シンデレラ物語 あるいは宿運の篏合

糺ノ杜 胡瓜堂

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後編 「宿運の篏合」

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 【前回までのあらすじ】
 身分が全く違う王子様からの思ってもみない求婚、シンデレラは戸惑い、うつ向いたまま何も言いません。
 見かねたルイーズが王子様に助け舟を出します、今ここで、シンデレラに対する愛が本物であることを見せて欲しいというのです。



 「それでは、王子様・・・・シンデレラへの愛の証として・・・・今この場で、シンデレラと契りを交わして頂きとう存じます」

 「・・・契り?・・・契りと言いますと・・・」

 「・・・はい、ご夫婦になられましたら、自然に行うようになる愛の営みでございます、それを今此処でシンデレラとなさる事が出来ますでしょうか?」

 「・・・シンデレラへの愛は証明したいが・・・わたしは・・・まだ・・・そのようなこと・・・」

 その意味を察して、王子様は真っ赤になってうつ向きます、お城の中で大切に育てられた年の若い王子様は、まだ男女の愛の営みなどされたことは無かったのです。

 「・・・・王子様はまだ男女の睦言・・・ご経験されたことはないのでございますか?」

 恥ずかしさのあまり言葉も出ず、モジモジとする王子様。

 「・・・・王子様・・・・もしお嫌でなければ、わたくしがお手伝い差し上げてよろしゅうございますでしょうか」

 ・・・・・コクンと頷く王子様。

 「・・・お願いします・・・シンデレラへの愛が真実だと・・証明したいのです」

 「わかりましたわ、王子様・・・・可愛い義妹のシンデレラが立派なお妃様になれるよう、わたくしが一から教育して差し上げますわ」

 ルイーズは、シンデレラを王子様のすぐ前に引き据えて、犬の様に四つん這いにさせます。

 「王子様・・・・よくご覧になって・・・ここがシンデレラの・・・花園、シンデレラはこれから毎晩、ココで王子様にご奉仕いたしますのよ」

 ルイーズが、シンデレラの小ぶりな丸いお尻を抱えて、ドロワーズをスルッと下ろします。
 真っ白で、形の良い可愛いお尻が顔を出しますと、王子様は、銅像のように固まったまま声を発することが出来ません。

 「ああ、ルイーズお姉さま・・・わたくし・・恥ずかしい・・・・」
 
 ルイーズか両手で、柔らかいシンデレラのお尻の肉をギュッと広げます。
 
 「王子様、どうぞお手を・・・ここが殿方をお迎えする乙女の園でございますよ」

 シンデレラの淡く萌えているサワサワとした茂みに包まれた、ピンク色の薔薇の花弁が開いて、王子様を誘います。
 その純潔の花園からは、既に甘い蜜が湧き出していました。
 初めて目にする乙女の秘密の花園・・・王子様はおずおずと手を伸ばして、柔らかい花弁の感触を確かめ、下の方にプクッと恥ずかしそうに顔を覗かせているピンク色の宝石を撫でたりします。

 「ああんっ・・・王子様っ・・・・わたくし・・・体がヘンなのです・・・熱いのです」

 王子様は、瞬きもせずに真面目なお顔になって、シンデレラの乱れ咲いた可憐な花びらを弄びます。
 シンデレラの乙女が流す歓びの涙で、王子様の指もすっかり濡れてしまいました。
 王子様の息が段々と荒くなってきます、ズボンの中で何かが突っ張っているような、そんなもどかしさを振り払うように、腰をクネクネと動かされます。

 熱心に、情熱的にシンデレラの乙女の部分をお勉強されている王子様の白い指先、その甘い刺激にシンデレラの腰も踊り出します。

 「王子様ったら・・クスッ、すっかり前を大きくされてしまって・・・お召し物を脱がせていただきますね」
 
 ルイーズが、王子様のズボンと下着の紐を次々と解きます、スルっとお召し物が下がると、そこにはピーンと硬くなった、王子様の陶器のように生白いほっそりとしたお道具が天井を向いていました。

 「王子様・・・ご立派ですわ、もうこんなに硬くなって雄々しく天を衝いていらっしゃる・・・ても、王子様?」

 ルイーズが、王子様のピクンピクンと上下している筒先を優しく指でつまみ、軽くしごきます。

 「レディの前では、外套は脱ぐものですわ・・・・王子様」

 「・・・う、うん・・・・・」

 ルイーズの指先が、王子様の初々しい筒先に被ったままの外套をゆっくりと押し下げてゆきます。

 「ああっ・・・ルイーズ殿・・・・そんなことっ」

 くすぐったさと恥ずかしさで、思わず腰を引いてしまう王子様のお尻をギュッと捕まえて、ルイーズが薔薇のように赤い唇で、王子様の筒先をパックリと咥えました。
 舌先を器用に使って、王子様の外套を脱がせてゆくルイーズ、内側に溜まっていたチーズのように濃厚な「男の子」の香りがルイーズの鼻腔に広がります。

 すっかりと外套を脱がせ終わった、王子様のプラムのように瑞々しい先端のふくらみを、丁寧に舌で清めて差し上げるルイーズ。
 王子様の先端に、唾液をタップリと垂れるほど塗り付けているのは、これから生まれて初めて男女の営みをされるお二人がつつがなく一つになれるように・・・という優しいルイーズの思いやりなのでしょう。

  「王子様・・・・こちらですよ・・・シンデレラの準備もすっかり整っておりますわ」

 「さあ、王子様、愛するシンデレラと一つになるのですよ・・・・」

 暖かい月の晩・・・若いお二人は嬉しそうに泣きながら五度も繋がって、愛を確かめ合いました。

 


 それから半月後、シンデレラと王子様は晴れてご夫婦になられました。

 国を挙げての祝福、華やかな結婚式、優しい心を持ったシンデレラは素敵な王子様と幸せに暮らしています。
 
 「・・・・ああっ、ルイーズ・・・もう・・・・」

 「うふっ、王子様、まるで駄々っ子のようですわ・・・つい今しがたお妃様の中で気をりましたのに、もうこんなになって・・・・」

 「・・・だって、シンデレラの中・・・気持ちいい・・・・」

 「お妃様は・・・いかがでしたか?」

 「ハアッ、ハアッ・・・・お姉・・・いえ、ルイーズ・・わたくしも随分、気をってしまいまして・・・こんなに乱れてしまって・・・恥ずかしい」
 
 満開のピンク色の花園から、王子様の愛の贈り物を溢れさせながら、今はお妃様となられたシンデレラが言います。

 王子様とシンデレラの仲を取り持って、心も体も一つに繋げてくれたキュービッド、義姉のルイーズは、王子様に乞われてそのままお二人付きの侍女として身の回りのお世話係となりました。

 ルイーズの献身的な「お世話」は夜も続きます。

 「うふふっ、王子様・・・今度は駿馬のように後ろからお妃様を愛してくださいまし」

 「・・・う、うん・・・ルイーズ、ま、また・・・シンデレラと・・・繋げてくれるか・・・・」

 「・・・はいっ、王子様は甘えん坊さんですね、ご夫婦の大事な営みも侍女にお手伝いさせるなんて・・・」

 「・・・で、でも・・・・こうするとシンデレラも大変悦ぶのです・・・・」

 「いいのですよ、王子様、わたくしが思う存分シンデレラ様と繋げて差し上げます、あの夜のように・・・・・さあ、沢山シンデレラ様の中に種を差し上げて・・・早くお世継ぎを設けてくださいまし」

 四つん這いになったシンデレラの「妻」になった部分を指でパックリと押し広げて、ピーンと硬くなった王子様の生白い「夫」に手を添えて、夫婦の営みをお手伝いします。

 「シンデレラ様・・・あのガラスの靴も貴方様のおみ足にピッタリと嵌まりましたが・・・」

 ルイーズが、お二人の夫婦の部分をゆっくりと繋げて差し上げます。
 既に3度も王子様の愛の贈り物を頂いている、シンデレラのトロトロに溶けた花園が、王子様を優しくお迎えします。


 「この王子様の立派なお道具も・・・まるで鍵と鍵穴のようにピッタリと嵌りますのよ・・・・」



         ~~ 完 ~~
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