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第2章 協会の困惑
第21話 カラスの対局相手が決まったら
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某月某日
塔京・万駄ヶ谷にある日本将棋協会には大勢のマスコミが集まっていた。
会見の場の各所に用意されたモニターには「ぬばたまの闇より飛来せり漆黒の翼 クロ七番勝負」と表示されている。
予定の時間になると、日本将棋協会の理事や職員、Hamabe TVの関係者が姿を現した。
「本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます」
一同そろって頭を下げた後、司会を務める協会職員以外が腰を下ろす。
「この度、Hamabe TV様の主催、チョコレートでおなじみの慶應製菓様、黒酢でおなじみの野中乃酢店様、インスタントコーヒーでおなじみのネタスレ様の協賛で、カラスのクロさんとの七番勝負を行う運びとなりました」
モニターが切り替わって協賛三社の商品がデカデカと映る。いずれも黒が目立つ商品なのは、もちろんカラスのクロとかけてHamabe TVや日本将棋協会からの呼びかけに応じたものだろう。
「持ち時間などの細かな対局ルールは、後程冊子を配付いたしますので、そちらをご覧ください。まずクロさんの対局相手となる7人の棋士を発表いたします」
またもモニターが切り替わると、7人の名前が表示された。
一斉にカメラが向けられる。新聞社や雑誌社のカメラマンがシャッターを切る音が激しくなる。
将棋に詳しい記者達からは「ほほう」「あの人が」などの声が聞こえた。
7人の名前は次の通り。
浜島和人奨励会三段
蔦本浜辺五段
福岡葉菜女流五冠
佐藤巧七段
水瀬石也九段
壬生善元九段
辻井孝太八冠
「各棋士の詳しいプロフィールやコメントなども冊子に掲載しておりますので、そちらをご参照ください。それでは7人を代表しまして、日本将棋協会会長でもある壬生善元九段より、一言お願いいたします」
司会者の言葉を受けて、中央辺りに座っていた男性が立ち上がる。壬生九段だ。
手渡されたマイクのスイッチが入っていることを確認した壬生は、「本日はありがとうございます」と言って深めに頭を下げる。
「以前、『コンピュータがプロ棋士を負かす日は? 来るとしたらいつ』との質問に『2015年』と答えた覚えがあります。ここ10年20年ですね。人間同士の戦いと思われていた将棋に、人間を軽くしのいでしまう存在が登場しました。ただしAIにしてもソフトにしても、人間が作り出したものには違いありません。そこに登場したのがカラスのクロさんです。最初は『カラスが将棋を?』と思いましたが、棋譜を見ても動画を見てもクロさんの棋力は素晴らしいものがあることが分かりました」
会場のモニターにクロの姿が登場する。
心なしか壬生の表情が固くなった。
「であっても、将棋で対局するのであれば、勝つために全力を尽くしたいと思っています。それを含めてファンの方やHamabe TV様、協賛の慶應製菓様、野中乃酢店様、ネタスレ様が満足できるような内容になればと思います」
壬生がもう一度頭を下げて椅子に座る。
同時に記者達から拍手が起こった。
再びモニターが切り替わる。先の7人の名前に加えて、浜島和人奨励会三段と蔦本浜辺五段の後に日付が加わった。その他の5人の後には「未定」と表示している。
協会職員がマイクを持つ。
「七番勝負は概ね一カ月おきに行われます。これはクロさんの飼い主であり、対局に欠かせない角野鈴香様のご都合に合わせたものです。また諸事情により、七番勝負や対局そのものが中断する可能性もありますので、その点はご了承ください」
そこから職員の声が強めになる。
「さらに、くれぐれも注意していただきたいのが、クロさんの飼い主である馬場様や角野様への取材です。個別の取材や申し込みなどは決して行わないでください。万が一、強引に取材を行った媒体などには、今後日本将棋協会として一切の取材や取次をお断りする可能性があることをお伝えしておきます」
職員の声に合わせて、壬生がゆっくりと記者やカメラマンらを見回す。
壬生の眼力で瞬時に会場が静まり返った。
その後は質問の時間となる。
何人もの記者が手を挙げて、その中の1人が指名された。
「えーと、この7人を選んだ基準があればお聞かせいただきたいのですが」
日本将棋協会の理事が立ち上がる。
「はい、7人の選定にあたって、まず棋士や女流棋士、奨励会員にクロさんとの対局希望の有無についてアンケートを取りました。まあ、多くの方から対局を希望するとの回答が集まったので、理事を中心に話し合った後、バランスを考えて7人を選びました」
「奨励会員から1名、女流棋士から1名を選んだのはバランスと?」
理事がうなずく。
「そう考えていただいて構いません」
記者が「分かりました。ありがとうございます」と腰を下ろした。
今度は女性の記者が指名される。
「女流棋士から福岡女流五冠が選ばれています。女流棋士の中では石川女流三冠も有力な候補と思っていたのですが、福岡女流五冠に決まった理由をお聞かせください」
尋ねられた理事が小声で隣とやり取りする。
「あっち向いてホイで決まったって言う?」
「いや、そりゃまずいでしょ」
「じゃあ、話し合いってことで」
「棋士編入試験もあるし」
「ああ、そうだった」
改めて理事がマイクで答える。
「石川女流三冠もクロさんとの対局は希望していたのですが、石川女流三冠は棋士編入試験を控えていますので、話題が被るのはもったいない……っと、もとい編入試験に集中していただけたらと、はい」
「何か…先ほど、『あっち向いてホイ』とか聞こえたような…」
理事が大きく首を振る。
「いえいえ、あっち向いてホイなんて、とんでもない」
「もったいないってのは?」
理事が一段と大きく首を振る。
「え?もったいない?そんなこと言いました?」
「いえ……そうですか、ありがとうございました」
記者は椅子に座った。
次の記者はアンケートについて質問した。
「クロさんとの対局を断った棋士の数は分かりますか?あと、できればその理由なんかも伺えれば…」
理事が手元の紙をめくりながら立ち上がる。
「厳密な集計をしていませんが、9割近い棋士が希望していましたので、断ったのが1割ちょっととなります。あと、理由は特に聞いていませんので…」
「えーっと、どこかの取材でしたか、A級の鴨鍋九段はカラスとの対局に否定的な感じだったかと、あと貸本八段とかも…。それと個人的な見解なのですが、カラスに負けるのを嫌がった棋士もいるんじゃないかなあと」
「鴨鍋九段?ああ、そうですか?まあ、いろんな意見があるでしょうからねえ」
理事が回答を濁したこともあり、記者は深く突っ込むようなことはしなかった。
「はい!」
一人の記者が勢いよく手をあげる。
「あ、そちらの方、どうぞ」
別の記者が指名される。
「今回の企画の名前ですね。そこにあるように『ぬばたまの闇より飛来せり漆黒の翼』となっているんですが、何となく厨二病っぽく感じるですけど、どなたが考えたんでしょうか?」
記者が半笑いで質問すると、何人かの記者からも苦笑が漏れた。
「私です」
中央付近に座っていた男性が手を挙げる。壬生善元九段だ。
またしても瞬時に会場が静まり返った。
「あ…」
「厨二病っぽいですか?」
「いえ…」
「厨二病っぽくって、すみません」
「その…あの…素晴らしいなと」
「厨二病っぽくって、素晴らしいと」
「いや…どうも…ありがとうございました」
記者は腰が抜けたように座った。
その後は無難な質問がいくつかあって会見が終了した。
塔京・万駄ヶ谷にある日本将棋協会には大勢のマスコミが集まっていた。
会見の場の各所に用意されたモニターには「ぬばたまの闇より飛来せり漆黒の翼 クロ七番勝負」と表示されている。
予定の時間になると、日本将棋協会の理事や職員、Hamabe TVの関係者が姿を現した。
「本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます」
一同そろって頭を下げた後、司会を務める協会職員以外が腰を下ろす。
「この度、Hamabe TV様の主催、チョコレートでおなじみの慶應製菓様、黒酢でおなじみの野中乃酢店様、インスタントコーヒーでおなじみのネタスレ様の協賛で、カラスのクロさんとの七番勝負を行う運びとなりました」
モニターが切り替わって協賛三社の商品がデカデカと映る。いずれも黒が目立つ商品なのは、もちろんカラスのクロとかけてHamabe TVや日本将棋協会からの呼びかけに応じたものだろう。
「持ち時間などの細かな対局ルールは、後程冊子を配付いたしますので、そちらをご覧ください。まずクロさんの対局相手となる7人の棋士を発表いたします」
またもモニターが切り替わると、7人の名前が表示された。
一斉にカメラが向けられる。新聞社や雑誌社のカメラマンがシャッターを切る音が激しくなる。
将棋に詳しい記者達からは「ほほう」「あの人が」などの声が聞こえた。
7人の名前は次の通り。
浜島和人奨励会三段
蔦本浜辺五段
福岡葉菜女流五冠
佐藤巧七段
水瀬石也九段
壬生善元九段
辻井孝太八冠
「各棋士の詳しいプロフィールやコメントなども冊子に掲載しておりますので、そちらをご参照ください。それでは7人を代表しまして、日本将棋協会会長でもある壬生善元九段より、一言お願いいたします」
司会者の言葉を受けて、中央辺りに座っていた男性が立ち上がる。壬生九段だ。
手渡されたマイクのスイッチが入っていることを確認した壬生は、「本日はありがとうございます」と言って深めに頭を下げる。
「以前、『コンピュータがプロ棋士を負かす日は? 来るとしたらいつ』との質問に『2015年』と答えた覚えがあります。ここ10年20年ですね。人間同士の戦いと思われていた将棋に、人間を軽くしのいでしまう存在が登場しました。ただしAIにしてもソフトにしても、人間が作り出したものには違いありません。そこに登場したのがカラスのクロさんです。最初は『カラスが将棋を?』と思いましたが、棋譜を見ても動画を見てもクロさんの棋力は素晴らしいものがあることが分かりました」
会場のモニターにクロの姿が登場する。
心なしか壬生の表情が固くなった。
「であっても、将棋で対局するのであれば、勝つために全力を尽くしたいと思っています。それを含めてファンの方やHamabe TV様、協賛の慶應製菓様、野中乃酢店様、ネタスレ様が満足できるような内容になればと思います」
壬生がもう一度頭を下げて椅子に座る。
同時に記者達から拍手が起こった。
再びモニターが切り替わる。先の7人の名前に加えて、浜島和人奨励会三段と蔦本浜辺五段の後に日付が加わった。その他の5人の後には「未定」と表示している。
協会職員がマイクを持つ。
「七番勝負は概ね一カ月おきに行われます。これはクロさんの飼い主であり、対局に欠かせない角野鈴香様のご都合に合わせたものです。また諸事情により、七番勝負や対局そのものが中断する可能性もありますので、その点はご了承ください」
そこから職員の声が強めになる。
「さらに、くれぐれも注意していただきたいのが、クロさんの飼い主である馬場様や角野様への取材です。個別の取材や申し込みなどは決して行わないでください。万が一、強引に取材を行った媒体などには、今後日本将棋協会として一切の取材や取次をお断りする可能性があることをお伝えしておきます」
職員の声に合わせて、壬生がゆっくりと記者やカメラマンらを見回す。
壬生の眼力で瞬時に会場が静まり返った。
その後は質問の時間となる。
何人もの記者が手を挙げて、その中の1人が指名された。
「えーと、この7人を選んだ基準があればお聞かせいただきたいのですが」
日本将棋協会の理事が立ち上がる。
「はい、7人の選定にあたって、まず棋士や女流棋士、奨励会員にクロさんとの対局希望の有無についてアンケートを取りました。まあ、多くの方から対局を希望するとの回答が集まったので、理事を中心に話し合った後、バランスを考えて7人を選びました」
「奨励会員から1名、女流棋士から1名を選んだのはバランスと?」
理事がうなずく。
「そう考えていただいて構いません」
記者が「分かりました。ありがとうございます」と腰を下ろした。
今度は女性の記者が指名される。
「女流棋士から福岡女流五冠が選ばれています。女流棋士の中では石川女流三冠も有力な候補と思っていたのですが、福岡女流五冠に決まった理由をお聞かせください」
尋ねられた理事が小声で隣とやり取りする。
「あっち向いてホイで決まったって言う?」
「いや、そりゃまずいでしょ」
「じゃあ、話し合いってことで」
「棋士編入試験もあるし」
「ああ、そうだった」
改めて理事がマイクで答える。
「石川女流三冠もクロさんとの対局は希望していたのですが、石川女流三冠は棋士編入試験を控えていますので、話題が被るのはもったいない……っと、もとい編入試験に集中していただけたらと、はい」
「何か…先ほど、『あっち向いてホイ』とか聞こえたような…」
理事が大きく首を振る。
「いえいえ、あっち向いてホイなんて、とんでもない」
「もったいないってのは?」
理事が一段と大きく首を振る。
「え?もったいない?そんなこと言いました?」
「いえ……そうですか、ありがとうございました」
記者は椅子に座った。
次の記者はアンケートについて質問した。
「クロさんとの対局を断った棋士の数は分かりますか?あと、できればその理由なんかも伺えれば…」
理事が手元の紙をめくりながら立ち上がる。
「厳密な集計をしていませんが、9割近い棋士が希望していましたので、断ったのが1割ちょっととなります。あと、理由は特に聞いていませんので…」
「えーっと、どこかの取材でしたか、A級の鴨鍋九段はカラスとの対局に否定的な感じだったかと、あと貸本八段とかも…。それと個人的な見解なのですが、カラスに負けるのを嫌がった棋士もいるんじゃないかなあと」
「鴨鍋九段?ああ、そうですか?まあ、いろんな意見があるでしょうからねえ」
理事が回答を濁したこともあり、記者は深く突っ込むようなことはしなかった。
「はい!」
一人の記者が勢いよく手をあげる。
「あ、そちらの方、どうぞ」
別の記者が指名される。
「今回の企画の名前ですね。そこにあるように『ぬばたまの闇より飛来せり漆黒の翼』となっているんですが、何となく厨二病っぽく感じるですけど、どなたが考えたんでしょうか?」
記者が半笑いで質問すると、何人かの記者からも苦笑が漏れた。
「私です」
中央付近に座っていた男性が手を挙げる。壬生善元九段だ。
またしても瞬時に会場が静まり返った。
「あ…」
「厨二病っぽいですか?」
「いえ…」
「厨二病っぽくって、すみません」
「その…あの…素晴らしいなと」
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