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雉も鳴かずば撃たれまい
楽しんでるのはお前らだけだー!
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「私のを口で、と言うのは、さっき藤也のをおいしそうに食べていたので罰ゲームになりそうにありませんし……」
柊也が思案顔で首を傾げる。コイツ、本気で悩んでやがる!! なんかろくでもないこと言い出しそうだ。
「いいっ それやるっ それやるからッ!」
「だーかーら、マコが嬉しいことしても罰ゲームになんねぇっての」
嬉しくない! 全然嬉しくないッ! けど、それ以上って何? あるの?
「ンきゃんっ!」
いきなり乳首を引っ張られて、なんかもう、変な声出た。
「さすがに、この部屋に洗濯バサミはないでしょうねぇ」
「ねぇだろうなぁ 一応、ハイクラスホテルのセミスイートだし、安っぽいプラスチックのアレは……あるかなぁ ダメ元で頼んでみたら?」
せ、洗濯バサミ? 何に使うのそれ!! お笑い芸人の芸!? 顔とかにつけてパーンみたいなアレ?
昔、鼻につけたら高くなるとか言われてやったことあるけど、そんなので高くなるなんて神話だったって、さすがの俺も知ってるし。
確かにあれは罰ゲームだけど、どうしてその発想!?
すっと柊也が離れていって、ベッドヘッドに置かれた電話でフロントを呼び出している。どうかそんなもん置いてませんように!!
「やっ! 動ッくなぁ あンッ!」
「あんまり大きな声出したら聞こえちゃうかもよ?」
なら動くな! 色々衝撃的で忘れかけてたけど、俺、イったばっかりで過敏度最上級。ちょっと内側をこすられただけで、変な声が出てしまう。
口を閉じようとしたのに、藤也が長い指を二本突っ込むから、閉じきれない。柊也が何やら説明して、向こうが探しているのか妙に電話が長い。ゆっくりだけど確実なストロークで、藤也が俺の中を行ったり来たりする。
「あッ あふ……ふぇッ んくッ」
わざと腰を回すようにしながら突き上げる藤也の動きに合わせて、堪えきれない声と、わずかにできる隙間から入ってくる空気が混じって結合部分からじゅぷっ ぐぷって音が鳴る。
いやだ。
フロントにいる人たちに聞こえるかもしれない。
藤也のいたずらに、必死で耐えてたら、いつの間にか電話は終わったらしい。
「届けてもらえるそうですよ」
あるの!? なくていいのにッ!
受け取るためだろう、柊也がバスローブをひっかけて寝室から出て行った。
「だってさ。楽しみだねぇ マコ」
楽しんでるのはお前らだけだー!
柊也が思案顔で首を傾げる。コイツ、本気で悩んでやがる!! なんかろくでもないこと言い出しそうだ。
「いいっ それやるっ それやるからッ!」
「だーかーら、マコが嬉しいことしても罰ゲームになんねぇっての」
嬉しくない! 全然嬉しくないッ! けど、それ以上って何? あるの?
「ンきゃんっ!」
いきなり乳首を引っ張られて、なんかもう、変な声出た。
「さすがに、この部屋に洗濯バサミはないでしょうねぇ」
「ねぇだろうなぁ 一応、ハイクラスホテルのセミスイートだし、安っぽいプラスチックのアレは……あるかなぁ ダメ元で頼んでみたら?」
せ、洗濯バサミ? 何に使うのそれ!! お笑い芸人の芸!? 顔とかにつけてパーンみたいなアレ?
昔、鼻につけたら高くなるとか言われてやったことあるけど、そんなので高くなるなんて神話だったって、さすがの俺も知ってるし。
確かにあれは罰ゲームだけど、どうしてその発想!?
すっと柊也が離れていって、ベッドヘッドに置かれた電話でフロントを呼び出している。どうかそんなもん置いてませんように!!
「やっ! 動ッくなぁ あンッ!」
「あんまり大きな声出したら聞こえちゃうかもよ?」
なら動くな! 色々衝撃的で忘れかけてたけど、俺、イったばっかりで過敏度最上級。ちょっと内側をこすられただけで、変な声が出てしまう。
口を閉じようとしたのに、藤也が長い指を二本突っ込むから、閉じきれない。柊也が何やら説明して、向こうが探しているのか妙に電話が長い。ゆっくりだけど確実なストロークで、藤也が俺の中を行ったり来たりする。
「あッ あふ……ふぇッ んくッ」
わざと腰を回すようにしながら突き上げる藤也の動きに合わせて、堪えきれない声と、わずかにできる隙間から入ってくる空気が混じって結合部分からじゅぷっ ぐぷって音が鳴る。
いやだ。
フロントにいる人たちに聞こえるかもしれない。
藤也のいたずらに、必死で耐えてたら、いつの間にか電話は終わったらしい。
「届けてもらえるそうですよ」
あるの!? なくていいのにッ!
受け取るためだろう、柊也がバスローブをひっかけて寝室から出て行った。
「だってさ。楽しみだねぇ マコ」
楽しんでるのはお前らだけだー!
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