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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門
レベルとスキルの関係
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「だがいくらレベルが上がってもスキルが無ければ、レベルの意味はあまりない場合がある。」
「それはどういう事ですか?」
ミゲルさんに聞いてみる。
「そうだな、戦闘する場合と街で暮らす場合を例にするとだな・・・・例えば鍛冶だ。鉄を打ち剣をつくる。まあ剣じゃなくてもいいのだが、どれだけレベルが高くても、鍛冶スキルが無ければ剣は作れん。」
逆に言えば低レベルでも鍛冶スキルがあれば剣が作れる?
「次に戦闘に関してだがな、レベルが上がれば単純に力も上がるから、魔物は殴るだけで倒す事ができるだろう。だが、例えば剣を使う時、スキルの有る無しでは随分違う。レベル7の剣士と、レベル9の戦闘スキルなしでは、剣と剣の戦いに限って言えばレベル9が負ける事もある。普通に戦えば先ずレベル9が勝つがな。」
「え?戦闘スキルが無くても、レベルが高い相手に勝てるんですか?」
「これが低レベル同士だとそうもいかん。能力の補正差は微々たるものだ。スキルの有無と能力の差で決まるだろう。逆に言えば相手のレベルが明らかに高くても、スキル次第では勝てる可能性がある。まあ高レベルの奴が、少ないスキルしかないとか考えられないから、こういった事は殆ど起こらないんだがな。」
よく分からん。結局高レベルのスキル持ちが一番強いという事か。
「レベルは化け物・・・・魔物?と戦って勝てば上がるんだよな?スキルはどうやって習得するんだ?」
「スキルの習得か・・・・これはまだはっきりしていないが、15歳で祝福を受けるだろう?祝福を15歳で受ける理由なんだがな、おそらくはスキルを習得するのにかかる時間が15年という訳だ。」
・・・・じゃあ欲しいスキルが今すぐ手に入る訳じゃあないんだ?
「一部例外でな、特殊なスキルか、アイテムでスキルの売買が行われている。」
・・・・何これ怖い。
「じゃあスキルを奪われるとかあるのかい?」
「ああ、10年程前に別の大陸でそう言った事があったそうな。異世界より召喚した人間のスキルを奪って、自分達の物にしたんだとか。噂じゃあシラカワとか言う手練れの・・・・恐らく世界最高レベルらしいが・・・・その国を滅ぼし、なんと自分の妻をその後釜に据えたとかなんとか。同胞をその国の奴らにスキルを奪われた挙句に殺され、その仇討ちをしたとかなんとか。ま、別の大陸の事だから、どこまで本当か分からないがな。しかもそのシラカワとか言う人間、可也のスキル持ちで収納カバンを作ったり、何処にでも行けるゲートを作ったり魔道船を作ったりしたとか。」
・・・・そのカバン持っています・・・・ゲートも一寸持ってます・・・・白河さんって凄いんだな。
「まあ、国でスキルの売買をしているからな、欲しいスキルがあれば買えない事も無い。だが、凄い金額になるがな。一つのスキルで城が買えるとか。」
どんだけ・・・・
・・・・
・・・
・・
・
クランのメンバーに、館へ一度来るように伝言をギルドに頼み、イベッテさんの先導で館へ向かう事に。
新たな生活が始まる!
あ!しまった!能力の具体的な役割を聞きそびれた。
魅力とかどうするんだよ。
「それはどういう事ですか?」
ミゲルさんに聞いてみる。
「そうだな、戦闘する場合と街で暮らす場合を例にするとだな・・・・例えば鍛冶だ。鉄を打ち剣をつくる。まあ剣じゃなくてもいいのだが、どれだけレベルが高くても、鍛冶スキルが無ければ剣は作れん。」
逆に言えば低レベルでも鍛冶スキルがあれば剣が作れる?
「次に戦闘に関してだがな、レベルが上がれば単純に力も上がるから、魔物は殴るだけで倒す事ができるだろう。だが、例えば剣を使う時、スキルの有る無しでは随分違う。レベル7の剣士と、レベル9の戦闘スキルなしでは、剣と剣の戦いに限って言えばレベル9が負ける事もある。普通に戦えば先ずレベル9が勝つがな。」
「え?戦闘スキルが無くても、レベルが高い相手に勝てるんですか?」
「これが低レベル同士だとそうもいかん。能力の補正差は微々たるものだ。スキルの有無と能力の差で決まるだろう。逆に言えば相手のレベルが明らかに高くても、スキル次第では勝てる可能性がある。まあ高レベルの奴が、少ないスキルしかないとか考えられないから、こういった事は殆ど起こらないんだがな。」
よく分からん。結局高レベルのスキル持ちが一番強いという事か。
「レベルは化け物・・・・魔物?と戦って勝てば上がるんだよな?スキルはどうやって習得するんだ?」
「スキルの習得か・・・・これはまだはっきりしていないが、15歳で祝福を受けるだろう?祝福を15歳で受ける理由なんだがな、おそらくはスキルを習得するのにかかる時間が15年という訳だ。」
・・・・じゃあ欲しいスキルが今すぐ手に入る訳じゃあないんだ?
「一部例外でな、特殊なスキルか、アイテムでスキルの売買が行われている。」
・・・・何これ怖い。
「じゃあスキルを奪われるとかあるのかい?」
「ああ、10年程前に別の大陸でそう言った事があったそうな。異世界より召喚した人間のスキルを奪って、自分達の物にしたんだとか。噂じゃあシラカワとか言う手練れの・・・・恐らく世界最高レベルらしいが・・・・その国を滅ぼし、なんと自分の妻をその後釜に据えたとかなんとか。同胞をその国の奴らにスキルを奪われた挙句に殺され、その仇討ちをしたとかなんとか。ま、別の大陸の事だから、どこまで本当か分からないがな。しかもそのシラカワとか言う人間、可也のスキル持ちで収納カバンを作ったり、何処にでも行けるゲートを作ったり魔道船を作ったりしたとか。」
・・・・そのカバン持っています・・・・ゲートも一寸持ってます・・・・白河さんって凄いんだな。
「まあ、国でスキルの売買をしているからな、欲しいスキルがあれば買えない事も無い。だが、凄い金額になるがな。一つのスキルで城が買えるとか。」
どんだけ・・・・
・・・・
・・・
・・
・
クランのメンバーに、館へ一度来るように伝言をギルドに頼み、イベッテさんの先導で館へ向かう事に。
新たな生活が始まる!
あ!しまった!能力の具体的な役割を聞きそびれた。
魅力とかどうするんだよ。
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