25 / 113
第2章 協会の困惑
第24話 カラスの棋譜や動画を研究したら
しおりを挟む
「強いなあ」
集まった棋士や奨励会員達の口から同じような感想がもれる。
部屋の中央で盤を挟んで向き合っているのは、浜島和人三段と蔦本浜辺五段。言い換えれば、クロが対戦する七番勝負の一番手と二番手だ。
数日前、浜島は親しい奨励会員から「蔦本先生が連絡が欲しいって。おそらくカラスの件」と伝えられた。その奨励会員から教えられた蔦本の電話にかけたところ、「もし良かったらだけど…」のように、クロ対策を一緒に練らないかと誘われた。
これは今回の企画における七番勝負のルールに関係がある。
棋士の対局において、先手と後手を決めるのには、もっぱら振り駒が用いられる。
この七番勝負も振り駒で先手と後手を決めるのは同じながら、毎局振り駒が行われる訳ではない。最初に振り駒を行って手番が決まると、2局目以降は手番が交互に入れ替わる。例えば、1局目に行われた振り駒の結果としてクロが先手になると、以降は3局目、5局目、7局目にクロが先手になる。反対に1局目がクロが後手の場合、2局目、4局目、6局目でクロが先手になる。
七番勝負で一番手の浜島は振り駒が行われるまで、先手になるか後手になるか分からない。しかし2局目に対戦する蔦本と組んで先手と後手のクロ対策を研究すれば、浜島と蔦本のどちらが先手になっても後手になっても、それぞれで研究の成果を活用できる。
なお、プロ棋士や女流棋士のタイトル戦などの番勝負では、最終局-七番勝負の7局目や五番勝負の5局目になると、改めて振り駒が行われる。この部分だけがクロの七番勝負とはちょっと違っている。
「ぜひ、ぜひ!お願いします!」
1も2になく飛び付いた浜島に、一門の兄弟弟子《きょうだいでし》や知り合いの奨励会員がくっついてきた。これは蔦本も同様。兄弟弟子のみならず友人知人の棋士も参加を希望した。その中には現役のA級棋士も含まれていた。
浜島の部屋には3つの将棋盤が置かれている。それぞれの盤を3~4人の棋士が囲んで、「これは?」「いや、こっちが」と指し手の良し悪しについて語る。彼らの他に、パソコンのモニターに見入る者もいれば、何枚かの棋譜を見比べている者もいる。いずれもクロが指した将棋の研究だ。
皆、手が動くと共に口も動く。
「駒落ちでも平手でも変わらず厳しいな」
「どっちかと言えば攻め将棋か」
「ちょっとでも隙があると見たら、すかさず踏み込んでくる」
「大岩先生は『最初のチャンスは見逃す』って言ってたけど…』
「いや『見送る』だったような。まあ、同じか」
「ソフトとの一致率が9割を超えてる時もあるぞ」
「もう人間じゃないな。ああ、カラスか…」
「カラス星人ってのも言い得て妙だよ」
「細い攻めをうまーくつないでくる」
「大駒を切るタイミングが絶妙」
「角と金銀の交換なら、金銀の方が良いって思ってそうだ」
「その金銀で攻められたら防げないなあ」
「これを、ほとんどノータイムで指してくるって…」
「考えても、せいぜい1分くらいだよな」
「あ、それなんだけど…」
棋士の1人が声を大きめにすると皆が注目した。
「クロは飼い主の馬場さんと鈴香ちゃんが指している将棋を見て覚えたらしいんだって。で、最初の頃に指していた2人が対局時計を使わず、でもって、長考なしで指しているのを見て『将棋はあまり考えないで指すもの』と覚えたんじゃないかってさ」
将棋において長考と見なす時間は様々だ。最も持ち時間が長い名人戦の七番勝負は各9時間もある。また竜王戦や王位戦、王将戦なら各8時間もあり、いずれも二日間かけて対局する。その場合には1時間、2時間と考え続けることも珍しくない。さらに5時間を超える長考もあった。ただし、グッと短くなって持ち時間が1時間の将棋なら、15分や20分も考えれば長考とみなされる。さらに持ち時間が5分や10分の場合には、1分考えても“長考だな”と言われることすらある。
皆からため息がもれる。
「初手から長考する気が無いってことか」
「だったら、そこを突けないかなあ」
「深い読みが必要な局面まで誘導するってこと?」
「とどのつまり研究ハメかあ」
再び皆が盤面やモニターに視線を戻した。
「この子、っと、鈴香ちゃんはどう思ってるんだろう」
高村八段とクロとの対局動画を見ていた棋士がつぶやいた。
駒を動かしているのはクロながら、鈴香もジッと盤面に見入っている。
「将棋を覚えて1年くらいでアマの二段か三段くらいになったって」
「おじいさんとともに朝草将棋クラブの常連だよ」
「この前、研修会に入ったとか」
「そうそう、初日は1勝3敗だって…」
どこから入手したのか、それぞれの鈴香ネタを披露し始めた。
「未来の女流棋士か、それとも奨励会から四段になるのか…」
「女性の将棋ファンや指す将も増えたからなあ」
「ライバルの女の子も一緒に研修会に入ったってさ。っと、何て名前だったか…」
「年々、研修会も奨励会も賑やかになるなあ」
その辺りで「いや、そうじゃなくって」と最初に切り出した棋士が声を上げる。
「クロの対局を一番近いところで見てるのが鈴香ちゃんなんだろ」
「…そうだな」
「その鈴香ちゃんがクロの将棋っぷりをどう見てるかってこと」
「つまり鈴香ちゃんなら、クロの将棋の癖とか指し筋とかで気づいたことがあるかもってこと?」
最初に切り出した棋士が「そうそう、それ」と身を乗り出す。
「そんなの…分からんよ」
1人の棋士がつぶやくと、他の棋士も「そうだよなあ」と同意した。
しかし「あー、橋田五段なら、何か知ってるかも…」と言い出す者がいた。
「そうか、ちょっと聞いてみるかな」
橋田と親しい棋士の1人が電話をかける。
「ああ、ごめん。ちょっと聞きたいことがあってさ。うん、そう、クロのことで…」
周囲の人間には聞き取れなかったが、何やら話し込んでいる。
他の人間は会話に興味を持ちつつも、またも盤面やモニターに視線を戻した。
「ありがと、じゃあ」
話し終えた棋士はスマートフォンをしまった。
皆の視線が集まる。
「鈴香ちゃんが気づいたクロの癖…と言って良いのか分からんけど、クロの対局相手が疑問手や悪手を指すと、クロは相手の顔を見るんだとさ」
集まった中から「ほう」と声があがる。
「つまり、クロは壬生会長の生まれかわりってことか」
「おい!会長はまだ生きてるぞ!」
「じゃあ、勝ちを確信すると羽根が震えるとかはないの?いや、クチバシか」
そうした冗談も飛び交った後、「確認してみるか」と協会から送られたクロの対局動画を次々に再生した。
「高村先生との対戦は、どう?」
「あ、ここの銀打ちか?」
「何となく…見てる…っぽい」
「愛媛さんとは?」
「ここ、ここ!」
「しっかりと見上げたな」
その後も対局動画で確認していく。
「平手でも駒落ちでも見上げたな」
「クロにすれば『あなたはどうしてこんな手を指したの?』ってとこか」
「もっと厳しく、『おい、お前正気か?』かもしれんぞ」
「そうだなあ、たださ…」
「うん?」
1人の棋士が「役に立たん」と言い切った。
「それもそうか」
「そうでもないだろ。クロさんに顔を見上げられたら投了しろってこと」
何人かの棋士から苦笑がもれる。
「なんつーか、カラスにも棋士っぽいところがあるのは親近感が湧くよ」
その後もクロ対策が練られていく。
棋士の中には「他の癖は?」と対局動画を注意深く見返す者もいたが、残念ながら見上げる他に癖っぽい動作は見つからなかった。
その日は夜遅くまで、あれこれと研究が続いた。
さらに日を変え、人を変えて研究した結果、「これは行けるんじゃない?」「この手なら良さそう」とクロ向けに有効そうな展開が見つかった。
「あとは本番を待つばかり、か」
集まった棋士や奨励会員達の口から同じような感想がもれる。
部屋の中央で盤を挟んで向き合っているのは、浜島和人三段と蔦本浜辺五段。言い換えれば、クロが対戦する七番勝負の一番手と二番手だ。
数日前、浜島は親しい奨励会員から「蔦本先生が連絡が欲しいって。おそらくカラスの件」と伝えられた。その奨励会員から教えられた蔦本の電話にかけたところ、「もし良かったらだけど…」のように、クロ対策を一緒に練らないかと誘われた。
これは今回の企画における七番勝負のルールに関係がある。
棋士の対局において、先手と後手を決めるのには、もっぱら振り駒が用いられる。
この七番勝負も振り駒で先手と後手を決めるのは同じながら、毎局振り駒が行われる訳ではない。最初に振り駒を行って手番が決まると、2局目以降は手番が交互に入れ替わる。例えば、1局目に行われた振り駒の結果としてクロが先手になると、以降は3局目、5局目、7局目にクロが先手になる。反対に1局目がクロが後手の場合、2局目、4局目、6局目でクロが先手になる。
七番勝負で一番手の浜島は振り駒が行われるまで、先手になるか後手になるか分からない。しかし2局目に対戦する蔦本と組んで先手と後手のクロ対策を研究すれば、浜島と蔦本のどちらが先手になっても後手になっても、それぞれで研究の成果を活用できる。
なお、プロ棋士や女流棋士のタイトル戦などの番勝負では、最終局-七番勝負の7局目や五番勝負の5局目になると、改めて振り駒が行われる。この部分だけがクロの七番勝負とはちょっと違っている。
「ぜひ、ぜひ!お願いします!」
1も2になく飛び付いた浜島に、一門の兄弟弟子《きょうだいでし》や知り合いの奨励会員がくっついてきた。これは蔦本も同様。兄弟弟子のみならず友人知人の棋士も参加を希望した。その中には現役のA級棋士も含まれていた。
浜島の部屋には3つの将棋盤が置かれている。それぞれの盤を3~4人の棋士が囲んで、「これは?」「いや、こっちが」と指し手の良し悪しについて語る。彼らの他に、パソコンのモニターに見入る者もいれば、何枚かの棋譜を見比べている者もいる。いずれもクロが指した将棋の研究だ。
皆、手が動くと共に口も動く。
「駒落ちでも平手でも変わらず厳しいな」
「どっちかと言えば攻め将棋か」
「ちょっとでも隙があると見たら、すかさず踏み込んでくる」
「大岩先生は『最初のチャンスは見逃す』って言ってたけど…』
「いや『見送る』だったような。まあ、同じか」
「ソフトとの一致率が9割を超えてる時もあるぞ」
「もう人間じゃないな。ああ、カラスか…」
「カラス星人ってのも言い得て妙だよ」
「細い攻めをうまーくつないでくる」
「大駒を切るタイミングが絶妙」
「角と金銀の交換なら、金銀の方が良いって思ってそうだ」
「その金銀で攻められたら防げないなあ」
「これを、ほとんどノータイムで指してくるって…」
「考えても、せいぜい1分くらいだよな」
「あ、それなんだけど…」
棋士の1人が声を大きめにすると皆が注目した。
「クロは飼い主の馬場さんと鈴香ちゃんが指している将棋を見て覚えたらしいんだって。で、最初の頃に指していた2人が対局時計を使わず、でもって、長考なしで指しているのを見て『将棋はあまり考えないで指すもの』と覚えたんじゃないかってさ」
将棋において長考と見なす時間は様々だ。最も持ち時間が長い名人戦の七番勝負は各9時間もある。また竜王戦や王位戦、王将戦なら各8時間もあり、いずれも二日間かけて対局する。その場合には1時間、2時間と考え続けることも珍しくない。さらに5時間を超える長考もあった。ただし、グッと短くなって持ち時間が1時間の将棋なら、15分や20分も考えれば長考とみなされる。さらに持ち時間が5分や10分の場合には、1分考えても“長考だな”と言われることすらある。
皆からため息がもれる。
「初手から長考する気が無いってことか」
「だったら、そこを突けないかなあ」
「深い読みが必要な局面まで誘導するってこと?」
「とどのつまり研究ハメかあ」
再び皆が盤面やモニターに視線を戻した。
「この子、っと、鈴香ちゃんはどう思ってるんだろう」
高村八段とクロとの対局動画を見ていた棋士がつぶやいた。
駒を動かしているのはクロながら、鈴香もジッと盤面に見入っている。
「将棋を覚えて1年くらいでアマの二段か三段くらいになったって」
「おじいさんとともに朝草将棋クラブの常連だよ」
「この前、研修会に入ったとか」
「そうそう、初日は1勝3敗だって…」
どこから入手したのか、それぞれの鈴香ネタを披露し始めた。
「未来の女流棋士か、それとも奨励会から四段になるのか…」
「女性の将棋ファンや指す将も増えたからなあ」
「ライバルの女の子も一緒に研修会に入ったってさ。っと、何て名前だったか…」
「年々、研修会も奨励会も賑やかになるなあ」
その辺りで「いや、そうじゃなくって」と最初に切り出した棋士が声を上げる。
「クロの対局を一番近いところで見てるのが鈴香ちゃんなんだろ」
「…そうだな」
「その鈴香ちゃんがクロの将棋っぷりをどう見てるかってこと」
「つまり鈴香ちゃんなら、クロの将棋の癖とか指し筋とかで気づいたことがあるかもってこと?」
最初に切り出した棋士が「そうそう、それ」と身を乗り出す。
「そんなの…分からんよ」
1人の棋士がつぶやくと、他の棋士も「そうだよなあ」と同意した。
しかし「あー、橋田五段なら、何か知ってるかも…」と言い出す者がいた。
「そうか、ちょっと聞いてみるかな」
橋田と親しい棋士の1人が電話をかける。
「ああ、ごめん。ちょっと聞きたいことがあってさ。うん、そう、クロのことで…」
周囲の人間には聞き取れなかったが、何やら話し込んでいる。
他の人間は会話に興味を持ちつつも、またも盤面やモニターに視線を戻した。
「ありがと、じゃあ」
話し終えた棋士はスマートフォンをしまった。
皆の視線が集まる。
「鈴香ちゃんが気づいたクロの癖…と言って良いのか分からんけど、クロの対局相手が疑問手や悪手を指すと、クロは相手の顔を見るんだとさ」
集まった中から「ほう」と声があがる。
「つまり、クロは壬生会長の生まれかわりってことか」
「おい!会長はまだ生きてるぞ!」
「じゃあ、勝ちを確信すると羽根が震えるとかはないの?いや、クチバシか」
そうした冗談も飛び交った後、「確認してみるか」と協会から送られたクロの対局動画を次々に再生した。
「高村先生との対戦は、どう?」
「あ、ここの銀打ちか?」
「何となく…見てる…っぽい」
「愛媛さんとは?」
「ここ、ここ!」
「しっかりと見上げたな」
その後も対局動画で確認していく。
「平手でも駒落ちでも見上げたな」
「クロにすれば『あなたはどうしてこんな手を指したの?』ってとこか」
「もっと厳しく、『おい、お前正気か?』かもしれんぞ」
「そうだなあ、たださ…」
「うん?」
1人の棋士が「役に立たん」と言い切った。
「それもそうか」
「そうでもないだろ。クロさんに顔を見上げられたら投了しろってこと」
何人かの棋士から苦笑がもれる。
「なんつーか、カラスにも棋士っぽいところがあるのは親近感が湧くよ」
その後もクロ対策が練られていく。
棋士の中には「他の癖は?」と対局動画を注意深く見返す者もいたが、残念ながら見上げる他に癖っぽい動作は見つからなかった。
その日は夜遅くまで、あれこれと研究が続いた。
さらに日を変え、人を変えて研究した結果、「これは行けるんじゃない?」「この手なら良さそう」とクロ向けに有効そうな展開が見つかった。
「あとは本番を待つばかり、か」
0
あなたにおすすめの小説
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる