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帝の代替わり編
34 帝に謁見 1
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初日に麗様とお会いして、それ以降、数人ずつで顔合わせのお茶会やお食事会があった。こんな日が連日十日近く続いた。僕は障子からの朝日に目が覚め、重い体を起こした。「起きたの?おはよう」と、ぼんやり僕を見上げる翠に瞬間ブチギレ。
「疲れたんですけど翠!」
「うっうん、怒るなよ。俺もこんなに会いたい人がいるとは思わなかったんだよ」
翠は済まなさそうな顔をしたけどさあ。気疲れは癒えない。いつまで続くんだよこれ。
現在雨月様が帝になるのは確定路線のようで、その兄弟に顔を売りたい有象無象たち。出世欲は少なくてもやりたい仕事はあるらしく、その口利きのために僕らに会うらしい。翠はそこまでお手伝いするのかと聞けばやらないって。そうかよ!
「元々兄君は味方が多いんだよ。俺なんかいなくてもどうにでもなるんだ。どっちかって言うと側近予定の時雨に顔を売った方がいいんだよ」
「ふーん」
今日の午後に帝に会って終わりだから頑張ってくれと、まあ……頑張るけれども。僕は疲れもありため息しか出ない。知らない人ばかりに会うのは気疲れが激しい。でも、
「帝かあ……どんな人だろう」
「感情の起伏があんまりないという印象だな。俺はここにいた時から関わりは少ないかな」
「そうなの?」
「うん」
麗様が子供時代の後見人ではあったけど、帝は淡々とした方で会っても元気か?程度。自分に興味はなさそうたったらしい。生い立ちを考えれば嫌いでもおかしくないけど、嫌われてる感じはしなかったそうだ。ほほう。
「よくわからん人だよ」
「なら僕はどうすればいいかな」
「短い時間になると思うからそこまで気負わなくていいが、寝所へと言われたら断ってくれ」
「はい」
そして午後。麗様にお会いした謁見の間に到着し、帝を待っていると麗様も来てくれた。でも前とは打って変わって表情がない。綺麗な人形のようにすら見える。
「面を上げなさい」
「ハッ」
僕らが顔を上げると、麗様と同じくらいの年齢に見える……化け物?ってくらい顔が整ったイケオジがいた。僕はあまりに現実離れしたイケメンに息を飲んだ。
装束は落ち着いた水色で、色白ではあるけど切れ長の涼しい目元、中肉で背は高い。僕を見つめる落ち着いた金色の瞳に目が離せなかった。「よく来てくれた夏樹」と労ってくれて、僕は頭を再度下げた。そして顔を上げると繁々と僕を見つめている。
「ふーん、翠らしい妻だな」
「ありがとう存じます」
翠が軽く会釈するから僕も下げた。僕はもっと目上の方にもっと会っておけばよかったと後悔した。緊張は激しいし、作法が何も分からないことに不安が募る。そんなの構わんと言われ、鵜呑みにした僕はバカだ。知らないことは「恥」なんだよ。わんわんに教わっておけばよかった。なんてことをグルグル考えながら静かにしていた。
「人の子……こちらにも美しい姫も若者もいたのにな」
「私は夏樹だけと考えておりましたゆえ、他はあり得ません」
「そうか」
この言葉だけでも間にたくさんの行間がある。「タメ」というか変な間が多いし、帝の声は淡々として感情が読み取れない。僕は話を振らなあでくれと願うくらいになっていた。
「だが、ユイにどこか似ているな」
「え?」
麗様がビクッとして翠も狼狽えて始めた。ん?ユイとは母君の名前だよね。以前翠に聞いていた。はあ、僕似てるのかな。
「そ、そんなことはないと思いますが」
明らかに動揺している翠、麗様も座り直したり動きが変だ。でも帝は気にせず淡々としている。
「顔ではない。雰囲気がだ」
「そう見えるならばそうなのでしょう。私には分かりかねます」
そうか、お前には母の記憶がなかった。そうだなと、帝は静かに噛み締めている感じだ。この会話の間も帝の瞳は僕から視線を外さない。ずっと僕を見てるんだ。
「あれは……大人しいふりが上手くてな。気が強くて自分に正直、見ているのが楽しかった。最後まで私を「兄君」と呼び、心からの妻にはならなんだ。私はユイが単純に好きだったんだが……」
帝は誰かに向かって話しているふうではない。懐かしいユイ様を思い出している感じだ。隣の麗様の表情は動かず、静かに目を伏せた。
「辰巳様が手順を踏めばよかったのです。ユイが好きになった。ぜひとも我の妻になってくれと言えばよかったのですよ」
「ああ……そうだな」
麗様は寝取るのではなく、初めて会った時に私と同じように恋に落ちた。竜の手順ではなく、言葉で伝えればまた違ったかもしれないと麗様。帝は軽く息を吐き、
「今さらだがな」
「でもまあ、手順を踏んだところでユイは嫁には来てくれなかったと思いますけどね」
「うん。ああするしか手には入れられないのは分かってたんだ」
少し考え込んだ様子の帝は「両親の話はきちんとしたことはなかったよな?」と翠に話しかけた。初めて翠に視線を向け、翠も静かにうなずいた。僕は隣で静かにしていた。
「私は麗だけでいいと思っていたが、子のためにはそうもいかず、妻は何人か娶った」
「存じております」
竜は多くてひとり三人くらいしか産まない。発情期に毎年子作りしても懐妊しにくいらしいんだ。理由は明白で、天帝の血が影響するらしい。この世界の竜は他の獣たちと相性が悪いらしいと判明している。以前わんわんに聞かされてたのを僕は思い出していた。
「表で噂になっていることは事実ではない」
「え?」
「いいから聞きなさい」
翠は引き下がり座り直して聞く姿勢になった。
話はかなり前、帝の二番目、三番目の奥様が寿命を迎え立て続けにお亡くなりになった。生まれた子供たちは当然成人して近くにいない。そんな時、結婚の遅かったユイ様を見せに翠の父君が帝にあいさつに来た。美しい狐の娘さん(神使のため人型である)。麗様とは正反対の淑やかな美しさに背中にゾワッと電気が走った気がしたそうだ。
話しているうちに帝はユイ様が欲しくなった。しかし二人は仲睦まじく、父君はユイ様にデレデレ。くれと言って「はいどうぞ」にはならないと判断し寝取ったらしい。
「手に入れてもユイは私を見てはくれなかった。東雲だけを思っているのは傍にいれば分かった」
悲しそうな声色が混じってる気がした。出会いが遅かっただけなんだ。それだけだと帝。
「いえ、ユイはあなたを好きにはならなかったと思いますね。だって愛情表現少ないですもの。ユイは人前では静かでしたが、情熱的な方が好きなのよ」
「そうか?でも好きにしていいと言っていたがな」
「違うの、私はこれでも寂しいのよ。もっとかまって欲しかったわね」
「かまってたろ」
「隣にいればいいんじゃないのよ。たくさんおしゃべりしたりね」
「すまん」
この会話の間、帝の表情は変化なし。淡々としてて愛情は感じられない。麗様は感じてるみたいだけど、これは何考えてるか分かんなくて辛そうだな。などと僕は考えていた。帝は麗様の指摘に小さなため息。
「苦手というか心の内が表に出ないんだ。癖なんだよ」
「知ってますが寂しいのよ?愛の言葉も少ないし」
「悪かったとは思っている」
僕らは二人の会話を黙って聞いていた。母君は愛されて求められてたのかと僕は少し驚いていた。嫌がらせとは言わないけど、味見程度で母君を食ったのかと思ってたんだ。まあどんな理由にしても二人には嫌がらせでしかなかったけどね。色恋は難しいもんだ。
「麗、少し黙っててくれ」
「はーい」
帝は咳払いして、私はユイが好きで寝取った。それは確かで、でも二人は自分が考えている以上の心の繋がりが強かった。今まで私が求めて拒否されることはなく、甘く考えていた。それがユイを追い詰めて……帝は黙り呼吸を整えるような仕草をして、翠に視線を戻した。
「二人は弱って死んだんじゃない。ここが噂と違う部分だ」
「あの…それは……」
「私としては優しさのつもりだったんだんが……」
帝は少しだけ眉間にシワ。初めて表情が変化した。そして胡座の膝を擦り、眉間のシワは更に深くなる。言いあぐねているようだ。そして、
「私が二人を殺した」
「え?」
僕らは絶句。殺したとはどういうこと?僕の頭は混乱した。憎く思ってたのか?二人を?帝は長い時間無言で目を閉じた。隣を少し見ると、翠は驚いたまま動けないようだ。次の言葉が思いつかないんだと僕は思った。緊迫した空気の中、帝の次の言葉を待った。
とても長く感じる静寂が部屋を包んでいた。僕はこの沈黙のせいで、とてつもなくこの場を広く感じ、緊張していた。
「疲れたんですけど翠!」
「うっうん、怒るなよ。俺もこんなに会いたい人がいるとは思わなかったんだよ」
翠は済まなさそうな顔をしたけどさあ。気疲れは癒えない。いつまで続くんだよこれ。
現在雨月様が帝になるのは確定路線のようで、その兄弟に顔を売りたい有象無象たち。出世欲は少なくてもやりたい仕事はあるらしく、その口利きのために僕らに会うらしい。翠はそこまでお手伝いするのかと聞けばやらないって。そうかよ!
「元々兄君は味方が多いんだよ。俺なんかいなくてもどうにでもなるんだ。どっちかって言うと側近予定の時雨に顔を売った方がいいんだよ」
「ふーん」
今日の午後に帝に会って終わりだから頑張ってくれと、まあ……頑張るけれども。僕は疲れもありため息しか出ない。知らない人ばかりに会うのは気疲れが激しい。でも、
「帝かあ……どんな人だろう」
「感情の起伏があんまりないという印象だな。俺はここにいた時から関わりは少ないかな」
「そうなの?」
「うん」
麗様が子供時代の後見人ではあったけど、帝は淡々とした方で会っても元気か?程度。自分に興味はなさそうたったらしい。生い立ちを考えれば嫌いでもおかしくないけど、嫌われてる感じはしなかったそうだ。ほほう。
「よくわからん人だよ」
「なら僕はどうすればいいかな」
「短い時間になると思うからそこまで気負わなくていいが、寝所へと言われたら断ってくれ」
「はい」
そして午後。麗様にお会いした謁見の間に到着し、帝を待っていると麗様も来てくれた。でも前とは打って変わって表情がない。綺麗な人形のようにすら見える。
「面を上げなさい」
「ハッ」
僕らが顔を上げると、麗様と同じくらいの年齢に見える……化け物?ってくらい顔が整ったイケオジがいた。僕はあまりに現実離れしたイケメンに息を飲んだ。
装束は落ち着いた水色で、色白ではあるけど切れ長の涼しい目元、中肉で背は高い。僕を見つめる落ち着いた金色の瞳に目が離せなかった。「よく来てくれた夏樹」と労ってくれて、僕は頭を再度下げた。そして顔を上げると繁々と僕を見つめている。
「ふーん、翠らしい妻だな」
「ありがとう存じます」
翠が軽く会釈するから僕も下げた。僕はもっと目上の方にもっと会っておけばよかったと後悔した。緊張は激しいし、作法が何も分からないことに不安が募る。そんなの構わんと言われ、鵜呑みにした僕はバカだ。知らないことは「恥」なんだよ。わんわんに教わっておけばよかった。なんてことをグルグル考えながら静かにしていた。
「人の子……こちらにも美しい姫も若者もいたのにな」
「私は夏樹だけと考えておりましたゆえ、他はあり得ません」
「そうか」
この言葉だけでも間にたくさんの行間がある。「タメ」というか変な間が多いし、帝の声は淡々として感情が読み取れない。僕は話を振らなあでくれと願うくらいになっていた。
「だが、ユイにどこか似ているな」
「え?」
麗様がビクッとして翠も狼狽えて始めた。ん?ユイとは母君の名前だよね。以前翠に聞いていた。はあ、僕似てるのかな。
「そ、そんなことはないと思いますが」
明らかに動揺している翠、麗様も座り直したり動きが変だ。でも帝は気にせず淡々としている。
「顔ではない。雰囲気がだ」
「そう見えるならばそうなのでしょう。私には分かりかねます」
そうか、お前には母の記憶がなかった。そうだなと、帝は静かに噛み締めている感じだ。この会話の間も帝の瞳は僕から視線を外さない。ずっと僕を見てるんだ。
「あれは……大人しいふりが上手くてな。気が強くて自分に正直、見ているのが楽しかった。最後まで私を「兄君」と呼び、心からの妻にはならなんだ。私はユイが単純に好きだったんだが……」
帝は誰かに向かって話しているふうではない。懐かしいユイ様を思い出している感じだ。隣の麗様の表情は動かず、静かに目を伏せた。
「辰巳様が手順を踏めばよかったのです。ユイが好きになった。ぜひとも我の妻になってくれと言えばよかったのですよ」
「ああ……そうだな」
麗様は寝取るのではなく、初めて会った時に私と同じように恋に落ちた。竜の手順ではなく、言葉で伝えればまた違ったかもしれないと麗様。帝は軽く息を吐き、
「今さらだがな」
「でもまあ、手順を踏んだところでユイは嫁には来てくれなかったと思いますけどね」
「うん。ああするしか手には入れられないのは分かってたんだ」
少し考え込んだ様子の帝は「両親の話はきちんとしたことはなかったよな?」と翠に話しかけた。初めて翠に視線を向け、翠も静かにうなずいた。僕は隣で静かにしていた。
「私は麗だけでいいと思っていたが、子のためにはそうもいかず、妻は何人か娶った」
「存じております」
竜は多くてひとり三人くらいしか産まない。発情期に毎年子作りしても懐妊しにくいらしいんだ。理由は明白で、天帝の血が影響するらしい。この世界の竜は他の獣たちと相性が悪いらしいと判明している。以前わんわんに聞かされてたのを僕は思い出していた。
「表で噂になっていることは事実ではない」
「え?」
「いいから聞きなさい」
翠は引き下がり座り直して聞く姿勢になった。
話はかなり前、帝の二番目、三番目の奥様が寿命を迎え立て続けにお亡くなりになった。生まれた子供たちは当然成人して近くにいない。そんな時、結婚の遅かったユイ様を見せに翠の父君が帝にあいさつに来た。美しい狐の娘さん(神使のため人型である)。麗様とは正反対の淑やかな美しさに背中にゾワッと電気が走った気がしたそうだ。
話しているうちに帝はユイ様が欲しくなった。しかし二人は仲睦まじく、父君はユイ様にデレデレ。くれと言って「はいどうぞ」にはならないと判断し寝取ったらしい。
「手に入れてもユイは私を見てはくれなかった。東雲だけを思っているのは傍にいれば分かった」
悲しそうな声色が混じってる気がした。出会いが遅かっただけなんだ。それだけだと帝。
「いえ、ユイはあなたを好きにはならなかったと思いますね。だって愛情表現少ないですもの。ユイは人前では静かでしたが、情熱的な方が好きなのよ」
「そうか?でも好きにしていいと言っていたがな」
「違うの、私はこれでも寂しいのよ。もっとかまって欲しかったわね」
「かまってたろ」
「隣にいればいいんじゃないのよ。たくさんおしゃべりしたりね」
「すまん」
この会話の間、帝の表情は変化なし。淡々としてて愛情は感じられない。麗様は感じてるみたいだけど、これは何考えてるか分かんなくて辛そうだな。などと僕は考えていた。帝は麗様の指摘に小さなため息。
「苦手というか心の内が表に出ないんだ。癖なんだよ」
「知ってますが寂しいのよ?愛の言葉も少ないし」
「悪かったとは思っている」
僕らは二人の会話を黙って聞いていた。母君は愛されて求められてたのかと僕は少し驚いていた。嫌がらせとは言わないけど、味見程度で母君を食ったのかと思ってたんだ。まあどんな理由にしても二人には嫌がらせでしかなかったけどね。色恋は難しいもんだ。
「麗、少し黙っててくれ」
「はーい」
帝は咳払いして、私はユイが好きで寝取った。それは確かで、でも二人は自分が考えている以上の心の繋がりが強かった。今まで私が求めて拒否されることはなく、甘く考えていた。それがユイを追い詰めて……帝は黙り呼吸を整えるような仕草をして、翠に視線を戻した。
「二人は弱って死んだんじゃない。ここが噂と違う部分だ」
「あの…それは……」
「私としては優しさのつもりだったんだんが……」
帝は少しだけ眉間にシワ。初めて表情が変化した。そして胡座の膝を擦り、眉間のシワは更に深くなる。言いあぐねているようだ。そして、
「私が二人を殺した」
「え?」
僕らは絶句。殺したとはどういうこと?僕の頭は混乱した。憎く思ってたのか?二人を?帝は長い時間無言で目を閉じた。隣を少し見ると、翠は驚いたまま動けないようだ。次の言葉が思いつかないんだと僕は思った。緊迫した空気の中、帝の次の言葉を待った。
とても長く感じる静寂が部屋を包んでいた。僕はこの沈黙のせいで、とてつもなくこの場を広く感じ、緊張していた。
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