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Umkehrtraum
閑話 翼’s birthday エイレン編 後編
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時計を見ると、23:00
ギリギリ翼の誕生日当日に間に合った。
鍵を開けてドアを開けると玄関には久しぶりの翼が。
誕生日プレゼントとか忙しくて用意出来なかったけど、最終兵器。
『俺が誕生日プレゼントだよ』
よしっ!これで行こう!これがチャンス!
ドアが閉まり、後ろ手で鍵をかけて一歩踏み出したと同時に翼の方から俺に飛びつき、まず顔中にキスの嵐をし出し久しぶりの翼の甘い精気に蕩け力が抜けてきた所に、翼からの熱いフレンチキス!!!
今日って俺の誕生日だったっけ?と言うほど翼に攻められ撃沈。
気がついたら翼の部屋から寝息が聞こえてきたので誕生日おめでとうが言えずに翼の誕生日は過ぎて行った。
翌朝、目覚まし時計で飛び起き部屋が出ると翼が朝ご飯の準備をしていた。
「翼、おはよう。改めて・・・誕生日おめで・・・」
「配信版の『Can’not・・・』先に見たから。すっごーーーーーく面白かったよ」
俺のお祝いの言葉に被せるようにニヤニヤしながら翼がさらっと爆弾発言!
とある昼の帯番組のメンバーが出演権をかけてオーディションをしたら、まさかまさかの大穴の人がオーディションに勝ち主演の栄冠を取ったのがその配信版だ。
(メインMCの人が驚きのあまり顎が外れると言う放送事故が起きてその画像がその後ネタ画像として広く使われる様になったのはその後の話)
「はぁぁぁっ!『一緒に見ようね』って楽しみにしてた奴なんで先に見ちゃうの?」
「あー、じゃあ今日一緒に見よう。エイレンの好きなお菓子準備してあるから」
ならいいかとソファーに座り抱き枕クッションを抱きしめ息を吐くと横に翼が座り、いきなり俺の耳を引っ張り。
「耳元で副音声的なネタバレしまくるから」
驚きと嬉しさと興奮の直後にでかい失望感が俺の中で駆け巡る。
そんな俺の微妙な表情を見た翼は
『してやったり』と言うドヤ的な笑顔を向けて台所に向かった。
その笑顔も俺にとってはご褒美だったようでソファーに横になり、抱き枕クッションを思い切り抱きしめた。
余談だが、ネットが繋がらないのは悠理の呪いだと思っていたらただの電池切れだった。
ギリギリ翼の誕生日当日に間に合った。
鍵を開けてドアを開けると玄関には久しぶりの翼が。
誕生日プレゼントとか忙しくて用意出来なかったけど、最終兵器。
『俺が誕生日プレゼントだよ』
よしっ!これで行こう!これがチャンス!
ドアが閉まり、後ろ手で鍵をかけて一歩踏み出したと同時に翼の方から俺に飛びつき、まず顔中にキスの嵐をし出し久しぶりの翼の甘い精気に蕩け力が抜けてきた所に、翼からの熱いフレンチキス!!!
今日って俺の誕生日だったっけ?と言うほど翼に攻められ撃沈。
気がついたら翼の部屋から寝息が聞こえてきたので誕生日おめでとうが言えずに翼の誕生日は過ぎて行った。
翌朝、目覚まし時計で飛び起き部屋が出ると翼が朝ご飯の準備をしていた。
「翼、おはよう。改めて・・・誕生日おめで・・・」
「配信版の『Can’not・・・』先に見たから。すっごーーーーーく面白かったよ」
俺のお祝いの言葉に被せるようにニヤニヤしながら翼がさらっと爆弾発言!
とある昼の帯番組のメンバーが出演権をかけてオーディションをしたら、まさかまさかの大穴の人がオーディションに勝ち主演の栄冠を取ったのがその配信版だ。
(メインMCの人が驚きのあまり顎が外れると言う放送事故が起きてその画像がその後ネタ画像として広く使われる様になったのはその後の話)
「はぁぁぁっ!『一緒に見ようね』って楽しみにしてた奴なんで先に見ちゃうの?」
「あー、じゃあ今日一緒に見よう。エイレンの好きなお菓子準備してあるから」
ならいいかとソファーに座り抱き枕クッションを抱きしめ息を吐くと横に翼が座り、いきなり俺の耳を引っ張り。
「耳元で副音声的なネタバレしまくるから」
驚きと嬉しさと興奮の直後にでかい失望感が俺の中で駆け巡る。
そんな俺の微妙な表情を見た翼は
『してやったり』と言うドヤ的な笑顔を向けて台所に向かった。
その笑顔も俺にとってはご褒美だったようでソファーに横になり、抱き枕クッションを思い切り抱きしめた。
余談だが、ネットが繋がらないのは悠理の呪いだと思っていたらただの電池切れだった。
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