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夢は森の香り 5
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ミゼアスは森の中にいた。木漏れ日に包まれながら、傍らには大切な人がいる。彼は優しくミゼアスの髪を撫でてくれていた。
いつからこうしているのか、わからない。彼とはずっと離ればなれになっていたような気もするのだが、思い出せない。
ただわかるのは、今がとても幸せだということだ。ミゼアスは彼の胸に額をすりよせて甘える。
「ねえ、しよう? 僕に任せてもらえればいいから……」
裸で二人、絡み合った。もう、ここがどこかもわからない。ただ、大切な相手が側にいる。それが全てだ。
ミゼアスは彼の上に乗り、奥深くに彼自身を受け入れた。
「あっ……はぁ……」
繋がった部分から快楽が滲み出し、ミゼアスをとろかしていく。欠けていたものを取り戻したかのような充足感が満ちていった。
「いぃ……気持ち、いい……あぁん……」
腰をくねらせて、深く快楽を貪る。腰を這う彼の手が、熱い。触れられた部分から熱が広がり、体内を炎がうねっているかのようだった。
「ジェス、ジェスぅ……」
ミゼアスは大切な人の名を呼んだ。名を呼ぶだけで、心にも快楽が溶けていくようだった。身も心も、全てが満たされていた。
いつからこうしているのか、わからない。彼とはずっと離ればなれになっていたような気もするのだが、思い出せない。
ただわかるのは、今がとても幸せだということだ。ミゼアスは彼の胸に額をすりよせて甘える。
「ねえ、しよう? 僕に任せてもらえればいいから……」
裸で二人、絡み合った。もう、ここがどこかもわからない。ただ、大切な相手が側にいる。それが全てだ。
ミゼアスは彼の上に乗り、奥深くに彼自身を受け入れた。
「あっ……はぁ……」
繋がった部分から快楽が滲み出し、ミゼアスをとろかしていく。欠けていたものを取り戻したかのような充足感が満ちていった。
「いぃ……気持ち、いい……あぁん……」
腰をくねらせて、深く快楽を貪る。腰を這う彼の手が、熱い。触れられた部分から熱が広がり、体内を炎がうねっているかのようだった。
「ジェス、ジェスぅ……」
ミゼアスは大切な人の名を呼んだ。名を呼ぶだけで、心にも快楽が溶けていくようだった。身も心も、全てが満たされていた。
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