・・。そうか・・・。
分かったぞ!任しておけ!!さっさと片付けようぞ!!』
『そうですね!シルビィも警戒していてくれ!!行ってきます!!』
『ぐるぉぉぉぉぉ・・・』
シルビィが答えると、ロウがニッコリ笑って飛び立って行く。
すると段々とドラゴンに近付いて行き旋回しているドラゴンの前に立つとドラゴンもその場に滞空する。
するとロウが目を見開く。
『あ、あれ?!こ、このドラゴンは・・・〈エンシェント・ドラゴン〉だ!!』
『えっ?師匠!このドラゴン知ってるんですか?』
『もちろんだよ!僕が1番最初に友達になったドラゴンだからね!
だけど・・・ここにいるって事は・・神様の仕業・・だよね・・・』
ロウの顔が段々と険しくなる。
そしてよく見ると〈エンシェント・ドラゴン〉は苦悶の表情を浮かべて何かを伝えようとしているようだった。
『り、〈竜神王〉・・・様・・も、申しわけ・・ありません・・・わ、私を・・こ、殺して・・・ください・・ぐっ!・・も、もう・・・これ以上・・ぐっ!ぐうぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』
〈エンシェント・ドラゴン〉が突然苦しみ出して目の色が赤く変わった。
『こ、このドラゴン如きが俺の呪縛に抗うとは!!生意気なドラゴンだ!!
それにしても都合良くコイツらは知り合いらしいな・・・さあ、どうする?
くっくっく・・・。』
〈エンシェント・ドラゴン〉は突然ロウ達にブレス攻撃を連発する!!
ごうぅぅぅぅぅぅ!!!
『わっと!!!駄目だ!助けないと!!
でもどうすれば・・・』
ロウとアイラはブレスを躱しながら考える。
『師匠!!どうするんですか?!このままだと埒が開きません!!』
ロウも焦る。
『ちょっと待って!考えさせて!!・・・』
(多分これしか無い・・・でも・・出来るのか?!僕達に・・・・そうだ!師匠なら!』
ロウが念話でハヤトに作戦を伝える。
話を聞いたハヤトも怒りを滲ませる。
『そうか・・〈エンシェント・ドラゴン〉が・・・とことんふざけた神だな・・・許さないぞ・・・俺達の友達に理不尽を振りかざしたらどうなるか教えてやろう!!
それにしても・・・よくこんな作戦良く考えついたたな!!凄いぞロウ!タイミングは任せる!!頼んだぞ!!!』
『はい!!!』
ロウがイメージを固める。
『アイラ!考えは纏まったよ!!一旦カルノーさんと合流して作戦会議だよ!!』
『はい!!』
『シルビィ!!少しの間〈エンシェントドラゴン〉の相手を頼むよ!!』
『ぐろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』
シルビィは勢いよく飛び上がり〈エンシェント・ドラゴン〉へ向かって行く!!
ロウとアイラはカルノーと合流する為に地上に降りる。
『カルノーさん!力を貸してください!』
カルノーは口元を綻ばせる。
『もちろんじゃ!どうしたいのじゃ?』
『はい、まずあのドラゴンは僕の友達なんです!だから神の支配から解放します!!
その為にはドラゴンを地上に下ろして動けない様にしないといけません!』
『神の支配から解放?!また難しい事をサラッと言うのぉ?!
でも策はある様じゃの!分かったぞ!何とかしよう!』
カルノーが快諾する。
『それからアイラ!この作戦は君が要だ!』
ロウはアイラに作戦を伝える。
『うえぇぇぇぇぇ!!!!私がぁぁぁぁ!!
やった事もないですよぉぉぉぉぉぉ!!!』
ロウは親指を立ててニッコリ笑う。
『大丈夫!!アイラなら出来る!!!細かい事は師匠に任せておけば大丈夫!!ただ、身体に負担が掛かるのは覚悟してね。』
するとアイラが上目遣いでもじもじしながらロウを見る。
『せ、成功したら何かご褒美があるんですか?』
ロウは少し驚き戸惑う。
『えっ?・・・ご褒美?・・・んー・・それはアイラが決めていいよ!!』
『えっ?!良いんですか?・・・・約束しましたよ・・・』
何やらアイラがニヤニヤしている。
その様子をカルノーが目を細めて見ている。
『ロウよ・・・良いのか悪いのか分からぬが・・・妾は楽しみじゃぞ・・・。』
僕達に攻撃してきたって事は・・神様が作った特別なドラゴンなんだね。
ドラゴンを倒すのは気が引けるけど仕方ないね・・・』
ロウが見上げて淋しそうな顔をする。
『あのドラゴン・・・レベル25万ですよ!
倒すのも骨が折れそうですね・・・』
アイラもドラゴンを見上げている。
ロウは覚悟を決めてアイラを見る。
『アイラ、行くよ!!【竜神装】!!!』
『はい!!師匠!【竜神装】!!!』
〈竜神王〉になった2人は【竜神装】も一新してドラゴンの頭を模した兜とロウは青、アイラは赤の光輝く洗練された鎧を装備して背中には大きなドラゴンの翼があった。
『おぉ!!!素晴らしいのぉぉ!!妾も翼が欲しいのぉ、、、』
カルノーが目を輝かせる!
『カルノーさんは飛べるじゃないですか!人間は何も無しじゃあ飛べないんですよ!
それより、あのドラゴンに挨拶してきますから何かあったら援護をお願いしますね!』
カルノーが残念な顔になる。
『あ、あう・・・。そうか・・・。
分かったぞ!任しておけ!!さっさと片付けようぞ!!』
『そうですね!シルビィも警戒していてくれ!!行ってきます!!』
『ぐるぉぉぉぉぉ・・・』
シルビィが答えると、ロウがニッコリ笑って飛び立って行く。
すると段々とドラゴンに近付いて行き旋回しているドラゴンの前に立つとドラゴンもその場に滞空する。
するとロウが目を見開く。
『あ、あれ?!こ、このドラゴンは・・・〈エンシェント・ドラゴン〉だ!!』
『えっ?師匠!このドラゴン知ってるんですか?』
『もちろんだよ!僕が1番最初に友達になったドラゴンだからね!
だけど・・・ここにいるって事は・・神様の仕業・・だよね・・・』
ロウの顔が段々と険しくなる。
そしてよく見ると〈エンシェント・ドラゴン〉は苦悶の表情を浮かべて何かを伝えようとしているようだった。
『り、〈竜神王〉・・・様・・も、申しわけ・・ありません・・・わ、私を・・こ、殺して・・・ください・・ぐっ!・・も、もう・・・これ以上・・ぐっ!ぐうぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』
〈エンシェント・ドラゴン〉が突然苦しみ出して目の色が赤く変わった。
『こ、このドラゴン如きが俺の呪縛に抗うとは!!生意気なドラゴンだ!!
それにしても都合良くコイツらは知り合いらしいな・・・さあ、どうする?
くっくっく・・・。』
〈エンシェント・ドラゴン〉は突然ロウ達にブレス攻撃を連発する!!
ごうぅぅぅぅぅぅ!!!
『わっと!!!駄目だ!助けないと!!
でもどうすれば・・・』
ロウとアイラはブレスを躱しながら考える。
『師匠!!どうするんですか?!このままだと埒が開きません!!』
ロウも焦る。
『ちょっと待って!考えさせて!!・・・』
(多分これしか無い・・・でも・・出来るのか?!僕達に・・・・そうだ!師匠なら!』
ロウが念話でハヤトに作戦を伝える。
話を聞いたハヤトも怒りを滲ませる。
『そうか・・〈エンシェント・ドラゴン〉が・・・とことんふざけた神だな・・・許さないぞ・・・俺達の友達に理不尽を振りかざしたらどうなるか教えてやろう!!
それにしても・・・よくこんな作戦良く考えついたたな!!凄いぞロウ!タイミングは任せる!!頼んだぞ!!!』
『はい!!!』
ロウがイメージを固める。
『アイラ!考えは纏まったよ!!一旦カルノーさんと合流して作戦会議だよ!!』
『はい!!』
『シルビィ!!少しの間〈エンシェントドラゴン〉の相手を頼むよ!!』
『ぐろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』
シルビィは勢いよく飛び上がり〈エンシェント・ドラゴン〉へ向かって行く!!
ロウとアイラはカルノーと合流する為に地上に降りる。
『カルノーさん!力を貸してください!』
カルノーは口元を綻ばせる。
『もちろんじゃ!どうしたいのじゃ?』
『はい、まずあのドラゴンは僕の友達なんです!だから神の支配から解放します!!
その為にはドラゴンを地上に下ろして動けない様にしないといけません!』
『神の支配から解放?!また難しい事をサラッと言うのぉ?!
でも策はある様じゃの!分かったぞ!何とかしよう!』
カルノーが快諾する。
『それからアイラ!この作戦は君が要だ!』
ロウはアイラに作戦を伝える。
『うえぇぇぇぇぇ!!!!私がぁぁぁぁ!!
やった事もないですよぉぉぉぉぉぉ!!!』
ロウは親指を立ててニッコリ笑う。
『大丈夫!!アイラなら出来る!!!細かい事は師匠に任せておけば大丈夫!!ただ、身体に負担が掛かるのは覚悟してね。』
するとアイラが上目遣いでもじもじしながらロウを見る。
『せ、成功したら何かご褒美があるんですか?』
ロウは少し驚き戸惑う。
『えっ?・・・ご褒美?・・・んー・・それはアイラが決めていいよ!!』
『えっ?!良いんですか?・・・・約束しましたよ・・・』
何やらアイラがニヤニヤしている。
その様子をカルノーが目を細めて見ている。
『ロウよ・・・良いのか悪いのか分からぬが・・・妾は楽しみじゃぞ・・・。』
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