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ep.09 言ったら最後
(2)
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「一ノ瀬」
「ん?」
パソコンに向かってデータを打ち込んでいると、吉田がにゅっと顔を覗かせる。
「飲みに行かないか?」
「二人で?」
「お前を入れて、6人で」
6人、と言われてもすぐに誰のことかわからない。
営業2課は12人だし、開発部と行くのならもっと多くなる。
「誰と?」
「仲本」
「それじゃあ、3人だろ」
要領を得ない返答に、俺は手を止めて向き直る。
「まさかと思うが」
「うん、そのまさか。あっちは女の子3人で来るって言うからさ」
「俺は、行かない」
この状況で、どうやったらそんな気分になれるんだ。
すると、吉田は俺の肩に腕を回した。
「今回は、高い店じゃないから。1万5000で大丈夫」
「十分、高いよ」
それもきっと、一次会だけの値段だろう。
そんな気を使う飲み会に行ったところで、楽しめるとは思えない。
「仲本と三人なら、行ってもいいけど」
「ばーか、それじゃあ意味ないって」
むしろ、他3人を連れて行く意味の方がないんじゃないのか。
だが、それは俺と吉田の価値観の違いだ。
今更ここで議論したところで始まらない。
「俺は、真っすぐ帰るよ」
「えー! ここんとこ、毎週金曜日すぐ帰るよな」
俺は、ぴくりと身体が反応してしまい、内心舌打ちした。
「誰かと待ち合わせをしてるのかと思ってたけど」
「別に、そういうんじゃない」
吉田にしては鋭いことを言う。
俺はヒヤリとして、なるべく考えないようにしながら数字に集中する。
「今晩予定がないなら、行こうぜー!」
「だから、行かないって!」
吉田の言葉に、俺は思わず大きな声で言い返してしまう。
部屋の中がしんと静まり返り、周囲の目が俺に向けられているのがわかった。
こんな感情的になっているところを会社で見せるなんて、俺らしくない。
だが、もう限界だった。
俺は取り繕うこともせず、パソコンの電源を落として立ち上がった。
「悪い。帰る。また月曜日に」
「あ、ああ。オレこそ、しつこくしてごめん」
吉田はすぐに謝ってきたが、悪いのは間違いなく俺だ。
「お先に失礼します」
誰ともなく言ってから、俺は会社を出ていった。
外は酷く寒くて凍えそうなのに、マフラーも手袋も持っていなかった。
俺は仕方なく、コートのポケットに手を入れて歩いた。
家までは、YAMAGAMIの最寄駅から電車で10分くらいだ。
ただ、そこからマンションまでは徒歩で20分かかる。
「さむっ」
俺は首を竦めて、駅からの暗い道を歩く。
途中でコンビニに寄って弁当とビールを買い、また寒空の下を行く。
登り坂の上に3階建てのマンションが見えてきて、俺はコンビニ袋を持ち替えた。
そして、あとちょっとで登り切ると言うところで、その車を目にした。
停めてあったのは、黒のマセラティ。
この辺の住宅街では見ない外車だ。
一体、どこの誰がうちのマンションの前に停めているのか。
そう思って近付いていくと、突然運転席が開いた。
中から出てきた人物に、俺は声を上げそうになる。
一度唇を引き結び、敢えて営業用の笑みを浮かべてから挨拶した。
「美浜さん、今晩は」
美浜は車の傍に立ったまま、無言で俺を見ている。
あと2メートルという距離まで近寄ったところで、深みのある低い声で言った。
「君と話がしたい」
やっぱり、あれで終わらせてはもらえないのかと、俺は苦笑した。
それをどう取ったのか、美浜は車を指し示した。
「乗ってくれ」
ここで、断ることもできる。
乗らずに部屋に入ったところで、美浜は帰るだろう。
だが俺は、さすがにそこまで礼儀知らずにはなりたくなかった。
俺の部屋の場所を聞き、わざわざここまで訪ねてきてくれたんだ。
「わかりました」
俺はそう答えて、助手席側に回った。
近場のカフェか、前にも行ったバーか、それとも例のホテルか。
てっきり、その辺りに行くんだと思っていた。
だが、車はうちから20分ほどひた走る。
会社の方向とも違う。
一体どこへ、と思っていると、不意に見知った場所が見えてきた。
遠くに見える飲み屋街、近くにコンビニもなく、ぽつぽつと街灯があるだけの歩道。
そして、広い道路に面したバス停。
そばには、古びたベンチが一つ置かれている。
「ここって」
美浜は、バス停脇の駐車場に乗り入れてから、先に車を降りていく。
俺はその背中を追って、バス停に歩み寄る。
ぐるりと見回して確信する。やっぱりそうだ。
俺が、酔った美浜を拾った、あのバス停だ。
位置関係がよくわかっていなかったが、こんな場所にあったのか。
改めてじっくり見ていると、美浜はぽつりと言った。
「私はあの後、時折ここに来ていた」
こんなところに何のために。
俺は、不可解に思って尋ねかけた。
だがその前に、美浜は俺に向き直る。
真直ぐに見据えられて、俺はその瞳に見入った。
相変わらず、きれいな目だ。
この人の目には、世界はどう映っているんだろう。
「なぜ会わないなんて言ったんだ?」
美浜は、目を凝らすように細める。
俺は、いつの間にか詰めていた息を吐きながら言った。
「言ったでしょう? 俺はあなたが好きなんです。だから、これ以上、あなたと抱き合うなんてできない」
「好きだとなぜ、抱き合えないんだ?」
間髪入れずに問い返されて、俺は返答に窮した。
「それは──」
美浜は、誤魔化されてはくれないだろう。
だから、ストレートに想いを口にする。
「つらいんですよ」
「つらい?」
身体だけの関係を、このまま続けていくことはできない。
美浜は俺を好きなわけじゃない。
それなのに、本心を隠して金曜日ごとに抱くことなんて無理だ。
美浜は自由だ。誰を好きになろうと、何をしようといいはずで。
でも俺は、美浜に好きな相手ができたら耐えられそうにない。
想像するだけで、こんなに苦しい。割り切ることはできないだろう。
俺の独占欲は、いつか美浜も傷つける。
だから、美浜をこれ以上好きになる前に、離れなければ。
俺はいつの間にか俯けていた顔を上げた。
「勝手に好きになって、すみません」
「君の考えが私にはわからない」
美浜は、眉を顰めて、俺に一歩近付く。
そして、白い息を吐き、言いにくそうに口にした。
「私が、同じ想いだと言うのにか?」
俺は驚いて、一瞬目を見開いた。
まじまじと美浜を見つめ、真意を探る。
すると、俺に向けていた視線を逸らし、口元を右手で覆う仕草をする。
一体どんなつもりで言ったんだろう。
俺は、その様子に苦笑した。
「そんな嘘、要りません」
そこまで無理をして、俺に合わせることはない。
「ん?」
パソコンに向かってデータを打ち込んでいると、吉田がにゅっと顔を覗かせる。
「飲みに行かないか?」
「二人で?」
「お前を入れて、6人で」
6人、と言われてもすぐに誰のことかわからない。
営業2課は12人だし、開発部と行くのならもっと多くなる。
「誰と?」
「仲本」
「それじゃあ、3人だろ」
要領を得ない返答に、俺は手を止めて向き直る。
「まさかと思うが」
「うん、そのまさか。あっちは女の子3人で来るって言うからさ」
「俺は、行かない」
この状況で、どうやったらそんな気分になれるんだ。
すると、吉田は俺の肩に腕を回した。
「今回は、高い店じゃないから。1万5000で大丈夫」
「十分、高いよ」
それもきっと、一次会だけの値段だろう。
そんな気を使う飲み会に行ったところで、楽しめるとは思えない。
「仲本と三人なら、行ってもいいけど」
「ばーか、それじゃあ意味ないって」
むしろ、他3人を連れて行く意味の方がないんじゃないのか。
だが、それは俺と吉田の価値観の違いだ。
今更ここで議論したところで始まらない。
「俺は、真っすぐ帰るよ」
「えー! ここんとこ、毎週金曜日すぐ帰るよな」
俺は、ぴくりと身体が反応してしまい、内心舌打ちした。
「誰かと待ち合わせをしてるのかと思ってたけど」
「別に、そういうんじゃない」
吉田にしては鋭いことを言う。
俺はヒヤリとして、なるべく考えないようにしながら数字に集中する。
「今晩予定がないなら、行こうぜー!」
「だから、行かないって!」
吉田の言葉に、俺は思わず大きな声で言い返してしまう。
部屋の中がしんと静まり返り、周囲の目が俺に向けられているのがわかった。
こんな感情的になっているところを会社で見せるなんて、俺らしくない。
だが、もう限界だった。
俺は取り繕うこともせず、パソコンの電源を落として立ち上がった。
「悪い。帰る。また月曜日に」
「あ、ああ。オレこそ、しつこくしてごめん」
吉田はすぐに謝ってきたが、悪いのは間違いなく俺だ。
「お先に失礼します」
誰ともなく言ってから、俺は会社を出ていった。
外は酷く寒くて凍えそうなのに、マフラーも手袋も持っていなかった。
俺は仕方なく、コートのポケットに手を入れて歩いた。
家までは、YAMAGAMIの最寄駅から電車で10分くらいだ。
ただ、そこからマンションまでは徒歩で20分かかる。
「さむっ」
俺は首を竦めて、駅からの暗い道を歩く。
途中でコンビニに寄って弁当とビールを買い、また寒空の下を行く。
登り坂の上に3階建てのマンションが見えてきて、俺はコンビニ袋を持ち替えた。
そして、あとちょっとで登り切ると言うところで、その車を目にした。
停めてあったのは、黒のマセラティ。
この辺の住宅街では見ない外車だ。
一体、どこの誰がうちのマンションの前に停めているのか。
そう思って近付いていくと、突然運転席が開いた。
中から出てきた人物に、俺は声を上げそうになる。
一度唇を引き結び、敢えて営業用の笑みを浮かべてから挨拶した。
「美浜さん、今晩は」
美浜は車の傍に立ったまま、無言で俺を見ている。
あと2メートルという距離まで近寄ったところで、深みのある低い声で言った。
「君と話がしたい」
やっぱり、あれで終わらせてはもらえないのかと、俺は苦笑した。
それをどう取ったのか、美浜は車を指し示した。
「乗ってくれ」
ここで、断ることもできる。
乗らずに部屋に入ったところで、美浜は帰るだろう。
だが俺は、さすがにそこまで礼儀知らずにはなりたくなかった。
俺の部屋の場所を聞き、わざわざここまで訪ねてきてくれたんだ。
「わかりました」
俺はそう答えて、助手席側に回った。
近場のカフェか、前にも行ったバーか、それとも例のホテルか。
てっきり、その辺りに行くんだと思っていた。
だが、車はうちから20分ほどひた走る。
会社の方向とも違う。
一体どこへ、と思っていると、不意に見知った場所が見えてきた。
遠くに見える飲み屋街、近くにコンビニもなく、ぽつぽつと街灯があるだけの歩道。
そして、広い道路に面したバス停。
そばには、古びたベンチが一つ置かれている。
「ここって」
美浜は、バス停脇の駐車場に乗り入れてから、先に車を降りていく。
俺はその背中を追って、バス停に歩み寄る。
ぐるりと見回して確信する。やっぱりそうだ。
俺が、酔った美浜を拾った、あのバス停だ。
位置関係がよくわかっていなかったが、こんな場所にあったのか。
改めてじっくり見ていると、美浜はぽつりと言った。
「私はあの後、時折ここに来ていた」
こんなところに何のために。
俺は、不可解に思って尋ねかけた。
だがその前に、美浜は俺に向き直る。
真直ぐに見据えられて、俺はその瞳に見入った。
相変わらず、きれいな目だ。
この人の目には、世界はどう映っているんだろう。
「なぜ会わないなんて言ったんだ?」
美浜は、目を凝らすように細める。
俺は、いつの間にか詰めていた息を吐きながら言った。
「言ったでしょう? 俺はあなたが好きなんです。だから、これ以上、あなたと抱き合うなんてできない」
「好きだとなぜ、抱き合えないんだ?」
間髪入れずに問い返されて、俺は返答に窮した。
「それは──」
美浜は、誤魔化されてはくれないだろう。
だから、ストレートに想いを口にする。
「つらいんですよ」
「つらい?」
身体だけの関係を、このまま続けていくことはできない。
美浜は俺を好きなわけじゃない。
それなのに、本心を隠して金曜日ごとに抱くことなんて無理だ。
美浜は自由だ。誰を好きになろうと、何をしようといいはずで。
でも俺は、美浜に好きな相手ができたら耐えられそうにない。
想像するだけで、こんなに苦しい。割り切ることはできないだろう。
俺の独占欲は、いつか美浜も傷つける。
だから、美浜をこれ以上好きになる前に、離れなければ。
俺はいつの間にか俯けていた顔を上げた。
「勝手に好きになって、すみません」
「君の考えが私にはわからない」
美浜は、眉を顰めて、俺に一歩近付く。
そして、白い息を吐き、言いにくそうに口にした。
「私が、同じ想いだと言うのにか?」
俺は驚いて、一瞬目を見開いた。
まじまじと美浜を見つめ、真意を探る。
すると、俺に向けていた視線を逸らし、口元を右手で覆う仕草をする。
一体どんなつもりで言ったんだろう。
俺は、その様子に苦笑した。
「そんな嘘、要りません」
そこまで無理をして、俺に合わせることはない。
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