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プロローグ
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私、南風成翼(たえなりつばさ)の朝は戦いから始まる。
スマホのアラームが鳴りだす。
体が何故か重い。
急いで布団から顔を出すと近距離で勝ち誇った表情のイケメン青年がいる。
それも、今日は私を覆いかぶさっている。ある意味床ドン!?。
前髪から少し覗く太めの眉、眠ってるのか起きてるのか微妙な細さの目。白磁の肌で整った顔なんだけど笑顔とえくぼで綺麗より可愛いと言うべきかな。
「おはようございます翼さん。
あーあ、起きちゃったんだね。
キス出来ると思ったのに残念だな。」
『くっ、今日も朝から可愛い。めちゃくちゃ愛でれる。』
起きたいが覆いかぶされて動くことが出来ない。会社に遅刻する。
一か八か、布団から両腕を出して彼を抱きしめ引き寄せる。
彼が驚いたのか力が緩まるのを感じると腰をひねり逆に彼を押し倒す感じにする。
2人とも赤面するが、すぐに私が冷静になり彼から離れ
「エイレンおはよう。朝食なに食べたい?。私は目玉焼き食べるけど」
「甘めのスクランブルエッグが食べたい」
彼ことエイレンはソファーに移動してクッションを抱えて口を尖らし拗ね始める。
「はいはい、わかりました。
少し焦がしたのが好きなんだよね」
ギュッと強くクッションを抱く。
肯定の合図。
はにかんだ笑顔で横にユラユラ揺れ、寝癖もフワフワと揺れる。
期待されてるな。よし、頑張って作るぞ!。
イケメンは美人との同居がドラマや漫画、いや実際でもセオリーだ。
30才の地味女で喪女。
普通はこんなイケメンと同居なんて夢物語だろうが、リアルな話である。
彼とは初めは偶然、2回目はステキな言葉で言うとなら運命の出会いだったのかもしれない。
スマホのアラームが鳴りだす。
体が何故か重い。
急いで布団から顔を出すと近距離で勝ち誇った表情のイケメン青年がいる。
それも、今日は私を覆いかぶさっている。ある意味床ドン!?。
前髪から少し覗く太めの眉、眠ってるのか起きてるのか微妙な細さの目。白磁の肌で整った顔なんだけど笑顔とえくぼで綺麗より可愛いと言うべきかな。
「おはようございます翼さん。
あーあ、起きちゃったんだね。
キス出来ると思ったのに残念だな。」
『くっ、今日も朝から可愛い。めちゃくちゃ愛でれる。』
起きたいが覆いかぶされて動くことが出来ない。会社に遅刻する。
一か八か、布団から両腕を出して彼を抱きしめ引き寄せる。
彼が驚いたのか力が緩まるのを感じると腰をひねり逆に彼を押し倒す感じにする。
2人とも赤面するが、すぐに私が冷静になり彼から離れ
「エイレンおはよう。朝食なに食べたい?。私は目玉焼き食べるけど」
「甘めのスクランブルエッグが食べたい」
彼ことエイレンはソファーに移動してクッションを抱えて口を尖らし拗ね始める。
「はいはい、わかりました。
少し焦がしたのが好きなんだよね」
ギュッと強くクッションを抱く。
肯定の合図。
はにかんだ笑顔で横にユラユラ揺れ、寝癖もフワフワと揺れる。
期待されてるな。よし、頑張って作るぞ!。
イケメンは美人との同居がドラマや漫画、いや実際でもセオリーだ。
30才の地味女で喪女。
普通はこんなイケメンと同居なんて夢物語だろうが、リアルな話である。
彼とは初めは偶然、2回目はステキな言葉で言うとなら運命の出会いだったのかもしれない。
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