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外伝 リュークとエリザヴェータ
これはきついや
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ぐう・・・・これはきついや・・・・
何とかもう1人を回復させているけれど、どういう訳か骨が見えていた所も再生している様子。
僕の回復魔法はこんなに凄くないはずなのに何故?
そう思っていると、どうやらこの患者さん?も回復魔法が使えるらしく、僕が使っているうちに目が覚めたみたいで、必死になって魔法を使っている。
その甲斐があったのか、奇跡が起こったのかスライムに溶かされていた所は殆ど回復できたんだ。
よく分からないけれど、普通は回復魔法の2人り掛けってしないよね?
多人数で唱えればこういった効果があるのかな?よく分からないけれど。
そして僕は残った魔力で自分の腕を回復させる。
ふう、痛みが無くなる・・・・
そう思ったまではよかったはずなんだ・・・・あ、駄目・・・・またしても目の前が真っ暗になっちゃって、頭に何かがぶつかった感覚があるんだけど・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
気が付けば僕はベッドの上で寝ていました。
あれ?どうして僕は寝ているんだろう?というかここは何処?
そう思って周りを見渡すと見知らぬ女性が2人、傍の椅子に腰かけているのが見えました。
あ、目が合う。
あれ?どこかで見た事ある?
「ちょっとターラ、この人起きたわよ?」
「何言ってるのミリアム、貴女が声をかけなさい。命の恩人なのよ?」
「えーだって恥ずかしいし・・・・」
「何を言っているのよ。貴女とグラントリーのせいでこの人魔力が枯渇しちゃったのよ。しかもスライムを倒すのに、自ら腕を怪我しながら戦ってくれたって言うのに、何その態度は!」
「で、でも・・・・」
僕はそんな会話を尻目に起き上がります。
「あら、起きて大丈夫かしら?私達のパーティーを助けて下さりありがとうございます。私はターラ。そしてこっちのはミリアム。」
「こ・・・・こんにちは・・・・その・・・・助けてくれてありがとう!」
「えっと・・・・どういたしまして?もう怪我は大丈夫なのかな?その、僕恥ずかしながら気を失っちゃったみたいで。」
「何を言っているんですか,貴方は命の恩人です!自分の魔力が枯渇するまで、貴重な回復魔法を使って下さるなんて。」
「そ・・・・そんなに貴重なんですか?回復魔法って。」
「何を言っているんですか!普通パーティーに回復要員なんていないんですよ?私は魔法使いですが、魔法を使える人も50人に1人程。そして、回復魔法の使い手は更に貴重で100人に1人。たまたま私達は幼馴染だからパーティーを組んでいるけれど普通はあり得ないのよ、魔法使いと回復魔法の使い手が同じパーティーに存在するのって。」
え?そうなんだ・・・・知らなかった・・・・
「そ・・・・そうなんだ?あ、もうひとりの・・・・グラントリーさんだっけ?はどうなったの?」
「あ、それも含めてありがとう。傷は奇跡的に治ったわ。ただ、血を失いすぎていて暫くは起き上がれないんだけれどね。」
この女性、ターナさんだっけ?いや、ターラさんだ。間違えてしまう所だった、危ない危ない。
うん、喋りやすい。
魔法使いって言っていたから、きっと頭も賢いんだろう。
何とかもう1人を回復させているけれど、どういう訳か骨が見えていた所も再生している様子。
僕の回復魔法はこんなに凄くないはずなのに何故?
そう思っていると、どうやらこの患者さん?も回復魔法が使えるらしく、僕が使っているうちに目が覚めたみたいで、必死になって魔法を使っている。
その甲斐があったのか、奇跡が起こったのかスライムに溶かされていた所は殆ど回復できたんだ。
よく分からないけれど、普通は回復魔法の2人り掛けってしないよね?
多人数で唱えればこういった効果があるのかな?よく分からないけれど。
そして僕は残った魔力で自分の腕を回復させる。
ふう、痛みが無くなる・・・・
そう思ったまではよかったはずなんだ・・・・あ、駄目・・・・またしても目の前が真っ暗になっちゃって、頭に何かがぶつかった感覚があるんだけど・・・・・
・・・・
・・・
・・
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気が付けば僕はベッドの上で寝ていました。
あれ?どうして僕は寝ているんだろう?というかここは何処?
そう思って周りを見渡すと見知らぬ女性が2人、傍の椅子に腰かけているのが見えました。
あ、目が合う。
あれ?どこかで見た事ある?
「ちょっとターラ、この人起きたわよ?」
「何言ってるのミリアム、貴女が声をかけなさい。命の恩人なのよ?」
「えーだって恥ずかしいし・・・・」
「何を言っているのよ。貴女とグラントリーのせいでこの人魔力が枯渇しちゃったのよ。しかもスライムを倒すのに、自ら腕を怪我しながら戦ってくれたって言うのに、何その態度は!」
「で、でも・・・・」
僕はそんな会話を尻目に起き上がります。
「あら、起きて大丈夫かしら?私達のパーティーを助けて下さりありがとうございます。私はターラ。そしてこっちのはミリアム。」
「こ・・・・こんにちは・・・・その・・・・助けてくれてありがとう!」
「えっと・・・・どういたしまして?もう怪我は大丈夫なのかな?その、僕恥ずかしながら気を失っちゃったみたいで。」
「何を言っているんですか,貴方は命の恩人です!自分の魔力が枯渇するまで、貴重な回復魔法を使って下さるなんて。」
「そ・・・・そんなに貴重なんですか?回復魔法って。」
「何を言っているんですか!普通パーティーに回復要員なんていないんですよ?私は魔法使いですが、魔法を使える人も50人に1人程。そして、回復魔法の使い手は更に貴重で100人に1人。たまたま私達は幼馴染だからパーティーを組んでいるけれど普通はあり得ないのよ、魔法使いと回復魔法の使い手が同じパーティーに存在するのって。」
え?そうなんだ・・・・知らなかった・・・・
「そ・・・・そうなんだ?あ、もうひとりの・・・・グラントリーさんだっけ?はどうなったの?」
「あ、それも含めてありがとう。傷は奇跡的に治ったわ。ただ、血を失いすぎていて暫くは起き上がれないんだけれどね。」
この女性、ターナさんだっけ?いや、ターラさんだ。間違えてしまう所だった、危ない危ない。
うん、喋りやすい。
魔法使いって言っていたから、きっと頭も賢いんだろう。
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