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第2章
第2章 第13話 時間調整は喫茶店で
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不思議なことに、15年前のバスに乗って駅に向かったはずが、辿り着いたのは現代の式神修験町の駅前だった。
夕焼け色に染まる駅のモニュメント的な存在の時計で時間を確認すると、16時過ぎ。どうりで、日が降りてきているわけだ。
しかも、真夏の時期から再び真冬の気温へと逆戻りしたため、無茶苦茶寒い。ぴゅうっと風が頬を突き刺し、冷気が身体中を襲う勢いだ。
なんせ、温度調整のためにわざわざ長袖シャツの袖を折り曲げて、夏仕様にしていたのだから。
寒さで自分の両腕をさすって、暖を取りながら駅前をフラフラしていると、聞き慣れた声がオレを呼ぶ。
「スグルどのっ。そのままでは寒いじゃろう。ほれ、冬用のコートじゃ……その格好でいるよりは、だいぶマシになるじゃろう」
「スイレン! オレが着てたコート持って来てくれたのか。あぁ寒くてピンチだったから助かるよ。ありがとう」
出発時に脱いで行ったコートを、シャツの上から再び羽織る。本来ならセーターを着てからコートを羽織っていたので、それでもまだ寒い方だが体感気温がグッと上がって安心した。
ふぅ……と吐く息が白くて、先ほどまでの真夏の気温が嘘みたいに感じる。
すると、他のバス停の方から伽羅とモイラさんが駆け寄って来た。どうやら、バス停周辺で手分けして待ってくれていたようだ。
「スグルさん。危険な旅でしたが、お疲れ様でした。無事に戻って来れたみたいで、ホッとしましたわ」
「本当、寒暖の差が激しい任務お疲れ様でしたね。あとで、温かいコーヒーでもご一緒しましょう」
オレとしては、どのタイミングで現代に戻れるか分からないで行動していた。そのため、あらかじめバス停で待機していたことに疑問を覚える。
「伽羅、モイラさんも……バス停周辺でオレのことを探していてくれたんだ。わざわざ寒い中、ありがとう。あれ? でも、示し合わせたわけでもないのにどうしてここが」
「家神さんの行動範囲を入手出来たから、という理由ですが……。人の目もありますし、それらの話はまた後にしましょう。さぁ車に乗って……時間調整を喫茶店で行いますので」
「えっ……。時間調整を行う喫茶店って、何だろう?」
* * *
モイラさんが用意した黒塗りの車に乗せられて、今度は駅から少し離れた場所にある小洒落た喫茶店へ。長いこと式神修験町周辺で生活しているが、初めて入るお店だ。
それもそのはず、店の前にはお祝いの花が飾られていて開店したての雰囲気である。
「喫茶店タイムリープ式神修験町店、本日オープンか。第2号店って書いてあるし、本店がどこかにあるのかな。名前からして、なんだか因縁めいているけど」
気のせいでなければ、このお店はもちろん周辺の通りも他の式神修験町の路地に比べて、霊気が高く感じる。ほとんど、異界にいる時と同じような感覚だと言っていいだろう。
「ええ、今回の任務に合わせて異界から出店することになったんです。異界時間軸調査会の拠点として使っている所で。いずれは、現世にも店舗が必要になると思ってましたし……。マスター! 調子はどうですか? 名物コーヒーを皆さんに……」
「いらっしゃいませ。おぉモイラさんじゃないか。お仕事頑張ってるみたいだね。予約の部屋は奥から入れるよ、ゆっくりしていって」
ぱっと見は、普通の初老の感じの良いマスターだが、どうやら異界の神のようだ。他のお客さんも異界の民なのか、現世に交流出来る場所が出来て嬉しそうである。会議室として使える奥の部屋の鍵を受け取り、時間移動の報告をすることに。
「初めての時間移動は、いかがでしたか? 時間の歪みとなる術のヒントや、変わった出来事はありましたか」
「ええ、ふもとの家が想像していたよりも、観光地として利用されていたこととか。歪みのヒントになりそうなものは、陰陽師の記念碑に刻まれていたセーマンドーマンかな?」
名物だというブレンドコーヒーをゆっくりと飲みながら、過去の家神家でメモした手帳をみんなに見せる。
「へぇ……現代の調査では、すでにそのセーマンドーマンの印は削除されているみたいですね。私の持っている報告書にはない印です」
予想通り、現代のふもとの家にはすでに、この記念碑の印は消されてしまっているようだ。守りの呪いとして極めて有名なセーマンドーマンが残っていたなら、もう少し現状のふもとの家はマシな状態だっただろう。
「そうなんですか……何かしらのトラブルがあった時に、印が破壊されたのかも。あとは、このお祭りなんですけど……現代では、すでに廃止になっているお祭りだと思うんですが」
「秋の式神修験町陰陽師祭りですか、町おこしのひとつですね。このお祭りが消えた理由は……やはり事件が原因かしら?」
「次は、このお祭りの頃に合わせて時間移動できればって、思うんですけど。ただ、移動する前にこのお祭りの頃に、どんな事件が起きたかきちんと調べてからじゃないと」
現世で資料を集めるだけなら、図書館や郷土資料館などにヒントがありそうだが。異界の霊力で揉み消された事件だとすると、調べるのも苦労しそうだ。
「随分と、長い調査になりそうじゃのう。とてもじゃないが、1度のタイムワープでは調べが終わらないと見た。お主の上司もそのつもりで、わざわざ異界時間軸調査会の拠点を式神修験町に作ったんじゃろう?」
スイレンの指摘はもっともで、オレも薄々感じていたことを何気なく話し始めた。おそらく、この調査は1度の時渡りでは完結しないだろう。
「えぇ……何度も異界から調査会の者が現世に行き来するのは、それこそあまり良くありませんし。思い切って、式神修験町そのものに拠点を設置することにしたんです」
「そういえば、オレがタイムワープするまでは、喫茶店の話なんかしていませんでしたよね? 過去から帰ってきたら、いきなり拠点となる喫茶店が現世に出来ていて……」
感覚的には、最近まで存在していなかった喫茶店がタイミングよく現れて。一瞬で、都合の良いように状況が変化した風にも感じられるが。
「そこが、時渡りの神々のなせる技なのですわ。私達から見ると一瞬で変化したように見えますが、時間移動ができれば、状況に合わせて必要な施設をあらかじめ用意することが出来ますのよ」
伽羅曰く、モイラさん達は時間移動の能力で移動して、必要な施設はその都度仕込んでおくことが可能だと言う。調査目的で時渡りのチカラを使う分には問題ないだろうが、悪用されたら大変なことになりそうな能力だ。
「ふぅん……そういうものなのか。あれっ? じゃあまさか、ギルドで突然モイラさんがオレの目の前に現れたのも偶然じゃなくて、時渡りして現れたとか……」
「その辺りは、ご想像におまかせしますわ。ところで、思ったより長い話し合いになりそうですし、現代との時間調整の都合もあるので。夕食もここで摂ることになりますが、よろしいですか?」
一応、よろしいですかと意思を問う質問をしてくるものの、すでにその方向性で確定しているようだ。時間調整というのが具体的に何なのか、まだ分からないが。なんといっても相手は時間を操る女神、言いなりになった方が無難だろう。
「はい……そういえば、だんだんお腹が空いてきたような」
「うむ、どうやらこのメニュー表から選べるようじゃな。ちゃんと、夕食になりそうな食事もいくつかあるぞ」
スイレンがメニュー表を指差して、スパゲッティやドリアなどの写真を見せてくれる。
「じゃあオレは、チーズカレードリアとサラダのセットにするよ。ほどよく腹持ちしそうだし、今の胃の調子に合いそうだ」
「へぇ……美味しそうですわね。私もそれにしようかしら? スグルさんとお揃いで……」
「なっ! それなら、わらわもスグルどのとお揃いのメニューにするぞ! まったく、伽羅はいつもいつも抜け駆けばかりしようとして」
見慣れたスイレンと伽羅のやり取りに、いつも通りの賑やかな現代に戻ってきた実感がわく。
だが、それ以上にこの時代にはまどかさんはもういない寂しさが、オレを襲う。けれど、その気持ちは心の奥底に鍵をかけて、閉じ込めておくことにした。
本当は、オレの実の母と推測されるまどかさんのことを、もっと話したかったが。感情的になっているのがバレて、この調査から外されるのが不安で母のことには触れない。いざという時に、オレが身を呈して守ってあげられる可能性を僅かでも残したいから。
夕焼け色に染まる駅のモニュメント的な存在の時計で時間を確認すると、16時過ぎ。どうりで、日が降りてきているわけだ。
しかも、真夏の時期から再び真冬の気温へと逆戻りしたため、無茶苦茶寒い。ぴゅうっと風が頬を突き刺し、冷気が身体中を襲う勢いだ。
なんせ、温度調整のためにわざわざ長袖シャツの袖を折り曲げて、夏仕様にしていたのだから。
寒さで自分の両腕をさすって、暖を取りながら駅前をフラフラしていると、聞き慣れた声がオレを呼ぶ。
「スグルどのっ。そのままでは寒いじゃろう。ほれ、冬用のコートじゃ……その格好でいるよりは、だいぶマシになるじゃろう」
「スイレン! オレが着てたコート持って来てくれたのか。あぁ寒くてピンチだったから助かるよ。ありがとう」
出発時に脱いで行ったコートを、シャツの上から再び羽織る。本来ならセーターを着てからコートを羽織っていたので、それでもまだ寒い方だが体感気温がグッと上がって安心した。
ふぅ……と吐く息が白くて、先ほどまでの真夏の気温が嘘みたいに感じる。
すると、他のバス停の方から伽羅とモイラさんが駆け寄って来た。どうやら、バス停周辺で手分けして待ってくれていたようだ。
「スグルさん。危険な旅でしたが、お疲れ様でした。無事に戻って来れたみたいで、ホッとしましたわ」
「本当、寒暖の差が激しい任務お疲れ様でしたね。あとで、温かいコーヒーでもご一緒しましょう」
オレとしては、どのタイミングで現代に戻れるか分からないで行動していた。そのため、あらかじめバス停で待機していたことに疑問を覚える。
「伽羅、モイラさんも……バス停周辺でオレのことを探していてくれたんだ。わざわざ寒い中、ありがとう。あれ? でも、示し合わせたわけでもないのにどうしてここが」
「家神さんの行動範囲を入手出来たから、という理由ですが……。人の目もありますし、それらの話はまた後にしましょう。さぁ車に乗って……時間調整を喫茶店で行いますので」
「えっ……。時間調整を行う喫茶店って、何だろう?」
* * *
モイラさんが用意した黒塗りの車に乗せられて、今度は駅から少し離れた場所にある小洒落た喫茶店へ。長いこと式神修験町周辺で生活しているが、初めて入るお店だ。
それもそのはず、店の前にはお祝いの花が飾られていて開店したての雰囲気である。
「喫茶店タイムリープ式神修験町店、本日オープンか。第2号店って書いてあるし、本店がどこかにあるのかな。名前からして、なんだか因縁めいているけど」
気のせいでなければ、このお店はもちろん周辺の通りも他の式神修験町の路地に比べて、霊気が高く感じる。ほとんど、異界にいる時と同じような感覚だと言っていいだろう。
「ええ、今回の任務に合わせて異界から出店することになったんです。異界時間軸調査会の拠点として使っている所で。いずれは、現世にも店舗が必要になると思ってましたし……。マスター! 調子はどうですか? 名物コーヒーを皆さんに……」
「いらっしゃいませ。おぉモイラさんじゃないか。お仕事頑張ってるみたいだね。予約の部屋は奥から入れるよ、ゆっくりしていって」
ぱっと見は、普通の初老の感じの良いマスターだが、どうやら異界の神のようだ。他のお客さんも異界の民なのか、現世に交流出来る場所が出来て嬉しそうである。会議室として使える奥の部屋の鍵を受け取り、時間移動の報告をすることに。
「初めての時間移動は、いかがでしたか? 時間の歪みとなる術のヒントや、変わった出来事はありましたか」
「ええ、ふもとの家が想像していたよりも、観光地として利用されていたこととか。歪みのヒントになりそうなものは、陰陽師の記念碑に刻まれていたセーマンドーマンかな?」
名物だというブレンドコーヒーをゆっくりと飲みながら、過去の家神家でメモした手帳をみんなに見せる。
「へぇ……現代の調査では、すでにそのセーマンドーマンの印は削除されているみたいですね。私の持っている報告書にはない印です」
予想通り、現代のふもとの家にはすでに、この記念碑の印は消されてしまっているようだ。守りの呪いとして極めて有名なセーマンドーマンが残っていたなら、もう少し現状のふもとの家はマシな状態だっただろう。
「そうなんですか……何かしらのトラブルがあった時に、印が破壊されたのかも。あとは、このお祭りなんですけど……現代では、すでに廃止になっているお祭りだと思うんですが」
「秋の式神修験町陰陽師祭りですか、町おこしのひとつですね。このお祭りが消えた理由は……やはり事件が原因かしら?」
「次は、このお祭りの頃に合わせて時間移動できればって、思うんですけど。ただ、移動する前にこのお祭りの頃に、どんな事件が起きたかきちんと調べてからじゃないと」
現世で資料を集めるだけなら、図書館や郷土資料館などにヒントがありそうだが。異界の霊力で揉み消された事件だとすると、調べるのも苦労しそうだ。
「随分と、長い調査になりそうじゃのう。とてもじゃないが、1度のタイムワープでは調べが終わらないと見た。お主の上司もそのつもりで、わざわざ異界時間軸調査会の拠点を式神修験町に作ったんじゃろう?」
スイレンの指摘はもっともで、オレも薄々感じていたことを何気なく話し始めた。おそらく、この調査は1度の時渡りでは完結しないだろう。
「えぇ……何度も異界から調査会の者が現世に行き来するのは、それこそあまり良くありませんし。思い切って、式神修験町そのものに拠点を設置することにしたんです」
「そういえば、オレがタイムワープするまでは、喫茶店の話なんかしていませんでしたよね? 過去から帰ってきたら、いきなり拠点となる喫茶店が現世に出来ていて……」
感覚的には、最近まで存在していなかった喫茶店がタイミングよく現れて。一瞬で、都合の良いように状況が変化した風にも感じられるが。
「そこが、時渡りの神々のなせる技なのですわ。私達から見ると一瞬で変化したように見えますが、時間移動ができれば、状況に合わせて必要な施設をあらかじめ用意することが出来ますのよ」
伽羅曰く、モイラさん達は時間移動の能力で移動して、必要な施設はその都度仕込んでおくことが可能だと言う。調査目的で時渡りのチカラを使う分には問題ないだろうが、悪用されたら大変なことになりそうな能力だ。
「ふぅん……そういうものなのか。あれっ? じゃあまさか、ギルドで突然モイラさんがオレの目の前に現れたのも偶然じゃなくて、時渡りして現れたとか……」
「その辺りは、ご想像におまかせしますわ。ところで、思ったより長い話し合いになりそうですし、現代との時間調整の都合もあるので。夕食もここで摂ることになりますが、よろしいですか?」
一応、よろしいですかと意思を問う質問をしてくるものの、すでにその方向性で確定しているようだ。時間調整というのが具体的に何なのか、まだ分からないが。なんといっても相手は時間を操る女神、言いなりになった方が無難だろう。
「はい……そういえば、だんだんお腹が空いてきたような」
「うむ、どうやらこのメニュー表から選べるようじゃな。ちゃんと、夕食になりそうな食事もいくつかあるぞ」
スイレンがメニュー表を指差して、スパゲッティやドリアなどの写真を見せてくれる。
「じゃあオレは、チーズカレードリアとサラダのセットにするよ。ほどよく腹持ちしそうだし、今の胃の調子に合いそうだ」
「へぇ……美味しそうですわね。私もそれにしようかしら? スグルさんとお揃いで……」
「なっ! それなら、わらわもスグルどのとお揃いのメニューにするぞ! まったく、伽羅はいつもいつも抜け駆けばかりしようとして」
見慣れたスイレンと伽羅のやり取りに、いつも通りの賑やかな現代に戻ってきた実感がわく。
だが、それ以上にこの時代にはまどかさんはもういない寂しさが、オレを襲う。けれど、その気持ちは心の奥底に鍵をかけて、閉じ込めておくことにした。
本当は、オレの実の母と推測されるまどかさんのことを、もっと話したかったが。感情的になっているのがバレて、この調査から外されるのが不安で母のことには触れない。いざという時に、オレが身を呈して守ってあげられる可能性を僅かでも残したいから。
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