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122 亀じぃ
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亀さんおしゃべり出来たんだね。それより怒られちゃったから、ごめんなさいしないと
「かめしゃん、ごめしゃい」
『ごめんなさい~』
『『『『亀じぃごめんなさい』』』』
みんなでごめんなさいしました。
『よいよい。きちんと謝れてえらいのぉ。今回はちょ~っと目的がズレてしまったからのぉ。次に気をつければよいよ。じゃが、童子はよいのじゃ。知りたいことを知りたがるは童子の仕事じゃからのぉ。駄目なのはそこのいい歳したじじぃ共だのぉ』
亀さんはじろりと、じぃじとギン様を見ました。
『『うっ』』
『まったくのぉ、いい歳してお前たちが本来の目的を忘れてどうするのじゃ』
『『す、すまん』』
わ~じぃじとギン様がしょんぼりしちゃった!亀さんすごぉい!
『亀じぃ~』
『声、久しぶりだ~』
『さすが、亀じぃ』
『たよりになる~』
『『『『それで、石はある~?』』』』
水の妖精さんたち、そんな空気はものともせず、亀さんに話しかけてます。亀じぃって亀さんなことかな?
「かめじぃ?」
『亀さんのこと~?』
ハクと一緒に聞きます。
『おお。すまんのぉ。自己紹介がまだだったのぉ。ワシはただの亀じゃよ。だが、ケルピーと一緒で歳だけは食っとるからのぉ、亀じぃと呼ばれとるのぉ』
なるほど、亀のおじいちゃんで、亀じぃなんだね。
「しょっか~。さーにゃ、でしゅ。よりょちくでしゅ」
『ハクだよ~よろしくね~。サーヤはサーヤっ呼んであげて~』
改めてご挨拶です。
『ほっほ。サーヤとハクだのぉ。こちらこそよろしくのぉ』
「あい!」
『はい!』
『ほっほ。元気な童子が増えたのぉ。賑やかになりそうじゃのぉ』
『そうじゃの』
亀じぃも、じぃじも優しいおじいちゃんです!
『じぃじ、亀じぃ』
『それで、石は?』
『知ってる?』
『見たことある?』
水の妖精さんたちが、もうご挨拶いいでしょ?って石のことを聞いてきました。そうでした!目的はそれでした!
『そうだったのぉ』
『すまんすまん』
じぃじたちも苦笑いで謝ってます。待たせてごめんね。
『空の魔石のぉ』
『洞窟の奥にいくつかあったかの?』
『洞窟の奥にもあった気もするが…のぉ、ケルピーよ、滝つぼはどうかのぉ』
『あぁ、上流にある滝か。そうだの、あるかもしれんの』
『じゃあ、ひとっ走り行ってこい。主なら一瞬じゃろ?ワシはこやつらを洞窟の奥に案内するかのぉ』
『そうだの。行ってくるか。久々に翔けてこようかの』
さすがです。話し方はのんびりなのに、話し合いはどんどん進みます。
『じじい、わざわざ行ってくれるのか?すまん』
ギン様もさすがにいつものギン様に戻りました。呼び方はじじいのままだけど。
『なぁに、若い者のために出来ることがあるならば、してやらねばの。それにたまには体を動かさねば鈍ってしまうからの。いい機会だ。ほっほっ』
じぃじ!いい人!かっこいい!
『じぃじ、ありがとう。気をつけてね~』
「じぃじ、あいがちょ、まっちぇりゅにぇ」
ハクとお礼を言います。
『ほっほ。ありがとの。なぁに、この爺にかかれば滝までなどすぐじゃ。すぐにもどってくるからの』
じぃじ、ステキじぃじです!
「あい!いってらっちゃい!」
『じぃじ 待ってるね~』
『『『『行ってらっしゃ~い』』』』
みんなでお見送りです。
『ほっほ。可愛い見送りで嬉しいの。では、行ってくるからの。亀よ、頼むの』
『わかっとるわ。はよ行けぇ』
『ほっほ。じゃあの』
そう言ってじぃじはあっとゆう間に見えなくなりました。
「しゅご~い」
『はやいね~』
おじいちゃんじゃない~。
『さぁ、では行くかのぉ。ついてくるのじゃ。頭や足下に気をつけてのぉ』
「あ~い!」
『は~い!』
『よろしく頼む』
『『『『しゅっぱ~つ!』』』』
こっちも出発です!
わ~い♪洞窟探検だ~♪
「かめしゃん、ごめしゃい」
『ごめんなさい~』
『『『『亀じぃごめんなさい』』』』
みんなでごめんなさいしました。
『よいよい。きちんと謝れてえらいのぉ。今回はちょ~っと目的がズレてしまったからのぉ。次に気をつければよいよ。じゃが、童子はよいのじゃ。知りたいことを知りたがるは童子の仕事じゃからのぉ。駄目なのはそこのいい歳したじじぃ共だのぉ』
亀さんはじろりと、じぃじとギン様を見ました。
『『うっ』』
『まったくのぉ、いい歳してお前たちが本来の目的を忘れてどうするのじゃ』
『『す、すまん』』
わ~じぃじとギン様がしょんぼりしちゃった!亀さんすごぉい!
『亀じぃ~』
『声、久しぶりだ~』
『さすが、亀じぃ』
『たよりになる~』
『『『『それで、石はある~?』』』』
水の妖精さんたち、そんな空気はものともせず、亀さんに話しかけてます。亀じぃって亀さんなことかな?
「かめじぃ?」
『亀さんのこと~?』
ハクと一緒に聞きます。
『おお。すまんのぉ。自己紹介がまだだったのぉ。ワシはただの亀じゃよ。だが、ケルピーと一緒で歳だけは食っとるからのぉ、亀じぃと呼ばれとるのぉ』
なるほど、亀のおじいちゃんで、亀じぃなんだね。
「しょっか~。さーにゃ、でしゅ。よりょちくでしゅ」
『ハクだよ~よろしくね~。サーヤはサーヤっ呼んであげて~』
改めてご挨拶です。
『ほっほ。サーヤとハクだのぉ。こちらこそよろしくのぉ』
「あい!」
『はい!』
『ほっほ。元気な童子が増えたのぉ。賑やかになりそうじゃのぉ』
『そうじゃの』
亀じぃも、じぃじも優しいおじいちゃんです!
『じぃじ、亀じぃ』
『それで、石は?』
『知ってる?』
『見たことある?』
水の妖精さんたちが、もうご挨拶いいでしょ?って石のことを聞いてきました。そうでした!目的はそれでした!
『そうだったのぉ』
『すまんすまん』
じぃじたちも苦笑いで謝ってます。待たせてごめんね。
『空の魔石のぉ』
『洞窟の奥にいくつかあったかの?』
『洞窟の奥にもあった気もするが…のぉ、ケルピーよ、滝つぼはどうかのぉ』
『あぁ、上流にある滝か。そうだの、あるかもしれんの』
『じゃあ、ひとっ走り行ってこい。主なら一瞬じゃろ?ワシはこやつらを洞窟の奥に案内するかのぉ』
『そうだの。行ってくるか。久々に翔けてこようかの』
さすがです。話し方はのんびりなのに、話し合いはどんどん進みます。
『じじい、わざわざ行ってくれるのか?すまん』
ギン様もさすがにいつものギン様に戻りました。呼び方はじじいのままだけど。
『なぁに、若い者のために出来ることがあるならば、してやらねばの。それにたまには体を動かさねば鈍ってしまうからの。いい機会だ。ほっほっ』
じぃじ!いい人!かっこいい!
『じぃじ、ありがとう。気をつけてね~』
「じぃじ、あいがちょ、まっちぇりゅにぇ」
ハクとお礼を言います。
『ほっほ。ありがとの。なぁに、この爺にかかれば滝までなどすぐじゃ。すぐにもどってくるからの』
じぃじ、ステキじぃじです!
「あい!いってらっちゃい!」
『じぃじ 待ってるね~』
『『『『行ってらっしゃ~い』』』』
みんなでお見送りです。
『ほっほ。可愛い見送りで嬉しいの。では、行ってくるからの。亀よ、頼むの』
『わかっとるわ。はよ行けぇ』
『ほっほ。じゃあの』
そう言ってじぃじはあっとゆう間に見えなくなりました。
「しゅご~い」
『はやいね~』
おじいちゃんじゃない~。
『さぁ、では行くかのぉ。ついてくるのじゃ。頭や足下に気をつけてのぉ』
「あ~い!」
『は~い!』
『よろしく頼む』
『『『『しゅっぱ~つ!』』』』
こっちも出発です!
わ~い♪洞窟探検だ~♪
応援ありがとうございます!
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