248 / 595
4.踏み込む
247.爆弾発言(236.先輩と同時進行)
満月みたいに白く綺麗な乳房を堪能しつつ、どうしたらもっと彼女に感じてもらえるだろう?と考える。
永那ちゃんは…どうしてたかな?
舌を絡めながら…熱い吐息を交換しながら、考える。
…考えても、わからない。
「千陽」
唇を離すと、彼女と目が合う。
「どうされたい?」
大きな瞳が、さらに大きくなる。
彼女が、あいている手を自分の口を隠すように乗せた。
「…もっと、可愛いって…言って?好きって、言って?」
「千陽、可愛い。好き」
彼女の耳元に唇を近づける。
「千陽可愛い」「好き」「大好き」を繰り返しながら、彼女の耳に舌を這わせた。
「ハァッあっ、んぁっ…アッ…」
乳房が大きく揺れる。
彼女が“もう一回”と言う前に、私は続ける。
何度か彼女が果てて、彼女の髪を撫でた。
「あたし、穂のこと、もっと、好きに…なっちゃうよ?」
「うん」
「いいの?」
「いいよ」
「永那が嫉妬するかも、よ?…あたし、止められなく、なっちゃうかも」
「永那ちゃんが悲しむのは、嫌だなあ。…他に方法、ない?」
彼女が唇を尖らせる。
「ずるい…穂は、ずるい…」
目を覆うように、彼女が顔に腕を伸ばす。
唇が強調されるから、そこに私のを重ねた。
彼女が受け入れてくれる。
腕をどかして、彼女をより深く味わう。
離れると、唇に糸が引いた。
雨が止んだ後の蜘蛛の巣が光に照らされて輝くように、朝日が差し込んで、キラキラ光った。
「好き、千陽」
「永那のほうが…好きでしょ?」
「永那ちゃんは永那ちゃん。千陽は千陽…でしょ?」
「浮気者」
うっ…と、胸を押さえる。
千陽がプッと笑う。
私がジトーッと見ると、千陽が両眉を上げて、すまし顔になる。
「なに?」
「永那ちゃんも千陽も、すぐ私に“浮気”って言う…そんなつもりないのに…」
彼女の胸に顔をうずめた。
そんなつもりがなくとも、結果的にはそうなってしまっているのも自覚していて、胸が痛い。
「そうやって言い合える関係のほうが、気が楽でしょ」
「そういうもの、かな?」
フゥッと千陽が息を吐く。
「それに…あたしはいつか、2人以外の人を見つけるつもりだから」
勢い良く顔を上げる。
彼女が笑った。
「なに?寂しい?」
悪戯っ子みたいに、彼女が笑ってる。
「さ…寂しい…」
“寂しくない”と言おうとして、言えなかった。
「なにそれ…キュンとしちゃう」
彼女が私の顔を引き寄せて、唇が重なった。
「でも、いつまでもこんな関係は、永那が傷つくでしょ?…あたしは、あたしが寂しくなくなる日まで。限定品なの」
見つめ合う。
「だからそれまで、ちゃんと味わってね?」
千陽はショーツから手を出して、上半身を起こす。
自然と押されて、私も座る。
彼女が中指を浮かしながら、手をベッドについて、テーブルの上のティッシュに反対の手を伸ばした。
私は彼女の湿った中指を、口に入れた。
綺麗に掃除するように、彼女の蜜を舐めとった。
バッと指が抜かれる。
「す、穂…なに、してるの…」
「“味わって”って、言われたから」
彼女の顔が真っ赤なりんご色になる。
すぐに俯いて、左腕を右手で擦った。
「そういうことじゃ、ない…」
「ちょっと、しょっぱい」
私が笑うと、彼女が睨むように上目遣いになった。
「永那、怒るよ」
「そうかな?」
「ハァ」とため息をつかれた。
千陽は肩紐を元に戻して、パッドと胸の位置を調整する。
畳んで置いてあったカーディガンを羽織って「トイレ行ってくる」と、部屋を出た。
私も部屋を出て、冷蔵庫からお茶を出した。
コップに入れて、ゴクゴク飲む。
もう一杯入れて、千陽を待つ。
もう朝日が部屋を明るく照らしていた。
千陽の足音が聞こえて「千陽」と呼び止める。
「飲む?」
「ああ…うん、ありがと」
私はお茶を口に含んで、彼女に唇を重ねた。
彼女の口に流し込むと、口端からお茶が溢れる。
ポタ、ポタと床に落ちても、気にしなかった。
彼女の喉が上下する。
「永那ちゃんみたいに上手にできないや」
千陽はその場にしゃがみこんでしまう。
私はティッシュを取って、床を拭く。
ついでに彼女の顔を覗き込んだ。
「千陽?」
「…もう、嫌」
「どうしたの?」
「“どうしたの?”じゃないでしょ…」
腕で口元を隠しながら、彼女が顔を上げる。
その瞳が潤んでいて、ビー玉みたいに、すごく綺麗だった。
千陽が立ち上がって、コップを取って飲む。
「永那の真似ばっかりしてたら、本当に変態になるからね」
スーッと目を細めて、私を見た。
「…はい」
「穂が…変態になりたいなら、べつにいいけど」
首をぶんぶん横に振る。
彼女は息を吐いて「あたし、もう少し寝る」と、部屋に歩き出す。
鎖骨にかかっていた髪を後ろにやって、私を横目で見た。
「…まあ、嫌いじゃないけど」
小さく呟いて、耳を赤く染める。
私はそれに口元を緩めながら、小走りに追いかけた。
2人でベッドに寝転ぶ。
もう日差しが眩しいけれど、目を閉じれば、睡魔に襲われた。
夢を見た。
千陽が誰かと結婚してしまう夢。
結婚…私と永那ちゃんには、まだできないこと。
日本では、まだ認められていないこと。
嬉しいのか、寂しいのか、悔しいのか…その全てなのか、いろんな感情がぐちゃぐちゃに混ざった。
…きっと、まだ遠い未来の話。
それでも“離れないで”と叫びたくなる気持ちを、必死に飲み込んだ。
高校生の私達には、結婚なんて、まだまだ先の話。
だけど、いつか、必ず訪れる、巨大な壁。
永那ちゃんは…どうしてたかな?
舌を絡めながら…熱い吐息を交換しながら、考える。
…考えても、わからない。
「千陽」
唇を離すと、彼女と目が合う。
「どうされたい?」
大きな瞳が、さらに大きくなる。
彼女が、あいている手を自分の口を隠すように乗せた。
「…もっと、可愛いって…言って?好きって、言って?」
「千陽、可愛い。好き」
彼女の耳元に唇を近づける。
「千陽可愛い」「好き」「大好き」を繰り返しながら、彼女の耳に舌を這わせた。
「ハァッあっ、んぁっ…アッ…」
乳房が大きく揺れる。
彼女が“もう一回”と言う前に、私は続ける。
何度か彼女が果てて、彼女の髪を撫でた。
「あたし、穂のこと、もっと、好きに…なっちゃうよ?」
「うん」
「いいの?」
「いいよ」
「永那が嫉妬するかも、よ?…あたし、止められなく、なっちゃうかも」
「永那ちゃんが悲しむのは、嫌だなあ。…他に方法、ない?」
彼女が唇を尖らせる。
「ずるい…穂は、ずるい…」
目を覆うように、彼女が顔に腕を伸ばす。
唇が強調されるから、そこに私のを重ねた。
彼女が受け入れてくれる。
腕をどかして、彼女をより深く味わう。
離れると、唇に糸が引いた。
雨が止んだ後の蜘蛛の巣が光に照らされて輝くように、朝日が差し込んで、キラキラ光った。
「好き、千陽」
「永那のほうが…好きでしょ?」
「永那ちゃんは永那ちゃん。千陽は千陽…でしょ?」
「浮気者」
うっ…と、胸を押さえる。
千陽がプッと笑う。
私がジトーッと見ると、千陽が両眉を上げて、すまし顔になる。
「なに?」
「永那ちゃんも千陽も、すぐ私に“浮気”って言う…そんなつもりないのに…」
彼女の胸に顔をうずめた。
そんなつもりがなくとも、結果的にはそうなってしまっているのも自覚していて、胸が痛い。
「そうやって言い合える関係のほうが、気が楽でしょ」
「そういうもの、かな?」
フゥッと千陽が息を吐く。
「それに…あたしはいつか、2人以外の人を見つけるつもりだから」
勢い良く顔を上げる。
彼女が笑った。
「なに?寂しい?」
悪戯っ子みたいに、彼女が笑ってる。
「さ…寂しい…」
“寂しくない”と言おうとして、言えなかった。
「なにそれ…キュンとしちゃう」
彼女が私の顔を引き寄せて、唇が重なった。
「でも、いつまでもこんな関係は、永那が傷つくでしょ?…あたしは、あたしが寂しくなくなる日まで。限定品なの」
見つめ合う。
「だからそれまで、ちゃんと味わってね?」
千陽はショーツから手を出して、上半身を起こす。
自然と押されて、私も座る。
彼女が中指を浮かしながら、手をベッドについて、テーブルの上のティッシュに反対の手を伸ばした。
私は彼女の湿った中指を、口に入れた。
綺麗に掃除するように、彼女の蜜を舐めとった。
バッと指が抜かれる。
「す、穂…なに、してるの…」
「“味わって”って、言われたから」
彼女の顔が真っ赤なりんご色になる。
すぐに俯いて、左腕を右手で擦った。
「そういうことじゃ、ない…」
「ちょっと、しょっぱい」
私が笑うと、彼女が睨むように上目遣いになった。
「永那、怒るよ」
「そうかな?」
「ハァ」とため息をつかれた。
千陽は肩紐を元に戻して、パッドと胸の位置を調整する。
畳んで置いてあったカーディガンを羽織って「トイレ行ってくる」と、部屋を出た。
私も部屋を出て、冷蔵庫からお茶を出した。
コップに入れて、ゴクゴク飲む。
もう一杯入れて、千陽を待つ。
もう朝日が部屋を明るく照らしていた。
千陽の足音が聞こえて「千陽」と呼び止める。
「飲む?」
「ああ…うん、ありがと」
私はお茶を口に含んで、彼女に唇を重ねた。
彼女の口に流し込むと、口端からお茶が溢れる。
ポタ、ポタと床に落ちても、気にしなかった。
彼女の喉が上下する。
「永那ちゃんみたいに上手にできないや」
千陽はその場にしゃがみこんでしまう。
私はティッシュを取って、床を拭く。
ついでに彼女の顔を覗き込んだ。
「千陽?」
「…もう、嫌」
「どうしたの?」
「“どうしたの?”じゃないでしょ…」
腕で口元を隠しながら、彼女が顔を上げる。
その瞳が潤んでいて、ビー玉みたいに、すごく綺麗だった。
千陽が立ち上がって、コップを取って飲む。
「永那の真似ばっかりしてたら、本当に変態になるからね」
スーッと目を細めて、私を見た。
「…はい」
「穂が…変態になりたいなら、べつにいいけど」
首をぶんぶん横に振る。
彼女は息を吐いて「あたし、もう少し寝る」と、部屋に歩き出す。
鎖骨にかかっていた髪を後ろにやって、私を横目で見た。
「…まあ、嫌いじゃないけど」
小さく呟いて、耳を赤く染める。
私はそれに口元を緩めながら、小走りに追いかけた。
2人でベッドに寝転ぶ。
もう日差しが眩しいけれど、目を閉じれば、睡魔に襲われた。
夢を見た。
千陽が誰かと結婚してしまう夢。
結婚…私と永那ちゃんには、まだできないこと。
日本では、まだ認められていないこと。
嬉しいのか、寂しいのか、悔しいのか…その全てなのか、いろんな感情がぐちゃぐちゃに混ざった。
…きっと、まだ遠い未来の話。
それでも“離れないで”と叫びたくなる気持ちを、必死に飲み込んだ。
高校生の私達には、結婚なんて、まだまだ先の話。
だけど、いつか、必ず訪れる、巨大な壁。
あなたにおすすめの小説
小さくなって寝ている先輩にキスをしようとしたら、バレて逆にキスをされてしまった話
穂鈴 えい
恋愛
ある日の放課後、部室に入ったわたしは、普段しっかりとした先輩が無防備な姿で眠っているのに気がついた。ひっそりと片思いを抱いている先輩にキスがしたくて縮小薬を飲んで100分の1サイズで近づくのだが、途中で気づかれてしまったわたしは、逆に先輩に弄ばれてしまい……。
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
✽全28話完結
✽辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
✽他誌にも掲載中です。
✽2026.4/11 エブリスタ用に使用している表紙に変更しました。
→表紙はイラストをGrok タイトルをChatGPTでAI生成しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
身体だけの関係です‐三崎早月について‐
みのりすい
恋愛
「ボディタッチくらいするよね。女の子同士だもん」
三崎早月、15歳。小佐田未沙、14歳。
クラスメイトの二人は、お互いにタイプが違ったこともあり、ほとんど交流がなかった。
中学三年生の春、そんな二人の関係が、少しだけ、動き出す。
※百合作品として執筆しましたが、男性キャラクターも多数おり、BL要素、NL要素もございます。悪しからずご了承ください。また、軽度ですが性描写を含みます。
12/11 ”原田巴について”投稿開始。→12/13 別作品として投稿しました。ご迷惑をおかけします。
身体だけの関係です 原田巴について
https://www.alphapolis.co.jp/novel/711270795/734700789
作者ツイッター: twitter/minori_sui
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。