傲慢エルフと変態キメラ Vo1

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

文字の大きさ
50 / 127
◇マヤ

教会6

しおりを挟む
そんな経緯いきさつがあって、ガルフは本日教会に来ていた。
別にザッツの話を丸ごと信じたワケでは無いが、他に探すアテも無い、ダメでもともと位の気持ちで教会に足を運んで来た。
教会の修道士(ガレイア教会の一番位の低い教会職員。教えを説く資格を持たない見習いの様な物)に聞くところによると、赤ずきん達が活躍するのは主に舞台の出し物との事だった。
マヤが居るかどうかも聞いたが、あくまで町人の有志で協力しているという建前が有るので名前や職業は原則教えられないと言われてしまった。
仕方がないのでガルフは本日三杯目のエールを片手に、バザーで買った摘みを時々口に運びながら舞台での出し物を観客席の一番後ろの列の一角を陣取り、冷めた目を向けながら、観客ごと見物する事にした。
舞台の上では町で人気の歌手や赤ずきん達が劇の前座として創意工夫を凝らした短いショーを繰り広げている。
歌手はともかく性を売る事を生業なりわいにしている赤ずきん達のショーは過激で、ここが教会で無くとも、昼日中に上演して良い代物なのかガルフでさえ首をかしげる出来栄えだった。
今上演している二人組の赤ずきんとみられるペアは加虐色が全面に出されたダンスを披露している。ドラムの効いた音楽に合わせて絡み合う様なダンスをしているが、片方の衣装が段々むしり取られて今や下は革製の、腰の部分が金属製のリングで繋がっているやたらと生地の少ない下着一枚になっていた。
はぎ取られた方は羞恥に頬を染めながらもダンスの相方が絶妙のタイミングで与える愛撫や痛みに悶え股間を膨らませている。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

一人の騎士に群がる飢えた(性的)エルフ達

ミクリ21
BL
エルフ達が一人の騎士に群がってえちえちする話。

敗戦国の王子を犯して拐う

月歌(ツキウタ)
BL
祖国の王に家族を殺された男は一人隣国に逃れた。時が満ち、男は隣国の兵となり祖国に攻め込む。そして男は陥落した城に辿り着く。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった

cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。 一途なシオンと、皇帝のお話。 ※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

処理中です...