異世界に突然飛ばされたら、ヤンデレ王子に捕まり溺愛され過ぎて困っています【R18】

Rila

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5.初めての刺激①※

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「…はぁっ…はぁっ…」

漸く唇を解放されると、私は勢い良く息を吸い込み肩を揺らして呼吸を整えていた。
瞳は涙で潤み、のぼせた様に顔を真っ赤にさせながら…。

「シロ、大丈夫…?」

バルは優しい声で私の顔を覗き込むと、涙で濡れた目元にそっと口付け溜まった涙を舌で舐めとってくれた。

「うんっ……だいじょう…ぶっ…」

私は息を荒くしながら小さく微笑んで見せた。

するとバルは私の髪を柔らかく撫で始めた。
頭を撫でられる事がとても気持ち良くて、私は無意識で嬉しそうな顔を浮かべていた。
まるで恋人に優しくして貰っている様に感じて、本当の恋人が出来たらこんな風に頭を撫でてもらえるのかな…などと想像していた。

「随分嬉しそうな顔をしているね…、こうされるの好き…?」
「うん、……すごく気持ちいいなって…」

「ふふっ、それならもう少し撫でていようか…」
「……あ、ありがとう…」

私は少し照れくさそうに答えた。
確かに頭を撫でられるのは気持ちが良いけど、こうやってずっと顔を見られているとなんだかドキドキしてしまう。

「僕はシロの願いなら何だって叶えてあげるよ…」
「ほ…本当に…?」

私が聞き返すとバルは「本当だよ」と続けた。

(ここは私の夢の中なんだし……今だけなら…いいよね…)

「じゃあ……私の…こ…恋人に…なってくれる?」

私が恥ずかしそうに答えると、バルは一瞬驚いた顔を見せた。

シロは…随分と積極的なんだね…」

バルの言葉に少し恥ずかしくなった。

普段はこんな事は絶対に言えない。
だけどきっとこれは今限りの夢であり、明日になれば全て無かったことになる。
そう思うと勢いで言えてしまうみたいだ。
だからといって恥ずかしくないわけでは無い。

「だ…だめ…かな?」
「勿論、良いに決まってるよ。僕は元々シロのものなんだし、シロ以外を愛すことは無いからね…」

バルは柔らかい表情で微笑むと私の唇にちゅっと音を立てて口付けた。
私の呼吸も大分落ち着き、荒かった呼吸も通常のものへと戻り始めていたはずなのに、そんな台詞を言われると再び鼓動が激しくなり始める。

夢の中だとは言え、こんなにもサラっと言われてしまうと恥ずかしい。
だけど私だけを見ていてくれる存在だと思うと、なんだか嬉しく感じてしまう。

(恋人って…なんか…いいな)

「シロ…、まだ続ける…?僕は急ぐつもりはなかったけど…シロが僕を求めてくれると言うのであれば、シロの事を気持ち良くさせてあげたい…。決めるのはシロだよ…」
「……っ…、し…したい…」

バルの言葉に私は顔を真っ赤にさせながら小さな声で呟いた。
それを聞いたバルはじっと私の顔を見つめていた。

「わかった…。シロはきっと初めてだろうから…なるべく優しくする。だから…シロは安心して僕の与える刺激を楽しんで…。まずは服を脱がせるよ…。恥ずかしいかもしれないけど…我慢してね」
「……っ…」

バルは悪戯に笑うと私のワンピースのボタンを1つずつ外し始めた。

(本当に…これからバルと……)

私はドキドキしながらバルの顔を眺めていた。
時折私の視線に気付いてか、バルは私の方に視線を向けてくれて目が合うと更に鼓動は早くなる。
そんな事をしていたらあっという間にワンピースのボタンは全て外され、脱がされてしまった。
バルは私の下着に手をかけ始めたので、恥ずかしくなり思わずバルの腕を掴んで制止させてしまった。

(下着も脱ぐの…!?……脱がないといけないのは分かるけど…恥ずかしいっ…)

「恥ずかしい…?でも…シロの肌…僕に全部見せて…」
バルの言葉を聞くと私は押さえていた手を離した。

そして下着も脱がされ一糸纏わぬ姿でベッドの上に横たわっている。
何も身に付けていない状態になると一気に羞恥心が煽られ、いたたまれない気持ちになる。


「……やっぱり、シロの体は透き通っているみたいに綺麗だ…」
「……んっ…」

バルは静かに呟くと、私の首の方に顔を寄せて愛撫を始めた。

バルの熱い唇が肌に触れると、チュッと音を響かせ口付けられ、その後きつく吸い上げられる。
その際にチクっとした小さな痛みを感じて私は僅かに声を漏らしてしまう。

「ふふっ…、こうされるの気持ち良い…?声、我慢しなくていいよ。ここには僕とシロしかいない…。シロの可愛い声を聞いているのは僕だけだ…。本能のままに感じていた方が…シロも更に気持ち良くなれると思うよ…」
「……んっ…はぁっ…」

バルは首筋から胸元にかけて愛撫を続けていくと、口付けられた所は薄っすらと赤く染まり、一つ、また一つと増やされていく。
私はきつく吸われる度に体をびくっと反応させ、僅かに声を漏らしてしまう。

「シロのここ……膨らみ始めているね…。ここも舐めて気持ち良くさせてあげようか…」
「……ぁっ……っ…」

バルは私の尖り始めている胸の突起の周りにゆっくりと舌を這わせていく。
敏感な場所に触れられると、じわじわと体の奥がざわつき、じっとしていることが出来なくなる。
そして甘い声を漏らしながら、体をびくびくと震わせてしまう。

(なにこれ…じっとしてられない……)

「ふふっ…、シロはここ舐められるの好きなんだね…。それならもう少し強い刺激を与えてみようか…」
「え…?…ぁあっ……やっ……」

バルは先端を咥内に含ませると、飴玉を舌先で転がす様に私の膨らんだ部分に刺激を与えて来る。
舌のざらっとした感触を感じるとゾクゾクと快感が奥から溢れ出てくる様だった。
そしてバルは私の反応を見て、更に激しく舐めあげていく。

「ぁああっ…だめっ…そんなに…激しくっ……しないでっ…」
「ふふっ…、シロのここ…硬くなってきたね。気持ち良くなっている証拠だ…」

バルは先端をきつく吸い上げると、開いているもう一つの突起を指の腹で弄り始めた。

「こっちも可愛がってあげるよ…。シロは舌と指だったらどっちが好きなのかな…?」
「……ひぁっ…!!ああっ……だめっ…なんか…へんなのっ…」

バルは指で先端を弾くと鋭い刺激が伝わり私は腰を跳ねさせてしまう。

「へぇ…、シロはこうされるのが好きなのか…」
「ぁああっ……それ…やだっ…」

バルは止めることなく刺激を与え続けて来る。
初めて感じる刺激の強さに、私の体は素直に反応してしまう。
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