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幻想世界での光
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食堂に到着すると昨日の夜の静けさとは裏腹に賑やかさが俺たちを迎える。
「ここの宿こんなに泊まっているヒトいたんだ」
「みたいだな。ここは村の食堂も兼ねてるらしいからそれもあるかもな」
昨夜の静けさからは想像出来ない賑やかさに驚いた。
兎獣人、熊獣人、蜥蜴獣人に狼、犬、牛と様々な種の獣人であふれていた。
「ラウ。これだと座るところが見当たらないな」
「だな。さてどうするか」
「ねー!君たちー!ここ座れるよー!」
その声が聞こえる方向を見ると小柄な白熊獣人の小さな男の子がこちらに手を振っていた。
「よぉ。兄ちゃんたち!おはよーさん」
「おはようございます。よく眠れましたか?」
ラウドはそのまま白熊のいるテーブルに近づいていくと他に座っていた犬獣人と蜥蜴獣人が食べ終わったトレイを片付けながら気さくに話しかけてくれ食べ終わったからここ使いなよと言い残し席を離れていった。
「お、リュウついてるみたいだな。」
俺は現代でこんな風にテーブルを譲り合うのは見たことない。
普通にそういう気遣いができることに驚きを隠せなかった。
蜥蜴獣人と犬獣人にお礼をしっかり伝え同じテーブルの白熊獣人のエメラルドグリーンの瞳を見つめた。
「ありがとう...君の名前は?」
「どういたしまして。僕はウォレス。よろしくね」
「俺はラウドだ。」
「俺はリュウセイっていうんだ」
「中々珍しい名前だね!」
俺の名前を聞いたウォレスは興奮気味に近寄ってきてはキラキラした目でこちらを隅々まで見る勢いだ。
「人間は初めて見たよ。海の島群にまとまって暮らしていて外に出るヒトはあんまりいないんだよね。」
「俺みたいな人間は珍しいのか?」
ラウドの方に目を向け答えを待つ。
「そうだな。俺もリュウと初めて会ったときびっくりした」
ふむ…。
珍しい人種ならなら少し警戒をしておこう。
確かのこの世界には人さらいもいるんだよな。
敵キャラとして登場してたのを思い出した。
席のことをウォレスに任せ、俺とラウドは券を片手にいい匂いが漂うキッチンの方へ進み厨房の中にいる狐獣人に券を渡し朝食を受け取りウォレスのもとへ戻った。
食事が乗ったトレイをテーブルに置きいただきますと手を合わせて食べ始めるがラウドとウォレスが不思議な顔をした。
「リュウセイ。さっきのは何をしてたの?」
またもウォレスの好奇心に火が付いたようで目を輝かし始めた。
「あ、これは俺の叔父が教えてくれたんだが糧になってくれたものに感謝を示す儀式なんだ。」
「あー確かにな。大事なことだなリュウ。えらいぞ」
ラウドは乱暴に俺の頭を撫でて、ウォレスはふーんといい食べかけていた食事を食べ始めた。
食事が終わる頃
ウォレスが真剣な顔つきで話しかけてきた。
「二人は冒険者だよね」
「俺はそうだな。」
「俺はまだ冒険者じゃないぞ?」
「リュウは冒険者じゃないんだ。魔力の量が多いからてっきり」
「俺の魔力わかるの?」
「わかるよー僕は魔術師だからね」
小さな白熊がどや顔をして見せてとてもかわいらしい。
「あ、話がずれるところだった。二人に協力してほしいことがあってね」
「お?協力してほしいってことって?」
ラウが耳をウォレスの方に向ける。
「実は今受けてる依頼で苦戦してるから助けてほしくて…」
ウォレスが悔しそうに言う姿をみて母性ような父性のようなもの沸き上がる。
「苦戦って身の丈に合わない依頼受けちまったか?」
「いやいや、自分で行けるはずだったんだけどね。依頼を受けたタイミングが悪かったみたいなんだ」
「なぁラウ依頼を受けるタイミングが悪いとかあるのか?」
「あー。たまにあるんだ。放置された依頼受けたり、依頼者が故意的にごまかしてたりな」
ラウは腕を組み空中を見上げる。
「僕もそう思ってたんだけどいざ現場に行ってみたら強力な魔物に成長してたみたいで手に負えなくてさ」
「一度ギルドに難易度が変わったことを伝えてみれば特に罰則もないはずだが?」
「それがその魔物のせいで配達経路がふさがったって話を聞いてさ」
ウォレスの耳が垂れさがり背中から悔しさと悲しさが伝わってくるくらい落ち込んでるのが見て分かった。
「それは…最悪なパターンだな…」
「他の配達経路とかはないのか?」
「リュウ…あればいいんだが。魔物が自由奔放に闊歩してるせいで新しい経路を作るのにかなり時間がかかるんだ」
「そっか。魔物を倒したりして安全な道を確保するのが大変なののか…」
「そうなんだ。リュウセイ…」
またしてもウォレスがシュンとなる。
俺はとっさにウォレスの頭を撫でてしまった。
「ラウ。手伝おうよ。不運が重なっただけだから可愛そうだ」
ラウが少し考えこむ。
「そうだな。せっかく仲良くなった縁だ!」
「ありがとう!二人とも!」
ウォレスの耳がピンと伸びエメラルドの瞳がキラキラと輝く。
「よしじゃあ作戦を立てて早く依頼をこなそう!」
俺とラウは食べ終わった食器をまとめ始めた。
「ウォレス今回の依頼の目標はなんだ?」
「アーマーボアなんだ」
「アーマーボア?それが手に負えないほど強くなってたのか?!」
ラウが驚きを隠せず声を上げた。
「異常なことなのかラウ?」
「そうだな。比較的おとなしい部類の魔物なんだがあいつは硬くて鎧みたいな皮膚を持ってる猪みたいなやつなんだ」
「そう。だけど1ランク上のポイズンアーマーボアになってるみたいなんだ。」
「みたいってなにか違うのか?」
俺はウォレスの頭を撫でながら訪ねる
このもふもふ感がたまらなく毛艶もよくて病みつきになってしまうな…。
「この前様子を見に行ったら毒みたいな液体で狩りをしてて…」
ウォレスは気持ちよさそうに目を細め小さな尻尾をゆらゆら揺らし始める。
「確かにそれはポイズンアーマーボアになってるかもしれないな。近場に魔素だまりがあって取り込んで成長したかもな。」
「魔素って魔物を進化させるものなのか?」
「リュウセイ?魔素聞いたことないの?」
頭を撫でられているウォレスが驚きと呆れた感情が合いまった表情をする。
「すまん。実は俺記憶を一部失ってるみたいなんだよ」
「そうだったんだ。ごめんリュウセイ」
「気にしなくていいさ話してなかった俺も悪かったからな」
ん?…毒、鎧のような皮膚、猪…。
そういえばグリムハウルの最初のボスがそんな感じだったぞ。
毒消し草が切れてじり貧になって全滅したんだよな…。
毒対策をしっかりしよう。
「リュウ?どうした?」
「あ、いや毒を使ってくるならしっかり対策しないといけないよな。」
「そうだねリュウセイ」
「毒消しの作り方も知りたいからちょうどいいかもしれない。」
「お、もし作れたら薬屋の道もできるからいいかもな。それにその魔導書に書いてるかもしれないしな」
ラウが俺の魔導書に目をやるとウォレスが魔導書を見て目を輝かせた。
「魔導書だ!しかも見ただけでかなりレアな…というかアーティファクト級な感じするね」
ウォレスが少し見せてと言われウォレスに魔導書を見せてみた
「すごいなこれ。数字のところはわかるけどあとは何書いてあるかわからないね」
ウォレスが興奮気味にまくしたてる。
「俺は読めるんだよな。なんでかわからないけど」
「リュウセイの記憶がない部分と関わりがあるかもしれないね」
それにしてもすごい…魔力も感じるし1ページ1ページにしっかり風化防止の魔法もかかってる
ウォレスは魔導書をまじまじと見ながらぶつぶつと好奇心を満たすための観察を始めてしまった。
「ウォレスは本当に魔法が好きなんだね」
「そうみたいだなリュウ…」
俺とラウの二人はウォレスの好奇心に満ちた顔を生暖かい目で見守っていた。
「ここの宿こんなに泊まっているヒトいたんだ」
「みたいだな。ここは村の食堂も兼ねてるらしいからそれもあるかもな」
昨夜の静けさからは想像出来ない賑やかさに驚いた。
兎獣人、熊獣人、蜥蜴獣人に狼、犬、牛と様々な種の獣人であふれていた。
「ラウ。これだと座るところが見当たらないな」
「だな。さてどうするか」
「ねー!君たちー!ここ座れるよー!」
その声が聞こえる方向を見ると小柄な白熊獣人の小さな男の子がこちらに手を振っていた。
「よぉ。兄ちゃんたち!おはよーさん」
「おはようございます。よく眠れましたか?」
ラウドはそのまま白熊のいるテーブルに近づいていくと他に座っていた犬獣人と蜥蜴獣人が食べ終わったトレイを片付けながら気さくに話しかけてくれ食べ終わったからここ使いなよと言い残し席を離れていった。
「お、リュウついてるみたいだな。」
俺は現代でこんな風にテーブルを譲り合うのは見たことない。
普通にそういう気遣いができることに驚きを隠せなかった。
蜥蜴獣人と犬獣人にお礼をしっかり伝え同じテーブルの白熊獣人のエメラルドグリーンの瞳を見つめた。
「ありがとう...君の名前は?」
「どういたしまして。僕はウォレス。よろしくね」
「俺はラウドだ。」
「俺はリュウセイっていうんだ」
「中々珍しい名前だね!」
俺の名前を聞いたウォレスは興奮気味に近寄ってきてはキラキラした目でこちらを隅々まで見る勢いだ。
「人間は初めて見たよ。海の島群にまとまって暮らしていて外に出るヒトはあんまりいないんだよね。」
「俺みたいな人間は珍しいのか?」
ラウドの方に目を向け答えを待つ。
「そうだな。俺もリュウと初めて会ったときびっくりした」
ふむ…。
珍しい人種ならなら少し警戒をしておこう。
確かのこの世界には人さらいもいるんだよな。
敵キャラとして登場してたのを思い出した。
席のことをウォレスに任せ、俺とラウドは券を片手にいい匂いが漂うキッチンの方へ進み厨房の中にいる狐獣人に券を渡し朝食を受け取りウォレスのもとへ戻った。
食事が乗ったトレイをテーブルに置きいただきますと手を合わせて食べ始めるがラウドとウォレスが不思議な顔をした。
「リュウセイ。さっきのは何をしてたの?」
またもウォレスの好奇心に火が付いたようで目を輝かし始めた。
「あ、これは俺の叔父が教えてくれたんだが糧になってくれたものに感謝を示す儀式なんだ。」
「あー確かにな。大事なことだなリュウ。えらいぞ」
ラウドは乱暴に俺の頭を撫でて、ウォレスはふーんといい食べかけていた食事を食べ始めた。
食事が終わる頃
ウォレスが真剣な顔つきで話しかけてきた。
「二人は冒険者だよね」
「俺はそうだな。」
「俺はまだ冒険者じゃないぞ?」
「リュウは冒険者じゃないんだ。魔力の量が多いからてっきり」
「俺の魔力わかるの?」
「わかるよー僕は魔術師だからね」
小さな白熊がどや顔をして見せてとてもかわいらしい。
「あ、話がずれるところだった。二人に協力してほしいことがあってね」
「お?協力してほしいってことって?」
ラウが耳をウォレスの方に向ける。
「実は今受けてる依頼で苦戦してるから助けてほしくて…」
ウォレスが悔しそうに言う姿をみて母性ような父性のようなもの沸き上がる。
「苦戦って身の丈に合わない依頼受けちまったか?」
「いやいや、自分で行けるはずだったんだけどね。依頼を受けたタイミングが悪かったみたいなんだ」
「なぁラウ依頼を受けるタイミングが悪いとかあるのか?」
「あー。たまにあるんだ。放置された依頼受けたり、依頼者が故意的にごまかしてたりな」
ラウは腕を組み空中を見上げる。
「僕もそう思ってたんだけどいざ現場に行ってみたら強力な魔物に成長してたみたいで手に負えなくてさ」
「一度ギルドに難易度が変わったことを伝えてみれば特に罰則もないはずだが?」
「それがその魔物のせいで配達経路がふさがったって話を聞いてさ」
ウォレスの耳が垂れさがり背中から悔しさと悲しさが伝わってくるくらい落ち込んでるのが見て分かった。
「それは…最悪なパターンだな…」
「他の配達経路とかはないのか?」
「リュウ…あればいいんだが。魔物が自由奔放に闊歩してるせいで新しい経路を作るのにかなり時間がかかるんだ」
「そっか。魔物を倒したりして安全な道を確保するのが大変なののか…」
「そうなんだ。リュウセイ…」
またしてもウォレスがシュンとなる。
俺はとっさにウォレスの頭を撫でてしまった。
「ラウ。手伝おうよ。不運が重なっただけだから可愛そうだ」
ラウが少し考えこむ。
「そうだな。せっかく仲良くなった縁だ!」
「ありがとう!二人とも!」
ウォレスの耳がピンと伸びエメラルドの瞳がキラキラと輝く。
「よしじゃあ作戦を立てて早く依頼をこなそう!」
俺とラウは食べ終わった食器をまとめ始めた。
「ウォレス今回の依頼の目標はなんだ?」
「アーマーボアなんだ」
「アーマーボア?それが手に負えないほど強くなってたのか?!」
ラウが驚きを隠せず声を上げた。
「異常なことなのかラウ?」
「そうだな。比較的おとなしい部類の魔物なんだがあいつは硬くて鎧みたいな皮膚を持ってる猪みたいなやつなんだ」
「そう。だけど1ランク上のポイズンアーマーボアになってるみたいなんだ。」
「みたいってなにか違うのか?」
俺はウォレスの頭を撫でながら訪ねる
このもふもふ感がたまらなく毛艶もよくて病みつきになってしまうな…。
「この前様子を見に行ったら毒みたいな液体で狩りをしてて…」
ウォレスは気持ちよさそうに目を細め小さな尻尾をゆらゆら揺らし始める。
「確かにそれはポイズンアーマーボアになってるかもしれないな。近場に魔素だまりがあって取り込んで成長したかもな。」
「魔素って魔物を進化させるものなのか?」
「リュウセイ?魔素聞いたことないの?」
頭を撫でられているウォレスが驚きと呆れた感情が合いまった表情をする。
「すまん。実は俺記憶を一部失ってるみたいなんだよ」
「そうだったんだ。ごめんリュウセイ」
「気にしなくていいさ話してなかった俺も悪かったからな」
ん?…毒、鎧のような皮膚、猪…。
そういえばグリムハウルの最初のボスがそんな感じだったぞ。
毒消し草が切れてじり貧になって全滅したんだよな…。
毒対策をしっかりしよう。
「リュウ?どうした?」
「あ、いや毒を使ってくるならしっかり対策しないといけないよな。」
「そうだねリュウセイ」
「毒消しの作り方も知りたいからちょうどいいかもしれない。」
「お、もし作れたら薬屋の道もできるからいいかもな。それにその魔導書に書いてるかもしれないしな」
ラウが俺の魔導書に目をやるとウォレスが魔導書を見て目を輝かせた。
「魔導書だ!しかも見ただけでかなりレアな…というかアーティファクト級な感じするね」
ウォレスが少し見せてと言われウォレスに魔導書を見せてみた
「すごいなこれ。数字のところはわかるけどあとは何書いてあるかわからないね」
ウォレスが興奮気味にまくしたてる。
「俺は読めるんだよな。なんでかわからないけど」
「リュウセイの記憶がない部分と関わりがあるかもしれないね」
それにしてもすごい…魔力も感じるし1ページ1ページにしっかり風化防止の魔法もかかってる
ウォレスは魔導書をまじまじと見ながらぶつぶつと好奇心を満たすための観察を始めてしまった。
「ウォレスは本当に魔法が好きなんだね」
「そうみたいだなリュウ…」
俺とラウの二人はウォレスの好奇心に満ちた顔を生暖かい目で見守っていた。
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