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第1章 性別不明のオネエ誕生

004 可愛……ふざけた奴【アンフェル視点】

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 俺は最近、頭の痛いことが多い。
 原因は目下──。


「ちょっと、ニータ! そこの花瓶の花はそこじゃないわよ―――!」
「えええ? でも、レイ。そっちもこっちも変わらないんじゃなぁい?」
「何ぁに言ってるのよ。ここに飾った方が……ほら! あなたが生けた花がきれいに見えるでしょ!」
「あ、ほんとね! 凄いわ、レイ。まるで花屋さんの売り物みたいよ!」


 バザーのテーブルで、ニータが置いた花瓶をレイが直している。少し場所と角度を変えただけで、見違えるように華やかになったそれを見て、おっとりしたニータがレイを褒めちぎった。

 そうこうしているうちに、今度は別の女子にレイが呼ばれる。


「ああねぇちょっとレイ! 私の髪結んでよ! ボルテが引っ張ったせいでほどけちゃったのよ! このままじゃ嫌だわ!」


 年中組の一番ませた女カリーナが、かしましくレイにまくしし立てた。
 しかし、レイは落ち着いた様子でカリーナを宥めていた。
 その間にも、目にもとまらぬ早業で髪をいじくり、複雑に編み込んでいく。


「お待ちなさいなカリーナ。淑女たるもの落ち着きが肝心よ。さ、ほらじっとして。………はい、出来たわよ! ポーラー夫人にハンカチを持って行くんでしょ? お行儀よくね、あなたは可愛いんだから」
「流石ねレイ。そうなのよ、レイが教えてくれた刺繍が、婦人の目にとまったみたいなの。上手くいけば、言い値で買ってもらえるかも。これも、あなたのおかげよ!」
「カリーナの腕が良いのよ。私じゃないわ。さ、いってらっしゃい! 気をつけて!」


 頷いたカリーナがウキウキした様子で玄関を出て行くのと入れ違いに、今度は俺たちと同じ年長組のトーマスが両手の籠いっぱいにパンをもって帰ってきた。
 アイツはいつもの細目を更に細くしながら締まりのないにやけ顔だ。


「なぁレイ、見てくれよ! 今日はパン屋の爺さんが、こんなにオマケしてくれたんだぜ! この前の事、レイによろしく伝えてくれってさ!」
「あらぁ。ウェードおじ様ったら、律儀な人ねぇ。にしても、あの時は皆もいたのに……」


 レイが頬に手を当てながら首をかしげる様子を、トーマスは苦笑いで見た。


「ははっ。あの頑固爺さんをそんな風に例えるのはレイくらいだろ? それに、レイが爺さんが困ってるのに気が付いて助けようとしなけりゃ、俺たちだって手伝ったりなんかしなかっただろうぜ。レイのおかげさ!」
「まぁ、トーマス。おだてても、夕食のソーセージは一本しかあげないわよ?」
「人が良いわねレイ。普通は自分の分を分けたりしないんだから。トーマス! 今度レイのお皿からソーセージ持ってったら、ギイに言いつけるからね!」


 トーマスはなかなかしたたかな奴で、相手をおだてて飯の具を分けてもらったりする。だが、大抵の奴は俺を含め、おだてられたくらいでは少ない食事を分けたりなんぞしない。だというのに、このお人好しはやってしまうため、トーマスが調子にのるのだ。
 今回は俺が何か言う前にレイの番犬よろしく年少組のナンシーが、トーマスに特大の釘を刺した。
 案の定、トーマスは飄々とした表情をかなぐり捨て、焦りだす。


「ナンシー勘弁してくれよ!? 俺、殺されちまうぜ!?」
「ちょっと、トーマス。ギイに失礼でしょう。ギイはそんなことしないわよ、理由がないし、優しいんだから」


 レイがとぼけたことを言って、トーマスを窘めるが。


 ──そこじゃねぇっっ!!!


 俺と同じ事を思ったかはたまた馬鹿なのか、トーマスがやれやれという顔になり、逆にレイを諭し始めた。


「言わぬが花っていうけどさ、レイ。いい加減気づけよ、ギイってばおまえのこと好k……」
「レイ悪ぃ、少しトーマスを借りていくぞ。薪割りの人手が足りねぇ」
「ぎゃあああぁぁ!?!? 出tモゴッッ!?!?」


 案の定、通りかかったギイが余計なことを言う前にトーマスの口を物理的に塞ぐ。

 ギイは孤児院の中で一番年上で、レイがなるまでは頼りになる男らしい兄貴分だったが……。


「あら、ギイ。いつも進んで力仕事をしてくれるなんて、男前ね! とっても素敵よ」
「いや。レイの細い指が折れでもしたら、大変だろ。それじゃあ、まだ残りがあるから…」
「待ってギイ。シャツの裾がほつれてるわ。後で繕うから、わたしの部屋に来てね」
「……」
「ギイ?」
「何でもねぇ」
「レイ~、ギイのこれは天使を目の前にしてどうして良いか分かんないっていう特大の照れ隠しだかr……」
「そうだトーマス。以前から思っていたんだけどよ、薪の割り方がなってねぇぞ。教えてやっからついてこい」
「遠慮しまモゴゴッツ!!!」


 為す術なく引きずられていくトーマスは哀れだが、完全に自業自得だ。


 ──二人を「本当に二人は仲良しねぇ」とかなんとか言って笑ってやがるレイの方がどうかしてるぜ。ったく、どいつもこいつも正気じゃねぇよ。こいつの変わりように全く動じていやがらねぇどころか、好き好んでやがる。


「あ! アンフェルお兄ちゃん、こんなとこにいたんだ! あれ、そのリンゴ、まだレイお兄ちゃんに渡してないの?」
「あ"あ"!? 別にこれはレイにやろうとか思ってねぇっ!!!」
「え? でもさっき、レイお兄ちゃんはリンゴが好きかどうか、ゾラに聞いてたでしょ? レイお兄ちゃんにあげるんじゃないの?」
「ッ~~~!?!?!?!?」

 純粋無垢な顔をしたマークが問いただしてくる。
 決定的な場面を見られていた事への恥辱と、それよりもそんなことを大声でバラされた事への焦りから俺は柄にも無くうろたえる始末。
 そんなときに、「あらアンフェル」とレイに呼ばれたときは軽く絶望したが──。


「おいしそうなリンゴね。あ、そういえば。シスターがアンフェルのこと呼んでいたわよ。早く行ってきたら?」


 聞いてなかったのか聞こえていなかったのか全く意に介さないレイの姿に、焦っていた気持ちは木っ端に吹き飛びともかくここを離れようと思う。


「っそうかよ!!」


 きびすを返そうとして、そもそもここに来た目的を思い出し、これ以上余計なことを言われる前に足早にレイに近づく。


「これっ!!! やるよ偶々もらって俺は別に好きじゃねぇから仕方ねぇだろっっ!!! じゃあなっ!!」


 落とさないようレイの手にしっかりリンゴを握らせ、とっとと逃げ……シスターに会いに行く!


「あ、アンフェル!」
「っっ何だっっっ!!!!!」


 院内に入る寸前で呼び止められ、うっかり振り返ってしまったが他意はない。
 他意はねぇ、がっ!!!


「ありがとう」
「ッ~~~!!!!!」


 ──あんまり可愛……ふっ…ざっけた顔で笑ってんじゃねぇぞっ!!!!?!?!?


 これ以上アイツの笑顔を見ていたら目が潰れるような気がして、返事もそこそこに屋内に飛び込んでしまったせいで俺は、外であいつらがしていた「アンフェルって、レイのこと好きなの? ほら、レイ言ってた、ツンデレ!」「うーんやっぱりナンシーもそう思う? アンフェルってやっぱりツンデレよね?」「ツンデレってなあに?」「ツンデレっていうのはねぇ……」等という会話は耳に入ってこなかった。


 廊下を歩きながら、俺は少し冷静さを取り戻すため最近のことを思い返していた。


 ***

 そう。俺の日常が混沌を極め頭を痛めているのは、レイのせいにほかならない。

 二週間前意識を取り戻してから、レイはそれまでの人形のようだった奴では考えられないほど劇的な変化を遂げた。

 無口だったのが、明るく社交的で快活に。
 うつろな顔が、活き活きとした生気に満ちた顔に。
 話し方も──というよりいままでアイツが喋っているところを見たことなんか無いが──どういう訳か女のようなおしゃべり口調になった。

 ここに来たばかりの頃にアイツが一人、井戸水で水浴びしているのは見ているから、正真正銘男だというのは確認済みだ。
 が、そうと知らない奴が見たら勘違いするほど、線の細いアイツは仕草や何やらが女じみている。

 前は何をしても反応が返ってこないのが気に障ったが、今は今で落ち着かない。


 一番問題だったのは、アイツが男だと言うことを知っているはずの奴らでさえ、アイツを女だと勘違いするという騒動が起こったことだ。
 いつも温厚で何事にも動じることのないシスターでさえ、当初騙されていた。アイツが男だと再認識したときは二日も寝込んじまう程に。


 ──謝りがったし……。


 突然今までの事を謝られたとはいえ、かつて人形のような奴だったレイと関わろうとする奴勿論初めはいなかったのだが。マークとニコニコ笑い合っている姿や、器用なことにも自分の長い髪を毎日違うように編んでいる姿に、年少組や女どもが興味を持った。

 そこからは早かった。

 一日で年少組に懐かれ、女達に裁縫や料理、びよう美容(?)なんかについて教えることで信頼と友情を勝ち取る。
 前々から大した手入れもせず保たれているアイツの綺麗さの秘訣を探る女は多かった。
 女組のメンバーからチヤホヤされている事をあからさまに僻む奴も中にはいたが、アイツとサシで話すといつの間にか信奉者になっていた。
 ギイが男らしく果敢にもレイにかかっていったが、誰よりも最速で屍となる記録を更新。まさに、ミイラ取りがミイラになったというわけだ。

 そんなことがあったせいで、レイは記憶喪失が原因で周りと関わり方が分からなかったという様に認識された。口をきかなかったことも、奴の整いすぎた容姿と一風変わった話し方から、記憶を失うくらいの出来事がトラウマになっていたのだろうと、孤児院の連中には認識されている。
 そんなわけで今ではこの孤児院でレイを疎んじたり、遠巻きにする奴は消え失せた。


 ──ついでに言えばレイの奴、有り得ねぇ程お人好しの脳天気野郎だからな。アレを敵視してるくらいなら味方になった方が得だって事は、よほどのアホか馬鹿じゃねぇなら理解できる。そう思わせてるアイツが一番スゲぇって気が付いてる奴は、ほとんどいねぇが……な。


 気が付いているとすればギイくらいだが、あれはもう自分から屍になりに行ったようなものなので、除外だ、除外。


 ──ギイは大雑把だがあれでかなり慎重だし、一度不審感を感じとったらなかなか気を許さねぇ……そういう奴だったはずなんだがなぁ。


 そう考えると、人誑ひとたらしのレイの異常さも分かるというものだ。
 害はないとはいえ。



 つらつらと考えていると、向こうからシスターが歩いてくるのが見えた。
 向こうも気が付いたようで、呼び止められる。


「アンフェル、ちょうど良いところへ来ましたね。院長様がお呼びなので、このまま院長室へと向かってくれますか?」
「分かった」
「ああ、それと。バザーの準備は進んでいますか? 今週からはフィナがいなくなってしまって大変だと思うけれど」
「問題ねぇと思う。レイが手伝ってやってたし」


 フィナというのはレイに刺繍を教わったうちの一人で、その腕を見込まれて服飾屋の夫婦に引き取られていった。
 孤児院では週に一度開かれるバザーのための出し物をするが、それを年長組の子供が取り仕切って売るものや作るものを決め、役割を割り振っていた。その代表で稼ぎ頭だったフィナがいなくなってしまったから、シスターや孤児院長は心配していた。

 何故なら、孤児である俺たちが養子としてもらわれる為には、自分を上手く売り込む必要があるからだ。男は街の大人達の雑用をこなしたり店の手伝いなどをしていく内に気に入られれば、養子として迎えられずとも雇ってもらえることが多い。だが、女はバザーでしか自分を売り込むチャンスがない。孤児院を出る15歳までに良縁を結べない限り、女達の未来は過酷なものとなる。


 ──二年前にガートルートの姉貴がトップになったから現役の内はしばらく大丈夫として…。やっぱりの仕事に行く奴は少ねぇ方が良いだろうな。


 そういう訳でバザーが上手くいかないのは死活問題であるものの、さっきの様子からして、レイならば上手く皆を纏めると思う。

 そう答えると、シスターは安心したように笑った。


「それならば良かったこと。後で私たちも見に行くけれど、孤児院を出た後を考えれば皆が自分たちの力ですることが大事ですからね。」

 シスターは一度言葉を切ると、「それにしても……」と続ける。

「レイは見違えるように闊達かったつになって……。いつか心を開いてくれる日が来ることを待ち望んではいたけれど、こんなに早く願いが叶うなんて私も院長様もとても喜んでいるの。これもアンフェル達がレイに声をかけ続けてくれたお陰ね」

 少しばかり涙ぐみながら話す表情を見ながら、俺は若干バツの悪い思いをする。

 この孤児院のシスターも院長も本当に善人を絵に描いたようなお人好しだ。
 まさか俺がアイツと揉めた結果がこれとは露ほどにも思っちゃいない。
 いや下手をすると、事情を知ったところで「めっ。お友達を突き飛ばしては駄目よ?」といってニコニコ笑われるのがオチな気がしてきた。


 ──……。チッ。頭が痛てぇ……。


「シスター、もう行って良いか?」
「ええ、勿論。引き留めてしまってごめんなさいね」


 あんまり長いことシスターと話しているとこっちの頭まで花が咲いちまいそうだ。
 とっとと院長んとこいって戻ろう。


 さほど歩かないうちに孤児院長の部屋の扉が見えてくる。適当に二・三回叩くと中から「どうぞ」と声がした。


「呼んでるって聞いた」
「ああ、アンフェルか。待っていたよ。こちらへおいで」


 大して広くもない部屋の中に机と椅子、小さい棚があり、ニコニコと人の良さそうな顔の老人が机の向こうから手招きしている。老人は清潔感の感じる身だしなみをしているものの、服は着古されて贅肉なども全くない。質素堅実な性格が外面に滲み出ている。


「さて、アンフェル。元気にしていたかな?」
「まぁな。あんたよりかは元気なんじゃねぇの。あんたこそ、ちゃんと毎日食ってんのか」
「ははは。心配してくれてありがとうね。知っているだろうけど、あまり太らない体質なんだよ」
「答えになってねぇ」
「ははは」


 老人は快活な声を上げてひとしきり笑うと、茶目っ気たっぷりにウインクを寄越した。


「大丈夫だよ。幸いなことに私には、私が飢えに困っていたら手を差し伸べてくれるが何人もいるからね」
「ああそうかよ」


 俺はシスターや孤児院長を人が良いと表現した。まさしくその通りだが、ぽやぽやした院長にはおよそ似つかわしくないが大勢いる。どういうつながりなのか詳しくは知らないが、院長がその友人達から定期的に孤児院に必要な情報をもらっている、ということだけは知っていた。
 ただのお人好し馬鹿よりかずっとマシだが。


 ──ま、それにしたってぽやぽやし過ぎだけどな。


「ふふ。君は本当に優しいね」
「あ"あ"? 何言ってんだ。あんたがくたばっちまったら後釜に来る奴がまともとは限らねぇだろっ。俺は俺のために言ってるだけで別に心配してるんじゃねぇぇ」
「ふふっ、分かった。そういう事にしておこうね」


 何やら意味深に笑われているが、これ以上突っかかってもどうにもならねぇと気持ちを落ち着かせる。
 相変わらず食えねぇ奴だ。


「で? 世間話するために呼んだなんて言わねぇだろ?」


 睨みながら問いただすと、部屋の空気が一瞬にして鋭くなった。老人は相変わらずニコニコとした笑みを浮かべているが、どうやらまともに話す気になったらしい。


「うん。馴染みの友人からの情報なんだけどね? ここ最近、孤児院で金緑色の髪に深い緑の瞳をした子供を探してる怪しい男がいるんだって。年齢は五歳から七歳頃」
「孤児院で子供を探すのは当たり前だろ……、金緑色?」


 条件に当てはまる髪の色をした奴を、俺は知っている。


「金緑色の髪の子供なんて、滅多にいねぇと思うんだが」
「うん。この国では金髪がそもそも珍しいよね。寧ろ隣国に多い髪の色だ」


 まるで今思い出したかのように、「君の黒髪もなかなか珍しい色だよね」と付け足しながら笑う老人。他意はねぇことは分かるんだが、勘に障るその顔やめろ。
 睨み付けたところでどうにもならないのは知ってる。だが、うざったい!


 ──にしても。隣の国の奴らに多い髪色の子供をこっちで探す理由は何だ?


「いや、不思議なんだよ本当に。しかも、養子にしたいという感じでもないらしいし、コソコソしててとても胡散臭い様子だったらしいんだよ」
「それで? その男は今どの辺にいるんだ?」
「二週間前に西区域の孤児院の周辺を彷徨うろついていて、一週間前に北区域へ出没。だから、もしかするとここにも来るかもって。一応南の孤児院町に手紙を出したけど、あそこは気にしないだろうしなぁ」
「南区域の孤児院って確か、レイやマークが元々いた場所で、隣国にも近い場所にあるよな?」
「うん。そういう訳だから、変な男がウロウロしてたら知らせてくれるかい?」
「……分かった」
「よろしくね」


「もう行って良いよ」とばかりに話を切り上げられ、それ以上不審人物についての情報を知ることが出来なくなる。仕方なく部屋を後にするが、何かまだ話されていない情報があるような気がしてモヤモヤした。


 ──チッ。取り敢えず、ほかの連中にも伝えとくか。当分の間は俺がアイツレイを見張っときゃ良いだろ。


 孤児院長からレイのお守りを仰せつかった俺は、不本意ながらも決意を新たにした表情で元来た道をゆっくり戻ることにした。







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