イケメン令嬢、婚約破棄後大国の姫に愛される!? ~自由な愛で自由な幸福を掴むでしょう~

四季

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2話

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 オーデンフルードが発する少々ずれた言葉に戸惑うレオリア。

「お前と並んでる俺が何て言われてるか知ってるか? 豚だ! 鼻垂れ豚!」
「それは酷い。こちらから侮辱しないよう皆に言いましょう」
「そういうところもムカつくんだよ! 余裕持ちやがって! くそが、生意気なんだよ!」

 こうしてオーデンフルードとレオリアの関係は終わりを迎えてしまった。

 ……厳密には、オーデンフルードが勝手に終わらせただけなのだが。


 ◆


 婚約破棄の噂はすぐに国内へ広がった。

 レオリアが注目されているからこその、この話の広がりである。

「ねえ聞いた? あのオーデンフルードとかいう男、婚約破棄したんですって! あのレオリア様を手放したのよ? あり得ないわねぇ」
「確かにあり得ないわねぇ。心ないわよねぇ、急に婚約破棄だなんて」
「でもでもっ、あの男レオリア様に似合ってなかったし、レオリア様ファンからすれば正直離れてくれてありがとって感じかもっ」

 婚約破棄と聞いて皆が思ったことは様々だ。
 もちろん思考というのは人の数だけあるものなので当然のことなのだが。

「それもそうですね。あのような男が傍にいるとレオリア様の価値が下がります」
「コラ! 言っちゃ駄目ですぞ」
「そうですぞい、思っても言っちゃだめですぞい」

 ただ、それでも、レオリアを悪く捉える者はほとんどいなかった。
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