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第一七話 赤い荒野と灰色の城壁
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視界が揺らぐ。
空は青を通り越して白く焼けつき、太陽は慈悲のない熱量で地上のすべてを焦がしていた。
荒野は、どこまでも赤かった。
錆びついた鉄のような赤い砂と岩が、地平線の彼方まで続いている。
風が吹くたびに舞い上がる砂塵が、肌にまとわりつき、目や喉を容赦なく犯していく。
「……はぁ、はぁ……」
腕の中に抱えているリリアの体温が、異常なほど熱い。
僕の胸に預けられた彼女の背中から、焼けるような熱気が伝わってくる。
ガラムの歩みに合わせ、力なく揺れる彼女の頭を、僕は顎で支えるようにして固定していた。
ガラムの背骨が尻に食い込み、股の内側が擦れてヒリヒリと痛む。
だが、今はそんなことを気にしている場合じゃない。
(……遠いな)
『亀裂』を出た直後に見えた城壁の影。
近く見えたのは、遮るものが何もない荒野特有の距離感の錯覚だったらしい。
歩いても歩いても、陽炎の向こうの影はなかなか大きくならなかった。
「……リリア、水だ」
返事はない。
彼女はぐったりと目を閉じたまま、荒い息を繰り返しているだけだ。
意識はもう、ないのかもしれない。
僕は手綱を片手に持ち替え、鞍の横から水袋を取り出した。
栓を抜き、彼女の乾ききった唇にそっと当てる。
「……飲めるか? 少しだけでいい」
少し傾けて、水を流し込む。
だが――。
「……ごふっ……」
水は彼女の口の端から溢れ、顎を伝って首筋へこぼれ落ちてしまった。
喉が動いていない。嚥下する力さえ残っていないのか。
「……っ、おい、頼むよ」
焦りが胸を締め付ける。
水を飲めないというのは、生命維持として致命的だ。
貴重な水が、ただ彼女の服を濡らしていくだけの光景に、指先が震える。
「吐くな、飲み込むんだ……!」
僕はもう一度、慎重に水袋を傾けた。
こぼれた水が彼女の乾いた肌を濡らす。
しばらくして、ようやく喉がかすかに動き、ごくり、と小さな音がした。
(……飲んだか? いや、気休め程度だ)
これ以上やると、逆に気管に入って窒息させかねない。
僕は歯噛みしながら水袋を引いた。
「……しっかりしろ。もうすぐだ」
僕は焦燥感を振り払うように、一方的に話しかけた。
「ほら、前を見てみろ。壁が見えてきたぞ」
僕の言葉は、熱風にさらわれて虚空に消えていく。
それでも話しかけずにはいられなかった。そうしていないと、腕の中の命がフッと消えてしまいそうで怖かった。
太陽が中天を過ぎ、影が長く伸び始めた頃。
ようやく、その全貌が明らかになってきた。
赤い大地を切り裂くようにそびえ立つ、巨大な灰色の壁。
遠目にも高いと感じていたが、近づくにつれてその威容に圧倒される。
高さは十メートル、いや、もっとあるか。見上げると首が痛くなるほどの巨石の防壁だ。
そして、その足元には、壁に張り付くようにして無数の露店やテントが密集していた。
壁の中に入りきれない商人や、旅人相手に商売をする者たちが集まっているのだろう。
簡易な布張りの屋台からは煮炊きする煙が立ち上り、あちこちから呼び込みの声が聞こえてくる。
それはまるで、城壁の外側を取り囲む、もう一つの市場のようだった。
街道は、その混沌とした露店街を縫うように続いていた。
行き交う人々の種類も様々だ。
物資を満載した巨大な荷馬車を引く商人の列。
使い込まれた革鎧や金属の防具を纏い、腰に武器を下げた男たちの一団。彼らは何か冗談を言い合い、笑い声を上げている。
そして、路肩に座り込み、うつろな目で物乞いをするボロを纏った者たち。
活気と貧困、富と欲望。
全てがごちゃ混ぜになった喧騒の中を、僕たちはガラムを進めた。
周囲からの視線を感じる。
立派な馬と、それに乗る薄汚れた男、そして死にかけの少女。
明らかに不釣り合いな組み合わせだ。
すれ違った商人の一人が、あからさまに顔をしかめたが、すぐに興味を失ったように視線を外した。
ここでは「他人の事情」に首を突っ込まないのがルールのようだ。
誰もが自分の欲望で手一杯で、他者になど関心がないのかもしれない。
巨大な門が見えてきた。
分厚い鉄扉は開け放たれており、人の波が途切れることなく暗い口の中へ吸い込まれていく。
衛兵らしき姿はあるが、立っているだけで何もしない。
入街税を徴収するわけでも、検問をするわけでもない。
(……検問なしか。助かった)
厄介ごとに巻き込まれずに済んだことに安堵し、僕はガラムの横腹を蹴った。
一瞬、城壁の厚みで視界が暗くなり、すぐにまた明るくなった。
ドッ、と音の塊が押し寄せてくる。
喧騒。
そして、濃厚な街の臭い。
香辛料、鍛冶場の鉄の臭い、ランプの油、そして人間の熱気。
それらが混ざり合った熱風が、僕たちの顔を打った。
だが、感傷に浸っている暇はない。
石畳の大通りは広く、整備された排水溝まである。
だが、行き交う人々の雑多さは外と変わらない。怒号と笑い声が飛び交う中、僕は通りを歩く男の一人に狙いを定め、馬を寄せた。
「おい! 頼む、教えてくれ!」
僕はなりふり構わず声を張り上げた。
男が驚いて振り返る。
「医者はどこだ!? 怪我人がいるんだ!」
「あ、あぁ? 医者だって?」
男は僕の腕の中でぐったりとしているリリアを見て、顔をしかめた。
「金はあるのか? まともな治療院は会員制だぞ」
「……全部払う! 有り金全部だ! だから頼む、すぐに見れるところを教えてくれ!」
「ちっ、なら『聖杯』に行きな。ここを右に入って、ずっと奥だ。暗い路地の突き当たりにある」
「恩に着る!」
礼もそこそこに、僕は手綱を叩いた。
ガラムがいななき、加速しようとした――その時だ。
「おいコラ待ちやがれ!」
横から鋭い怒声が飛んできた。
見れば、槍を持った巡回兵らしき男が立ちはだかろうとしている。
「街中での早駆けは禁止だ! 人を轢き殺す気か!」
「……っ!」
僕は舌打ちして手綱を引いた。
大通りは広いが、それでも馬を全力疾走させれば事故になる。
僕は教えられた右手の路地を見た。
狭い。
さらに悪いことに、左右の建物から看板や天幕がせり出し、低い位置で道を覆っている。
人が歩く分には問題ないが、馬に乗った高さでは確実に頭をぶつける。これでは進めない。
(くそっ、降りるしかない……!)
僕は迷わず鐙から足を外した。
「ガラム、待ってろ!」
言い捨てると同時、僕は鞍の上からリリアを抱き上げ、そのまま地面へと飛び降りた。
ズシッ、と腕に重みが食い込む。
意識のない人間の体は、鉛のように重い。
足に来ている疲労が悲鳴を上げ、膝が折れそうになる。
「……行くぞッ!」
僕は歯を食いしばり、リリアを胸に抱え直して走り出した。
看板の下をくぐり、路地へと飛び込む。
すると、背後で「うわっ」「おい、なんだこの馬!?」というざわめきと共に、カツッ、カツッという重い蹄の音が聞こえてきた。
(……まさか)
一瞬だけ振り返ると、そこには突き出した看板を器用に避け、人混みを強引にかき分けながら僕を追ってくるガラムの姿があった。
その目は、ただ一点、僕の背中だけを捉えている。
止める暇も、構っている余裕もない。
僕はまた前を向き、泥臭い路地を駆けた。
そこは、表通りの活気とは無縁の場所だった。
両脇に高い建物が迫り、日光を遮っている。
湿った空気と、カビ臭い匂い。
足元には汚水が流れ、ネズミが走り去るのが見えた。
(本当にこんな場所に医者がいるのか……!?)
不安がよぎるが、今は信じて進むしかない。
息が上がる。肺が焼けるように熱い。
腕の感覚がなくなりそうだ。
だが、腕の中のリリアの体温は、それ以上に熱かった。
(死なせるかよ、絶対に!)
路地の最奥。
昼間だというのに薄暗いその場所に、今にも崩れそうな木造の建物があった。
軒先には、赤茶けた錆で汚れた鉄看板がぶら下がっている。
描かれているのは、ひび割れた『聖杯』の絵。
「ここだ……!」
僕は最後の力を振り絞って駆け寄った。
呼吸を整える暇もない。
リリアを抱えたまま、右足で診療所の扉を蹴り開けた。
「医者! 医者はいるかッ!!」
僕の絶叫が、暗く静まり返った室内に響き渡った。
空は青を通り越して白く焼けつき、太陽は慈悲のない熱量で地上のすべてを焦がしていた。
荒野は、どこまでも赤かった。
錆びついた鉄のような赤い砂と岩が、地平線の彼方まで続いている。
風が吹くたびに舞い上がる砂塵が、肌にまとわりつき、目や喉を容赦なく犯していく。
「……はぁ、はぁ……」
腕の中に抱えているリリアの体温が、異常なほど熱い。
僕の胸に預けられた彼女の背中から、焼けるような熱気が伝わってくる。
ガラムの歩みに合わせ、力なく揺れる彼女の頭を、僕は顎で支えるようにして固定していた。
ガラムの背骨が尻に食い込み、股の内側が擦れてヒリヒリと痛む。
だが、今はそんなことを気にしている場合じゃない。
(……遠いな)
『亀裂』を出た直後に見えた城壁の影。
近く見えたのは、遮るものが何もない荒野特有の距離感の錯覚だったらしい。
歩いても歩いても、陽炎の向こうの影はなかなか大きくならなかった。
「……リリア、水だ」
返事はない。
彼女はぐったりと目を閉じたまま、荒い息を繰り返しているだけだ。
意識はもう、ないのかもしれない。
僕は手綱を片手に持ち替え、鞍の横から水袋を取り出した。
栓を抜き、彼女の乾ききった唇にそっと当てる。
「……飲めるか? 少しだけでいい」
少し傾けて、水を流し込む。
だが――。
「……ごふっ……」
水は彼女の口の端から溢れ、顎を伝って首筋へこぼれ落ちてしまった。
喉が動いていない。嚥下する力さえ残っていないのか。
「……っ、おい、頼むよ」
焦りが胸を締め付ける。
水を飲めないというのは、生命維持として致命的だ。
貴重な水が、ただ彼女の服を濡らしていくだけの光景に、指先が震える。
「吐くな、飲み込むんだ……!」
僕はもう一度、慎重に水袋を傾けた。
こぼれた水が彼女の乾いた肌を濡らす。
しばらくして、ようやく喉がかすかに動き、ごくり、と小さな音がした。
(……飲んだか? いや、気休め程度だ)
これ以上やると、逆に気管に入って窒息させかねない。
僕は歯噛みしながら水袋を引いた。
「……しっかりしろ。もうすぐだ」
僕は焦燥感を振り払うように、一方的に話しかけた。
「ほら、前を見てみろ。壁が見えてきたぞ」
僕の言葉は、熱風にさらわれて虚空に消えていく。
それでも話しかけずにはいられなかった。そうしていないと、腕の中の命がフッと消えてしまいそうで怖かった。
太陽が中天を過ぎ、影が長く伸び始めた頃。
ようやく、その全貌が明らかになってきた。
赤い大地を切り裂くようにそびえ立つ、巨大な灰色の壁。
遠目にも高いと感じていたが、近づくにつれてその威容に圧倒される。
高さは十メートル、いや、もっとあるか。見上げると首が痛くなるほどの巨石の防壁だ。
そして、その足元には、壁に張り付くようにして無数の露店やテントが密集していた。
壁の中に入りきれない商人や、旅人相手に商売をする者たちが集まっているのだろう。
簡易な布張りの屋台からは煮炊きする煙が立ち上り、あちこちから呼び込みの声が聞こえてくる。
それはまるで、城壁の外側を取り囲む、もう一つの市場のようだった。
街道は、その混沌とした露店街を縫うように続いていた。
行き交う人々の種類も様々だ。
物資を満載した巨大な荷馬車を引く商人の列。
使い込まれた革鎧や金属の防具を纏い、腰に武器を下げた男たちの一団。彼らは何か冗談を言い合い、笑い声を上げている。
そして、路肩に座り込み、うつろな目で物乞いをするボロを纏った者たち。
活気と貧困、富と欲望。
全てがごちゃ混ぜになった喧騒の中を、僕たちはガラムを進めた。
周囲からの視線を感じる。
立派な馬と、それに乗る薄汚れた男、そして死にかけの少女。
明らかに不釣り合いな組み合わせだ。
すれ違った商人の一人が、あからさまに顔をしかめたが、すぐに興味を失ったように視線を外した。
ここでは「他人の事情」に首を突っ込まないのがルールのようだ。
誰もが自分の欲望で手一杯で、他者になど関心がないのかもしれない。
巨大な門が見えてきた。
分厚い鉄扉は開け放たれており、人の波が途切れることなく暗い口の中へ吸い込まれていく。
衛兵らしき姿はあるが、立っているだけで何もしない。
入街税を徴収するわけでも、検問をするわけでもない。
(……検問なしか。助かった)
厄介ごとに巻き込まれずに済んだことに安堵し、僕はガラムの横腹を蹴った。
一瞬、城壁の厚みで視界が暗くなり、すぐにまた明るくなった。
ドッ、と音の塊が押し寄せてくる。
喧騒。
そして、濃厚な街の臭い。
香辛料、鍛冶場の鉄の臭い、ランプの油、そして人間の熱気。
それらが混ざり合った熱風が、僕たちの顔を打った。
だが、感傷に浸っている暇はない。
石畳の大通りは広く、整備された排水溝まである。
だが、行き交う人々の雑多さは外と変わらない。怒号と笑い声が飛び交う中、僕は通りを歩く男の一人に狙いを定め、馬を寄せた。
「おい! 頼む、教えてくれ!」
僕はなりふり構わず声を張り上げた。
男が驚いて振り返る。
「医者はどこだ!? 怪我人がいるんだ!」
「あ、あぁ? 医者だって?」
男は僕の腕の中でぐったりとしているリリアを見て、顔をしかめた。
「金はあるのか? まともな治療院は会員制だぞ」
「……全部払う! 有り金全部だ! だから頼む、すぐに見れるところを教えてくれ!」
「ちっ、なら『聖杯』に行きな。ここを右に入って、ずっと奥だ。暗い路地の突き当たりにある」
「恩に着る!」
礼もそこそこに、僕は手綱を叩いた。
ガラムがいななき、加速しようとした――その時だ。
「おいコラ待ちやがれ!」
横から鋭い怒声が飛んできた。
見れば、槍を持った巡回兵らしき男が立ちはだかろうとしている。
「街中での早駆けは禁止だ! 人を轢き殺す気か!」
「……っ!」
僕は舌打ちして手綱を引いた。
大通りは広いが、それでも馬を全力疾走させれば事故になる。
僕は教えられた右手の路地を見た。
狭い。
さらに悪いことに、左右の建物から看板や天幕がせり出し、低い位置で道を覆っている。
人が歩く分には問題ないが、馬に乗った高さでは確実に頭をぶつける。これでは進めない。
(くそっ、降りるしかない……!)
僕は迷わず鐙から足を外した。
「ガラム、待ってろ!」
言い捨てると同時、僕は鞍の上からリリアを抱き上げ、そのまま地面へと飛び降りた。
ズシッ、と腕に重みが食い込む。
意識のない人間の体は、鉛のように重い。
足に来ている疲労が悲鳴を上げ、膝が折れそうになる。
「……行くぞッ!」
僕は歯を食いしばり、リリアを胸に抱え直して走り出した。
看板の下をくぐり、路地へと飛び込む。
すると、背後で「うわっ」「おい、なんだこの馬!?」というざわめきと共に、カツッ、カツッという重い蹄の音が聞こえてきた。
(……まさか)
一瞬だけ振り返ると、そこには突き出した看板を器用に避け、人混みを強引にかき分けながら僕を追ってくるガラムの姿があった。
その目は、ただ一点、僕の背中だけを捉えている。
止める暇も、構っている余裕もない。
僕はまた前を向き、泥臭い路地を駆けた。
そこは、表通りの活気とは無縁の場所だった。
両脇に高い建物が迫り、日光を遮っている。
湿った空気と、カビ臭い匂い。
足元には汚水が流れ、ネズミが走り去るのが見えた。
(本当にこんな場所に医者がいるのか……!?)
不安がよぎるが、今は信じて進むしかない。
息が上がる。肺が焼けるように熱い。
腕の感覚がなくなりそうだ。
だが、腕の中のリリアの体温は、それ以上に熱かった。
(死なせるかよ、絶対に!)
路地の最奥。
昼間だというのに薄暗いその場所に、今にも崩れそうな木造の建物があった。
軒先には、赤茶けた錆で汚れた鉄看板がぶら下がっている。
描かれているのは、ひび割れた『聖杯』の絵。
「ここだ……!」
僕は最後の力を振り絞って駆け寄った。
呼吸を整える暇もない。
リリアを抱えたまま、右足で診療所の扉を蹴り開けた。
「医者! 医者はいるかッ!!」
僕の絶叫が、暗く静まり返った室内に響き渡った。
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