精霊王に拾われた虐げられ皇子、追放されたけど人外たちに溺愛されながら育ちます


アストラニア帝国の第十三皇子アルテミスは、
母を亡くし、宮廷で虐げられながら離宮で育った少年だった。

だが皇位継承を決める「選定の儀」で最下位とされ、
幼い身で北の辺境へ追放されてしまう。

――しかし。

彼を守っていたのは、ただの従者ではなかった。

世話焼きで過保護な月の精霊ユミル。
悪戯好きのドラゴン。
料理好きの花の精霊。
知りたがり屋のネズミ。
そして――伝説の精霊王。

気づけば人外たちに囲まれ、
皇子は過保護な溺愛に包まれて育っていく。

だがその裏で、帝国では禁じられた精霊魔法が動き始めていた。
皇位争い、精霊の陰謀、そして帝国の崩壊。

やがて少年は知ることになる。
自分が「帝国を変える存在」であることを。

これは――
追放された皇子が、風変わりな人外たちに溺愛されながら成長し、
帝国の運命を変えていく物語。

<キャラクター紹介>

■バーティミアス

大地の精霊王。皮肉屋で暇人。
疫病王ヴォラクを討ち、初代皇帝ニコラスと共に帝国を築いた伝説の精霊。
ニコラスの魂を受け継ぐ皇子を守る契約を結んでいる。

人間には興味がない……はずだが、なぜかアルテミスには妙に甘い。


■ユミル

過保護すぎる月の精霊。苦労人。
バーティミアスとの勝負に負け、1000年間の従属契約を結ばされた不運な精霊。
普段は人間の従者の姿に化けている。

アルテミスの世話係であり、事実上の育ての親。


■アルテミス

虐げられている第十三皇子。
北方辺境男爵家出身の母を持つ。
離宮に幽閉され、皇宮では存在すら忘れられている。

母譲りの莫大な魔力と、ある特殊な能力を秘めている。


■ウィリアム・グレイ

堅物すぎる護衛騎士。
白鷲騎士団の騎士だったが、とある事件で離宮へ左遷。
真面目で不器用だが、忠義心は誰よりも強い。

アルテミスの護衛となり、やがて運命に巻き込まれていく。

■セルジュとカーディ

離宮で働く双子の兄弟。正体は巨大なドラゴン。
自由奔放で騒がしいが、アルテミスのことが大好き。

■アリス

心優しい侍女。アルテミスの世話係。
平民出身で、幼い頃に城へ奉公に出された。

控えめでおとなしい性格だが、
アルテミスのこととなると驚くほど勇敢になる。
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