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第二章 混沌竜の契約者
従魔の居る生活
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「ん、ふぁぁ」
王都から帰って1週間も経った朝4時半、僕は欠伸をしながら起き上がる。
「おはよう」
「おはよう、コン」
そして毎朝同じ時間に起きているコンに挨拶をして僕は寝間着から作業着に着替え、顔を洗うために台所に行く。
そして台所に置いてある水瓶を見ると、中に水色の物体が浮かんでいるのを見つけた。
「おはよう、スイ。珍しく早いね」
その水色の物体に挨拶をするとプクプクと泡が浮かぶ。
この水色の物体の正体は水亀である。
水亀は水の生成や貯蓄、浄化などが得意であり、また水中を好む為ずっと水瓶の底で過ごしている。
この水瓶に住む水亀は母さんの従魔であり名前は『スイ』と言い、たまに水瓶に浮かぶ時もあるけど基本は水瓶の底でジッとしている。
「いつも綺麗な水をありがとう」
そう言うとスイは少しだけこちらを見てから底に沈んでしまった。
そのあと水瓶で顔を洗ってからコンと一緒に朝の作業に行く。
ちなみに普通は水が汚れるので直接洗うのはダメなのだが、スイがすぐに浄化してくれるので家では顔を洗うくらいなら何の問題もないのだ。
それから野菜の水やりをしていると、足元からポコッと茶色いのが顔を出した。
「あ、おはようネロ。今日は珍しいね」
今地面から顔を出したのは父さんの従魔の『ネロ』という名前のモグラである。
肥料を混ぜたりする際に手伝ってくれるのだが、普段は土の中でノビノビと過ごしている為滅多に見る事はない。
なので朝早くからスイとネロを見る事が出来るのは大変珍しいのである。
「ん?父さんならまだ寝てるからもう少ししたら来ると思うよ」
地面から前足を出してパタパタさせているのをみて、僕はそう言ってあげる。
従魔は基本的に主から魔力を貰ってエネルギーとするため、お腹が空いていた所に僕が来たから出てきたのだろう。
そうしている内に水やりを終わらせた僕は次の作業のために移動する。
「それじゃあ僕は家畜小屋に行くから、また今度ね」
そう言って家畜小屋へ行こうとすると、ネロが右前足を振ってくれた。
それからいつもと同じで途中で父さんと一緒に作業をして、それから家に戻って母さんとミリィが作ったご飯を食べて、それからミリィは学校へ行く。
「何してようかなぁ」
そして、僕は特にやることがなくなった。
母さんは掃除や洗濯などをして、父さんは家の隣にある作業場で今はタンスを作っている。
この国では成人も結婚も18歳であり、18になればなにか農業とは別の仕事が村長から割り振られることになっている。
なので今の歳では特に仕事はないのだ。
かと言って学校も無いために昼間はどうしても暇してしまうのだ。
「あ、久し振りにソフィとあそこに行こうかな」
何となく庭先でボーッとコンを撫でながら過ごしていた僕はあることを思いつく。
「何処に行くのだ?」
コンがそう聞いてくる。
「ちょっとね」
そしてソフィの家に行くと、庭でただ虹亀を撫でていたソフィを見つけた。
「おはよう、ソフィ」
そう声をかけたらソフィはちょっとビックリしたようで、虹亀を撫でていた手がビクッとしていた。
「おはようロイ君、どうしたの?」
しかしすぐに僕とわかったからか笑顔になる。
そして僕は目的を言う。
「久し振りにユンの所に行かない?」
「あ、行くよ」
それを聞いたソフィはすぐに立ち上がる。
「ロイよ、そのユンとは何だ?そんな名の人は居なかったと思うが……」
そう言って考え込むコンに対し、僕はニッコリと笑う。
「今から会いに行くから、それまでのお楽しみ」
「む、ロイよ珍しく意地が悪いな」
ちょっとばかり不機嫌そうな声でそういうコンの頭を撫でる。
「ふふ、きっとコンも驚くと思うわよ」
ソフィもそう言うと、虹亀のルーも首を捻って不思議そうにする。
そして、僕とソフィと2匹は村の南へと向かう。
「ロイよ、教えてくれても良いではないか」
「まだ秘密!たまにはこういうのもいいでしょ?」
王都から帰って1週間も経った朝4時半、僕は欠伸をしながら起き上がる。
「おはよう」
「おはよう、コン」
そして毎朝同じ時間に起きているコンに挨拶をして僕は寝間着から作業着に着替え、顔を洗うために台所に行く。
そして台所に置いてある水瓶を見ると、中に水色の物体が浮かんでいるのを見つけた。
「おはよう、スイ。珍しく早いね」
その水色の物体に挨拶をするとプクプクと泡が浮かぶ。
この水色の物体の正体は水亀である。
水亀は水の生成や貯蓄、浄化などが得意であり、また水中を好む為ずっと水瓶の底で過ごしている。
この水瓶に住む水亀は母さんの従魔であり名前は『スイ』と言い、たまに水瓶に浮かぶ時もあるけど基本は水瓶の底でジッとしている。
「いつも綺麗な水をありがとう」
そう言うとスイは少しだけこちらを見てから底に沈んでしまった。
そのあと水瓶で顔を洗ってからコンと一緒に朝の作業に行く。
ちなみに普通は水が汚れるので直接洗うのはダメなのだが、スイがすぐに浄化してくれるので家では顔を洗うくらいなら何の問題もないのだ。
それから野菜の水やりをしていると、足元からポコッと茶色いのが顔を出した。
「あ、おはようネロ。今日は珍しいね」
今地面から顔を出したのは父さんの従魔の『ネロ』という名前のモグラである。
肥料を混ぜたりする際に手伝ってくれるのだが、普段は土の中でノビノビと過ごしている為滅多に見る事はない。
なので朝早くからスイとネロを見る事が出来るのは大変珍しいのである。
「ん?父さんならまだ寝てるからもう少ししたら来ると思うよ」
地面から前足を出してパタパタさせているのをみて、僕はそう言ってあげる。
従魔は基本的に主から魔力を貰ってエネルギーとするため、お腹が空いていた所に僕が来たから出てきたのだろう。
そうしている内に水やりを終わらせた僕は次の作業のために移動する。
「それじゃあ僕は家畜小屋に行くから、また今度ね」
そう言って家畜小屋へ行こうとすると、ネロが右前足を振ってくれた。
それからいつもと同じで途中で父さんと一緒に作業をして、それから家に戻って母さんとミリィが作ったご飯を食べて、それからミリィは学校へ行く。
「何してようかなぁ」
そして、僕は特にやることがなくなった。
母さんは掃除や洗濯などをして、父さんは家の隣にある作業場で今はタンスを作っている。
この国では成人も結婚も18歳であり、18になればなにか農業とは別の仕事が村長から割り振られることになっている。
なので今の歳では特に仕事はないのだ。
かと言って学校も無いために昼間はどうしても暇してしまうのだ。
「あ、久し振りにソフィとあそこに行こうかな」
何となく庭先でボーッとコンを撫でながら過ごしていた僕はあることを思いつく。
「何処に行くのだ?」
コンがそう聞いてくる。
「ちょっとね」
そしてソフィの家に行くと、庭でただ虹亀を撫でていたソフィを見つけた。
「おはよう、ソフィ」
そう声をかけたらソフィはちょっとビックリしたようで、虹亀を撫でていた手がビクッとしていた。
「おはようロイ君、どうしたの?」
しかしすぐに僕とわかったからか笑顔になる。
そして僕は目的を言う。
「久し振りにユンの所に行かない?」
「あ、行くよ」
それを聞いたソフィはすぐに立ち上がる。
「ロイよ、そのユンとは何だ?そんな名の人は居なかったと思うが……」
そう言って考え込むコンに対し、僕はニッコリと笑う。
「今から会いに行くから、それまでのお楽しみ」
「む、ロイよ珍しく意地が悪いな」
ちょっとばかり不機嫌そうな声でそういうコンの頭を撫でる。
「ふふ、きっとコンも驚くと思うわよ」
ソフィもそう言うと、虹亀のルーも首を捻って不思議そうにする。
そして、僕とソフィと2匹は村の南へと向かう。
「ロイよ、教えてくれても良いではないか」
「まだ秘密!たまにはこういうのもいいでしょ?」
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