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162話 なつめ エルフの森へ
しおりを挟むリリスは、待ち合わせ場所の月と星の前にいた。
「リリス、お待たせ。」と声が聞こえた方に振り向くと、そこには~きっちりとしたスーツ姿のなつめがいた。
リリスはなつめを見て、ラフな格好もカッコイイけど、今日のなつめさん、なんてカッコイイの~。どうしよう。ドキドキが止まらない。
なつめは「リリスどうしたの?真っ赤になっているよ。今からそんな顔していると(チュ)したくなるだろう。」
え、いま口に~チュとされた。
リリスは、あたふたしている。
なつめはそれを見て、ギルドで受付している時は、少しクールな感じなのに、こういう姿はカワイイよな。もっとしたいけど、やめておこう。
ま、後でたっぷりすればいいよな。
「さぁ~行こうか。今日は、花月さんに瞬間移動できる道具を借りてきたから、直ぐに着くよ。」
リリスを抱きしめながら、エルフの森へ。光とともに消えた。
エルフの森に到着し、リリスの案内で家に連れて行ってもらった。
玄関に入ると
「お父さん、お母さん。なつめさんを連れてきたよ。」と
呼ばれて出てきたのは~リリスのお兄さん、お姉さんといってもいいくらいの若い美男美女の2人だった。
そして
「さぁ~中へどうぞ。」と
父親に言われた。
「おじゃまします。」と客室に案内された。
母親とリリスは一旦キッチンの方へ向かった。
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