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邪魔
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Riririririri!
どうしよう?
″ 限定ライヴ終わったら、飲みに行こう″
そう約束したけれど、まさか、当日の今日に連絡があるとは思わなかった。
「 電話鳴ってるぞ、出なくていいのか?」
いつまでも私を呼び出す着信音に、当然、運転中のヨシも気がつく。
「じゃ、出るのでBGMのボリューム下げていいですか?」
「……OK」
いかにもインディーズバンドという感じがするこの曲は、本当に昔の月山さんが歌っているのだろうか?
どうせなら別の機会に聴いてみたかった。
「お待たせしました、後藤です……」
「おー、今、電話大丈夫だったのか?」
「はい……」
頼りがいのある男らしい声が、束の間、私に安堵感をもたらす。
″ 限定ライヴあんまり行かせたくはないな ″
月山さんは、今、私がヨシの車に乗っていること知ったら、一体どう思うだろう?
「会場どこだっけ? 飲みに行けそうか? 」
もし、万が一、私に好意を持ってくれているとしたら、例え相手が息子とはいえ、絶対に快くは思わないはずだ。
「……あの、今日は……」
″ 飲みに行けない ″
そう伝えようとした途端、運転中のヨシが、突如、BGMのボリュームをMaxにして電話を邪魔しにかかってきた。
「なんだ? !今の音楽??」
「あ、わ、ご、ごめんなさい!今日は雑用があって行けなさそうで……」
負けじと大きな声で話してみても、ロックの重低音には敵わなくて……。
「今の曲……俺の……」
月山さんが、自身の昔の曲だと気づいたと同時に、
「あっ! なにするの?!」
ヨシにスマホを取り上げられて、後部座席に放り投げられた。
「まさか、アイツと今日約束してたのか? 俺たちのライヴのあとに?」
シートベルトを外して投げれらたスマホを取り戻そうとしたのだけど、
「舐めやがって!」
「キャァァっ!?」
カーブで必要以上に大きく、スピードを上げたままハンドルを切るものだから、シートベルトを外していた私は、遠心力で体を車内に強く打ち付けてしまう。
「……ったぁぁ」
本当に、なんて奴!
どうしよう?
″ 限定ライヴ終わったら、飲みに行こう″
そう約束したけれど、まさか、当日の今日に連絡があるとは思わなかった。
「 電話鳴ってるぞ、出なくていいのか?」
いつまでも私を呼び出す着信音に、当然、運転中のヨシも気がつく。
「じゃ、出るのでBGMのボリューム下げていいですか?」
「……OK」
いかにもインディーズバンドという感じがするこの曲は、本当に昔の月山さんが歌っているのだろうか?
どうせなら別の機会に聴いてみたかった。
「お待たせしました、後藤です……」
「おー、今、電話大丈夫だったのか?」
「はい……」
頼りがいのある男らしい声が、束の間、私に安堵感をもたらす。
″ 限定ライヴあんまり行かせたくはないな ″
月山さんは、今、私がヨシの車に乗っていること知ったら、一体どう思うだろう?
「会場どこだっけ? 飲みに行けそうか? 」
もし、万が一、私に好意を持ってくれているとしたら、例え相手が息子とはいえ、絶対に快くは思わないはずだ。
「……あの、今日は……」
″ 飲みに行けない ″
そう伝えようとした途端、運転中のヨシが、突如、BGMのボリュームをMaxにして電話を邪魔しにかかってきた。
「なんだ? !今の音楽??」
「あ、わ、ご、ごめんなさい!今日は雑用があって行けなさそうで……」
負けじと大きな声で話してみても、ロックの重低音には敵わなくて……。
「今の曲……俺の……」
月山さんが、自身の昔の曲だと気づいたと同時に、
「あっ! なにするの?!」
ヨシにスマホを取り上げられて、後部座席に放り投げられた。
「まさか、アイツと今日約束してたのか? 俺たちのライヴのあとに?」
シートベルトを外して投げれらたスマホを取り戻そうとしたのだけど、
「舐めやがって!」
「キャァァっ!?」
カーブで必要以上に大きく、スピードを上げたままハンドルを切るものだから、シートベルトを外していた私は、遠心力で体を車内に強く打ち付けてしまう。
「……ったぁぁ」
本当に、なんて奴!
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