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サナリアの悪夢4

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ガルゴがサナリアの上等なジャケットが皺になるのに気遣う余裕も無く乱暴にはだけ、中のブラウスのボタンを雑に外す。
はだけた合わせから見えたのは白金のボディチェーンだった。
所々にカボションカットやティアドロップ型の宝石がぶら下がっている。
ボディチェーンはかなり豪華な造りになっており、首から下がった三連のネックレス部分から、左右五本のチェーンが胸の上を通って脇へと流れて腰の直径四センチほどの輪に留まっている。さらにネックレスの真ん中から三本のチェーンがヘソの下、丹田の所まで連なっており、親指の爪程もある明るい緑色の魔石が鎮座している豹の顔を象った台座へとつながっていた。
宝石の台座の彫金は見事で、緑の宝石は豹の顔が大口を開けて咥えていた。
二本の剣がその後ろでクロスして飾っている。
明らかにガルゴを象った様に見える。しかもボディチェーンはサナリアのお得意の作成魔道具の一つだった筈だ。
四角くセイロンカットされた宝石がサナリアが悶える度に動きに合わせてキラキラとランプの灯りを反射してガルゴを胎の中へと誘っている。
「・・・・これ、アンタが彫金したの?。」
ガルゴがするりと自分を模したようなその丹田の上の飾りを撫でた。
「いえ、街の懇意にしている彫金師にデートで使うって言ったら、もう一本ちゃんとしたのを作るのを条件に、試作品として二日で作ってくれました。」
『デート』で使うと言ったのか、っとガルゴは浮かれて尻尾をゆらりを躍らせた。
丹田の魔石からは、両足の付け根が通されている鎖の輪と、左右の腰にある直径4センチの輪へも鎖が幾本か放射状に延びていた。
ガルゴには簡単には外せない仕様に見えるが、要所要所でチェーンはたるみを作られていて、ガルゴの大きな手でも簡単に鎖の下に手が入る。
小さな胸の突起を、鎖の下から上から嬲るとサナリアは甘い嬌声を上げながら悶えた。
胸の蕾はもはや触るとコリコリとかたく勃起しており、鎖が二本その起ち上がった蕾に引っ掛かってサナリアの快楽を増幅させていた。
ガルゴはサナリアの甘い声に満足そうに鼻を鳴らすと、ボトム手早く剥ぎ取りソファーのアームレストの上をずらして中から潤滑材を取り出した。
ガルゴは潤滑液を手に取ると、手のひらで温めてサナリアの起ち上がりきった下枝に塗りつけ上下に擦った。
サラリアの表情がさらに溶ける。
自分のモノにも塗り付けると『足ちょっと貸せな』と言って、片足を折り曲げさせると、太腿と膨らはぎの間に突き入れて腰を動かし始めた。
サナリアの後口には指を入れた。
蜜胎はガルゴの侵入を待ちわびていた様で、入り口をクパクパと開閉を繰り返しておりガルゴの太い指も潤滑材の助けを借りて簡単に飲み込んでいく、
「っそれ、キモチイイんですか?」
サナリアがガルゴの腰に目をやりながら問いかけた。
ガルゴがサナリアの太ももと膨らはぎの間に自分の剛直を腰まで突き入れると、サナリアの太ももでは包み切れずでカリ首がボコボコと反対側に頭を出す。
胎の中は太い指が緩慢に行ったり来たりしてガルゴの凶暴な剛直を受け入れさせる為の準備をしている。じんわりと快感が胎から広がり始めてサナリアは無意識の内に又腰をくねらせ始めた。
「悪くはない。あとアンタに自分の一物なすり着けてると思うとマジ興奮する。」
言いながら、サナリアの乳首をベロリと舐め上げた。
「あぁっ。」
連日ガルゴに仕込まれ直されたサナリアの体は簡単にガルゴの愛撫に溺れて行った。
指はすんなり二本に増えて、二本の隙間を使って潤滑液が注ぎ込まれていく、
「手伝ってくれ」
片腕で自身の剛直を擦りつけているサナリアの足を抱え、片手でサナリアの蜜胎の入り口を解していて両手が塞がっている。ガルゴはサナリアの手をサナリア自身の下枝に持ってきて自慰を促した。
サナリアは素直に従い、ガルゴの指に犯されながら自分を扱いてガルゴを煽った。
「エロっ!」
ガルゴが熱の籠もった目でサナリアを視姦する。胎の中はガルゴの長く太い指にまさぐられて殆ど熟れており、早く早くと本物の熱を欲しがってガルゴの指に絡みついていた。
「りりぃ・・・イクっ・・・イキたいっ。中、切ないっ」
「俺のは指二本じゃまだキチィキツイんでな、もう少し頑張れ。」
「あ・・・あぁ・・・上せるぅ・・・いくぅ・・」
サナリアは簡単に音を上げた。
しかし勝手に一人で気持ち良くなる気は無い様で、自慰の手を止められないながらも自発的に自分で根本を押さえている。素晴らしく扇情的だ。
「上手に善がるな。」
ガルゴは三本目の指を突き入れた。
「あぁぁ!・・・めぇっ。・・それっ!・・そこっぉ・・・いっちゃうぅ!。」
サナリアは自分で根本を押さえたまま空イキした。

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